Discostar★Love 4 #87A | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

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DiscostarLove 4

#87/Side-A





「うん、今度は俺も混ぜてよ?」





横を向いて


鼻をかきながら言う翔ちゃんがすっごい可愛い。





「くふふっ!混ざりたいんだ?」





マロと、翔ちゃんと、


3人でふざけ合うのを想像して





「うん、混ざりたい。」





嬉しくて楽しくて


大好きが溢れてくる。





「くふふっ!わかっ、」





わかったよって、


言おうとしたけど。





「・・・んっ!」





翔ちゃんが唇を合わせてきたから、


全部言えなかった。





ベッドに仰向けにされて、


翔ちゃんを見上げる。




垂れた前髪の間から見える熱い視線に


カラダの芯が震える。




翔ちゃんが、


ライオンさんになってる。




右手を翔ちゃんの頬に伸ばしたら、


視線を外さないまま


その手に手を重ねて、キュって掴んで、


掌にキスをしてくれた。





その唇が親指、人差し指、中指、って、


全部の指にキスを降らせて、


それから、


人差し指を深く咥 えた。





やわやわした感覚に指が包まれる。





ぅわ・・・、


ちょ、待ってなにコレ、





指がピクンってしたら


ライオン翔ちゃんがニッ、ってセクシーに笑って



目を・・・


合わせたまま、



ワザとおれに舌 が見えるように


おれの指を舐 めあげた。





「ぁ・・・、」





翔ちゃんはすごい。



キスを教えてくれたのも翔ちゃんだったけど



カラダを重ねるたびに


新しい『キモチイイ』を教えてくれる。





キスがしたくて。



指だけじゃ、足りなくて。





「しょぉちゃ・・・、」





この唇にも、


その舌 が欲しいよ。





口を半分開いて訴えたら、


もう一回指を舐 めて




唇の端で笑ってから




深く、



絡められた。