馴染みのない街は、発見があって面白い。
馴染みの街の発見と、それはまったく違った発見。

そんな荻窪でみつけた料理屋さん。

割烹と名がつくものの、小料理屋さんのような、ざっかけない言い方をすると定食屋さんななんだけど、それもやっぱり違うような。

献立にずらっと並んでいる料理の名前から、二品ないしは三品選んで、950円か1300円。

この献立が実に幅広くて、微に入り細に入り。
揚げ物が目立つようでいて、煮物、焼物、刺身にサラダ。肉から魚まで。

迷う。

まず、二品か三品か、迷う。

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鯵が旬だから、鯵フライを。
ちょっと写真寄り過ぎだね。

揚物は生パン粉だろうか、パンを食べているかのように、ふわふわさくさく。

鯵フライ、醤油もソースも好きなんだよなあ。

さて、あともう一品。

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煮込みハンバーグ。

大きすぎず、小さすぎず、いい。
揚物に対して、トマトがさっぱりとして。

それよりなにより、鯵フライに煮込みハンバーグを合わせるセンスがいい。

って、自画自賛。

いや。

その賛辞は、荻窪の割烹ゆずさんへ。

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謙遜でもなんでもなく、わたしは自分の真打披露のときの経験やなにかを話てあげただけなんですが、今度の新真打のひろ木(林家)さんが、いたく感謝してくださいまして、

「兄さん、ぜひお礼にごちそうしたいのですが」

と、電話を貰いまして。

真打披露には、正直な話お金がかかりますし、一旦は「そのキモチだけで、充分」と断ったのですが(ホントは真打披露直後は金銭感覚がマヒしたまんまなんだよねー)、ここは真打披露完走後の、ひとつの到達点として、やはりふたりで乾杯しようかと、ふたりしてお世話になっている、新橋の鮨処うお倉さんへ。

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彼はビールの小瓶。
わたしは、緑茶割。

二ヶ月超、おつかれさま。

昨年蒲田まで「どこから手をつけたらいいんでしょう?」と訊きにきたときは、まだ秋。あっという間に年が変わって、如水会館での披露宴。

寄席での披露興行、と。終わってしまえば、慌ただしくも、華やかな日々は、ホントに走馬灯のようで。

あの苦労も、あの歓びも、夢のようだ。

そんな話で、盃を重ね。

そうだ、あの披露宴・披露興行を振り返って、わたしもまた、もうひとふんばり、ふたふんばり。

まして、落語協会だけでも、すぐに秋の昇進披露、まして、襲名披露も控えてますからね。
ひとまず、乾杯、おつかれさまってやったら、さて、その次その次。

ひろ木師匠、あらためておめでとう、そして、おつかれさま。

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撮影・支払い 林家ひろ木
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まっつぐ帰ればいいのに、巣鴨のおいしかったネパール料理屋は休み、駅に戻るのがしゃらくさいので、線路沿いを大塚へ。

あ、なんか気になってたたこ焼き屋さんがあったな、ってみつけたのが名匠上木屋、確かココ。

カリカリよりも、トロトロ重視。
ふむふむ好きなタイプ。

しばらくすると、ひとり客が隣に。
店側のカウンターは、ご常連さんって感じの狭い店だったんですが、そのお隣に来たひとが

「ねぇ、これじゃあ着けんよねぇ」って

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ああ、ここの踏切を、こう(矢印)書かないとわからないかもしれないなぁ、と、書き加えると

「そうら、これじゃあ着けんよ」

どこのイントネーションかと思ったら、山梨。
南アルプスからの出張。って話から、どう盛り上がったのか、よし、二軒目スナックに行こう!って。

ああ、バカだねぇ。

電車はなくなるしねぇ。

そんなわけで、いま一番あたらしくできた飲み仲間が、南アルプスのなべちゃん(49)。

毎月、書道の道具、主に紙の営業で東京にいらっしゃるそうです。

いまじゃ毎日、LINEをする仲さ。
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この店をひと言で言うと、キレイかもしれない。
ことに特別なにかをキレイにしているわけではないけれど、あたりまえのようにキレイ。

カウンター 10席あるかな?カウンターへ、どちらでもどうぞ、とのこと。

辛酎…からちゅう、炭酸。
辛酎は、トマト割も旨い、トマト割こそ旨いっていうひともいるかも。

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ればテキ、串はおまかせ五本。

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この店でキレイなのは肉だけでない。
季節の野菜こそ、とてもキレイなのだ。

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ベビーコーンはヒゲまで旨い。

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韓国唐辛子。

辛くはなかった。

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右はほーでん。
まるまるっとしたのも、以前拝見しましたが、ほーでん。

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最後はブレンズで日本酒。

もう、ほとんど白子。
白子だって、食べる慣習がなければ、不思議な食べもんだよね。で、これはブレンズ。

いつ来ても、キレイで旨い。
もつやきはるさん。
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蒲田で用事を済ませて、巣鴨へ。
30分ぐらい早く着く。

駅前でぼんやりしていてもいいのだけれど、なにかあるはず。

薄暗いなか、いいオトナたちが一方を向いて立っている。これは怪しい。まして、看板にはチューハイ200円とな。

ますます、あやしい。

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入店して、チューハイ。

頼むやいなや

現金?

え?なに?

現金?チケット?

ああ、なるほど、割安のチケットがあるのね。
ここは30分勝負だから、現金で。

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かきあげ、150円。

こんなのがいいね。
じゃあ、かきあげも。

かきあげを待つ間に、追加のチューハイ。

ハイ、200円。

かきあげがきたところで、また150円。

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玉ねぎ、ですね。よい。
もちろん注文後に揚げてます。

が、ここから難しいのが、後何分で何杯飲むか問題。

かきあげが来たとこで、残り10分、残りのチューハイ5割かな。かきあげは150円と侮ったら、かなりの量。チューハイは氷混みなので、三口でどうにかなる量。

ああ、酒飲みの浅ましい懊悩。
この悩みが、たのしいところ。

もう一杯はひかえて、かきあげに専念。

550円。

ごひゃくごじっほろ。