フリーランス・ドライバーという働き方

~入ってみないと分からない業界のお話~


テーマ:

配送をしていると、ちょっと変わったお客様に遭遇することがあります。

そんな話をご紹介します。

 

私がお買い物便の配達をしていた時のことです。お買い物便とは、お客様がスーパーに買い物に来て、レジでお支払を済ませたものをお届けする配達のことです。

 

私にスーパーから電話が来て、お客様からクレームが入っているというのです。どういうクレームかと言うと、お客様が荷物(レジ袋)を玄関の床(たたきの部分)に置いてくれと言ったのを手渡したというクレームでした。60才前後くらいの女性のお客様でした。

確かに私はお客様に手渡しました。

なんだか玄関の床に置くのに気が引けたし、レジ袋の荷物も小さく軽いもので、最初にお客様の方に差し出したら普通に受け取ったので、そのまま残りの荷物も手渡したのでした。

 

なぜ、そうしたのか?という事も聞いているので、お客様に電話して謝罪してほしいということなのです。

 

私は、良かれと思ってやったことではありましたが、確かにお客様の言われた通りにしなかったので、「クレームになるほどの事だったのかなぁ?」と思いつつもお客様に電話しました。

 

そして、「良かれと思ってそうしてしまいました。申し訳ございません」という内容の謝罪をしました。

 

そのあと、私はお客様の言葉に衝撃を受けたのです!

 

 

お客様:「あなたは裏組織の人ですか?何かの陰謀で私の手がふさがるようにしたのですか?」

 

私:「は?……」 約2秒ほど固まりました。 ホントにこう言われたんです。

 

そして私は言いました。

 

「いいえ、私は決して裏組織の人間ではありません。ただの配送員であります。荷物を手渡してしまったのも、陰謀でもなんでもなく、余計な気をまわしてしまったためです。申しわけありませんでした(汗)」

 

真面目に言いましたよ。

 

そのお客様は妄想癖があるのでしょうか…

どうも自分が裏組織から狙われているような気になっているようです。おそらく本人も秘密結社に属しているつもりなのでしょうか。

 

そういえば、そのお客様の荷物の受け取り方の手順がちょっと変わっていました。

 

そのお客様は、最初チェーンをかけたままドアを少しだけ開けるのです。そしてその隙間から伝票を入れてと言うのです。

 

 

こんな風に応対するお客様手は初めてだったので、ちょっと面喰らいながらも、要求通りにドアの隙間から伝票を手渡すと、再びドアが閉まります。しばらくしてからチェーンを外してドアを開け、荷物を受け取るのでした。

 

本当にスーパーの配達員かどうか確認していたみたいです。名前も確認されました。

 

他の配達員に話したら、彼はいっさい逆らわずに、言われた通りに玄関の床に荷物を置いているそうです。

 

我々は、このお客様への配送指令が来ると、密かに「秘密結社の人だ」と戦々恐々としております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

中川さんぽさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。