トラウマ日曜洋画劇場

レンタルDVDもインターネットもなかったあの頃。インドア派の少年たちがオタクとかヒキコモリといった言葉で安易に総括されてしまうこともなかったあの時代。昭和キッズは夜な夜なテレビで放送される洋画番組をめちゃくちゃ楽しみにしていた……

2017年5月、好評につき文庫版が新登場
『トラウマ日曜洋画劇場』よろしくね^^

トラウマ日曜洋画劇場-トラウマ日曜洋画劇場-皿井垂

70年代オカルトブームの影響をもろに受けた人、大阪万博でアメリカ館の月の石を見そびれた人、サンスタースパイメモを近所の川に流して溶かした人、毎週欠かさずトランジスタラジオで『淀川長治ラジオ名画劇場』を聞いていた人、ラウラ・アントネッリと聞いてすぐにピンとなる、じゃなかった、ピンとくる人……昭和の「あの頃」、テレビ洋画劇場にくぎづけだった全てのインドア派少年に捧ぐ。

トラウマ日曜洋画劇場-スローターハウス5 テレビ番組欄

日曜は『地獄に堕ちた勇者ども』に顔をしかめ、月曜は『恋人たちの曲・悲愴』で吐き気を催し、水曜は『午後の曳航』にモヤモヤハァハァし、木曜は『絞殺魔』の暗さにどんより落ち込み、金曜は『パニック・イン・テキサスタワー』に手に汗握る。

トラウマ日曜洋画劇場-No Blade of Glass 最後の脱出パンフ

深夜枠では『センチネル』の放送禁止フリークスにビビり、週末は地方局が放映する『警視の告白』、『最後の脱出』、『鏡の国の戦争』など、マイナーB級映画漬け。

トラウマ日曜洋画劇場-警視の告白ポスター

みんなの好きな快作からだれも知らない怪作まで、毎日テレビの前で盛り上がっていた昭和の「あの頃」を個人的に振り返りまくりました。


トラウマ日曜洋画劇場-センチネル The Sentinel パンフレット

十代の頃に名画座映画館に通い詰めたお父さんも、70~80年代の映画に興味がある若い映画ファンも、昭和のTVトラウマ洋画劇場へレッツラゴー!


『トラウマ日曜洋画劇場』

Amazon内容紹介:

テレビが輝いていた1970年代から80年代…。当時の少年たちをとりこにしたのは、テレビ各局で毎日のように放映される「テレビ洋画劇場」だった。テレビ朝日系列の「日曜洋画劇場」、TBS 系列の「月曜ロードショー」、日本テレビ系列の「水曜ロードショー」、テレビ東京の「木曜洋画劇場」、フジテレビ系列の「ゴールデン洋画劇場」など、各局は競い合うようにして、世界の名作をお茶の間に届けてくれた――だがしかし、ときにはその熱意が暴走し放送コードスレスレの作品が放映されてしまうことも。 強烈な男色シーンにお茶の間が凍りついた『脱出』、変態描写に血の気が引いた『地獄に堕ちた勇者ども』、日米合作の残酷ドキュメンタリーに戦慄した『アメリカン・バイオレンス』、3日前からウキウキで眠れなかった『女囚暴動』などなど、昭和のテレビを彩ったトラウマ級の映画を振り返る!

著者について:

昭和37年生まれ。テレビ洋画劇場にどっぷりの十代を経て、荻昌弘さんと同じ大学に進み、小森のおばちゃまにならって渡米。帰国後、後姿が木村奈保子さんに似た女性と結婚したが、その後、淀川長治さんや水野晴郎さんみたいな人がいっぱいいるタイのバンコクに移住。皿井タレー名義のアジア関係の著書多数。




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おかげさまで思いのほか評判がよく、文庫化が決まりました。 発売日は2017年5月16日です。文庫版はセブンイレブンや駅のキオスクなどにも置いてもらえるらしいので、見つけたらぜひパラパラやってみてください。

詳しくはこちらで click!
トラウマ日曜洋画劇場-皿井垂
「ブレードランナー」ディレクターズ・カット版も顔負けの、『トラウマ日曜洋画劇場』ファイナル・カット版。文庫化にあたってあちこち手を加えたから、単行本と文庫本を両方そろえれば、間違い探しみたいな暇つぶしもできちゃいます。

この春、50年の歴史に幕を閉じた「日曜洋画劇場」への惜別のレクイエム! 

ラウラ・アントネッリの太腿も、アーネスト・ボーグナインの眉毛も、すべてが輝いていた昭和のあの頃への魂のオマージュ

グラスの底に顔があってもいいじゃないか。「チェーンヒート」がお茶の間に流れてもいいじゃないか。

あの日、あの時、テレビにかじりついていた僕らは、四つんばいになってブヒブヒ鳴く
ネッド・ビーティを確かに見たのだ。


ひとりぼっちの青春

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『映画の中の奇妙なニッポン』

映画の中の奇妙なニッポン-皿井垂

<主な内容>
(Part1) 古き良きメガネ出っ歯の世界
(Part2) 日本人ツーリストの掟
(Part3) 世界一有名な職業……ヤクザ
(Part4) 昔はゲイシャ、今は女子高生?
(Part5) おそるべし、日本企業
(Part6) 切り取られたニッポンの風景
(Part7) キャラ立ちしているニッポン人
(Part8) ニンジャとサムライは永遠に不滅です
(Part9) 大日本帝国バンザイ!
(Part10) ジャパニーズ特撮レジェンド
(Part11) みんなでいじろうニッポン!
(Part12) トホホ和食は無形文化遺産

 

新刊の目次・内容詳細はこちらで  click!!

 



ラブホテルのエロパネル前で真剣に悩むウルヴァリン

 


新幹線の車内で自分の首を斬りおとす"くのいち"夏木マリ



「ししゃもと天ぷら定食2つ、それとお酒もう一本」



うぎゃあ! 必殺技ワリバシ責めが炸裂!

 

秋葉原ギレルモデルトロ監督
秋葉原でいっぱい買ったお⊂ニ(^ω^)ニ⊃

 

 

AMAZONの内容紹介から

日本を訪れる外国人観光客は年間1000万人を突破した。2020年には東京オリンピックも開かれる。いま、日本では“クール・ジャパン"を合言葉に日本文化を海外へ発信する動きがひときわ盛り上がっている。しかし、その一方でいまだに日本に対して色々と間違えたイメージを持つ外国人は多い。とりわけそれが顕著に現れているのが「海外で作られた映画」だろう。 学校の給食に豪華な会席料理を登場させ、勘違い全開のニッポン像をぶちかました「ワイルド・スピード3」(2006年)、 日本軍の大本営に原っぱで開戦会議をさせた「パールハーバー」(2001年)などなど、 比較的最近でもおかしなニッポン像をまき散らす映画は多い。はたして外国から見た日本の本当のイメージはどうなのか? そのイメージはどう移り変わったのか? はたまた変わっていないのか? 古今東西、数百本に及ぶ「日本が登場する外国映画」を検証し、洋画の中の奇妙なニッポン像に迫る!

[著者について]
1996年末からタイのバンコクを拠点に活動。 近著に、昭和のテレビ洋画劇場を振り返った『トラウマ日曜洋画劇場』(彩図社)がある。 『バンコクジャパニーズ列伝』(彩図社)、『バンコクで外こもり! 』(河出書房新社)など、海外での異文化体験にまつわる皿井タレー名義の著書多数。

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30年以上前、名古屋に住んでいた僕が『ドラキュラ・ゾルタン』『処刑軍団ザップ』『溶解人間』という知的な3本立てを見た映画館は、大須東洋劇場だった。当時の色あせたビラもちゃんと手元に残っている。

トラウマ日曜洋画劇場-大須東洋劇場 名古屋

東洋劇場は、かつて名古屋の大須という場所にあった名画座。今でこそ大須は下北沢と秋葉原と浅草を足して3で割ったような活気のある街になっているが、昔はワンカップの似合うとっつぁんが昼間から道端でヨガの眠りに入っているような、しょぼくれたエリアだった。劇場自体も気の滅入るボロさで、伏見にある名宝シネマ、白川公園そばのシネマA、栄・松坂屋前のロマン座などと比べても、明らかに見劣りした。

トラウマ日曜洋画劇場-名古屋の名画座・大須東洋劇場

とはいえ、大須東洋劇場でもらってきたビラは、うなるほど力強く、ムダに迫力満点だ。支配人が趣味でつくったようなガリ版刷り(?)のチラシなのだが、ともかくグイグイきている。

トラウマ日曜洋画劇場-名古屋の名画座チラシ

たとえば、上映予定作品の紹介はこんな感じ(原文ママ)。



客席から恐怖の絶呼があがる!!

『処刑軍団ザップ』
腕が・足が・首が……すさまじい悲鳴と血しぶきを、あげて、ブッ飛ぶ!ニュージャージー州の北部で実際に起った、集団殺人事件をナマナマしく再現した。ドギモ抜く物凄い殺人行為のプロセス!<ザップ>とは「殺人」「殺人行為」の隠語!

『溶解人間』
あッ!人間が溶ける……身の毛もよだつドロドロの顔が暗闇の中から迫ってくる!心臓がとまるか!劇場から逃げ出すか!秒刻みのこの恐怖!

『ドラキュラ・ゾルタン』
世にも恐ろしい奇怪な事件が起った!静けさが闇をつつむ真夜中突然!獣が群れをなして、人々を襲う……今よみがえる、ドラキュラと忠犬ゾルタン!来るところまで来た極限の恐怖映画!

『コンボイ』
警察も軍隊も敵じゃない!相手はデッカイほどおもしろい!もう誰にも俺たちを止められない!

『スウォーム』
凶暴な異常体に変性した蜜蜂がアメリカ全土を地獄のるつぼと化す!メンバーは殺人蜂防衛撃滅作戦に立ち上がった!



叫び


開場時間―――朝九時五十分頃
とあるのも、アバウトでいい感じだが、さらに注目すべきは、このチラシの隅っこに並ぶ渋い広告たちだ。

安くておいしい大衆食堂 一ぜんめし大盛
赤門温泉西横入 朝7時より夜8時迄営業


楊貴妃の晩酌 (極秘)白乾児
大須モンテ街今池店 百老亭

喫茶軽食 パーラー・ムーミン
モーニングサービス11時迄
コーヒー・トースト・卵付き


連日オールナイト営業 サウナ・おーす
当劇場西え徒歩3分


喫茶&スナック デヅカ
カラーテレビ受像中


なんといっても、「一ぜんめし大盛」という直球ど真ん中の店名が圧巻!

名古屋の喫茶店文化、特にモーニングセットの過激なサービスは全国的に有名になったが、「モーニングサービス11時迄 コーヒー・トースト・卵付き」なんて書いてる広告もあるから、昭和50年代にはもうやっていたんだね。

「カラーテレビ受像中」と、なんだか得意げなスナックもすごい。いくらなんでもレトロすぎる。三丁目の夕日じゃないんだから……。これって、街頭テレビで力道山見てた我々の親の世代のノリだろ!

 

プレゼント

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『DUNWICH ダンウィッチ』 1987年3月ホラーハウス増刊号 880円

トラウマ日曜洋画劇場-大陸書房ホラーハウス増刊-DUNWICHダンウィッチ

ムー大陸と失われた文明、UFO、怪談、異次元の世界など、オカルトブームの頃にスパークしていた出版社・大陸書房は、『ホラーハウス』という月刊漫画雑誌を当時発行していました。日野日出志、古賀新一、千之ナイフ、高橋葉介……執筆陣もその道のプロがずらり。

トラウマ日曜洋画劇場-大陸書房ホラーハウス

そんな『ホラーハウス』が、昭和62年に”ビジュアル・ホラーハウス”と銘打って出版したのが『DUNWICH』です。カラーページのしょっぱい雰囲気は否めませんが、活字記事は盛りだくさん。

スプラッター・ホラー小説のパイオニア、友成純一さんが大活躍していて、恐怖映画座談会を仕切り、「幽霊屋敷は玩具箱」といったコラムなど色々書いています。友成さんは、「血潮の量なら『シャイニング』『ハウス』『処女の生血』『エクソシスト』、肉汁の量なら『死霊のはらわた』『ゾンビ』『デモンズ』『地獄の門』、臓物の量なら『ビデオドローム』『悪魔のはらわた』……」といった具合に、独自の基準でお勧め映画も選んでいます。

『こんなに楽しく面白い世界のファンタスティック映画祭』といった著書がある塩田時敏さんは、「フリークス再考」というコラムを寄せ、フランク・ヘネンロッターの『バスケット・ケース』やブライアン・デ・パルマの『悪魔のシスター』、『ビーイング・ディファレント』という畸形を扱ったドキュメンタリー、日本のSFX映画『キクロプス』などに触れながら、「肉体の変形への怖れこそホラー映画の成立条件だ」と力説しています。

ちなみに、塩田さんの選んだプッツン・キャラクター映画BEST10は、『地獄のモ―テル』『ミミズバーガー』『悪魔のはらわた』『ホラー喰っちまったダ!/やめられない、とまらない人肉バーベキュー』『悪魔のいけにえ』『2000人の狂人』『マニアック』『養鬼』『オクトマン』『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』だとか。


トラウマ日曜洋画劇場-DUNWICHエンパイア・ピクチャーズ特集

『大霊視者エドガー・ケイシー』『大予言の謎は解けた!』『倒錯の都市ベルリン』など、大陸書房の怪しげなタイトルの本の広告も気になりますが、やはり誌面で一番目を引くのは「エンパイア・ピクチャーズ 新作群の全貌」という特集です。

1983年の創立以来、低予算のSFやホラーを作り続けていたエンパイアは、「アメリカの新東宝」とか「80年代のAIP」などと呼ばれるアレな映画製作配給会社ですが、ビデオパッケージやポスターのデザインにグッときます。『ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり』『フロム・ビヨンド』などの超有名作品だけでなく、藤岡弘の出演した『SFソードキル』なんかもエンパイアだったんですね。

 

プレゼント

 

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それまでなかなか見る機会のなかった劇場未公開のゲテモノ系ホラー映画が、ビデオで簡単に借りたり買ったりできるようになった80年代。インドア派のよい子たちは、当然のごとくスプラッタービデオに群がり、ぐろんちょホラー映画が大ブームとなりました。

トラウマ日曜洋画劇場-The Horror Movies スクリーン臨時増刊 A4サイズ

映画雑誌『スクリーン』もここぞとばかりに、臨時増刊というかたちで、『ザ・ホラー・ムービーズ』というシリーズを出版。趣味の追求にひたすら貪欲だった私は、リアルタイムで1冊ずつ買い揃え、ぬけめなく全5巻をコンプリートしました。

トラウマ日曜洋画劇場-ザ・ホラー・ムービーズ スクリーン臨時増刊1-5巻

『ザ・ホラー・ムービーズ』の内容は、質量ともに当時としてはピカイチで、まさにホラーのバイブルといった感じ。暇さえあれば、なめるように読み返したものです。このシリーズの素晴らしさをなんとかここで伝えたいと思っていたら、なんのことはない、Amazonに丁寧なレビューを書いてる方がいました。(ただし、オリジナル版ではなく、「スクリーンネオブックス」という小型のダイジェスト版みたいなやつに対するレビュー。)

わかりやすい紹介文でしたので、コピペさせてもらいます。トップ1000レビュアーのjunkmanさんという方のレビューです。


これ以前に発売されていたスクリーン臨時増刊「THE HORROR MOVIES」シリーズのPART1とPART2(PART5まで発売されていた)を再編集したものが、このスクリーンネオブックス「THE HORROR MOVIES」です。元となったスクリーン臨時増刊の方はA4サイズ、このネオブックスはB6サイズの手のひらサイズ。情報量としては先に出ていたスクリーン臨時増刊の方が充実していましたが、こちらは現在古本屋でも見つけるのが困難な状況です。それに対してスクリーンネオブックスはまだ見かけることがあります。比べるとやや削られている部分があるものの、それにしてもこの情報量はすごいです。これほどまでにホラー映画を分かりやすく日本語で解説した本は他に見たことがありません。

 

カラーページが多く、A級からZ級まで様々な作品を網羅。50~80年代まで66作品が紹介されています。1986年に発売された本なのでその時代までですが、紹介作品はバラエティに富んでいて、50年代のB級モンスターもの、ジョージ・A・ロメロ監督のTVシリーズ、「13日の金曜日」以降量産されたスラッシャー映画、80年代にブームとなったスプラッター作品群などなど。DVD化されておらず、今となっては見ることのできない作品の情報は貴重です。1巻目の見所は、何と言ってもハーシェル・ゴードン・ルイス監督とアンディ・ミリガン監督の特集。血まみれでグッチャグチャの写真が満載です。他にもB級映画の帝王ロジャー・コーマンの紹介、ジョージ・A・ロメロ、ブライアン・デ・パルマ、デビッド・クローネンバーグの紹介など、見所がたくさんあります。

 

70~80年代を中心に70作品ほどが紹介された2巻の見所は、イタリアンホラー特集のダリオ・アルジェント、マリオ・バーバ、ルチオ・フルチの作品紹介や、13日の金曜日シリーズの紹介、トビー・フーパーやジョン・カーペンター監督の紹介など。ホラー映画ファンの方には資料としてお勧めします。

驚いたのは、アマゾンで販売されていたこの雑誌の価格です。B6サイズのダイジェスト版なのに、中古品が4700円からとなっていました。私のオリジナルA4版を全5巻まとめて売ったら、一体いくらで買ってもらえるんでしょう……ほしい人いますか?

トラウマ日曜洋画劇場-『ザ・ホラー・ムービーズ』スクリーン増刊第1巻

第1巻の巻末には「昭和60年7月25日発行 定価1280円」とあります。西暦1985年ですから、JAL123便の御巣鷹山墜落事故があった年ですね。

雑誌の内容についてちょっと付け足すと、1巻では、「全解剖!ブリティッシュ・ホラーの源流、ハマー&アミカスの全て」という記事でドラキュラやフランケンシュタインのシリーズを解説したり、「ユニバーサル怪奇映画を背負った4人」と題してロン・チャニー、ベラ・ルゴシ、ボリス・カーロフ、チャニー・ジュニアを紹介したりもしています。

巻は、「ダン・オバノン直撃インタビュー」に加え、「サイレント期のドイツ表現派の怪奇性」というコラムで、『カリガリ博士』、『吸血鬼ノスフェラトゥ』、『ドクトル・マブゼ』、『妖花アラウネ』、『巨人ゴーレム』などを紹介しています。

3巻は「1986年度アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭の全貌」という記事を目玉に、リック・ベイカー、ディック・スミス、ロブ・ボーティン、スタン・ウィンストン、トム・サビーニら特殊メイクアップアーティストたちの特集があります。

85年度国内版ホラービデオ人気ベスト10も載っていて、「1位:悪魔のいけにえ 2位:ゾンビ 3位:死霊のはらわた 4位:バスケットケース 5位:2000人の狂人 6位:サスぺリアPart2 7位:ビデオドローム 8位:13日の金曜日・完結篇 9位:ビヨンド 10位:マニアック」とのこと。『ビデオドローム』の順位、低すぎです。

4巻は「パリ国際ファンタスティックSF映画祭」レポートの他、『悪魔の毒々モンスター』などで知られるトロマ映画を特集したり、新旧スクリーム・クイーンを紹介。「ホラー・エロティシズム」というくくりで、『血とバラ』『モデル連続殺人』『歓びの毒牙』『4匹の蠅』『処女の生き血』『悪魔のはらわた』『殺しのドレス』『悪魔のいけにえ』『面会時間』『白い肌に狂う鞭』『タランチュラ』『ヘルター・スケルター』『美女連続殺人魔』『影なき淫獣』『夢魔』『デアボリカ』『ナイトメア』『サンタが殺しにやってくる』あたりをおさらいしてます。

5巻は「東京国際ファンタスティック映画祭’86」の記事がメインとなっていて、「ブリュッセル国際ファンタスティックSF映画祭」なども紹介しつつ、「ホラームービー殺しのテクニック・アラカルト」、「異色ホラー・バイプレーヤーたち」といったコラムが並びますが、さすがにスタミナ切れか、誌面からも1巻や2巻のような異様なパッションは感じられず……。

ちなみに、5巻の巻末を見ると、「昭和61年11月15日発行 定価1800円」とあります。ページ数は変わっていないのに、たった1年でずいぶん値上げしたようです。

 

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