リバーサイドストーリー

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渡邊希望です。

 

先日、無事千秋楽を終えました。

リバーサイドストーリー。

 

いろんな意見がありましたが、

概ね好評だったようです。

 

ご来場いただいた方、まことに有難うございました。

 

 

答え合わせを兼ねて、作品解説。

ちなみに飛ばしても構いません。

言いたいことは解説の後。

 

「母」というキャラクターは

長女を生んだあと、

次女を授かりましたが、次女は生まれてくることが出来ませんでした。

その後、代理出産という形でもう一人の女の子(便宜上、三女)を授かります。

 

 

ストーリーテラーは長女。

とある河原で、生まれてこられなかった次女と、

今はお腹にいる三女の意識体(幽霊)を見つけます。

 

生まれてこられなかった子の幽霊と、もうすぐ生まれてくるその子

二人の妹の幽霊を

長女は見守ると決め、河原に住み始めます(ホームレス)。

 

長女は劇中で

「三女(これから生まれてくる子)に笑ってほしい」と

何度も言います。

 

その理由は、三女が経験したことであれば、

次女(生まれてこられなかった子)は同じように体感することができる

というこの作品の裏設定に起因しています。

 

つまり、生まれてこられなかった妹を楽しませるためにも、

これから生まれてくる妹の幽霊を楽しませようとします。

 

三女の幽霊は生まれてきたら消えます。

残された時間は多くありませんでした。

 

しかし長女は、河原で幽霊である三女と一緒に暮らしてみても、

苦しいことや厳しいことばかりを言ってしまい、自分の無力さを呪います。

 

そして、三女は生まれ、三女の幽霊は河原から消えました。

 

残されたのは長女と次女。

長女は楽しませることが出来なかったことを次女に謝ろうとしますが、

次女は、満面の笑みで「どうして?」と答え、三女が体験したことを楽しそうに思い出すのでした。

 

 

めでたしめでたし。

 

 

 

とまぁちょっと込み入った内容だったわけです。

 

思いのほか理解できている人が多くてびっくりした。

 

みんな頭いいのね。

ストーリーに関しては我ながら不親切に作ったなと

 

 

が、

 

が、

ここからが言いたいこと

 

 

僕が一番やりたかったのはストーリーを理解してもらうことというよりは

世の中を必死で生きてるみんなってどれほど魅力的かっていうのを再確認したかったのです。

この世界をなんとか乗り切っている人たちは、絶対に魅力的なのです。

 

役者にはいろいろ要求しました。

各キャラクターが魅力的じゃないことはありえないと言い放ち

一人一人が個性豊かに、綺麗なことも汚いことも全部ひっくるめて、

「この醜くも美しい世界」的なことをやりたかったのです。

 

そのために、良い設定はないかと案を練ったのが上記の設定だったというわけです。

 

簡単に言えば、

キャラクターたちが可愛く見えるかどうか

キャラクターを楽しむ舞台みたいなものを作りたかったというわけです。

 

まぁそれだけだと
味気ないので、一つ大きなメッセージとして

伝えたいことを伝える大切さ、みたいなものを織り込んでみた

という訳です。

 

以上、解説終了

リバーサイドストーリー~ネコの世界~

お楽しみいただけましたでしょうか。
 

 

いくつか写真を

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

はい。

 

ちょっとみんなが出てる写真が少なかったですが

もっとわちゃわちゃしてました。

 

役者、スタッフ、劇場の方

そして

ご来場いただいた皆様、この度は、まことにありがとうございました。

 

 

ではまた