総理方針に反逆前原国交相を直ちに罷免すべし

植草一秀の『知られざる真実』
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-0471.html


↓ 鳩ぽっぽの迷走が判明後


●総理は前原国交相ごり押しを容認すべきでない

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-e12a.html

植草教授はかなりの民主党信者ぶりを見せているが、最近だとやけに小沢さんを称える記事が多い。

で、今回高速道路料金で前原国交大臣と小沢さんが衝突したが、もうそりゃ見事なほどに前原大臣を叩きまくっている。

そもそも高速道路料金の改訂を前原大臣が打ち出した際に厳しく叩いていて、その後小沢さんが鶴の一声でひっくり返させたのに前原大臣が反発した際 は辞めろとまで言い出した。

しかし、その直後に鳩山首相が前原案をきっちり会談して了承していることが判明して大慌て(笑)

植草教授ほどの人でも混乱してしまうのが民主党の凄さであろう。


高速道路料金の新割引制度だって、国交省にきちんと高速道路無料化を実施出来るだけの予算が配分されていたならばこんな値上げをやる訳が無い。

実際に高速道路が全部無料化になったとなれば、将来的には増税でアホを見るだけだが、短期的には馬鹿は騙せる。参議院選挙を目前に控えた民主党に してみたら無料化出来るなら当然やっているはずだ。

しかし国交省はただでさえ公共工事を2桁も削減させられており、他から予算を引っ張ってくる余裕は無い。

唯一残されていたのが自民党が用意していた3兆円の割引原資だけだったわけだ。

ところがあろうことか小沢がもっと高速道路を作れやと言い出した。
そこで止む無く国交省に残された最後の財源である高速道路割引原資の3兆円のうちから、およそ半分を拠出することになったのだ。

3兆円の原資はあくまで割引原資であり、到底無料化を実施するには足りない。

日本の高速道路会社は年間で2兆5千億円ほどの収入を得ている。そのうち1.8兆円ほどを借金の返済に充てており、借金の総額は30兆円ほど。

ここで前原大臣を非難するのはちょっとピントが外れているように感じる。

前原大臣を非難するのであれば、鳩山と小沢は2.5兆円の予算を高速道路無料化のために用意してやって初めてそれが可能となる。
その上さらに高速道路建設をも求めるのであればその分の予算も上乗せしてやるべきで、プラス1.5兆円。
合計で4兆円ほど前原大臣に用意してやって、それでも前原大臣が無駄なことに予算を使ってしまって無料化ができませんでしたと言う時にようやく非 難することが出来るであろう。

ついでに、植草教授は何故か前原大臣が鳩山首相を貶めるためにワザワザ値上げをやったように書いているが、どうした教授、ちょっと冷静になった方 が良い。

高速道路の実質値上げを打ち出した直後ならともかく、その方針は閣議決定されていて他の党首たちも我々は出された方針を了承してハンコを押してい るのであとは民主党の問題だと言っている。

閣議で決定し、首相もハンコを押しているのであれば、その全ての責任は首相に行く。
八ッ場ダムの交渉のマズさなどは前原大臣個人に帰するところ大であるが、今回のは前原大臣に非難が行くのはお門違いだろう。

ただし、その後マスコミを通じて公開状態で小沢さんと言い争っている姿をみせているのは確かに組織人としては良くは無い。この部分は少しおとなし くしろと言うぐらいは良いと思う。

だが、それでさえも結局のところは小沢さんと前原大臣のどちらの案を了とするのかをはっきり示さない鳩ポッポが一番悪いだろう。

前原大臣は国交省に与えられた予算、財源の中でギリギリ出しうる案を出してきている。
それを小沢は了承出来ない。

もうこうなっては鳩山が決断する以外に問題は解決しないのは明白である。
高速道路無料化を実現させるのだと決断し、尚且つ小沢の要求する高速道路建設もやるのだと言うのであれば、鳩山は前原大臣に4兆円の財源を提供し なければならない。

とりあえず無料化は諦めて、現行の割引は維持した上で、小沢の要求する高速道路建設をやると言うのであれば、1.5兆円は用意してやらねばならな い。

金はこれ以上用意出来ないんだと言うのであれば、結局前原大臣案にするのか、それとも値上げはダメだとするなら小沢の高速道路建設要求を跳ね除 け、自民党の用意した3兆円で現行の割引を継続するかしかない。

もう前原大臣も小沢も両方ともボールは投げている。ボールがあるのは鳩ポッポの腕の中だ。


>総理大臣が一国務大臣の横暴に屈服してはならないのである。


教授違うよ、叱るべきは怠惰で優柔不断な総理ですよ。
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