2016年の八潮市内中学校「いのちの授業」が始まりました。

 

八潮市では、

市内教育カリキュラム内に「いのちの授業」を取り入れてくださっており、

今年も中学3年生にクラス単位で授業を届けることができています。

多くの方に支えていただき、今年で6年目。

地域と行政が連携する、全国的にも珍しい取り組みです。

 

そんな「いのちの授業」は、性の知識教育ではありません。

「いのち」「家族」「生きる」「未来」を考え感じる授業です。

 

ひとりの例外もなく誰もが持っている生得的な「いのちの力」、

「毎日誰かに抱かれて育った」という愛された歴史、

そして、未来に向けて「授かること」を真剣に考えてほしい、

「自分らしく生きる」ことを考えてほしい…という、そんな授業。

 

いじめや自殺が減り、

性感染症や望まぬ妊娠を減らしたい…

 

「私自身が中学生の時に大人から言ってほしかった言葉や

私自身が知りたかったことを伝えたい」

そう思って活動しています

 

28年度は9月2日からスタートし、すでに6クラスの生徒さんに届けました。

 

授業の後は、助産院で出会ったべビちゃんに来てもらい、

中学生とのふれあいタイム。

「いのち」と触れあう時間。

 

 

 

 

 

 

 

授業を受けた後の生徒さんの感想文より

 

「お話を聴いてお母さんに感謝したいと思いました。それで、私がお母さんになったと、子どもに感謝されるようなお母さんになりたいです。もしいのちを授かったら、宝のように大事に大事に育てたいと思います」

 

「今日の話の中で、『自分らしさを大切にする』ということが印象に残りました。私は今まで、自分のことを嫌だなと思うことがあったけれど、その嫌なところも自分らしさだと受け止めて、自分を大切にしていきたいです」

 

「赤ちゃんの誕生は奇跡だと思いました。生きるためにたくさんの工夫をしているいのちの性能にびっくりしました。生まれたての赤ちゃんは頼りない感じがあるけれど、生きようとする力は強いと思いました。今日は、本当にあたたかい授業でした」

 

15歳の心で、大切な何かを感じてくれていたらうれしいです。

 

28年度の授業の予定は以下の通りです。

かわいい赤ちゃんゲストさんも募集中!!!

 

 9月23日(大原中) 赤ちゃんゲスト決まりました 

 9月30日(八潮中) 赤ちゃんゲスト決まりました

10月7日(大原中)  赤ちゃんゲスト決まりました

10月14日(大原中) 赤ちゃんゲスト決まりました

11月4日(潮止中) 赤ちゃんゲスト決まりました

11月18日(潮止中) 赤ちゃんゲスト決まりました

11月22日(八幡中) 赤ちゃんゲスト決まりました

11月25日(八幡中) 募集中(あと2名)
12月2日(八幡中) 募集中(あと2名)

 

一般の方にもご参観いただけます。

関心を持ってくださった方は、

教育委員会社会教育課(0489964285)へお問い合わせくださいませ。