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2008年01月31日(木) 23時59分59秒

2008年1月の読後感想アーカイブ

テーマ:月刊『後感』

◆今月のアクセスランキング

総合ランキング:
7128位/2298440人中 (0.31%)前月からの比=-0.07%

ジャンルランキング:
79位/11804人中 (0.67%)前月からの比=-0.17%


◆検索ワードTOP10

1 書評 7.5%
2 乾くるみ 3.4%
3 感想 2.7%
4 あらすじ 2.1%
5 伊坂幸太郎 2%
6 イニシエーションラブ 1.6%
7 噂 1.4%
8 ネタバレ 1.4%
9 荻原浩 1.3%
10 ゴールデンスランバー 1.3%


◆2008年1月のランキング

最近の傾向からはやや少な目の11冊読了。

今月の1位は、”再読にも関わらず”2ヶ月連続で伊坂幸太郎氏の作品。
「魔王」です。

再読が1位ってのは、ちょっと複雑な気分ではありますが、
それにしても伊坂幸太郎氏は強いですよね。


第1位;「魔王」 伊坂幸太郎
;エンターテイメント小説;2008年01月24日(木) 00時19分02秒


伊坂 幸太郎
魔王


第2位;「サニーサイドエッグ」 荻原浩
;エンターテイメント小説;2008年01月09日(水) 20時57分36秒


荻原 浩
サニーサイドエッグ (創元クライム・クラブ)

第3位;「セイジ」 辻内智貴
;エンターテイメント小説;2008年01月13日(日) 16時07分39秒


辻内 智貴
セイジ


第4位;「世界の終わりの終わり」 佐藤友哉
;エンターテイメント小説;2008年01月30日(水) 21時13分59秒

第5位;「ランドマーク」 吉田修一
;エンターテイメント小説;2008年01月17日(木) 20時57分16秒

第6位;「銀のエンゼル―出会えない5枚目を探して」 鈴木貴之
;エンターテイメント小説;2008年01月22日(火) 21時33分45秒

第7位;「堕ちた天使と金色の悪魔」 浦賀和宏
;エンターテイメント小説;2008年01月28日(月) 22時16分50秒

第8位;「刀語 第十話 誠刀・銓」 西尾維新
;エンターテイメント小説;2008年01月20日(日) 21時44分32秒

第9位;「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」 NAKA雅MURA
;エンターテイメント小説;2008年01月07日(月) 21時33分25秒

第10位;「お腹召しませ」 浅田次郎
;時代小説;2008年01月04日(金) 21時32分05秒

第11位;「まほろ駅前多田便利軒」 三浦しをん
;エンターテイメント小説;2008年01月26日(土) 20時34分13秒

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2008年01月30日(水) 21時13分59秒

「世界の終わりの終わり」 佐藤友哉 2008-012

テーマ:★読後感想:作家別【さ・た行】
佐藤友哉氏「世界の終わりの終わり」読了しました。

amazonリンク
佐藤 友哉
世界の終わりの終わり
出版元
角川書店
初版刊行年月
2007/09
著者/編者
佐藤友哉
総評
21点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:4点 
装丁:3点

あらすじ
小説家の夢を断たれた「僕」は、復讐の物語を紡ぐため東京へ向かうが―夢をあきらめさせられた若者の、苦しくも美しき蹉跌と再生の物語。<<紀伊国屋Bookweb>>


3話構成です。

読み続けている間、一つの仮説をずっと思っていました。

それぞれの題名と初出がこちら。

第1話『世界』の終わり       2002年7月 新現実VOL.1
第2話『世界の終わり』       2003年3月 新現実VOL.2
第3話『世界の終わり』の終わり 2004年4月 新現実VOL.3

ということで、単行本刊行まで3年かかっています。
これの意味することは何でしょうか?

講談社ノベルズで「クリスマス・テロル―invisible×inventor」が刊行されたのが2002年8月。
そして、その作品の巻末で語られる衝撃的な事実。
その後「1000の小説とバックベアード 」で復活。

ということで、この物語は、まさしく著者自身のそのときの境遇をモチーフにした物語なんじゃないかと思ったわけです。


物語は、夢が叶い、それが終わってしまった「僕」が主人公です。
その「僕」が、復讐のために作家を続ける物語です。
そして、登場するのは、脳内にいる「妹」や「影」、そして「作家にならなかった場合の僕」。
このような閉じた世界から、僕は脱出することができるか?という体良く言えば「自分探し」な感じです。

純粋な物語として読むことは、あまりオススメできません。
やはり、著者のその時の状況・境遇を多少知り得ていると、この作品は抜群に色を持つと思いました。

最後の1ページなんて、ある意味で薄気味悪いくらいの大円団なのですが、実際、三島由紀夫賞を受賞したりして、これはこれで、よかったよな~と、友人のような喜びを感じてしまうのです。

ご参考:wiki佐藤友哉

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2008年01月28日(月) 22時16分50秒

「堕ちた天使と金色の悪魔」 浦賀和宏 2008-011

テーマ:--浦賀和宏

浦賀和宏氏「堕ちた天使と金色の悪魔」読了しました。

amazonリンク

浦賀 和宏
堕ちた天使と金色の悪魔 (講談社ノベルス ウF- 16)
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2007/09
著者/編者
浦賀和宏
総評
20点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
銃撃されても死なない、怪我もしない、傷つかない。この不死身の力を武器に、自分を虐めてきた人間への復讐を果たした“奇跡の男”八木剛士に訪れる、これまでと一変した日常。彼はもう、昔の姿には戻れない…。自分に好意を寄せる、金髪の美少女・マリアと唯一の理解者である松浦純菜の間で揺れ動く剛士。彼が選んだ道は、新たなる悪夢へと繋がっていた。<<紀伊国屋Bookweb>>


前々作の「さよなら純菜 そして、不死の怪物 」からの正統な続編で、松浦純菜目線の前作「世界でいちばん醜い子 」と同一の時系列の物語です。

とにかく前々作の「劇的な始動」から、どのように物語が展開していくかが気になるところだったのですが、八木剛士、そんなに変わりません。

2週間の停学って、・・・・ゆるすぎますね。

で、本作は、その後の物語なのですが、どちらかといえば、周囲の反応が変わり、当然それに関連して八木目線の世界も変わります。
が、前々作はある意味で「最終話」に近いクライマックスだったので、ちょっとすごい展開を期待しちゃったのですね。

相変わらず「悶々」としていて、相変わらず「妄想」が多い。
ま、今回ある程度いろんなことを経験し、八木剛士もそれなりに成長したんですけど、これはま、10代の若者の成長とそんなに変わらないのですね。

そういった意味では「ちゃんと裏切ることを前提とした作品」なのでしょうね。

留学生エル・ビアンノ(マリア・マールベルク)と松浦純菜の間で、悶々とする八木剛士が延々と語られる物語なので、以前の悶々とは種類は違いますが、悶々は悶々なのです。(なんじゃそりゃ)

一段で書かれる数ページの文章が、これまでの伏線のようなものを示していますが、まだまだわかりません。

とにかく、次が出てしまえば、読んでしまう。
そんなシリーズなのでございます。
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2008年01月27日(日) 13時41分39秒

2008/01/26に借りた本

テーマ:読前感想

はい、3冊の予約本の取り置き期間が、2月1日までで、来週末にはなくなることから、やむなく前回より1週間で借り出しました。

とはいっても、読んでいない本もあったので、1冊だけ続いて借りてみたりして。

ま、しょうがないです。

ということで予約本3冊を含む7冊の借り出しでございます。

しかし、寒いですね。

題名
堕ちた天使と金色の悪魔
読了可能性
★★★★☆
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2007/09
著者/編者
浦賀和宏
読前感想
予約本1冊目。八木妄想シリーズの最新刊です。随分と長いシリーズになってしまいました。これは予想外。それだけに物語の進行具合が気になりますが、ま、借りてみちゃうのですね。
読後感想リンク
http://ameblo.jp/sasugakiya-hit/entry-10068685748.html

題名
世界の終わりの終わり
読了可能性
★★★★☆
出版元
角川書店
初版刊行年月
2007/09
著者/編者
佐藤友哉
読前感想
予約本2冊目。ま、なんというか「佐藤友哉」氏は、とりあえず借りてみます。前作が三島由紀夫賞を受賞し、ある意味でノッテいる感じですが、本書はその裏をかく作品のようですね。
読後感想リンク
http://ameblo.jp/sasugakiya-hit/entry-10069120016.html

題名
家守綺譚
読了可能性
★★★★☆
出版元
新潮文庫
初版刊行年月
2004/01
著者/編者
梨木香歩
読前感想
予約本3冊目。たぶん「本屋大賞」のエントリー作だったので予約した本です。まったくの前提知識なしの本。それだけに期待できます。
読後感想リンク
http://ameblo.jp/sasugakiya-hit/entry-10069793020.html

題名
地の蛍
読了可能性
★★★☆☆
出版元
徳間書店
初版刊行年月
2007/12
著者/編者
内海隆一郎
読前感想
前回も借り出しし、今回も借り出してみた唯一の本。こういった状況であったとしても、読まなかったりするから不思議です。
読後感想リンク
http://ameblo.jp/sasugakiya-hit/entry-10071222166.html

題名
剣豪たちの関ヶ原
読了可能性
★★★☆☆
出版元
徳間書店
初版刊行年月
2007/06
著者/編者
鳥羽享
読前感想
最新刊コーナーから借り出しました。たまに読みたくなる「時代物」なのですが、今回はこちらです。
読後感想リンク
http://ameblo.jp/sasugakiya-hit/entry-10071222548.html

題名
まっぷるマガジン 06-07 大分・別府・湯布院
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
昭文社
初版刊行年月
2006/04
著者/編者
まっぷるマガジン
読前感想
わけあって、借りてみました。
読後感想リンク


題名
るるぶ 楽楽 鹿児島 霧島温泉郷 屋久島
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
JTB
初版刊行年月
2003/11
著者/編者
JTB
読前感想
わけあって、借りてみました。の2です。しかし、この手の本があまり図書館にないので、5年前の本です。これは結構ツライ。
読後感想リンク


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2008年01月26日(土) 20時34分13秒

「まほろ駅前多田便利軒」 三浦しをん 2008-010

テーマ:★読後感想:作家別【ま・や行】
三浦しをん氏第135回直木賞受賞作「まほろ駅前多田便利軒」読了しました。

amazonリンク

三浦 しをん
まほろ駅前多田便利軒
出版元
文藝春秋
初版刊行年月
2006/03
著者/編者
三浦しをん
総評
19点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:3点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。痛快無比。開巷有益。やがて切ない便利屋物語。 <<Amazonより抜粋>>


風が強く吹いている 」で印象を残してくれた三浦しをん氏の直木賞受賞作ということで、相当期待してしまいました。

町田市をモチーフにした「まほろ市」を舞台にして、孤独な男二人の物語なのですが、なんというかそれ以上でもなくそれ以下でもない印象でしたね。

悪くもないけど、それほど良くもない。

「直木賞」という冠がちょっと余計な期待をかけ過ぎてしまったのかもしれません。

これが無冠の作品であれば、またちょっと違ったかもと思いました。

民放の連続ドラマになりそうな一話完結型の連作モノであり、徐々に行天や多田の過去のようなものが浮き彫りになっていくという手法なのですが、ぞくぞくするような期待がないのは、やっぱりそれぞれのキャラクターがやや弱いからなのでしょうかね。

”不思議な男”行天のキャラクターがもっと強烈であれば、もう少し評価は上がったのかもしれません。

ということで、受賞作には過大な期待をかけてはいけないという教訓を得ることのできた作品でした。

あ、あと、読み手の想像を限定してしまう「挿絵(イラスト)」はいらないですね。
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2008年01月24日(木) 00時19分02秒

「魔王」 伊坂幸太郎 2008-009

テーマ:--伊坂幸太郎
伊坂幸太郎氏「魔王」読了しました。

再読です。

amazonリンク

伊坂 幸太郎
魔王
出版元
講談社
初版刊行年月
2005/10
著者/編者
伊坂幸太郎
総評
23点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:4点 
ぐいぐい:5点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
未来にあるのは、青空なのか、荒野なのか――。政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答を導き出し、弟の直感と呼応する。世の中の流れに立ち向かおうとした兄弟の物語。 <<紀伊国屋BOOKWebより抜粋>>



本が刊行される前にエソラで読んじゃったんですね。

「魔王」はこちら「エソラ VOL.1 2004.12」
「呼吸」はこちら「エソラ VOL.2 2005.7」

で、今回、最新作「ゴールデンスランバー」を読んだことで、ふと(「魔王」を読みたいな(ちゃんと単行本で))と思ったわけです。(きっと、こういう気持ちになったかたは、他にもいるんじゃないかと思ったりして。)

で、読んでみました。

「面白かった」です。

すごく純粋に。


やっぱり「魔王」「呼吸」と順序良く、切れ目なく読むことで、はっきりと物語の世界が見えてきます。

人の言葉を操れる兄・安藤(苗字だったですね)と、くじ運が強い弟・潤也対極性と連続性。
その両方の物語に存在し、物語の媒介役として存在感を持つ詩織・マスター・原の存在。
そして、圧倒的な存在感の犬養

なんというか、物語のスピード感が澱みないのですね。
それでいて「魔王」の焦燥感と「呼吸」の厭世観
それぞれの色合いが、スピード感に変化をもたらしているわけです。

よくよく考えてみれば、兄弟という点において「重力ピエロ」を彷彿させ、
過去と未来という物語の構造において「アヒルと鴨・・・」を印象づけていたりします。

が、

やっぱり、それまでの伊坂作品とは明らかに一線が引かれた作品なのだと感じました。

ファシズム・全体主義・憲法9条・権力・アメリカバッシング その他、この物語を彩るキーワードだけでも異色な感じを受けますが、それよりも、やっぱり「内なる怒り」みたいなものが沸々としてくる作品なんだと思いました。

どこにもぶつけることができない、得体の知れないものへの”怒り”。そして恐怖。

兄にとって、それは「全体主義」であり、弟のとっては「兄の死」そのものだったりするのかなと思いました。

また、今回、通して読めて改めて思ったのは、この作品は「綺麗」だなという点。
「呼吸」の猛禽類の定点観測のシーンなどは、とても清清しさを感じ入りました。

伊坂作品の中でも異色の作品でありながら、しっかり「伊坂色」も見えているといった、2度お得な作品だと思いました。

さりげなく「死神の精度」とリンクしている辺りも、再読して、再認識。
こうなると、「死神の精度」も再読したくなっちゃいます。

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2008年01月22日(火) 21時33分45秒

「銀のエンゼル―出会えない5枚目を探して」 鈴木貴之 2008-007

テーマ:★読後感想:作家別【さ・た行】
鈴井貴之氏「銀のエンゼル―出会えない5枚目を探して」読了しました。

amazonリンク

鈴井 貴之
銀のエンゼル―出会えない5枚目を探して
出版元
幻冬舎
初版刊行年月
2004/12
著者/編者
鈴木貴之
総評
20点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:4点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
手に届きそうで届かない夢や幸せ…。あなたの「銀のエンゼル」は見つかりましたか? 2004年12月公開の映画「銀のエンゼル」の続編にあたる物語を監督自らが描く。<<Amazonより抜粋>>


本帯には、作者自身のコメントがあって、この本は映画の続編だっていうんで、急いで映画「銀のエンゼル」を見ました。
偶然にも、そして、幸いにもYahoo動画で上映しておりました。

そして、本作。

本作は映画から2年半後の話、東京から戻ってくる娘の描写から始まります。
やっぱり映画を見てからでしょうけど、父親・北島昇一は、やっぱり『小日向文世』さんだし、娘・北島由希は、『佐藤めぐみ』さんだったりするんですよね。

で、物語は父娘の久しぶりの邂逅となると思いきや、違います。
父には父の事情があって四苦八苦し、娘は娘で何かを抱えて帰ってきています。

そこにあるのは、ありがちな展開でなく、「日常」そのものなのです。

父・昇一の周りでは一つの事件(のようなもの)が起き、それを解決すべく奔走するのですが、そこには娘の帰郷はあまり関係なかったりするのです。

ここで、生きていく以上、都合の良い展開なんてものは、そうそうないんだということが理解でき、ある意味でリアリティを感じることができました。

それでいて、ラストはきっちりと物語の収束を見せてくれるし、巻末の予告の展開も気になるところ。
総じて、とてもホームウォーミングな作品という印象を受けました。
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2008年01月20日(日) 21時44分32秒

「刀語 第十話 誠刀・銓」 西尾維新 2008-006

テーマ:--西尾維新
西尾維新氏「刀語 第十話 誠刀・銓」読了しました。

amazonリンク

西尾 維新
刀語 (第10話) (講談社BOX)
出版元
講談社BOX
初版刊行年月
2007/10
著者/編者
西尾維新
総評
20点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
誠刀「銓」の所在は陸奥の百刑場。そこは、とがめの父・飛騨鷹比等が、七花の父・鑢六枝に斬殺された土地だった。今は何もない原っぱ-百刑場に突如出現した「仙人」は、とがめの心をかき乱し、七花に「意識」の戦いを強いる! <<Amazonより抜粋>>



いよいよ大詰め、残りは3本。
ということで、この刀語の物語全体の謎のようなものも解き明かされていきます。

今回解き明かされたもので、興味深かったのは、2つ。
まずは、鑢七花の虚刀流の出自と、とがめの父「飛騨鷹比等」のキャラクター。

特に後者については、ちょっと良かったですね。
あのキャラクターは、終盤のアクセントとしてはとてもアリだと思いました。

考えてみれば、年12冊を一辺に読みきれば、この10話はラス前辺りとなるわけで、そのタイミングに、この飛騨鷹比等は、ある意味で冒険だったりするわけです。

刀自体は、「闘わずして」所有することとなるわけですが、
ある意味で、大きなラストへ向けての展開といっても良いでしょう。

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2008年01月19日(土) 14時17分17秒

2008/1/19に借りた本

テーマ:読前感想

先週末辺りから急に寒くなりました。
最高気温が6度。一昨日は、初雪(ただし瞬間)もありました。

考えてみれば、1月明けて、2週目・3週目あたりは丁度寒くて、「成人式」とか「センター試験」とか、イベントも多いので大変な時期なわけです。
どちらにしても「正月ボケ」を治すには、良い機会かもしれません。

ということで、予約本4冊を含む9冊を借り出しました。

題名
魔王
読了可能性
★★★☆☆
出版元
講談社
初版刊行年月
2005/10
著者/編者
伊坂幸太郎
読前感想
予約本1冊目。実は「エソラ」で読んでます。呼吸も。ですが、ちゃんとした単行本で、それなりにまとめて読みたくなったので借りてみました。「ゴールデンスランバー」の影響かもしれませんね。
読後感想リンク
http://ameblo.jp/sasugakiya-hit/entry-10067389381.html

題名
銀のエンゼル
読了可能性
★★★★☆
出版元
幻冬舎
初版刊行年月
2004/12
著者/編者
鈴木貴之
読前感想
予約本2冊目。最近「水曜どうでしょう」にはまっています。ちょっと遅いくらいですが、出演者兼企画担当の鈴井氏の本を借りてみました。ちなみに映画は今ならヤフー動画で無料配信してます。
読後感想リンク
http://ameblo.jp/sasugakiya-hit/entry-10066989106.html

題名
刀語 第十話 誠刀・銓
読了可能性
★★★★☆
出版元
講談社BOX
初版刊行年月
2007/10
著者/編者
西尾維新
読前感想
予約本3冊目。年を越して「刀語」。ここまでくるとちょっと待ちました。だんだんとペースが遅くなることは目に見えていますが、シリーズ読了したいと思います。
読後感想リンク
http://ameblo.jp/sasugakiya-hit/entry-10066988283.html

題名
五郎治殿御始末
読了可能性
★★★★☆
出版元
中公文庫
初版刊行年月
2003/01
著者/編者
浅田次郎
読前感想
予約本4冊目。年末に借りた「お腹召しませ」が意外によかったので、同じ幕末の武士をテーマにした本作を予約してみました。
読後感想リンク


題名
まほろ駅前多田便利軒
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
文藝春秋
初版刊行年月
2006/03
著者/編者
三浦しをん
読前感想
「おすすめ本コーナー」から借り出しました。昨年の流石奇屋本の大賞の三浦さんです。
読後感想リンク
http://ameblo.jp/sasugakiya-hit/entry-10068227458.html

題名
地の蛍
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
徳間書店
初版刊行年月
2007/12
著者/編者
内海隆一郎
読前感想
「最新刊コーナー」から借り出しました。まったくの前提知識なしの本。考えてみれば久しぶりかもしれません。
読後感想リンク


題名
どろろ 上
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
朝日文庫
初版刊行年月
2006/12
著者/編者
NAKA雅MURA
読前感想
最近新設された「テレビ・映画・原作ノベライズコーナー」から借り出しました。手塚治虫さんにノスタルジーを感じる年齢ではありませんが、借りてみました。
読後感想リンク


題名
どろろ 下
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
朝日文庫
初版刊行年月
2006/12
著者/編者
NAKA雅MURA
読前感想
下巻でござます。
読後感想リンク


題名
こんな人と組織が生き残る
読了可能性
★★☆☆☆
出版元
中央公論新社
初版刊行年月
2006/04
著者/編者
大久保寛司
読前感想
なんとなく借り出してみました。最近、毎回こういった「ビジネス本」を借り出してしまっていますが、仕事柄しょうがないのです。本屋で買わないだけ、まだ良いのです。と、自己弁護します。
読後感想リンク


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2008年01月17日(木) 20時57分16秒

「ランドマーク」 吉田修一 2008-005

テーマ:--吉田修一
吉田修一氏「ランドマーク」読了しました。

amazonリンク

吉田 修一
ランドマーク
出版元
講談社
初版刊行年月
2004/07
著者/編者
吉田修一
総評
20点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:4点 
装丁:3点

あらすじ
関東平野のど真ん中、開発途上の大宮の地にそびえ立つ、地上35階建ての巨大スパイラルビル。設計士・犬飼と鉄筋工・隼人の運命が交差するその建設現場で、積み重ねられた不安定なねじれがやがて臨界点を超えるとき―。鮮烈なイメージと比類ない構想、圧倒的な筆力で“現代”のクライシスを描く芥川賞・山本賞作家の傑作長篇小説。<<Amazonより抜粋>>


久しぶりの吉田修一作品。
なんとなく、今まで読んだ作品とは違った印象を受けました。

誤解を承知していってしまえば、「都会小説」とか「雰囲気小説」とか印象が強い、氏の作品だったのですが、こちらは、スパイラルビルというシンボルにも意味を持つような「人のねじれ」が印象に残ります。

「孤独」な感じ。
「閉塞」な感じで、しかも「ねじれ」がある。

物語は、スパイラルビルの設計者である犬飼とその現場で働く隼人という二人の視点が交互に訪れます。
3人称表現なので、我々の目線はあくまでも「傍観者」の位置づけですが、物語の展開自体が、それ以上の「疎外感」を与えます。

決して我々を寄せ付けない、登場人物自らが発している「孤立感」とか「閉塞感」

このあたりは「雰囲気小説」といった感じなのですが、この「個々人の閉塞感」が、ちゃんと物語を構成できている点において、今までの小説とはちょっと違うんですよね。

その点は、ある意味で評価できます。

物語の収束に向けては、ちょっとした事件が起こり、事件半ばで物語が終わるわけですが、最終的に我々はこの物語をどのように受け止めようが、「終わってしまった」という印象が残ります。

う~ん、むずかしいですね。
この小説が評価されるのは、読み手の「熱のなさ」とのバランスに依存しているのかなとも思いました。

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