-おはようございます。昨日はご指導ありがとうございました。今日も部活練習あります。シュンさんのご指導お願いします。みっちりしごいてください。シュンさんもお仕事頑張って下さい。

メールを送信すると、絢子は、ショートパンツにVネックのいでたちになって、朝のランニングに出た。
今朝は、携帯電話は置いたままだ。走りに集中したかったのだ。
とはいえ、いつもより相当速いタイムで、いつものコースを走りきって体育研究室に帰ってきた。
真っ先に、ロッカーを開けて、携帯電話の着信を確認する。

-おはよう。今日のメニューは、ランダムダッシュしてみようか。俊敏性とスタミナを作ることが強いチーム造りの基本だ。最初は前後左右で・・・・・・

なんだか平凡でがっかりした表情に絢子はなっていた。
擦り上げ腕立て伏せは、知らない動きで、尻を突き出す動きが恥ずかしくトキメキがあった。
これは、普通にダッシュするだ。
絢子の欲望の一部しか満たしそうにない。
長時間やれば、それなりに疲労を感じるだろうが。
シュンのコーチレベルもこんな程度か、期待はずれじゃん。
毒づきながら、着替えて、授業に向かった。

(つづく)

AD