Mr.Gの気まぐれ投資コラム

50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!


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オフショア生保、オフショア年金プランの代名詞でもあったフレンズプロビデントが日本人市場から撤退して2年が経ちます。


2012年の8月10日をもって、マン島の保険プロバイダーであるFriends Provident Internationalは日本居住者からの申し込みの受付を完全に停止し、1年後には既存契約者の増額もできなくなりました。


販売できなくなると現金なもので、2年前まではあれほどネット上で書きまくられていた良い話も悪い話しも、今では誰も書かなくなりました。


当時は風評被害とも言えるレベルでしたが、誰も書かなくなるとそれはそれで寂しいものです。


2012年の8月10日は、この歴史的にも最も日本人の間で普及したオフショアのプロバイダー、フレンズプロビデントの命日と言えます。


そして2年か経過する今年の8月10日はその3回忌にあたります。


改めて謹んでお悔やみを申し上げます。

私は、過去にも申し上げたとおり、「なぜフレンズプロビデントが死んだのか!?」ということを決して忘れはしません。ジーク・ジオン!です。


尚、念のため申し上げておきますと、日本人であっても海外に住所を持っている人であればまだフレンズプロビデントの商品を買うことが可能です。


フレンズプロビデントの撤退から今までの過去2年間には、色々な動きが業界ではありましたが、当時に予想したとおり、同じマン島籍のハンサードが頭角を現し、商売っ気のないロイヤルロンドン(RL360)も数少ない窓口を通して徐々に普及をしてきました。


金融庁による昨年からの海外投資に関わる「投資助言会社狩り」によって、業法のガイドラインを割ってハンサードを紹介していたいくつかの会社が行政処分を受け、それに関わる顧客とのトラブルが原因かどうかわからないですが、ハンサードも今年の6月に突然日本居住者の受け入れをストップしてしまいました。


ハンサードの撤退は私自身予想外の展開でしたが、流通とサービスの体制に関して管理の甘い会社だったので仕方ない結果とも言えます。


2012年8月の撤退時点でフレンズプロビデントの証券を保有していた日本人は4万から5万人程度であると推測されるが、円安の影響などもありこの2年間の間でも停止や減額、解約などドロップしている人が相当数出ていると思われます。


毎年日本で新規の生命保険契約が買い換えさせられるのも含めて1000万件上がることを考えると、存在しているとも言えないほどのマイナーな市場です。


そしてこのマイナーな市場において、10年後に生き残っているフレンズプロビデントの証券がどれくらいあるのか想像すると、個人的な予想では半分も残っていないように思われます。


空冷のポルシェではありませんが、今後新しく手に入るものではありませんので、本来なら価値があるものであるにもかかわらずとても残念なことです。


新規の契約が取れなくなった今となっては、仲介業者サイドも熱が冷めてしまい、積極的なサポートを提供しないばかりが、違法性の高いレベルで紹介業を行っていた個人の多くも、今は連絡すら取れなくなってどこで何をしているのかわからないといったケースも沢山あることでしょう。


運用の結果をねつ造したり、ポートフォリオ管理サービスの手数料をディスカウントしたりして、数の減っていくフレンズプロビデントの証券を移管させようとする、まるで「死人から金歯を盗む」のに近いビジネスも横行しています。


それほど、新規の契約を取ることが難しいということなのでしょうか。


フレンズもハンサードも無くなった今となっては、マン島籍ではロイヤルロンドン(RL360)、ケイマン島籍ではインベスターズトラスト、ルクセンブルグの籍のコーンヒルなどが日本から郵送もしくはオンラインで申し込み可能な残された選択肢となり、香港籍ではスタンダードライフ、アジアスそしてサンライフが香港現地での契約が可能なオフショアの積立型投資商品の選択肢となりました。


特に、昨年末からのインベスターズトラストの普及には勢いがあり、今後も勢力を伸ばすであろうと予想されます。


香港に行かなければ契約できないスタンダードライフやアジアスは、なかなか苦戦する状況が続きそうです。


これ以上、日本人を見捨てて市場から撤退するオフショアのプロバイダーが増えないことを祈るばかりです。


フレンズプロビデントの証券をお持ちの方は、どうぞお大事になさって下さい。









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