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2015-12-31 00:40:37

カップリングコンデンサの交換(オーディオ)

テーマ:オーディオ(死語w)
お久しぶりです。丁度一年前の暮れにオーディオネタでブログUPして以来の伊豆日記の人とは言えない、おいちゃんです。

さて、今日は、タイトルの通り、手持ちの装置のカップリングコンデンサを交換しました。
コンデンサって何?? 理科系の人なら、電気回路の基本 「抵抗」 「コンデンサ」 「コイル」 をご存知と思いますが、これらは ICやオペアンプと言った能動素子ではなくて、その周囲にあって動作を手助けするような部品ですね。

今回はSTAXのコンデンサカートリッジのドライブアンプと、JBLのチャンネルデバイダーのコンデンサを交換しました。


その1 : STAX ECP-1のリペア

STAX社はすでに解散してしまい、特徴あるコンデンサカートリッジとそのドライブアンプはオークションでもなかなか見かけない逸品となっています。
おいちゃんは会社に入って間もないころ入手したので、40年近く経っていることになりますね。 信号のカップリングコンデンサは時代とともに優れた品質のものが作られていますので、交換するだけで、音が良くなると言うのは良く言われることです。
従来使われていたのは何か?よく分からないのですが、積層セラミックコンデンサのような部品で、これはオーディオ回路にはあまり良くないと思われましたので、フィルムコンデンサに交換しました。(下の写真で白い筒状の部品です)



秋葉原のラジオデパートに有る 海神無線、ここは自作派にとっては聖地みたいな場所ですが、ここでUSAのASC社製ポリプロピレンフィルムコンデンサを購入しました。 0.022μから0.1μまで合計で4000円くらいの出費ですが、音が見違えるように(・・・この辺はオーディオ関係の記事では必ず使われる表現なので、話半分で聞いてください 笑) 良くなりました。 透明感、奥行きが改善され、コンデンサカートリッジの本来の良さが蘇った感じです。

このECP-1はノイズ対策として、商用電源は使わず電池駆動でした。当時はニッカド電池しかなかったので、これを10個くらい束ねていましたが、経年劣化で液漏れを起こし、使い物にならないので、充電回路ごと取り外し、代わりに密封型の蓄電池を使いました。



一個850円程度で、容量も大きいのでかなり使えますし、充電も可能なので大変満足しています。コネクタで取り外せるようになっていて、充電器に接続も可能です。
ユニットに収めた写真が下記状態です


その2 : JBLチャンネルデバイダのリペア

現在はJBL4344の低域ウーファーの高域カットのみに使っていますが、なにやらハム音が出るのと、低音がボンボン言うので気に入らなかったのです。
高域側は、せっかくの真空管アンプの音をストレートで伝えたかったので、JBL4344をバイアンプに切り替えた後、高域側にダイレクトにアンプを繋いでいますが、ミッドバスのエンクロージャが小さいために低域まで伸びず、これが奏功して上手くつながっているようです。 ただ、純正ではカット周波数が290HZで高めなので、この際、230HZでカットすることにしました。

まずは電源用の電解コンデンサの交換です。そもそも電解コンが40年以上持つわけがない、多分スカスカになっていて、それで商用周波数のハム音が出てるのではないか? これを、ニチコンのオーディオ用電解コンデンサに交換。ハム音も消えて静かな音になりました。
下の写真で横に3個並んだ部品で、これは数十円の物ですが、劇的に改善されました



さて、次は信号のカップリングコンデンサです。これは直流をカットして音楽信号のみを伝える役割をしますが、現品では電解コンデンサを使っていました。当時は容量の大きな良いフィルムコンデンサが無かったので仕方がなかったのでしょう。
4.7μと、出力段の100μですが、さすがに100μのフィルムコンは大げさなので、22マイクロにしました。これで、問題は無いのですが、さすがに大きい(笑) もはや裏蓋が閉まりません。
黒い筒のようなのが、デンマークJANTZEN社のポリプロピレンフィルムコンです。低域のみの交換でも8000円くらいかかりました。しかし、JBLのチャンデバが、当時25万くらいしていたことを思えば安いもんです。



さらに、低域カットフィルターのコンデンサと抵抗もオーディオ用の部品に交換しました。ついでにカットオフ周波数を230HZに変更。
左側が従来の部品。右側の青いコンデンサは、ドイツVISHHAY社のポリプロピレンコンデンサです。ついでに抵抗もオーディオ用に交換、一本300円くらいします。





さて、こうやって交換した後、音楽を聞いてみると、低域の迫力がありながら、ボンボン言わない音に感動! おいちゃんは、乾いた感じの制動の効いた低音が好きなので大満足でした。

年末年始はこれで音楽を聴きまくっております。
























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2014-12-30 23:36:27

その19 レコードクリーニングについて(その2)

テーマ:ブログ
前回、ブログをUPしたのは9月下旬のこと。。。毎日と言っていいくらい、ブログを更新していらっしゃる方々を思うと、それは大変な努力というか、センスが無いと続けられないというか・・・そもそも、よくそんだけ書くことがあるなぁ・・・と、、、、最近は伊豆日記の人とは言えないおいちゃんです。

さて、今回は レコードクリーニングについて、、、の続編です。以前、と言っても1年以上前ですが、この件に関して記事をUPいたしました。

その9 レコードクリーニングについて

ここでは、市販のクリーニングキットや、伝説のクリーニング液、そして「なんとか還元水」ならぬ、街の発明家の魔法の水w などを紹介しましたが、記事の結論は 「結局効果は確認できません」 というものでした。

その後も相変わらず悩まされたのは、やはり残留ノイズとして残るパチパチ音、いわゆるスクラッチノイズでレコードには付き物のように言われています。 もう一つは静電気で、こいつが空気中のホコリを引きつけ、針に付着して音が不安定になったりします。 これを退治すべく、色々と試行錯誤してきましたので、その結果をご報告しようと思います。

まずは、レコードの水洗いです。中性洗剤をつけて、泡立ててから流水で良く荒い、その後水気を拭き取ります。水気が残ると良くないという説が多いので、何回も拭き取りますと静電気を帯びてきて、たしかに表面は綺麗になるが、演奏中に埃が吸い寄せられるし、そもそもパチパチ音が無くならない、、、、なぁ~~んか なぁ・・・・変わらないなぁという感想でした。

レコード溝に食い込んだ埃を掻き出す特殊なクロスとか、いや歯ブラシの毛先極細がいいいとか・・・・



これの結果は? まぁ・・・なぁ~~~んも変わらないという感じw

台所用品の 「メラニンなんとか」 というものを水に浸して擦ると、見違えるようになる・・・と友人が言うので試してみたが、、、、その友人への信頼感がくずれただけでした(笑)



ところが、今回 オーディオクラブのN氏の試聴室にお伺いしてみると、氏は毎回のようにレコードをクリーニングしてから演奏している。 そのクリーニング装置は良く知られた製品で・・・・15万くらいする、バキューム式のクリーナーです。

しかし、おいちゃんが注目したのは、その洗浄液とクリーニングのやり方でした。

洗浄液について

巷では、アルコールや海面活性剤にたいする拒否反応があるが、彼の洗浄液は装置の純正では無くて、自家製のものでした。 よく、紹介されている作り方で、アルコール(イソプロピルが推奨だそうだ)を5倍の精製水で希釈し、1滴の界面活性剤を添加して作ります。界面活性剤を添加することで、洗浄液がレコード溝に良くなじむようになる効果が期待できるとのこと。まぁ 理にかなってますな。

洗浄方法

これはおどろきでした。洗浄液をたっぷりかけて、レコード面を濡らし、そのうえでバキュームで洗浄液を吸引します。それで、十分乾いていないのを、そのまま演奏するんですね! え~~ そんなことしたら、砥石に水をかけて刃物を研ぐのと同じじゃないの??? レコードも針も削れてしまへんのかいな? しかし、拭き取ることで拭き取りに使用するクロスの埃を付けてしまったり、摩擦で静電気を起こしてしまう二次障害があるので、拭き取りはしないそうです。バキューム吸引の性能が高いので 「そのうち乾く」 と言って笑っておられました。

さて、この経験から、おいちゃんも考えましたよ! まずは洗浄液



エタノールと精製水、、、界面活性剤は台所の適当な洗剤です。これを、カインズホームで購入した容器に入れて・・・・


こいつでレコード面に吹き付けると、界面活性剤の威力か、濡れ濡れに・・・・


もし、面が弾くようなら 前述の 「メラニンなんとかw」 を使って、洗浄液をのばすように塗り塗りしても良い。。。汚れも落ちるかも? おいちゃんは、これで何回も擦って汚れを掻き出すようにしています。



そのあとは、コットンで拭き取ります。バキュームが無いのでこれは致し方ない。ただし、ケバ立つようなものは使えません。おいちゃんは100均やドラッグストアのコットンを使いました。


これで、レコード面を拭います。 まぁ ざっとこれくらいでいいかな?



拭ったあとも、湿気はかなり残っていますね。


それをプレーヤにセットして、水気をざっと拭き取ります。ほんとにざっとで良い。。。これが肝心で、湿気が残るから静電気が全く起きないのです。


静電気が発生しないので演奏中に針先に埃が付くことは皆無!! そして、針先やレコードが削れることも有りません。針先は非常にクリーンなままで、今までのように演奏の前後で針先をクリーニングする必要もないくらいです


苦節1年、、、、、結局、しごく常識的なところに落ち着きましたが、これで、パチパチ音はかなり軽減され、なにより静電気から解放されて、極めて心安らかに音楽を聞くことが出来、大変幸せです。

みなさんもお試しください。














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2014-09-28 09:27:46

その18 往年の名器 GOODMANS  AXIM301を再生する!

テーマ:オーディオ(死語w)
おいちゃんです。 すっかりインドア派となり、世間の片隅でコソコソとオーディオに励み。。。もとい!(ハゲは禁止) オーディオにいそしみ、もはや 伊豆日記の人のパクリ肩書も色あせている今日この頃です。。。。。

さて、おいちゃんが グッドマンスのAXIM301 というスピーカを持っていた話は、したのか? しないのか? 定かでは有りませんが(笑)  今を去ること、50年前に、秋葉原のヤマギワ電器から購入し、STAXのコンデンサスピーカにその位置を譲るまで、メインスピーカとして君臨してきました。 それをオーディオ博士の友人に譲り、再生をお願いしたのですが・・・・・

持ち込んだ当初は、冴えないボンボンと鳴るスピーカで、
おいちゃん 「こりゃ、ダメだな エッジがヘタっているのかも」
友人 「それにしても鳴らないねぇ・・・こりゃ 箱が悪いのかも?」
おいちゃんは、友人が実験に使ってくれればいいやと言うつもりで、差し上げて、すっかり忘れておりました、、、しかし 箱に入れて再生したよ という連絡を受けて行ってみました。

友人宅にセットされた AXIM301 後ろにタンノイの38cmスピーカがありますが、これがどうしてどうして、タンノイをしのぐ素晴らしい音で鳴りました!


50年前にもかかわらずヘタっていないエッジ! 信じられません。ウレタンエッジではないからでしょうか


センターの高域を受け持つダブルコーンも全く無傷。中央に見えるナットは 後ろにある強力な磁石の芯を止めてるものと思われます、



これが全容ですな。。。。友人はバッフル板に取り付けるとき、前から取り付けました。こうするとスピーカを板にしっかり固定できる。以前は後ろから取り付けていたため、前のクッション材を挟んで板に締め付けられるだけなので、強固な固定にならず、フワフワした音の原因になっていたのだろうと。。。。。



後ろに回ると、このスピーカの超弩級の磁石が見て取れます。ロゴが書かれたプレートがレトロでいい雰囲気。。。。AXIM301はイギリスのメーカで、made in ENGLAND の文字も見えますね。日本のスピーカが台頭し始めたころですから、まだまだ欧州勢が幅を利かせておりました。



箱は後面開放型で、これにより低音の締まりを確保したとのこと。 そしてスピーカを徹底的に固定するため、梁が入っています。 ネジ300本使ったという代物!


おいちゃんのBOXは国内で純製を真似て作ったものですが、箱の考え方が全然違い、密閉型なのですが、フワフワボンボンと鳴って、へタったスピーカのようでした。下が出来上がりの写真です



低域が明らかに締まったいい音です。50年前の英国製のスピーカユニットですが、現代風に明快な音で鳴るんですね。BOXがいかに大事か、良くわかりました。 ジャズもベースの音が不自然にボンつくことなく、ピアノのタッチが瑞々しく、ボーカルは息遣いまで再現しています。そして、、クラッシックもいとも自然に再生するのにはビックリ! 友をして 「クラッシクの方が良い感じだなぁ」 と言わせるほどでした。弦楽器が素晴らしい!


もし、AXIM301をお持ちの方は、ご相談なさったらいかがでしょうか?
(・・・と営業してみるが、なにせ趣味の域ですから納期などはご容赦・・・かな?)












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