理学療法士 ささやんのブログ

~人間を本質的に捉え、治療できるセラピストになるために~


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おはようございます。



今日は筋出力について。検索ワードで常に上位にある言葉です。




臨床に出ると、MMTが5以下の患者さんは多くいます。

教科書的には筋力低下になるのでしょうか。




ただ、本当に筋力が低下しているのか?という話ですよね。


MMT4レベルの人は健常者でも多くいます。





ここで考えられるのが筋出力低下ということになります。


僕の考えでは、筋力低下は筋出力低下によって起こるので、筋出力低下の原因に対してアプローチしなければ、短絡的な筋トレだけを行っていても効果が低いです。


ただ、本当に筋力が低下している人以外は、筋出力低下の原因にアプローチすれば、あとは自然と必要な筋力もついてくるようにも思います。出力が上がるわけですから当然?








では、その原因とはどういったものなのでしょうか?



まず挙げられるのは、アライメントでしょうか。

筋力の発揮には、長さ-張力曲線というものが関わってきますから、筋が伸張位や短縮位にあれば、おのずと筋力が発揮できない環境になります。


なので、姿勢や関節の変位は筋出力を診る上で非常に大切です。

MMT4レベルの人なんかは、ちょっとした関節操作で一瞬で5レベルにはなります。




あとは感覚器や神経系でしょうか。

求心路、遠心路ともに筋出力には大きく関わってきます。

神経の絞扼で障害を引き起こすパターンは多く存在します。

また、感覚入力などでも筋出力は大きく変わることから、脳の影響というものは多大だと感じます。




そしてこれらを統合したような、画期的な概念でしょう。

脇元先生のspine dynamics療法があります。

脊柱のS字カーブの崩れにより、衝撃吸収機能が妨げられ、結果的に筋出力も妨げられるというもの。

この場合は脊柱のS字カーブや仙腸関節などにアプローチするだけで、面白いくらい筋出力が変わるそうです。






あとは理学療法の世界ではあまり言われていませんが、動脈ですかね。

神経系の生存条件は刺激、糖、酸素が必要と言われているようですが、この糖や酸素も結局は動脈が関わってくるわけで、動脈の障害は結果的に筋出力低下を引き起こす要因になります。

ここにはもちろん大脳への血流も含まれるので、頭蓋病変などの話も入ってきます。







まぁ他にも内臓との関係などなど色々あると思いますが、結局すべてのものが影響し合っているということです!


心だってそうですよね?キネシオロジー検査なんかでは、嫌いなものを考えるだけで筋出力が下がるわけですから。



あのセラピストが検査すると5レベルなのに、このセラピストが検査すると4レベル!

なんてことも起こりうるのでしょう。






これだけ多くのことが筋出力に影響を与えるわけですから、短絡的な思考過程からの筋トレというアプローチ選択は見直す必要があります。


筋力は筋量に比例するわけですから、筋萎縮が起きていなければ筋力低下は起きていないのです。





風邪ひいて力がでない人に筋トレやらせませんよね?


これと同じで、まずは出力できていない原因を広い視点で探る必要があります。





それでも筋トレが必要ならば、筋トレを選択すれば良いのでしょう。







相変わらず抽象的な記事ですが、今朝はこのへんで。



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