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2009年02月28日(土) 23時59分59秒

2009年2月の読後感想アーカイブ

テーマ:月刊『後感』

◆今月のアクセスランキング

総合ランキング:
29146位/4379615人中 (0.66%)前月からの比=0.14%
ジャンルランキング:
178位/13968人中 (1.27%)前月からの比=-0.18%

◆検索ワードTOP10

1 書評 7.2%
2 伊坂幸太郎 4.4%
3 あらすじ 4.1%
4 乾くるみ 2.6%
5 感想 2.5%
6 砂漠 2.2%
7 ランキング 2.2%
8 しあわせの書 1.9%
9 さくら 1.6%
10 ネタバレ 1.6%


◆2009年2月のランキング

個人的な予想のとおり、2月の読了数は8冊。
極めて少ないです。
といいつつ、いろいろ本は読んでおるわけなのですが、
こちらでご紹介するものではないということで割愛しているのです。

ということで、2月の第1位は、人気作家さんの短編アンソロジー「Story Seller」。
第2段を楽しみにしております。

第1位;「Story Seller」 新潮社ストーリーセラー編集部編
;エンターテイメント小説;2009年02月21日(土) 17時33分57秒

Story Seller (新潮文庫)

¥860
Amazon.co.jp

第2位;「空へ向かう花」 小路幸也
;エンターテイメント小説;2009年02月07日(土) 22時23分23秒

空へ向かう花/小路 幸也

¥1,575
Amazon.co.jp


第3位;「食堂かたつむり」 小川糸
;エンターテイメント小説;2009年02月18日(水) 21時13分46秒

食堂かたつむり/小川 糸

¥1,365
Amazon.co.jp

第4位;「階段途中のビッグ・ノイズ」 越谷オサム
;エンターテイメント小説;2009年02月09日(月) 21時17分58秒

第5位;「ちょいな人々」 荻原浩
;エンターテイメント小説;2009年02月28日(土) 01時20分54秒

第6位;「掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南」 輪渡颯介
;エンターテイメント小説;2009年02月01日(日) 21時18分47秒

第7位;「不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界」 西尾維新
;エンターテイメント小説;2009年02月15日(日) 18時46分00秒

第8位;「毒草師 QED Another Story」 高田崇史
;エンターテイメント小説;2009年02月08日(日) 21時52分21秒

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2009年02月28日(土) 01時20分54秒

「ちょいな人々」 荻原浩 2009-018

テーマ:--荻原浩
荻原浩氏「ちょいな人々」読了しました。

amazonリンク
ちょいな人々/荻原 浩
¥1,600
Amazon.co.jp
出版元
文藝春秋
初版刊行年月
2008/10
著者/編者
荻原浩
総評
21点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:4点 
装丁:3点

あらすじ
隣の庭木を憎む主婦、脱サラした占い師、いじめられっ子と一緒に復讐する相談員など、ちょっと変でちょっと可哀そうな人達のお話<<Amazonより抜粋>>


7つの短編が所収されています。
氏のユーモアセンスが全面に出ている短編集です。

一方で「明日の記憶」のようなものも書き、一方でこういう短編も書けてしまうという点は、良い意味で読者を裏切ってくれる作者であるといえるでしょう。

7つの短編すべてが、ユニークな設定であり、そこに登場する人物も、個性的な人。
そして、きっちり物語は収束し、誰も困らずに終わる。

これらを統合して、極めて厳しい言い方をすれば「ありがちなユーモア小説」となってしまいますが、ちょっと他の作者と違うような気もするわけです。

個人的には「犬猫語完全翻訳機」とその続編にある「正直メール」が好きでした。


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2009年02月21日(土) 17時33分57秒

「Story Seller」 新潮社ストーリーセラー編集部編 2009-017

テーマ:★読後感想:作家別【その他】
読前感想なき読後感想
購入本です。

新潮社ストーリーセラー編集部編「Story Seller」読了しました。

所収している作家さんは以下の方々です。
伊坂幸太郎、近藤史恵、有川浩、米澤穂信、佐藤友哉、道尾秀介、本多孝好。

amazonリンク
Story Seller (新潮文庫)
¥860
Amazon.co.jp
出版元
新潮文庫
初版刊行年月
2009/02
著者/編者
新潮社ストーリーセラー編集部編
総評
24点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:5点 
読了感:4点 
ぐいぐい:5点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
これぞ「物語」のドリームチーム。日本のエンターテインメント界を代表する7人が、読み切り小説で競演!短編並の長さで読み応えは長編並、という作品がズラリと並びました。まさに永久保存版アンソロジー。どこから読んでも、極上の読書体験が待つことをお約束します。お気に入りの作家から読むも良し、新しい出会いを探すも良し。著作リストも完備して、新規開拓の入門書としても最適。 <<Amazonより抜粋>>



個人的な感覚も、あらすじのとおり、この作家陣、現代における「物語」のドリームチームではないかと思いました。
もともと、雑誌(小説新潮の別冊)だったのですが、たまたま本屋で文庫化されているのを知り、即購入させてもらいました。

実は購入したそもそもの目的は、「空いた時間にちょこちょこ読む用」だったわけで、一気に読むつもりもなかったのですが、読み始めてしまうと、その短編が終わるまでは止まらないといった具合で、結果7回に分けて、かなりのスピードで読破してしまったわけです。

そして大満足。
物語の途中で差し込まれている挿絵(?)も、ちょうど場面展開のところで用いられていて、とても良かった
です。あれは新しいやり方かもしれません。

以下の作品が所収されています。
長くなりますが、せっかくなのでそれぞれをちょっとずつご紹介と感想を。

◆「首折り男の周辺」伊坂幸太郎
伊坂氏の得意とする時系列トリックもある短編。こう書くとネタバレになってしまいますが、実はそれだけでは分かりません。登場人物の視点を変えながら、同一線上にある物語を並行して語るところは、ラッシュライフと同じ手法です。ただ、やっぱり伊坂氏は上手です。そして、うまくなりました。
それぞれの物語の繋ぎの部分に並々ならぬ注意を払っているように思いました。
個人的にはここに登場する大藪の過去の物語が長編あたりになると面白いなと思いました。

◆「プロントンの中の孤独」近藤史恵
同氏の作品「サクリファイス 」の外伝のようです。それを知らずに読み始めて、なんとなく似ているなと思っていましたが、まさか「サクリファイス」のあの人の物語と分かったときは、ちょっとうれしくなってしまいました。
「サクリファイス」同様、キャラクターの立ち位置が良いのですよね。プロになってからあまり芽がでない主人公がいて、その主人公と同じ時期にチームに入ってきた実力のある若手がいて、チームの顔となっているスターがいる。
あれだけのフォーメーションならどんな展開でも面白くなるんじゃないかとか思うわけです。で、やっぱり面白かった。

◆「ストーリー・セラー」有川浩
有川氏というと、「図書館戦争」やその他中短編でいわゆる「恋愛モノ」を得意とする作家さんという認識でしたが、この作品でもっと深い思いを綺麗に描けるなと感じました。純粋に良い話です。そして切ない話です。
感想が他より短いのですが、一番感動した作品でした。

◆「玉野五十鈴の誉れ」米澤穂信
物語り全体を包み込む設定。この設定は秀逸でした。
読んでいただきたいので、これ以上触れませんが、いわゆる「昼ドラ」の要素もありつつ、「土曜サスペンス」の要素も織り交ぜつつといった感じです。たまらない人にはたまらない。また、このたまらなさに拍車を掛けて、文章そのものも非常に人にやさしい印象をうけました。

◆「333のテッペン」佐藤友哉
佐藤氏ここにありといった感じの作品です。「鏡サーガ」の頃に比べて、やっぱりうまくなりました。東京タワーという象徴的なシチュエーションも非常に興味深いですね。333とは東京タワーの高さなのですが、あえてこのタイミングで「東京タワー」ってのが良いわけです。また個人的にはコンビニのバイトの子がいい味出していて好きです。

◆「光の箱」道尾秀介
道尾氏らしい作品。こちらもミステリー仕立てになっているのですが「赤鼻のトナカイ」と「ママがサンタにキスをした」をモチーフに男女の関係を描いています。これは途中でやめられないのです。

◆「ここじゃない場所」本多孝好
意外でした。でも面白かった。「普通が嫌い」と感じている女子学生を主人公にし、彼女が身の回りで起こってしまう、望んでいた「非日常」に対峙したとき、どういう風に思うか?
普通であることの素晴らしさみたいなものを私達に教えてくれる作品です。物語は収束しますが、いくつかの謎も残っています、特に「非日常担当」の3兄弟の別作品(あとアゲハとか)とか読みたいですね。


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2009年02月18日(水) 21時13分46秒

「食堂かたつむり」 小川糸 2009-016

テーマ:★読後感想:作家別【あ・か行】
小川糸氏「食堂かたつむり」読了しました。

amazonリンク
食堂かたつむり/小川 糸
¥1,365
Amazon.co.jp
出版元
ポプラ社
初版刊行年月
2008/01
著者/編者
小川糸
総評
23点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:5点 
読了感:4点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
料理の神様、お願いします――衝撃的な失恋のあと、倫子は故郷に戻り実家の離れで食堂を始める。ある噂とともに店は評判になるが。家、家財、声──全てを失って、はじめたのはメニューのない食堂。三ツ星新人作家登場!心もおなかも温まる、読んでおいしい物語。<<紀伊国屋Bookwebより抜粋>>


主人公・倫子の一人称で物語が進みます。
あらすじのとおりの展開であり、「食堂かたつむり」で起こるエピソードを描きます。
後半は、倫子の過去にある「とある壁」について触れ、それが見事に昇華されるという展開です。

非常に興味深く読みました。
特に物語が加速する後半については、とても好印象でした。
どうしてもこの手の物語はその風景や光景が主眼にあって、結局「雰囲気で終わってしまう」ところもあって、それはそれでよいのですが、物足りなさもあります。
そのような点においては、きっちりの物語が存在するということです。

なんだか素人の勝手な想像ですが、食堂かたつむりのエピソード(中盤)あたりは、例えばこれが倫子の視点ではなく、食事をする側の視点で物語が進むと、何か面白くなったりするだろうか?とか思いながら読みました。

寡黙なシェフ。
気持ちのこもった料理。

そういうことを外側から見せることがあっても良いかもとか。

この作品のテーマは「食事」であり、「家族」であり、「家族愛」です。
そういう意味では、ありがたい作品とも言えます。
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2009年02月15日(日) 18時46分00秒

「不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界」 西尾維新 2009-015

テーマ:--西尾維新
西尾維新氏「不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界」読了しました。

amazonリンク
不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)/西尾 維新
¥840
Amazon.co.jp
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2008/12
著者/編者
西尾維新
総評
21点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:5点 
キャラ立ち:3点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
平和だったはずの私立千載女学園で、不可思議かつ不可解な殺人事件が起こる。そしてそこに勤務していたのは、こともあろうか倫理教師となったあの串中弔士。病院坂迷路を巻き込んだ事件から14年。探偵ごっこの犯人捜しが再び始動。犯人は一体?!これぞ世界に囲われた「きみとぼく」のための本格ミステリー。<<Amazonより抜粋>>



このシリーズ。
比較的期間を空けて刊行されます。
そのためか、キャラクター設定をまったく忘れてしまっているのですね。

で、そういう読者がこの本を「あたかも、この本を単体で読む」と、まったくもって普通の話となってしまうという好事例(?)です。

似たようなケースに「森大河(森博嗣氏のGシリーズ)」がありますが、あれは四季というとてつもないキャラクターがいることで、ある程度、繋いでいけます(ま、まったくその筋の話でないケースばかりですが)。

で、この「世界シリーズ」は、誰が主軸にあるかもわからない。(忘れてしまった)
しかも、この物語だけに関して言えば、「14年後」という世界だったりします。

立て続けに読み直してみれば、それなりの深さであったり、それなりの伏線だったりに気がついて、そういう付加価値部分で楽しめる要素があるのだと思います。

そういう意味では、「図書館借り」をしてはいけない種のシリーズだったりします。
なので、今までの感想はまったくもって私個人の問題ですので、気にしないでください。

といいつつ、一言触れておくと。


「ミステリーの内容が凡庸。」

次回シリーズ最終話とのことで、ほとぼりが冷めたら、たて続きに読んでみようと思ったりします。

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2009年02月14日(土) 22時17分49秒

2009/2/14に借りた本

テーマ:読前感想
昨日の夜あたりから、急に暖かくなりました。
なんだかちょっと気持ち悪いくらい暖かいです。

で、寒の戻りってのもあるはずで、風邪をひいたりしちゃうのですね。

ということで、バレンタインデーの本日。
予約本3冊を含め、6冊の借り出しです。

題名
不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界
読了可能性
★★★★☆
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2008/12
著者/編者
西尾維新
読前感想
予約本1冊目。西尾氏の「世界シリーズ」です。このシリーズって登場人物のキャラを忘れがちです。読んでいくうちに思い出せればよいのですけど。
読後感想リンク


題名
食堂かたつむり
読了可能性
★★★★☆
出版元
ポプラ社
初版刊行年月
2008/01
著者/編者
小川糸
読前感想
予約本2冊目。随分待ちまして、ようやく借り出せました。そこそこ評判が良かったと思います。期待大。
読後感想リンク


題名
ちょいな人々
読了可能性
★★★★☆
出版元
文藝春秋
初版刊行年月
2008/10
著者/編者
荻原浩
読前感想
予約本3冊目。コンスタントに発表してくださる荻原氏の作品。どうやら短篇集のようです。
読後感想リンク


題名
ユージニア
読了可能性
★★★☆☆
出版元
角川書店
初版刊行年月
2005/02
著者/編者
恩田陸
読前感想
前々から気になっていましたので借り出してみました。予約本を速やかに読破し、読んでみたいところです。
読後感想リンク


題名
サイゴン・タンゴ・カフェ
読了可能性
★★★☆☆
出版元
角川書店
初版刊行年月
2008/02
著者/編者
中山可穂
読前感想
「新刊本コーナー」から借り出してみました。まったくの前提知識なしです。
読後感想リンク


題名
成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
光文社
初版刊行年月
2008/08
著者/編者
水野俊哉
読前感想
仕事用です。
読後感想リンク


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2009年02月09日(月) 21時17分58秒

「階段途中のビッグ・ノイズ」 越谷オサム 2009-014

テーマ:★読後感想:作家別【あ・か行】
越谷オサム氏「階段途中のビッグ・ノイズ」読了しました。

amazonリンク
階段途中のビッグ・ノイズ/越谷 オサム
¥1,575
Amazon.co.jp
出版元
幻冬舎
初版刊行年月
2006/10
著者/編者
越谷オサム
総評
23点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:5点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
暑い夏、無意味に熱かった僕たち、ビールなんて苦くて飲めなかったあの頃―。だめな先輩のせいで、伝統ある軽音楽部が廃部になってしまう。がけっぷちに立たされても、啓人は煮え切らなかった。しかし、幽霊部員だった伸太郎に引きずられ…。太ももが眩しい同級生への恋、頼りにならない顧問、不協和音ばかりの仲間たち。四面楚歌の状況で、啓人は「一発ドカンと」やれるのか!?振り返れば、すべてが懐かしく、愛しい。 <<Amazonより抜粋>>


まず、分かりやすいです。

本帯にもありましたが、「ウォーターボーイズ」であり「スイングガールズ」なのです。
それの「軽音楽部」版なわけです。

青春物語・成長物語という面が前面に出ていますが、一方で、「権力」とどう対峙していくかといったちょっと骨ばったところもあり、好印象でした。

そういうやりとりの中で、若者が持つ特有の「生き方」と、教師という役割を与えられた大人達の「生き方」の両面が見えるわけです。

いわゆる「十代の若さ故の云々」のみならず「正しい大人のあり方」を描こうとしている作品なのですね。

ラストの持って行き方も好印象でした。
それなりの「難局」がありつつ、それも強みとして持っていく常套なラスト。
なんというか、こういう「当たり前」の終わり方ってのもいいもんです。

ふと思いましたが、これを十代で読んでいたら、また印象が違うかもしれません。
同著者の他作品も気になりました。
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2009年02月08日(日) 21時52分21秒

「毒草師 QED Another Story」 高田崇史 2009-013

テーマ:--高田崇史
高田崇史氏「毒草師 QED Another Story」読了しました。

amazonリンク
毒草師―QED Another Story (講談社ノベルス)/高田 崇史
¥903
Amazon.co.jp
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2008/04
著者/編者
高田崇史
総評
20点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:3点 
キャラ立ち:3点 
意外性:4点 
装丁:4点

あらすじ
「一つ目の鬼を見た」と言い残して、名家・鬼田山家の人々は施錠された離れから次々と失踪した。さらに長男・柊也が毒殺されて捜査は混乱する。そこへ古今東西の薬と毒に精通する“毒草師”と名乗る御名形が現れ、『伊勢物語』になぞらえて一族の忌まわしき秘密と真相を暴く。QEDシリーズ一の曲者、御名形史紋の推理が冴える。 <<Amazonより抜粋>>


通常の「QEDシリーズ」というのは、「歴史検証小説」とか「歴史探訪」といった要素が強く、対して「実際に起きる事件」についてはあまり印象がありません。

で、そのシリーズのスピンオフとしての本書。

まず、はっきりと区別できるのは、「事件性が強い」という点。
ミステリーの王道の密室事件であり、王道の不可思議な家族とその怨念にスポットが当たっているわけです。

そこに御名形が絡んで、通常シリーズの歴史検証(今回は「伊勢物語」)と、キャラクターに沿った形での「毒草」の話が混ざりこみます。

なんというか、ちょっと新鮮ではありました。

ただ、主人公・御名形のキャラクター設定が甘いような気がしました。
似たような人が、近くにいそうなのですね。

やっぱり祟とのやり取りってのが良いのかも知れません。



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2009年02月07日(土) 22時23分23秒

「空へ向かう花」 小路幸也 2009-012

テーマ:--小路幸也
小路幸也氏「空へ向かう花」読了しました。

amazonリンク
空へ向かう花/小路 幸也
¥1,575
Amazon.co.jp
出版元
講談社
初版刊行年月
2008/09
著者/編者
少路幸也
総評
23点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:5点 
読了感:4点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
ハルとカホは違う小学校に通う、六年生。接点などなかったふたりが、運命のいたずらによって引き寄せられる。心に傷を負った少年、少女、そして彼らを見守る大人たち。それぞれが懸命に、前を向いて歩いていく―。 <<Amazonより抜粋>>


良い小説でした。
あらすじにあるとおり、ハルとカホの物語です。
物語の展開としては主人公格であるハルとカホ、それから彼らと関係する大人2人(キッペイ・イザ)の視点で、進行します。
なかなか面白かったのは、章のタイトルが、「○○と●●(彼らの一人称表現と、登場人物の呼び名)」となっている点。

例えば、「わたしと、ハル」・「俺と、イザさん」・「私と、坊主」といった具合。
このような構成で物語が進んでいきます。

氏の得意とする「ジュブナイル系」と思いきや、主人公格である2人の子供が背負うものはあまりにも大きいです。関係する大人たちにも「耐えることができない」であろう大きなものを背負いながら、彼ら2人はあくまでも子供として、素直にそして純粋に生きていく。
そういった物語です。

ハルが背負い続けてしまった(その後も背負い続けるであろう)ことについて、詳細が触れられなかった点については賛否両論があるかもしれませんが、私自身は好きでした。

最後の最後に、イザの過去も明らかになり、主たる登場人物ではキッペイだけが比較的「まっとうな人生」を送っているように見えますが、読み手は彼の視点になりかわって、感情移入することができるので、非常に良い位置にあると思いました。
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2009年02月02日(月) 21時14分46秒

1月のアーカイヴを1月31日23時59分で、今リリースしました。

テーマ:ブログ
1月のアーカイヴを1月31日23時59分で、今リリースしました。足あと

ということで、下記URLでございますです。

http://ameblo.jp/sasugakiya-hit/entry-10201453182.html
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