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2008年09月30日(火) 23時59分59秒

2008年9月の読後感想アーカイブ

テーマ:月刊『後感』


◆今月のアクセスランキング

総合ランキング:
19892位/3485811人中 (0.57%)前月からの比=0.12%
ジャンルランキング:
135位/12988人中 (1.03%)前月からの比=0.19%


◆検索ワードTOP10

1 乾くるみ 11.5%
2 書評 8.1%
3 あらすじ 4.4%
4 感想 3.5%
5 イニシエーションラブ 2.9%
6 ネタバレ 2.8%
7 伊坂幸太郎 2.4%
8 砂漠 2.2%
9 イニシエーション・ラブ 1.8%
10 さくら 1.1%


◆2008年9月のランキング

8月と同様、調子づいて13冊の読了です。
そんなに読んだという記憶もあまりないのもポイントです。

すっかり涼しく・・・いや肌寒くなってまいりました9月の1位は
「三月は深き紅の淵を」でした。


第1位;「三月は深き紅の淵を」 恩田陸
;エンターテイメント小説;2008年09月26日(金) 00時08分41秒

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)/恩田 陸

¥700
Amazon.co.jp


第2位;「コンセント」 田口ランディ
;エンターテイメント小説;2008年09月26日(金) 21時01分46秒

コンセント (幻冬舎文庫)/田口 ランディ

¥630
Amazon.co.jp

第3位;「きみとぼくが壊した世界」 西尾維新
;エンターテイメント小説;2008年09月02日(火) 00時30分03秒

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22)/西尾 維新

¥840
Amazon.co.jp

第4位;「モザイク」 田口ランディ
;エンターテイメント小説;2008年09月21日(日) 21時21分40秒

第5位;「初恋」 中原みすず
;エンターテイメント小説;2008年09月28日(日) 18時34分34秒

第6位;「温かな手」 石持浅海
;エンターテイメント小説;2008年09月06日(土) 18時00分58秒

第7位;「切羽へ」 井上荒野
;エンターテイメント小説;2008年09月19日(金) 00時48分27秒

第8位;「ブラフマンの埋葬」 小川洋子
;エンターテイメント小説;2008年09月03日(水) 21時22分36秒

第9位;「さいはての家 ~その他の物語」 菊池秀行
;エンターテイメント小説;2008年09月22日(月) 21時56分00秒

第10位;「青空の卵」 坂木司
;エンターテイメント小説;2008年09月13日(土) 01時26分18秒

第11位;「イッツ・オンリー・トーク」 絲山秋子
;エンターテイメント小説;2008年09月20日(土) 21時09分16秒

第12位;「奇妙な新聞記事」 ロバート.O.バトラー 樋口真理訳
;エンターテイメント小説;2008年09月23日(火) 20時56分35秒

第13位;「スチール」 織田みずほ
;エンターテイメント小説;2008年09月27日(土) 21時11分16秒

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2008年09月29日(月) 21時08分31秒

2008/9/27に借りた本

テーマ:読前感想
立て続けの借り出しです。
だいぶ涼しくなってまいりましたね。とてもありがたいことです。
読書にはもってこいの季節になってまいりました。

予約本2冊を含め、7冊の借り出しです。


題名
地球人類最後の事件
読了可能性
★★★★☆
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2008/07
著者/編者
浦賀和宏
読前感想
予約本1冊目。ようやくの八木剛士シリーズですね。ま、そういうシリーズ名を命名したかを忘れたくらいな久しぶり感ですが、何故か追ってしまうシリーズです。
読後感想リンク


題名
黄昏の百合の骨
読了可能性
★★★★☆
出版元
講談社
初版刊行年月
2004/03
著者/編者
恩田陸
読前感想
予約本2冊目。引き続き読もうと借りてみました。恩田陸作品です。
読後感想リンク


題名
アンテナ
読了可能性
★★★★☆
出版元
幻冬舎
初版刊行年月
2000/10
著者/編者
田口ランディ
読前感想
こちらも引き続きの田口ランディ氏です。
読後感想リンク


題名
青い鳥
読了可能性
★★★☆☆
出版元
新潮社
初版刊行年月
2007/07
著者/編者
重松清
読前感想
久しぶりの重松氏。なぜか「新刊本コーナー」にありました。
読後感想リンク


題名
こうふくあかの
読了可能性
★★★☆☆
出版元
小学館
初版刊行年月
2008/03
著者/編者
西加奈子
読前感想
こちらは西氏。こちらも「新刊本コーナー」から
読後感想リンク


題名
被害者は誰?
読了可能性
★★★☆☆
出版元
講談社文庫
初版刊行年月
2003/05
著者/編者
貫井徳郎
読前感想
新刊本コーナーとオススメ本コーナーの間にありました。文庫ですが、たぶん「新刊本コーナー」扱いでしょう。
読後感想リンク


題名
亜玖夢博士の経済入門
読了可能性
★★★☆☆
出版元
文藝春秋
初版刊行年月
2007/11
著者/編者
橘玲
読前感想
とりあえず借りてみました。会社用でもありませんが、なんとなく会社用だったりします。
読後感想リンク


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2008年09月28日(日) 18時34分34秒

「初恋」 中原みすず 2008-106

テーマ:★読後感想:作家別【な・は行】
中原みすず氏「初恋」読了しました。

amazonリンク
初恋/中原 みすず
¥1,680
Amazon.co.jp
出版元
リトル・モア
初版刊行年月
2002/02
著者/編者
中原みすず
総評
22点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:5点 
装丁:3点

あらすじ
雷雨の朝、白いオートバイ、18歳の少女―「三億円事件」の秘密の扉がいま静かに開かれる。 <<Amazonより抜粋>>



三億円事件という実際に起きた事件のいわゆるルポルタージュの要素もありつつ、しっかり小説になっています。
読了後にやっぱり気になって、いろいろ調べてみると、どうやら実話でないのかという話もあるようです。

ただ、個人的にはあまりこの話が事実であろうとなかろうと気になりません。

三億円事件という象徴的な事件であるものの、結局のところこの物語は「小説」としてしっかり息づいているからです。

岸と作者「中原みすず」の物語です。
事件は彼らの中の重要な事柄のひとつであり、それ以上ではありません。

60年代の若者達(私から見ればだいぶ先輩)ってのは、いろんな物語で触れることがあり、個人的にはあまり良い印象はありません。

今まで読んでいた本が方向性としてよろしくなかったのも原因ですが、どうにも「無責任」なところを感じてしまいます。

そして、結局のところ、それは60年代に関わらず、どの年代の若者達にも同様に言えることなので、やはり「特殊な時代」としての位置づけが私のどこかにこだわりとしてあるかもしれません。
もしくは、その「振り幅の自由さ」を、うらやましがっているのかもしれません。

ただ、本書はあくまでも「若き時代」について言及しており、しっかりとした物語性を持って、読み手をその世界にいざなってくれます。

ラスト間際に、重要な事実を2つ知ることができます。

その辺りも、非常に「物語」していて、収束感があり好感が持てます。

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2008年09月27日(土) 21時11分16秒

「スチール」 織田みずほ 2008-105

テーマ:★読後感想:作家別【あ・か行】
織田みずほ氏「スチール」読了しました。

amazonリンク
スチール/織田 みずほ
¥1,365
Amazon.co.jp
出版元
集英社
初版刊行年月
2003/01
著者/編者
織田みずほ
総評
19点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
男性客相手の風俗のバイトをしている十七歳の高校生怜司は、新宿の「二十四時間制ロッカールーム」のひとつを契約し、夜のひと時を狭い箱の中で過ごしていた。ある日、そこで床にただ座り続ける中年男を見かけた怜司は、次第に中年男に惹かれていく。そして住所を突きとめ、彼が経営する倉庫でバイトを始めるが、朗らかなパートの中年女性達に囲まれて、少しずつ世の中との関わりを学び、受け入れるようになる。しかし、かつて「客」だった男が国語教師として着任してきて…。第26回すばる文学賞受賞作。<<Amazonより抜粋>>



う~ん、期待が大きすぎました。

なんというか、もう少し展開があるかと思ったのですが、実はそれほどでもありません。

物語はいくつかのエピソードに分かれていて、それなりに繋がりがあり、抑揚ももちろんあって、楽しめるのですが、男性客相手の風俗のバイトをしているという主人公の立ち位置以上のインパクトがありません。

とある少年の成長物語であり、予定調和の枠は超えません。

純文学にしては、奇異を感じ、奇異であるのに純文学という感じです。

エピソードとしては、前半のロッカールームの中で過ごす主人公の描写が興味深かったです。


ただ、単に私にマッチしなかっただけなので、気にしないでください。

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2008年09月26日(金) 21時01分46秒

「コンセント」 田口ランディ 2008-104

テーマ:★読後感想:作家別【さ・た行】
田口ランディ氏「コンセント」読了しました。

amazonリンク
コンセント (幻冬舎文庫)/田口 ランディ
¥630
Amazon.co.jp
出版元
幻冬舎
初版刊行年月
2000/06
著者/編者
田口ランディ
総評
23点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:4点 
装丁:4点

あらすじ
金融雑誌の編集ライター、朝倉ユキ。彼女の兄が死んだ。2か月前から行方不明だった兄は、引きこもり、衰弱死して行ったのだ。見つかったのは無惨にも腐敗した死体。部屋に残された、コンセントに繋がれた掃除機だけが死とは裏腹な印象を残していた。兄の死とコンセント、この2つの事象が、ユキを生の追求へと駆り立てる。死んだはずの兄の姿はたびたび彼女の前に現われる。幻覚なのか現実なのか。兄は何を言わんとしているのか。その答えを見つけるべく、過去に関係のあった大学教授、国貞にカウンセリングを求めるが、心理学という学問が出す答えに疑問を抱き、オカルト的ともいえる観点にリアリティーを見いだしていく。それは、彼女の狂気を意味するのだろうか。そして、ユキがたどり着いた答えとは…。<<Amazonより抜粋>>



私が図書館から借りた単行本には本帯がついているのですが、そこにはこう書いてありました。

「僕がこの10年で読んだ中で最も上質で面白かった小説のひとつだ。 村上龍」

読了後にどういうわけか(文体もストーリ性もさほど近いものはなかったはずなのに)、村上龍に近いなと思っていたので、ちょっとびっくりしました。

ちょうど「コインロッカーベイビーズ」とか「愛と幻想のファシズム」とか、倒錯的で躍動的な作品と同じ雰囲気を感じました。

「モザイク」では「人の根源」というものを感じたのですが、当作品にも同じようなものを感じました。
主人公ユキの一人称で語られるこの物語は、読み手にとってはフィクションであることに違いないのですが、それでもなお「それを超えて」共感・共鳴できる部分があります。

きっとそれは「人というものの不安定さ」とか、そういったもののような気がします。

物語の中盤以降、主人公ユキの不安定さ(実は不安定なわけではないのですが)が、主人公自らの目線で表現されていくので、やや疲れてくるところもあります。

そこには、「解き放たれるなにか」といった崇高なテーマだけでなく、個人的には前述の「不安定さ」(そして、それを補うための生き方そのもの)を強く感じました。

そのような点においても、きっと賛否両論あるであろうラストについても、妙に納得をしてしまいました。

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2008年09月26日(金) 00時08分41秒

「三月は深き紅の淵を」 恩田陸 2008-103

テーマ:--恩田陸
恩田陸氏「三月は深き紅の淵を」読了しました。

こういうの好きです。

amazonリンク
三月は深き紅の淵を (講談社文庫)/恩田 陸
¥700
Amazon.co.jp
出版元
講談社文庫
初版刊行年月
1997/07
著者/編者
恩田陸
総評
24点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:4点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:5点 
装丁:3点

あらすじ
鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に二泊三日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、十年以上探しても見つからない稀覯本『三月は深き紅の淵を』の話。たった一人にたった一晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。<<Amazonより抜粋>>


刊行順であるなら、こちらの「三月」が先にあって、その後にこの間読んだ、「麦の海 」があるわけですが、逆に読んでしまいました。(さらにその後に「黄昏の」があるようです。)

厳密にいえば、この「三月」と「麦の海」は、続編というものでもありませんし、地続きの物語ではありませんが、この「微妙な連携」がたまらなく良いです。

4章で構成されています。
それぞれは独立した物語ですが、共通しているのは「三月は深き紅の淵を」という小説が出てくるところです。
この「三月は深き紅の淵を」という作中作(といっても紹介程度)も4編の物語で構成されていて、その1章のタイトルは、すでに刊行されている「黒と茶の幻想」だったりします。

入れ子構造になっているという点に加えて、他の章とちょっと毛色の違う4章「回転木馬」がとても興味を持ちました。
そこには後に刊行される「麦の海」の一節があり、同時に作者自身の心情が吐露
されています。

読み終えて、まっさきに思ったのは、「楽しんでいるな~」という点でした。
「物語を読むもの(読者)」の「物語を作るもの(作者)」へのあこがれのようなものを具現化した一冊だったような気がしました。

また、もう一度、再読するとまた違った印象が残ることが確約されたような物語でもありました。

この物語にまつわる別の小説も読んでみたいと思います。
そうやって、もっと「楽しんでいる感」を共有したいと思います。
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2008年09月24日(水) 23時47分37秒

2008/9/21に借りた本

テーマ:読前感想
前回借りた本が、ほぼ読み終わってしまったので、1週間での借り出しです。
個人的には、予約本である「三月は深き紅の淵を」が楽しみです。

題名
三月は深き紅の淵を
読了可能性
★★★★☆
出版元
講談社文庫
初版刊行年月
1997/07
著者/編者
恩田陸
読前感想
予約本です。この間借りた「麦の海に沈む果実」と連なりとなっている作品。確かにあちらの作品でもこのタイトル作が重要な位置にありました。楽しみです。
読後感想リンク


題名
コンセント
読了可能性
★★★★☆
出版元
幻冬舎
初版刊行年月
2000/06
著者/編者
田口ランディ
読前感想
前回借りた「モザイク」が殊の外面白かったので、電波3部作を読んでみます。ということで、その3部作の1冊目「コンセント」を借り出してみました。
読後感想リンク


題名
被爆のマリア
読了可能性
★★★★☆
出版元
文藝春秋
初版刊行年月
2006/05
著者/編者
田口ランディ
読前感想
田口ランディ氏でもう一冊。比較的新しい作品ですね。タイトルに惹かれました。
読後感想リンク


題名
初恋
読了可能性
★★★☆☆
出版元
リトル・モア
初版刊行年月
2002/02
著者/編者
中原みすず
読前感想
ふと借りてみました。何がってわけではありませんが、こういう時あります。
読後感想リンク


題名
スチール
読了可能性
★★★☆☆
出版元
集英社
初版刊行年月
2003/01
著者/編者
織田みずほ
読前感想
第26回すばる文芸賞受賞作だそうですが、こちらもふと借りてみた一冊です。
読後感想リンク


題名
チャンスがやってくる15の習慣
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
ダイヤモンド社
初版刊行年月
2007/03
著者/編者
レス・ギブリン著 渋井真帆訳
読前感想
会社用1冊目。
読後感想リンク


題名
これ、誰がデザインしたの?
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
美術出版社
初版刊行年月
2004/09
著者/編者
渡部千春
読前感想
パラパラ本です。たまにこういうデザイン系の本を借りてみたくなります。比較的精神が安定しているという証拠だったりします。以前にも借りていたようですね。
読後感想リンク


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2008年09月23日(火) 20時56分35秒

「奇妙な新聞記事」 ロバート.O.バトラー 樋口真理訳 2008-102

テーマ:★読後感想:作家別【ら・わ行】
ロバート.O.バトラー「奇妙な新聞記事」読了しました。

amazonリンク
アフィリエイト検索になし(アマゾンにはあります)
出版元
扶桑社
初版刊行年月
2002/06
著者/編者
ロバート.O.バトラー 樋口真理訳
総評
16点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:2点 
ぐいぐい:2点 
キャラ立ち:3点 
意外性:2点 
装丁:4点

あらすじ
「どうにもわけのわからぬ話だ…」沈没の瞬間を回想するうちに、自分がとうの昔に死んでいたと気づくタイタニック号の死者…。実は「ダラスの悲劇」を生き延びていたケネディ。ある事情から長らく幽閉されていた元大統領が、お忍びでジャクリーン夫人の遺品オークションに参加する…。オウムに生まれ変わって、妻の不倫の邪魔をする嫉妬深い夫の物語。生まれながらに胸にエルヴィスの顔の刺青を持って生まれた男の子と、その母親がたどる数奇な運命。扇情的な見だしで読者を惹きつける「タブロイド新聞」―この題材に想を得て、ピュリッツァー賞受賞の名手ロバート・オレン・バトラーが紡ぎだした“奇妙な味の短編”全十二作。 <<Amazonより抜粋>>


12編の短編が所収されています。
要するに日本で言うところの「東スポ」を賑わす「記事タイトル」をモチーフにした短編のようなものです。


◆「タイタニック号」乗客、ウォーターベッドの下から語る
◆夫の不倫を目撃した義眼
◆エルヴィスの刺青をつけて生まれた少年
◆クッキーコンテスト会場で自分に火をつけた女
◆オウムになって妻のもとに戻った男
◆車にひかれて淫乱になった女
◆九歳の殺し屋
◆キスで死を呼ぶ女
◆地球滅亡の日は近い
◆探しています わたしの宇宙人の恋人
◆JFK、ジャッキー・オークションにあらわる
◆「タイタニック号」生還者、バミューダ三角水域で発見さる


どれも、これも、扇情的なタイトルですが、残念ながら、物語自体は比較的凡庸。
たまたま、電車で遠くまで行く機会があって、行き帰りで読み終わってしまったので、この記事を書いていますが、もしそのような機会がなければ、間違いなく途中でやめていた・・・と思います。

一つ目の『「タイタニック号」乗客、ウォーターベッドの下から語る』と最後の『「タイタニック号」生還者、バミューダ三角水域で発見さる』が連作になっているところ以外は、どうにもこうにもな感じです。

すみません。
最近好き嫌いがはっきりしています。

ちなみに、英語のタイトルは相当イケテマス
これはこれでどこかで引用したい気分ですね。
せっかくなのでご紹介しておきます。

TABLOID DREAMS Robert Olen Butler

Titanic victim speaks through waterbed
Woman uses glass eye to spy on philandering husband
Boy born with tattoo of Elvis
Woman loses cookie bake-off, sets self on fire
Jealous husband returns in form of parrot
Woman struck by car turns into nymphomaniac
Nine-year-old boy is world's youngest hit man
Every man she kisses dies
Doomsday meteor is coming
Help me find my spaceman lover
JFK secretly attends Jackie auction
Titanic survivors found in Bermuda Triangle

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2008年09月22日(月) 21時56分00秒

「さいはての家 ~その他の物語」 菊池秀行 2008-101

テーマ:★読後感想:作家別【あ・か行】
菊池秀行氏、「さいはての家 ~その他の物語」読了しました。

amazonリンク
さいはての家 ~その他の物語/菊地 秀行
¥1,680
Amazon.co.jp
出版元
光文社
初版刊行年月
2007/05
著者/編者
菊池秀行
総評
19点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:3点 
キャラ立ち:3点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
蒐集家、獣人、魔地図、お化け屋敷…「異形」の恐怖に心、粟立つ!妖かしの名匠が贈る絶品奇譚集。<<紀伊国屋Bookwebより抜粋>>



13編の短編が所収されています。

◆思いつづけろ
◆通行人役
◆筆致
◆さいはての家
◆6分の1
◆蒐集男爵の話
◆ニッケル・オデオン
◆嫁ぐ娘へ
◆開かずの間
◆二流
◆残された地図
◆二階の家族
◆<幽剣抄>さらば、一刀流

前半4つと後半5つはしっかりとした短編であり、残り中盤の4編はショートショートです。
中盤4編を散らばすことなく、一つ束ね、しかも中盤に持ってくる辺りは読み手心理をくすぐります。

一つ一つの世界観はしっかり書かれています。
ただなんせ短い。
これがいかんせん短編集の短所なわけです。
ようやく、「お、面白そうだ」と思うとパチンと終わってしまう。

その後の世界の続きは読み手の想像(創造?)に任せられる分、自由で、面白いのですが、作品としてみた場合、どうにも責任を果たしていないようにも思えてしまうわけですね。
勝手な読み手の都合なんですが。

個人的には「思いつづけろ」の退廃的な世界観と「<幽剣抄>さらば、一刀流」の理不尽な世界観の長編を読んでみたいと思いました。

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2008年09月21日(日) 21時21分40秒

「モザイク」 田口ランディ 2008-100

テーマ:★読後感想:作家別【さ・た行】
栄えある(あるのか?)、2008年100冊目は、田口ランディ氏。
「モザイク」読了しました。
 
amazonリンク
モザイク (幻冬舎文庫)/田口 ランディ
¥630
Amazon.co.jp
出版元
幻冬舎文庫
初版刊行年月
2001/04
著者/編者
田口ランディ
総評
22点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:5点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
「移送屋」の仕事を始めて三年になるミミは、ある時十四歳の少年の移送を引き受ける。しかし、少年は精神病院への移送中「渋谷の底が抜ける」という謎の言葉を残して逃げてしまった。手がかりを求めて渋谷の駅前を歩くミミは「救世主救済委員会」の存在を知り、アクセスを試みるが…。知覚と妄想の狭間に潜む鮮烈な世界を描く、傑作長篇小説。<<Amazonより抜粋>>


なかなかどうして面白かったですね。

前々から気にはなっていましたが、借り出せませんでした。

精神障害とは何か?という極めてシンプルなテーマではありますが、そこにあるのは「人の根源」だったりします。

前半は、進行中の物語と、そこに至るまでの物語が交互に挟み込まれますので、徐々に物語の世界観を知ることになります。この辺りの構成は、ぐっと物語にひきつけてくれる要素となります。

後半は、メインテーマとなる「少年さがし」になるのですが、ここでも主人公であるミミの過去が明らかになったりして、展開は広がります。

キャラクター設定も面白いですね。
主人公のミミを始め、少年・正也、移送屋の社長・有吉、社会学者・狩野、センターの医療部長・川島、そして救世主救済委員会というサイドビジネスを展開する柿崎ノエル。

上に紹介した登場人物すべての人が異彩を放っています。
このあたりは「キャラ立ち派」の私個人としては非常に面白かった
です。

ラストがやや消化不良なところがありますが、決して、小説の中の世界ではない「何か」を感じてしまったりして、ちょっと恐怖に思ったりしました。

ちなみに本書は、同氏の電波系小説3部作の完結編であり、同3部作の「コンセント」「アンテナ」という作品も要チェックです。
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