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2008年08月31日(日) 23時59分59秒

2008年8月の読後感想アーカイブ

テーマ:月刊『後感』


◆今月のアクセスランキング


総合ランキング:
15140位/3341748人中 (0.45%)前月からの比=-0.35%
ジャンルランキング:
108位/12792人中 (0.84%)前月からの比=-0.52%


◆検索ワードTOP10

1 乾くるみ 7.2%
2 書評 6.2%
3 読書感想文 5.7%
4 感想 3.3%
5 あらすじ 3.3%
6 イニシエーションラブ 3%
7 伊坂幸太郎 2.6%
8 砂漠 2.5%
9 ネタバレ 2.1%
10 感想文 2.1%


◆2008年8月のランキング

ここ最近の読了数の低迷振りを払拭すべく、8月は14冊の読了です。
「やれば出来る子」なんです。

ということで、そんな激戦の8月を制したのは角田氏の「八日目の蝉」です。



第1位;「八日目の蝉」 角田光代
;エンターテイメント小説;2008年08月18日(月) 20時56分45秒

八日目の蝉/角田 光代

¥1,680
Amazon.co.jp


第2位;「ラットマン」 道尾秀介
;エンターテイメント小説;2008年08月25日(月) 20時59分07秒

ラットマン/道尾 秀介

¥1,680
Amazon.co.jp


第3位;「21 twenty one」 小路 幸也
;エンターテイメント小説;2008年08月21日(木) 21時18分36秒

21twenty one/小路 幸也

¥1,575
Amazon.co.jp

第4位;「麦の海に沈む果実」 恩田陸
;エンターテイメント小説;2008年08月28日(木) 00時25分09秒

第5位;「銀河不動産の超越」 森博嗣
;エンターテイメント小説;2008年08月23日(土) 17時09分18秒

第6位;「Re-born」 作家アンソロジー
;エンターテイメント小説;2008年08月19日(火) 22時01分45秒

第7位;「モーニング」 小路幸也

;エンターテイメント小説;2008年08月06日(水) 21時58分29秒

第8位;「青に捧げる悪夢」 作家アンソロジー
;エンターテイメント小説;2008年08月09日(土) 00時00分17秒

第9位;「アサッテの人」 諏訪哲史
;エンターテイメント小説;2008年08月10日(日) 14時49分44秒

第10位;「赤に捧げる殺意」 作家アンソロジー
;エンターテイメント小説;2008年08月14日(木) 23時22分01秒

第11位;「ストレイト・ストーリー」 村上龍
;エンターテイメント小説;2008年08月11日(月) 22時05分10秒

第12位;「ブランク 空白に棲むもの」 倉坂鬼一郎
;エンターテイメント小説;2008年08月02日(土) 01時13分11秒

第13位;「H.I.V.E.(ハイブ) volume1」 マーク・オールデン 三辺律子訳
;エンターテイメント小説;2008年08月30日(土) 01時04分03秒

第14位;「走馬灯の夜」 寒川猫持;エンターテイメント小説
;2008年08月12日(火) 22時00分42秒

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2008年08月30日(土) 18時36分28秒

2008/8/30に借りた本

テーマ:読前感想
いや~、大変な雷雨です。
夜、腹ばいで寝ていたら、足元から頭のほうに横断して音が「バリバリバリ」っとしました。
初体験です。怖かった。

ということで(どういうことか?)予約本1冊を含む8冊の借り出しです。


題名
きみとぼくが壊した世界
読了可能性
★★★★☆
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2008/07
著者/編者
西尾維新
読前感想
予約本です。今回は1冊のみ。いわゆる世界シリーズの最新作です。どんなキャラ配置か忘れちゃいましたね。
読後感想リンク


題名
エンド・ゲーム 常野物語
読了可能性
★★★★☆
出版元
集英社
初版刊行年月
2006/01
著者/編者
恩田陸
読前感想
常野物語の3つ目ですね。予約しようと思っていて忘れていましたが、一般書棚にありました。それなりに好きなシリーズなので楽しみです。
読後感想リンク


題名
水上のパッサカリア
読了可能性
★★★★☆
出版元
光文社
初版刊行年月
2007/03
著者/編者
海野碧
読前感想
第10回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作です。前々から気になってはいました。
読後感想リンク


題名
温かな手
読了可能性
★★★☆☆
出版元
東京創元社
初版刊行年月
2007/12
著者/編者
石持浅海
読前感想
久しぶりの石持氏の作品です。一般書棚から見つけました。見つけておいて「あ、いかんいかん、石持氏、追いかけてないな」とか思ったりしました。こういうことよくあります。
読後感想リンク


題名
ブラフマンの埋葬
読了可能性
★★★☆☆
出版元
講談社
初版刊行年月
2004/04
著者/編者
小川洋子
読前感想
博士の愛した数式の小川氏の作品です。まったくの前提知識無しですが、これはこれで期待しています。
読後感想リンク


題名
青空の卵
読了可能性
★★★☆☆
出版元
創元推理文庫
初版刊行年月
2006/02
著者/編者
坂木司
読前感想
以前、読前感想にのみ登場した作家さんです。ということは未読。文庫が借りたくて借りてみました。
読後感想リンク


題名
子羊の巣
読了可能性
★★★☆☆
出版元
創元推理文庫
初版刊行年月
2006/06
著者/編者
坂木司
読前感想
青空の卵の続編のようです。調子がよければ読みます。
読後感想リンク


題名
なぜか「仕事がうまくいく人」の習慣
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
PHP研究所
初版刊行年月
2001/03
著者/編者
ケリー・グリーソン
読前感想
会社用です。
読後感想リンク


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2008年08月30日(土) 01時04分03秒

「H.I.V.E.(ハイブ) volume1」 マーク・オールデン 三辺律子訳 2008-093

テーマ:★読後感想:作家別【ま・や行】

「H.I.V.E.(ハイブ)―悪のエリート養成機関〈volume 1〉」読了しました。

amazonリンク
H.I.V.E. volume1 (1)/マーク・ウォールデン
¥1,680
Amazon.co.jp
出版元
ほるぷ出版
初版刊行年月
2008/06
著者/編者
マーク・オールデン 三辺律子訳
総評
19点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:2点 
ぐいぐい:3点 
キャラ立ち:4点 
意外性:2点 
装丁:5点

あらすじ
南海の孤島にある極秘の悪人養成機関“H.I.V.E”(ハイブ)。そこでは、世界を支配する一流の悪人を育てていた。何者かの意思により、無理やりH.I.V.Eに入学させられたオットーは、仲間とともに不可能にも思われる脱出を試みるが…。手に汗にぎる、ノンストップ・SFアクション!<<紀伊国屋Bookweb>>


本帯にありましたがパラマウント社より映画化が決定しているようです。

注目は、「装丁」。
久しぶりに「装丁借り」です。
CDで言うところの「ジャケ買い」です。

注目の「装丁」以外、いわゆる中身は、極めて凡庸。

ヤングアダルトなのです。なので難しい漢字にはちゃんとルビがふられています。
またストーリーも極めてヤングアダルトでした。
あらすじに記載の内容以外の期待はしないほうが良いでしょう。

加えて、続き物であるということを知らずに読んでしまったものですから、終わり方に納得がありませんでした。
ま、事前にわかっていたら、それなりの覚悟もあったはずですので、あまりこの本自体の評価に加えるのも忍びないのですが、凡庸で加えて、「つづく」だと、目も当てられなかったりもします。


冒頭の一文に戻りますが、もし映画化されたら最新SFX技術をフルに活用した「ハリーポッター」な感じになるでしょう。

公開時期は正月か夏休みです。たぶん。
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2008年08月28日(木) 00時25分09秒

「麦の海に沈む果実」 恩田陸 2008-092

テーマ:--恩田陸
恩田陸氏「麦の海に沈む果実」読了しました。

amazonリンク
麦の海に沈む果実 (講談社文庫)/恩田 陸
¥750
Amazon.co.jp
出版元
講談社
初版刊行年月
2000/07
著者/編者
恩田陸
総評
23点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:5点 
意外性:4点 
装丁:3点

あらすじ
三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。二月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪した生徒たち。生徒を集め交霊会を開く校長。図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは?この世の「不思議」でいっぱいの物語。<<Amazonより抜粋>>



どうしてこの本を今まで読まなかったのでしょうか?
と、軽く自分の読書人生そのものを否定しちゃいそうなくらい良かったです。

何が良かったのかというと、「世界観」と「キャラクター設定」。
加えて、独立はしているだろうけど、同じ登場人物が出てくる別の物語があるという事実そのもの。

世界観は、色で例えれば灰色。
湿原(どうやら釧路?)にある全寮制の学園で起こる、不可思議な物語なのですが、そもそもこの場所そのものが、相当不可思議だったりします。

キャラクター設定は、多種多様。
前述した世界観にこういうタイプのキャラクターという組み合わせがとても良いと思いました。
なにより、「校長」が良いですね。
この世界の不可思議を一手に引き受けてくれています。

さて、主人公の理瀬が、学園に転入するところから物語は、はじまるのですが、ここでの心情は読み手のそれとシンクロします。
『よくわからないというところから徐々にこの世界の表裏を知る。』
このプロセス自体を主人公と共に共有することができるあたりは、うまい展開だなと思いました。

そして最後の最後に主人公自身の秘密を知ると、ちょっと置いてけぼりを食った感じになってそれはそれでよいと思いました。

先にも述べましたが、この物語で登場する人物が再登場する作品もあるようでして、ちょっと追いかけていきたいと思いました。

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2008年08月25日(月) 20時59分07秒

「ラットマン」 道尾秀介 2008-091

テーマ:★読後感想:作家別【ま・や行】
道尾秀介氏「ラットマン」読了しました。

amazonリンク
ラットマン/道尾 秀介
¥1,680
Amazon.co.jp
出版元
光文社
初版刊行年月
2008/01
著者/編者
道尾秀介
総評
23点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:5点 
装丁:4点

あらすじ
姫川はアマチュアバンドのギタリストだ。高校時代に同級生3人とともに結成、デビューを目指すでもなく、解散するでもなく、細々と続けて14年になり、メンバーのほとんどは30歳を超え、姫川の恋人・ひかりが叩いていたドラムだけが、彼女の妹・桂に交代した。そこには僅かな軋みが存在していた。姫川は父と姉を幼い頃に亡くしており、二人が亡くなったときの奇妙な経緯は、心に暗い影を落としていた。ある冬の日曜日、練習中にスタジオで起こった事件が、姫川の過去の記憶を呼び覚ます。――事件が解決したとき、彼らの前にはどんな風景が待っているのか。 <<紀伊国屋Bookwebより抜粋>>


タイトルの「ラットマン」というのは、人の顔と並んでいるときは、人の顔にも見え、動物と並んでいるときは、鼠にも見える絵のことで、いうなれば「思い込み」の心理作用を指します。

物語は25年前の主人公・姫川の家で起きた不可解な事故(事件?)と、小説世界上の「現実」で起きた同じく不可解な事故(事件?)の両方をなぞらえていきます。

いわゆるミステリーの部類に入りますかね。
とはいえ、テクニカル(例えばハウダニット)に拘っているわけでもなく、前述した「人の心理作用」に焦点が当てられます。

物語自体は、25年前に起きてしまった家族の不幸の呪縛から逃れられない主人公の苦悩が中心にそえられ、その視点から物語が進展します。

ミステリーと構えて読んでしまえば、いろいろと不可思議なポイント(後々となり事件の全貌が明らかになるときの伏線のようなもの)があったりもするのですが、それに輪をかけて真実には驚きました。

無駄のない配役。
真実への伏線。
綺麗な解答。
そして、「思い込み」という新しいトリックのなせる技。

久しぶりにがっつりとしたミステリーを見せてもらいました。

タイトルの「ラットマン」というチョイスもなかなか良いですね。
今後に期待!!
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2008年08月24日(日) 23時06分48秒

2008/8/24に借りた本(ただし臨時)

テーマ:読前感想
来週末では予約のお取り置き期間が過ぎてしまうため、臨時で借り出しました。
予約本でございます。

北京オリンピックが終わってしまいましたね。

題名
ラットマン
読了可能性
★★★★☆
出版元
光文社
初版刊行年月
2008/01
著者/編者
道尾秀介
読前感想
予約本です。それなりに話題のようですか?って誰に聞いているんでしょうか?
読後感想リンク
http://ameblo.jp/sasugakiya-hit/entry-10131208208.html

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2008年08月23日(土) 17時09分18秒

「銀河不動産の超越」 森博嗣 2008-090

テーマ:--森博嗣
森博嗣氏「銀河不動産の超越」読了しました。

amazonリンク
銀河不動産の超越/森 博嗣
¥1,450
Amazon.co.jp
出版元
文藝春秋
初版刊行年月
2008/05
著者/編者
森博嗣
総評
22点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
毎日がなんとなく気怠い“省電力”青年・高橋は、惨敗続きの就職活動の果てに「ここだけはやめておけ」と言われた銀河不動産に入社した。「いろいろ見せてもらううちに住みたい家が見えてくる」という曖昧な資産家夫人や、「寝ている間に日光浴したい」というミュージシャン、「スウィングしている部屋に住みたい」という芸術家等々に部屋を斡旋しているうちに、彼自身がとんでもない家に暮らす羽目に……。無気力青年・高橋はサラリーマン生活をまっとうできるのか?極上のユーモア・エンターテインメント!



別冊文藝春秋で連載されていたものの単行本化のようです。全部で8話所収。
すべての題名は「銀河不動産の○○」に統一されていて、省エネ青年・高橋を主人公とした物語です。

ちなみに題名の「銀河不動産」から一瞬想像されるようなSFものでは決してなく、極々普通の不動産屋に勤めるちょっと普通じゃない登場人物が織り成す8編です。

銀河不動産の勉強
銀河不動産の煩悩
銀河不動産の危惧
銀河不動産の忌避
銀河不動産の柔軟
銀河不動産の捕捉
銀河不動産の羅針

「事なかれ」キャラである主人公に、次々のドラマが降りかかるという流れであって、しかも一話完結でありながら、きっちり時系列で物語も進行してくれます。
この辺りは良いです。

なんといっても「どうにかして面倒なことを避けようとするあまり、トラブルが返って降りかかってくる」主人公の姿にはほほえましい限りです。

連続ドラマものになりそうですね。
主人公・高橋には草なぎ剛さんあたりが良いでしょう。

ただ、最終話である「銀河不動産の羅針」は、やや出来すぎてしまった感がありました。
あそこまで終わりに拘らなくても良かったのにと思いました。

読んでいる最中に、続編があっても(シリーズ化されても)良いのになと思っていただけに残念です。

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2008年08月21日(木) 21時18分36秒

「21 twenty one」 小路 幸也 2008-089

テーマ:--小路幸也
小路幸也氏「21 twenty one」読了しました。
なんというか、やられましたね。

amazonリンク
21twenty one/小路 幸也
¥1,575
Amazon.co.jp
出版元
幻冬舎
初版刊行年月
2008/06
著者/編者
小路幸也
総評
23点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:4点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:4点 
装丁:3点

あらすじ
中学校入学の日、担任になった先生が僕たちにこう言った。「ここにいる21人が今日から卒業までの仲間です。そして、なんと21世紀に、21歳になる仲間です」なんでもない、他愛もない、ただの偶然。でもその偶然が重なって集まった仲間が21人いる。その事実が僕たちに強烈な連帯感をもたらした。21世紀に、21歳になる21人。僕たちは“21”というもので繋がれた仲間。21・21・21。“twenty one”だ。そして、ずっと変わらない仲間だと、無邪気に信じていた…。なぜ自ら死を選んだ?僕たちに何も告げず。特別な絆で結ばれていると信じていた人を突然喪ったとき、胸に込み上げる思いをどうすればいいんだろう…。大きな注目を集める著者が“生きていく意味”を深く問いかける感動作。


(あ~そういえば小路氏はこんな感じの文体だったな~)と思い出しました。

『ジュブナイル文体』

ついこの間読んだ「モーニング 」では気がつかなかったのですけどね。

あらすじは、上のあらすじの通りです。

一種異様なくらい固い絆を持つクラスメートの一人が自殺をしてしまったところから、その「死」を通じて、その関係をもう一つレベルアップするようなそんな感じの物語です。

特徴は、自殺してしまったクラスメートの原因を皆が自分のせいだと告白するところ。
同じシチュエーションであるならば、少なからずこういった感覚になるのか
と思ったりしました。

フォーカスが当たっているのは「死に向き合うもの達」であり、彼らの胸中とかそれぞれの相関関係とかで、ある種の感動のようなものもあります。

冒頭の「やられました」はそういうことなわけです。

ただ、こと読了後にこうやって思い返しながら感想を書いていると、どうにも「やっぱ異様だよなあの関係」とか思っちゃうわけです。
決して依存し合っているわけではないのですが、どこか奥底で結びつくような関係。

私自身の人生にこんな感じあるかしらんと思い、ないよなと思い、それはそれで残念だよなと思いきや、別にそれでも生きてるじゃんとか思うわけです。
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2008年08月19日(火) 22時01分45秒

「Re-born」 作家アンソロジー 2008-088

テーマ:★読後感想:作家別【その他】


amazonリンク
Re-born はじまりの一歩/伊坂 幸太郎
¥1,470
Amazon.co.jp
出版元
実業之日本社
初版刊行年月
2008/03
著者/編者
作家アンソロジー
総評
22点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:4点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:4点 
装丁:3点

あらすじ
迷い、揺れ、苦しみながら選びとった、これがわたしの生きる道──。時代を鮮やかに切り取りつづける7人の人気作家が描く、新たな出会いと出発の物語。ール書き下ろし&オリジナルの珠玉アンソロジー。◆宮下奈都「よろこびの歌」音大附属高校の受験に失敗した私は◆福田栄一「あの日の二十メートル」人から水泳指導を請われて(書き下ろし)◆瀬尾まいこ「ゴーストライター」兄貴へのラブレター代筆を頼まれた俺◆中島京子「コワリョーフの鼻」数百年後、人類から鼻がとれる!?◆平山瑞穂「会ったことがない女」50年前の奇妙なできごと◆豊島ミホ「瞬間、金色」親友の子どもがこの世界に生まれた日◆伊坂幸太郎「残り全部バケーション」家族解散の日、秘密の暴露を行なう父・母・娘(書き下ろし)


タイトルの通り「はじまりの物語」です。
こういうアンソロジーは良いですね。
前向きです。

どれも良い物語ですが、せっかくなので個人的に5つ星でご紹介します。


◆宮下奈都「よろこびの歌」 ★★★☆☆
音大附属高校の受験に失敗した私は

◆福田栄一「あの日の二十メートル」 ★★★☆☆
人から水泳指導を請われて(書き下ろし)

◆瀬尾まいこ「ゴーストライター」 ★★★★☆
兄貴へのラブレター代筆を頼まれた俺

◆中島京子「コワリョーフの鼻」 ★★★★☆
数百年後、人類から鼻がとれる!?

◆平山瑞穂「会ったことがない女」 ★★★★☆
50年前の奇妙なできごと

◆豊島ミホ「瞬間、金色」 ★★★★☆
親友の子どもがこの世界に生まれた日

◆伊坂幸太郎「残り全部バケーション」 ★★★★★
家族解散の日、秘密の暴露を行なう父・母・娘(書き下ろし)


やっぱり伊坂さんのが良いです。

なんだか家族が解散するって感じがまるでないところと、最後の岡田の言葉「レバーをドライブに入れれば勝手に前に進む」という言葉にぐっときましたね。

まさにおっしゃるとおり。

前を向きたい人にオススメです。
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2008年08月18日(月) 20時56分45秒

「八日目の蝉」 角田光代 2008-087

テーマ:★読後感想:作家別【さ・た行】
2008年本屋大賞6位入賞作「八日目の蝉」読了しました。

amazonリンク
八日目の蝉/角田 光代
¥1,680
Amazon.co.jp
出版元
中央公論新社
初版刊行年月
2007/03
著者/編者
角田光代
総評
23点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:5点 
読了感:4点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:4点 
装丁:3点

あらすじ
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか--理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。家族という枠組みの意味を探る、著者初めての長篇サスペンス。 <<Amazonより抜粋>>


簡単に本当に簡単に言ってしまえば「不倫相手の幼児を奪って逃走する話」です。

友人のところやら、立ち退きをしない知らないおばさんの所やら、怪しい団体やら、その怪しい団体で知り合った人の実家やらに逃げに逃げていくという話なのです。

逃げていく過程において、その主人公はなりふり構わず、人を欺き続けます。
ただそこにあるのは、「事件の加害者の話」ではなく「親子の話」であり「母と娘の話」なのです。

たどり着いた島の風景は、私達にも感じ入ることの出来る「幼い頃に感じる原風景」のようであり、そこで語られる「蝉の抜け殻のエピソード」が、大いなる伏線となってタイトルに通じていきます。

いや~、この本全体に漂っているのは「物語」なのですよね。
間違いなく「物語」がそこにあるんです。

読売新聞の夕刊に連載されていたという事実を含め、どうにも吉田修一氏の「悪人」を思い出してしまいます。

この本でも事件の加害者が真の加害者であるのか?という問いかけを我々に投げかけています。
ひとつの事象(事件・事柄)を多面的に見るということの大事さのようなものを感じました。

また2部構成となっていてその2部の展開は、意外で良かったです。
ネタバレになるので触れませんが、この2部は物語を何倍にも広げてくれたと思います。
うまいですね。

いろいろと考えさせられる良本です。
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