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2008年10月31日(金) 23時59分59秒

2008年10月の読後感想アーカイブ

テーマ:月刊『後感』


◆今月のアクセスランキング

総合ランキング:
14833位/3643415人中 (0.40%)前月からの比=-0.17%
ジャンルランキング:
96位/13165人中 (0.72%)前月からの比=-0.24%

◆検索ワードTOP10

1 乾くるみ 7.7%
2 書評 5.7%
3 感想 4.7%
4 伊坂幸太郎 4.5%
5 あらすじ 3.7%
6 ネタバレ 3.5%
7 イニシエーションラブ 3.2%
8 イニシエーション・ラブ 2.5%
9 モダンタイムス 2%
10 砂漠 1.7%


◆2008年10月のランキング

「読書の秋」、さらに調子づいて16冊の読了です。
昔のペースに戻ってきました。
うれしい限りです。

10月の1位はやっぱり伊坂氏「モダンタイムス」。
また、今月は3位が2つあります。

「収穫の秋」ともいえます。

第1位;「モダンタイムス」 伊坂幸太郎
;エンターテイメント小説;2008年10月26日(日) 15時19分55秒

モダンタイムス (Morning NOVELS)/伊坂 幸太郎
¥1,785
Amazon.co.jp

第2位;「のぼうの城」 和田竜
;エンターテイメント小説;2008年10月07日(火) 22時21分15秒

のぼうの城/和田 竜

¥1,575
Amazon.co.jp

第3位;「青い鳥」 重松清
;エンターテイメント小説;2008年10月05日(日) 21時27分00秒

青い鳥/重松 清

¥1,680
Amazon.co.jp

第3位;「エクサバイト」 服部真澄
;エンターテイメント小説;2008年10月19日(日) 21時37分46秒

エクサバイト/服部 真澄

¥1,785
Amazon.co.jp

第5位;「ラブコメ今昔」 有川浩
;エンターテイメント小説;2008年10月30日(木) 22時09分11秒

第6位;「アンテナ」 田口ランディ
;エンターテイメント小説;2008年10月10日(金) 21時39分57秒

第7位;「黄昏の百合の骨」 恩田陸
;エンターテイメント小説;2008年10月02日(木) 21時10分44秒

第8位;「鼓笛隊の襲来」 三崎亜記
;エンターテイメント小説;2008年10月08日(水) 21時12分22秒

第9位;「地球人類最後の事件」 浦賀和宏
;エンターテイメント小説;2008年10月01日(水) 23時15分35秒

第10位;「ドリームタイム」 田口ランディ
;エンターテイメント小説;2008年10月25日(土) 00時21分16秒

第11位;「こうふくあかの」 西加奈
;エンターテイメント小説;2008年10月11日(土) 21時01分17秒

第12位;「亜玖夢博士の経済入門」 橘玲
;エンターテイメント小説;2008年10月12日(日) 18時24分18秒

第13位;「こうふくみどりの」 西加奈子
;エンターテイメント小説;2008年10月14日(火) 20時05分59秒

第14位;「THE QUIZ」 椙本孝思
;エンターテイメント小説;2008年10月18日(土) 01時28分29秒

第15位;「縁切り神社」 田口ランディ
;エンターテイメント小説;2008年10月18日(土) 22時06分16秒

第16位;「インシテミル」 米澤穂信
;エンターテイメント小説;2008年10月16日(木) 22時47分19秒
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2008年10月30日(木) 22時09分11秒

「ラブコメ今昔」 有川浩 2008-122

テーマ:--有川浩
有川浩氏「ラブコメ今昔」 読了しました。

amazonリンク
ラブコメ今昔/有川 浩
¥1,470
Amazon.co.jp
出版元
角川書店
初版刊行年月
2008/06
著者/編者
有川浩
総評
23点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:4点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
乙女だっておっさんだってオタクだって人妻だって、恋がなければ生きてゆけない。ベタ甘ラブに耐性のない方お断り(もしくはこの機会に溺れてみる?)。の最強短編集。 <<Amazonより抜粋>>



有川氏得意の自衛隊制服系ラブストーリー短編が6話所収されています。

全体を通じて思ったのは、そんなに甘くないってところが好感触なのですね。
たぶんこれは「自衛隊」という特殊(そうでもないけど)な職業に就いている人々の姿を描いているからだと思いました。

明日、死ぬかもしれない。
常に危険と隣り合わせ。

そういった境遇にある彼らの物語であるというところが、普通のラブストーリと違うんですよね。
要するにベースが違う。
だから、確かに甘い物語ばかりで、胸焼けしそうになるところ、ぐっと読み込める。
そう思いました。

◆ラブコメ今昔
◆軍事とオタクと彼
◆広報官、走る!
◆青い衝撃
◆秘め事
◆ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編~

個人的には「秘め事」が良かったです。
あくまでも現代の話なのに、古き良き時代の禁じられた恋って感じなのです。
と、これまた古い言い回しですみません。

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2008年10月30日(木) 22時00分18秒

2008/10/25に借りた本

テーマ:読前感想
大変過ごしやすい季節です。
もうもう、がんがん読めますね本。

ということで、予約本1冊含む全8冊の借り出しです。

題名
ラブコメ今昔
読了可能性
★★★★☆
出版元
角川書店
初版刊行年月
2008/06
著者/編者
有川浩
読前感想
予約本です。「図書館戦争」の有川氏の短篇集です。タイトルの通り作品群なのでしょうけど、不思議と嫌味じゃないのが特徴ですね。
読後感想リンク


題名
7days in BALI
読了可能性
★★★★☆
出版元
筑摩書房
初版刊行年月
2002/09
著者/編者
田口ランディ
読前感想
最近マイブームの田口ランディ氏。長編小説を借り出してみました。
読後感想リンク


題名
さよならの空
読了可能性
★★★☆☆
出版元
角川書店
初版刊行年月
2005/03
著者/編者
朱川湊人
読前感想
一般の書棚より見つけました。なんというか「これ」って思ったのです。こういうのって意外にアタリだったりします。
読後感想リンク


題名
機関車先生
読了可能性
★★★☆☆
出版元
講談社
初版刊行年月
1994/06
著者/編者
伊集院静
読前感想
こちらも一般の書棚より。学園小説という本帯を見て、借りてみました。本日は「学園小説」か「時代小説」のどちらかを借り出そうと決めていたからです。
読後感想リンク


題名
仔羊の巣
読了可能性
★★★☆☆
出版元
創元推理文庫
初版刊行年月
2006/06
著者/編者
坂本司
読前感想
ちょっと前に借りた本の続編です。主人公格の依存し合う男2人がちょっと合わないなーとか思っていましたが、つい借りてしまいました。
読後感想リンク


題名
小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所
読了可能性
★★★☆☆
出版元
集英社
初版刊行年月
2007/05
著者/編者
作家アンソロジー
読前感想
随分前に本屋に平置きされていたのを見て、「おもしろそーだな」と思っていましたが、別段予約することなく今に至り、たまたま本棚にあったので借り出してみました。注目は京極夏彦氏あたりです。
読後感想リンク


題名
文学賞メッタ斬り たいへんよくできました編
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
株式会社パルコ
初版刊行年月
2008/05
著者/編者
大森望 豊崎由美
読前感想
恒例のメッタ斬りです。どちらかといえば今後の本選びに利用していたりするので、大変有用です。
読後感想リンク


題名
考える技術
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
講談社
初版刊行年月
2004/11
著者/編者
大前研一
読前感想
会社用です。
読後感想リンク


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2008年10月26日(日) 15時19分55秒

「モダンタイムス」 伊坂幸太郎 2008-121

テーマ:--伊坂幸太郎
久しぶりの読前感想なき読後感想、「購入本」の登場です。

案の定、伊坂幸太郎氏の最新刊「モダンタイムス」。
読了しました。

amazonリンク
モダンタイムス (Morning NOVELS)/伊坂 幸太郎
¥1,785
Amazon.co.jp
出版元
講談社
初版刊行年月
2008/10
著者/編者
伊坂幸太郎
総評
25点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:5点 
意外性:4点 
装丁:5点

あらすじ
漫画週刊誌「モーニング」で連載された伊坂作品最長1200枚。検索から、監視が始まる。漫画週刊誌「モーニング」で連載された伊坂作品 最長1200枚!

岡本猛はいきなり現われ脅す。「勇気はあるか?」
五反田正臣は警告する。「見て見ぬふりも勇気だ」
渡辺拓海は言う。「勇気は実家に忘れてきました」
大石倉之助は訝る。「ちょっと異常な気がします」
井坂好太郎は嘯く。「人生は要約できねえんだよ」

<<紀伊国屋Bookwebより抜粋>>



あらすじにもありますが、週刊誌に連載されていたものを単行本化したようです。
氏のあとがきにもあるように、それを意識した物語の展開であって、普段より「収束感」をきっちり描く氏の作品の中では極めて「より収束感のある作品」であると感じました。
刻んでくるんですね、連載だから。

同じモチーフ・テーマで長編書き下ろしであったのであれば、まったく作品としての色合いが違うんじゃないかと思ったりもしました。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


本書は既刊の「魔王(所収されているのは「魔王」と「呼吸」という2編の中編)」の正統な続編です。
続編でありますが、(たぶん)そこから50年あまり後の世界、前作の主人公であり、安藤潤也(「呼吸」)が「影」として登場する世界です。


なので、本書単独でも十分楽しめる作品となっています。
また、本書を読んでから、前作(しかも「呼吸」→「魔王」と時代を遡るように)を読んでも、まったく違う世界が見えて面白いんじゃないかと思いました。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


さて、本文の感想です。
今までの作品に見られる、物語全体の「疾走感」や、登場人物の間で交わされる「小気味よい対話」、それから「お洒落な地文」は残しつつ、前述したように、より鮮明に物語性を強調した作品です。

「検索から監視が始まる」。

本帯にあるとおり、あるシステム開発会社の社員である渡辺拓海が、ただただ引き受けた仕事によって事件に巻き込まれるという物語です。
同僚・先輩・友人・恐妻、そして過去の事件・安藤商会など。様々な人、いろんなものがないまぜになって物語を牽引し、それぞれがきっちりと役割を持って展開していきます。

謎解きの要素もあり、読み手を飽きさせることはありません。
やっぱりこのあたりはうまい
ですよね。
苦労の末に、ヒントを見つけて、真実に近づくという快感を読み手は登場人物と一緒に味わえるようになっています。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


また、本書においては多少のグロテスクな描写があります。
この辺りも新機軸として大いに賞賛します。
人の痛みのようなもの、そういったものは今までの作品ではあまり見られなかったので、新鮮であり、今後も期待できます。(決してそういうのが好きなわけではありませんが)


ただ、ラストあたりの政治家・永島丈の告白から、物語が急に色あせたように見えてしまったのも事実です。
どこにラストを持っていくかという点においては、やはり「連載小説の責任」のようなものがあったのではと思いました。
もっとあいまいに終わらせてもよかったんじゃないかなと思うのです。
それこそ本書でとある登場人物が言っていた「そういうもの」になってしまったような気がしました。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


ともはれ、ゴールデンスランバーで本屋大賞を受賞した氏の作品が、リアルタイムで購入に読めるということに感謝しなければなりません。
次の作品にももちろん期待します。

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2008年10月25日(土) 00時21分16秒

「ドリームタイム」 田口ランディ 2008-120

テーマ:★読後感想:作家別【さ・た行】
田口ランディ氏「ドリームタイム」読了しました。
 
amazonリンク
ドリームタイム/田口 ランディ
¥1,500
Amazon.co.jp
出版元
文藝春秋
初版刊行年月
2005/02
著者/編者
田口ランディ
総評
21点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
ピエロ男、トイレの神様、フリーダ・カーロの女が現われ…。この地球に起っている、言葉では絶対に説明できない13の夜の物語。『文学界』連載に書き下ろし1編を加えて単行本化。 <<Amazonより抜粋>>



13編の短編が所収されております。

■ピエロ男
■シェルター
■闇のなかの女
■読書
■肉の花
■ゾンビの写真
■生け贄
■ウタキの青い蝶
■トイレの神様
■繭のシールド
■私に似たひと
■指
■不知火の夜

前回読んだ「縁切り神社 」はちょっとイマイチだったのですが、こちらの短編は”読み手のコツ”のようなものを掴みました。
要するに「小説と思うのではなく、エッセイと思えば良い」のです。

氏自らの体験している事柄を、小説化していると信じれば良いのです。

そう考え読めば、すごいエッセイと思うのですね。
そういう構えで、読めば良いんだねと、ただただ前向きに捉えれば良いのです。
スピリチュアルな話も、すごいエッセイだと思えばすごいのです。
ちょっと不思議な話も、ものすごい稀有な体験をしている方のすごいエッセイだと思えばよいのです。

仮にそれがフィクションであろうとなかろうと、読み手がそう思えば良い。そういうことです。

よかったよかった。

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2008年10月19日(日) 21時37分46秒

「エクサバイト」 服部真澄 2008-119

テーマ:★読後感想:作家別【な・は行】
服部真澄氏「エクサバイト」読了しました。

amazonリンク
エクサバイト/服部 真澄
¥1,785
Amazon.co.jp
出版元
角川書店
初版刊行年月
2008/01
著者/編者
服部真澄
総評
25点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:5点 
キャラ立ち:4点 
意外性:5点 
装丁:4点

あらすじ
次世代メディア「ユニット」によって、一躍、時代の寵児となった映像プロデューサー。彼に持ちかけられた新ビジネスは、歴史を一変させてしまうような壮大なプロジェクトだった。だがそこには、恐るべき罠が待ち受けていた…。 <<Amazonより抜粋>>



純粋に面白かったですね。

科学的考証とか裏付けとか、どうしたってしたくなるのですが、これはSFなのです。
だから、フィクションとしてその物語性を読み取るだけでも良いのです。

そういう意味では、近年の近未来小説の中では、エンターテイメント性の高い部類に入るほどの作品ではないかと感じました。

ハリウッド映画になっても面白いかもしれませんね。

私自身の嗜好だったりするのですが、例えば、椎名誠氏の描く近未来SFってのが昔から好きなのですけど、あちらは「世界観」を魅せてくるに対して、こちらは、「物語性」を魅せてくれています。

冒頭の植物人間となってしまったものの主観的な独白に始まり、一介の映像プロデューサーであるナカジ目線で、読み手は、世界の壮大なプランを知ることなります。
その後、母の死というプライベートな物語が挟み込まれたと思いきや、この物語がよりメインストリームを拡大せしめるような展開になっていきます。

抜け目のない展開です。
そして、第四章で、世界と同じくらいに深くおぞましい人の欲のようなものを突きつけられて、物語は終わります。

間違いなく、近未来SFエンターテイメント好きの方にはオススメです。
本をあまり読んだことのない方にも、読みやすいと思います。

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2008年10月18日(土) 22時06分16秒

「縁切り神社」 田口ランディ 2008-118

テーマ:★読後感想:作家別【さ・た行】
田口ランディ氏「縁切り神社」読了しました。 

amazonリンク
縁切り神社 (幻冬舎文庫)/田口 ランディ
¥520
Amazon.co.jp
出版元
幻冬舎文庫
初版刊行年月
2001/02
著者/編者
田口ランディ
総評
19点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
京都の奇妙な神社に迷い込んだ私は、一枚の絵馬に気づき、ぞっとした。「水野季実子と深田拓也の悪縁が切れますように」―水野季実子とは、まさしく私。深田拓也とは、私が一カ月前まで付きあっていた男。いったい誰が、なぜ…?表題作「縁切り神社」他、男女のリアルで意外な一幕を描く傑作・恋愛小説集!文庫オリジナル。<<Amazonより抜粋>>



「コンセント」「アンテナ」「モザイク」と読了したので、短編集はどうだろうということで借りてみました。

まだ短編はこの1冊しか読んでいないので、何ともいえませんが、長編が良いな~と率直に思いました。
もう少し辛口に言わせてもらえれば、「これは小説なのかしらん?」というレベル
もっともっと言わせてもらえれば、「短編としてはどうだろ?」といった感じなのです。

ごめんなさい。

私自身が男性であるからなのかもしれませんが、女性には共感を得ることのできる部分にやっぱり「?」が残るようなそういう物語なのです、全般的に。

それぞれの物語の終わり方が、中途半端といえば中途半端。
仮に中途半端であったとしても、「含み」のある中途半端であれば、良いのですが、残念ながら、それもあまり感じられない。

例えば、猛烈な氏のファンであるならば、受け入れられる物語群だったりするんだろうなと思うのです。
いわば「上級者向け」なのでしょうかね。

フラットに受け止めると、散々にしてしまった前述の感想のみになってしまいます。

ただ、ただの食わず嫌いにならないよう、もう1冊、氏の短編集を借りたので、それも読んでみて判断してみようかと思います。

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2008年10月18日(土) 01時28分29秒

「THE QUIZ」 椙本孝思 2008-117

テーマ:★読後感想:作家別【さ・た行】
椙本孝思氏「THE QUIZ」読了しました。
 
amazonリンク
THE QUIZ/椙本 孝思
¥1,155
Amazon.co.jp
出版元
アルファポリス
初版刊行年月
2007/11
著者/編者
椙本孝思
総評
20点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:4点 
装丁:3点

あらすじ
優勝者には賞金1億円。華々しく広告された視聴者参加型の新クイズ番組。しかし、そこで待っていたのは、死と隣り合わせの残酷ゲームだった。果たして決勝に進んだ十人の回答者の運命は?そしてクイズの真の目的とは?「THE CHAT」の鬼才が放つ恐愕の異色ホラミステリー。<<紀伊国屋Bookwebより抜粋>>



こちらの本も内容的には前回、読後感想を挙げたこちら と同様に、「個人的には向いていない種類」の本でした。

若干違うのは、あちらは「もう向いていない」という過去への懐かしみがあるのに対して、こちらは「元々、向いていない」という点です。

どちらにせよ、この手の本については、なかなかどうして書評が難しいわけですね。

あ、そうそう、実はこういったデスゲーム系が好きな人にとっても、若干違和感はあるのかな~とか思ったりもします。
展開などは、「追い詰められ感」あたりが存分に出ていて良いのですが、やっぱりラストがどうかと思うわけです。
きっと賛否両論なのでしょうね。

でも、この手の本が苦手な私にとっては、このラストでようやく「(いろんな意味で)意外!!」と納得したりもするのですけどね。

ややネタバレなのですが、ラストを読みながら思ったのは、「グーグルの採用試験も面白いよね」という点でした。
そのような意味においては、なかなか時流を掴んだ物語かもしれません。

で、残念ながらそれと読み易さ以外は、「あらあら、まぁまぁ」と不感症気味な読み応えとなってしまいました。

私のまったく個人的な嗜好の問題ですので、気にしないでください。

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2008年10月16日(木) 22時47分19秒

「インシテミル」 米澤穂信 2008-116

テーマ:★読後感想:作家別【ま・や行】
米澤穂信氏「インシテミル」読了しました。

amazonリンク
インシテミル/米澤 穂信
¥1,680
Amazon.co.jp
出版元
文藝春秋
初版刊行年月
2007/08
著者/編者
米澤穂信
総評
19点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:3点 
キャラ立ち:3点 
意外性:4点 
装丁:3点

あらすじ
バイト雑誌を立ち読みしていたビンボー大学生・結城は、ひとりの少女から声をかけられて……。この夏、鮮烈なミステリーがはじまる<<Amazonより抜粋>>



もうこの手の作品は私には向いていないと、確固たる意識があります。

この手というのは、いわゆる「館シリーズ」のようなもので、それも意図的に集められて、推理合戦を繰り広げられるような種のものです。

なんというか、淋しいわけです、正直。
こういう物語を単純に楽しめない自分が淋しくてちょっと悔しいのです。

でもしょうがありません。
成長しているのか退化しているのかは分かりませんが、事実としてはっきりしているのは、「もう読めない」ということでした。

物語は複数の人が、非常に時給の高いアルバイトとしてある館に7日間監禁されて過ごすことを強いられます。
そこでは、各人にひとつずつ人を殺害することのできるアイテムが渡されたりして、いわゆるコロシアムの様子になるわけです。

探偵役とワトソン役がいて、もちろん被害者がいて犯人がいるのです。
そして、予定調和よろしく殺人が起こり、謎解きがはじまります。

なんというか「予定調和」です。
それが「謎解きのびっくり感」より強いのです。
だから、「へーそう」みたいな読了感になってしまいます。

せっかくなので、宣伝しておくと、本格モノが自分のピークの方にはもってこいの作品だと思います。

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2008年10月14日(火) 20時05分59秒

「こうふくみどりの」 西加奈子 2008-115

テーマ:★読後感想:作家別【な・は行】
西加奈子氏「こうふくみどりの」読了しました。

amazonリンク
こうふく みどりの/西 加奈子
¥1,365
Amazon.co.jp
出版元
小学館
初版刊行年月
2008/03
著者/編者
西加奈子
総評
20点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:3点 
キャラ立ち:3点 
意外性:4点 
装丁:4点

あらすじ
「こうふく」二部作、二ヶ月連続刊行!十四歳の緑が語る物語と、棟田さんという謎の中年女性が語る物語の、二つの物語で構成される本作は、「女の生きる道」を大きなテーマとし、西氏にとって挑戦作ともいえる作品です。<<Amazonより抜粋>>



こうふくあかの 」の姉妹作。

そういう触れ込みで予約して読んだあたりで、「過度な期待」をしすぎていました。

別段、びっくりするリンクがあるわけでもなく、それは作者のあとがきにでもちゃんと書かれているにも関わらず、勝手に「どんな作品なのだろう??ワクワク」とあらぬ、期待をしてしまったのが問題でした。

正式にはちゃんとリンクしているのですけど、私自身の本書に対する期待が大きすぎたということです。

単体としての物語は、大阪に住む緑の物語を中心に、その女性ばかり家族におこる様々な物語があり、彼女と転校してきたコジマケンとの話があったりします。
それなりに物語なのです。

一方、フォントの違う物語が差し込まれていて、この辺りは中盤以降にならないとはっきり「誰の物語」かは、分かりません。
で、きっちり分かる(しかも複数)のですが、ここで「この物語が差し込まれた意図」そのものが分からなくなってしまいます。

たぶん「それぞれの道」をテーマに掲げているのだとは思いますが、だとすれば、彼女達の物語でなくても良いんではないのと思ったりします。

残念ながら、主たる物語を構成する世界を別の視点からの物語で補完するまでには至らず、それをこっそり期待していた私にとっては「期待はずれ」ということになってしまうのです。

ま、何度も言いますが、あらぬ期待をかけてしまった私自身の問題です。

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