2010-07-01 12:30:00
潔い(13)
テーマ:ピグ恋
ああああああああああああ(´□`。)
右を向いてるピグも
踊っていたピグも笑っていたピグも
みんな一斉にサコにむかって・・・(>へ<。)
誕生日ぢゃないあたしも思わずホロリときちゃって
なんて人の心って温かいんだろうって。
いろんな人がピグを操っていて、不快な思いもたまにするけど
それは概ね誤解が多くて、誰にでも良心はあるんだ。
〝おめでとう〟って言われる方だけじゃなく
言う方も清々しいような、気持ちがいいもんなんだって改めて。
アキトにも見せたかったなぁって。
「みなさんありがとうございました!!」
少し照れた様子のサコ。
来てくれたよ。
ピグ辞めないんだね・・・。
今ここにいるということは、あの輩も懲りたんだね。
「サコ、サラがみんなにお願いしたんだよ」
「あたしこんなの生まれて初めてで」サコ・・・泣いてる?
「まだ震えてる・・・どうしたらいいか」
「どーもこーも普通でいんだよ」ヽ(*`Д´)ノ おぃKYアマネ黙れ!
「誕生日におめでとうって」
「最近ではじいちゃん以外に言われてなくて」サコ・・・?
サコが心情を吐露し始めた。
「あたしは卑屈で素直になれなくて」
「ママが少し優しくしてくれた時とかあったのに」
「それを素直にありがとうって言えなくて」
「こんな自分がイヤだなって思ってるだけなのに」
「そんな目で見ないでって言われて・・・」
「違うのに・・・」ああ・・・。
「なんであたしは生まれてきたの」
「なんであたしなんか産んだのって」
サコの心が解けていく。
「もう考えるのも疲れちゃって・・・」
「したらいつの間にか声が」
「なのにあたしは・・・」
「牡丹みたいな友達がいるサラが羨ましいとか」
「サラに・・・酷い事したりして」もぅいいよサコヽ(;´Д`)ノ
「あたしはきっとママのいうように」
「ズルしてただけなんだ」
「自分だけが可哀想って・・・」
「お願いしますとかありがとうって」
「素直に言えなかった」もう此処にはいろんなピグがいるとか
誰が読んでるか分からないとか
そんなことで誰もサコをとめることはせず。
ダムの決壊の如く、きっと泣きながら吐きだすサコに
ジッと耳を傾けていた。
「サラ、ありがとう」
「もぅいいサコ」
「泣かないで・・・ね」
「サコが生まれた大事な日だよ」
「たった一度の人生ぢゃん!!」
「年に一度の誕生日は笑って過そう!!」そしたら・・近くで聞いていた人がまたサコに・・・
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!
もぅダメ。
笑って過ごそうっていったばかりなのに~
完璧涙腺切れたぁっ!!
「サコ頑張ったね」
「まあオレもサコにきつい事言ってきたけど」
「ほんとおまえ、頑張ったよ」
「自分の殻破るのってなかなかできねーからな」
「サコは自分が変わりたいと思って変わったんだ」
「胸を張れ」(゜ρ゜) たまにはいーことゆーぢゃん
あたしにも言わせろって必死に文字を打っている時だった。
っ!!!
アキトっ!!
「遅くなったな」
「桜子誕生日おめでとう」
「アキ・・・」
「会いたかった人に・・・会えた」なんだろう・・・
〝会いたかった人に会えた〟
その台詞が胸に沁み渡って泪が溢れてきた。
あたし達は確かに恋敵だった。
なのに今、嫉妬とか醜いものは全くなかった。
そこに居た人達の温かさに触れた所為か
私心とか邪念とか雑音が消えて
サコ、いっぱいアキトに甘えな、いっぱい話を聞いてもらいな。
そんな気持ちになっていた。
つづく。 >>



本編主人公のサラ35歳独身実家暮らしの駄目女!!

サラが1年前に恋をしていたリアルの人物(ヒカル)にそっくりなピグを操るアキト。

サラのリアル幼馴染。イギリス在住の実業家。
サラのリア友でもありブロ友でもありピグ友でもある牡丹。
ピグで出会ったアキトのお陰で失声症という病と闘おうと頑張る。通称サコ



牡丹の紹介で麦芽倶楽部に入ってきたピグ。ピグ恋中。

この〝ピグ恋〟は事実を基にした物語です。













1 ■会いたかった人に・・・
サラだって同じ思いだったはず
でも
今は・・・サコに極上の時間をプレゼントしてあげたいね。
涙があふれてくる・・・