2006-04-25 19:24:04

『障害者自立支援法』に反対する!!

テーマ:抗議ビラ

『障害者自立支援法』に反対する!!


 私たちは精神病者・「精神障害者」だ。私たちは『障害者自立支援法』に反対する。
 
 私たちは30年間患者会として、地域で生活をしてきた。また、「小規模作業所」も設立して、《なかま》ができるだけ地域で《自立》して生きられるように努力してきた。年々財政的にも厳しくはなってきていた。
 
 しかし、この「法案」が上程されてから、私たちの患者会・「作業所」は大変なことになった。とりわけ「作業所」維持のための事務作業が猛烈に膨大なものとなった。しかも、この「法律」の施行と機を一にして「行政」は「作業所」に法人格をとることを迫ってきた。だから私たちの「作業所」もNPO法人格を取らざるを得なくなった。そのための事務作業も膨大なものとなり非常に大変なことになった。本来の患者会・「作業所」がやるべき、《自立支援》・《生活支援》・《支え合い》がおろそかになってしまい、余裕が無くなってしまった。そして、この状態はこれからもずっと続く。今までは必要の無かった事務仕事が猛烈に増え、患者会の生活が圧迫される。
 
 これは、明らかに、「作業所」潰しであるし、特に小さな当事者が中心になってやってきた「作業所」はどんどんつぶされ、統合して『福祉』に使うカネを削減しようとする『構造改革』だ。そして、この「法律」は今まで私たちが確立してきた《場》のありかたも変える。つまり、私たちの患者会・「作業所」では、みなが《支え合って生きる》ことを目指し、それが本当の《自立》だと考えて実践を行ってきたが、この「法律」では『施設』と『サービス』の「供給者」と「受益者」とを明確に分けてしまい、私たちの実践の邪魔をし《なかま》を分断する。そして、向かうべき方向は『就労支援』という名の『社会復帰』であり、それに対立する行為は『福祉』の名のもとに切り捨てる。そして、この「法律」の内容から言って、もう明らかなことだが、近い未来に『介護保険』と統合されるだろう。そのとき、無拠出(保険未加入者又は保険料の未納者)の病者・障害者は全く『福祉』の対象から外され、切り捨てられるだろう。そういう時代がもうすぐ来るのだ。その前段のための『三障害統合』ではなかったのか。


 そして、この「法律」によって、「32条」が『自立支援医療』に急に変えられたときは本当にしんどかった。5パーセントから10パーセントに負担が増えたのは確かに痛いが、それよりも、いきなり受給者全員に大量の書類が送られてきて、手続きをしろというのは私たち精神病者にとってはきつかった。たくさんの人たちが病状を悪化させた。そして、この受給者証を毎回の受診に必ず持ってこなければいけないことや、病院名と薬局名が書かれているので、簡単に病院や薬局を変えられないことも大きい。私たちには自由に医療を受ける権利も無いということか。


 私たちは反対する。『社会復帰』・『就労支援』に反対する。
 『介護保険』に反対する。
 『障害者自立支援法』に反対する。


 私たちはこれからも、患者会の実践・《支え合って生きる》実践、本当の意味で《自立》するための実践を行ってゆく。
 そして、それを可能にする《場》をこれからも維持してゆく。


 私たちが《生きてゆく》ことを邪魔するあらゆるものに対しては、これからも闘ってゆく。《生活》してゆく。医療従事者達よ、電気ショックを四肢拘束を保護室を薬物大量処方をやめろ。


2006年4月20日

京都市山科区日ノ岡坂脇町7-5 日ノ岡荘二階 みんなの部屋

      

      前進友の会
『自立支援法』反対ビラ 『自立支援法』反対ビラ  

2006-04-19 19:03:29

今だからこそ、「医療観察法」への反対を!!

テーマ:抗議ビラ

 2003年3月に『医療観察法案』が国会で審議されているときに、私たち前進友の会が作って撒いた反対のビラを掲載します。


 「自立支援法」が上程されてから、「医療観察法」は忘れられているような状況ですが、これは明らかに保安処分であり、この30年の「保安処分反対」の運動がダメになってしまった大変な法律でした。


 私たちはこれからも、一貫して保安処分に反対していきます。


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「医療観察法案」に反対!!


私たちは「精神病」者です。いま恐ろしい法律がつくられようとしています。私たちはこの法律に反対です。この法律は「精神病」者やその疑いのある人を「犯罪を犯すかもしれない」という「予防拘禁」の考え方から「強制入院」させようとするもので
保安処分にほかなりません。


私たち「精神病」者は街で生活しています


私たち「精神病」者はあなた方「健常者」と同じように毎日、街で生活しています。
あなた方「健常者」の隣で普通に生活しているのです。
しかし、「病気」の症状とまわりの人間の偏見によって、ひとりひとりが違った状況のなかで大変苦しい想いをしながら毎日生活しています。
この法律がつくられることによって私たち「精神病」者は現在以上に生活しにくくなります。まわりの人間の偏見も強くなります。これ以上私たち「精神病」者は苦しみたくありません。
「精神病」者も「健常者」も同じ「人間」では無いのですか?


私たち「精神病」者は多くが『病院』のなかに閉じこめられています


私たち「精神病」者はその多くがいまだに『精神病院』という名の牢獄に閉じこめられています。これを医療犯罪と呼ばずになんと呼べばよいのでしょうか。
あなたは知っていますか?どれだけの「精神病」者が「入院」しているか。今現在33万人の人たちが『精神病院』に閉じこめられています。他の科(内科・外科など)も含めた全入院患者の4分の1です。その多くが自らの意志ではなく、まわりの人間の意志で「入院」させられています。つまり『精神病院』という名の牢獄にやっかい払いさせられているのです。
あなたは知っていますか?『精神病院』がどんなところか。そこは《人間の捨て場所》です。そこは、まわりの人間の手に負えなくなった「精神病」者が捨てられるところです。その多くがいまだに「閉鎖病棟」です。「治療」などと言うものはそこにはありません。薬漬けにされ《絶対服従》を強いられます。そこは暴力と虚無と屈辱に支配されています。
この現実をほったらかしにして、また「医療」の名のもとに、私たち
「精神病」者に地獄を見せようとしているのです。この法律によってできる『特別病院』『特別病棟』がいかにひどい場所になるか容易に想像できます。
「医療」の名のもとにハンセン病者を地獄に追いやった「らい予防法」の教訓は生かされていません。


私たちは闘い続けます


もうこの「法案」は「衆議院」を通過しました。いまは「参議院」で「審議」されています。もうすぐ「国会」で可決され、この「法案」は法律として
施行されることでしょう。正直、私たちは無力感に囚われています。私たち「精神病」者を良い「精神病」者と悪い「精神病」者に《区別》して、
「医療」の名のもとに管理を徹底させようとするのです。
しかし、私たち「精神病」者を分断することはできません。たとえこの
「法案」が法律になっても私たちはこの街で生き続けます。生活します。
あなた方「健常者」の隣で生き続けます。そして、閉じこめられている
《なかま》を解放しようとしつづけます。
私たち「精神病」者を管理しようとすればするほど、その欺瞞性に私たち
「精神病」者は気づいていくことでしょう。そして《管理》できなくなることでしょう。
必ず私たち「精神病」者は勝ちます。
私たち「精神病」者の《なかま》の未来のために、私たちは闘い続けます。


「心神喪失者医療観察法案」の概要


傷害以上の罪を犯して起訴前鑑定や裁判で「心神喪失」と判断された者(主に「精神病」者)を地裁に付属させる特別な「審判所」(裁判官と精神科医の合議体とする)で「審判」し、「再び罪を犯す」と「審判」された場合、国が定める特別な『病院』に強制的に「収容」させ、「再び罪を犯す」おそれが無くなるまで無期限に「収容」できるようにする。
また、国が定める特別な『医療機関』に監視のもとに強制的に通院させることができるようにする。



             連絡先

        前進友の会
       (京都市山科区日ノ岡坂脇町7-5)

2003年医療観察法案反対ビラ 2003年医療観察法案反対ビラ
 

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