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テーマ:バミュの日常(哀)つーかさ、
怖い目にあった。
産褥熱が搬送されてきますた。
助産院から。
スタッフはみんなシレっとしてっから
てっきり
軽症の人が来んのかと思ったらさ…。
おれ、大学病院で同じようなの何回か見たことあるけど
DIC一歩手前の感じなのよ。
(知ってる?DICって死ぬねんで?)
第一印象で
「やばい」って思ったけどさ
怖いというか情けないのは
周りが誰も焦ってないから
おれ自身も
「あれ、俺だけ騒ぎすぎ?」
みたいな気恥ずかしい気分になっちゃうとこなんだよね。
田舎にいると
この地理的な不利が
自分の判断も狂わせ兼ねないという
せつないかんじ。
あとから考え直してみると
ホント医者としてだらしなかった…。
自分の判断をもっと主張するべきだったね。
さらに
血液検査もできないんだよ。
凝固系どころか
血算さえも検査科をたたき起こさないとわからない。
だから
データなしで治療開始。
まさに行政に切り捨てられた現場。
(おおげさ)それでもさ
オーバーダイアグノーシスっつーんだけどさ、(やりすぎってやつね)
それでいいから
治療やったろうって感じで
はじめちゃったの。
家族にも
いちおシビアな説明かましてさ。
家族はイチイチ突っかかってきたけど
まぁ、結果的に助けられんなら
なに言われてもしょうがねーかと思ってさ。
で、良く考えたら
べつにこの病院で分娩したわけでもないし、
俺が作った病気じゃねーのにさ。
複雑だよ。
まぁ、最近は怒られるのも
コミュニケーションだと思うようにしているが…。
…。
たださ、
さすがに
俺も
イラっときてさ
後ほどになって
どうして
助産院がこんなに
自然ばかりにこだわるのか調べてみたよ。
そこでわかったのはさ
ひとつは、
助産師に処方の権限がないことね。
抗生剤飲ませてれば
防げたか
もっと軽症だったはず。
で、
もう1つはさ
助産院の人達はWHOの勧告に忠実なのね?
俺も初めて条文を見つけて
読んだけど
驚いた。
まさに
このまんまやってる。
…。
ちょっと納得したりして。
納得して
いいことだとは思ったけど
周産期死亡率は
WHO加盟国の平均よりも
日本のほうが低いよ?
それに
WHOの勧告以外にも
日本産婦人科学会も
いろいろ勧告を出しているから
それも読んでいただけると
いいんじゃないかな。
俺も助産について勉強しているわけだし。(最近だけどね)
「満足のいくお産」ってなに?って考えた。
WHOの条文を読むと
嫌がることをされないってこと?に思えるけど。
嫌がることをするのが医療だから
相容れない部分はあるよね。
でも
もうちょっと
落としどころを見つけたいですね。
ちなみに
その後
その患者さんは
常勤の先生に申し送りますた。
常勤の先生が
かなりブーブー言ってた。
搬送したかな?電話してみよ。




1 ■すみませんです。
お疲れ様でした。
患者さんは、助かったんですね。ビビりました。
あたひは、申し訳ないけど、嫌な事しない病院が良いと、
考えてまひた。
でも、治療て、嫌も、好きも無いすね……。