◆レンタルDVDにて鑑賞。
◆三部作の完結編。1部の主役二人に,新たなヤンが加わってこの3人が中心に
描かれる。マフィアのボスと警視は影をひそめる。
◆とにかく,1ヶ月後や7日前など,時制が行ったり来たりするので,わかりにくいが,
全体の雰囲気が第1作と同じなので,自然に楽しめた。
◆エンディングにオーディオ店で二人が出会い,あの女性ボーカルで終わるところが
「無間地獄」ならぬ輪廻転生を思わせてよい。
◆演技に難はあるが,ケリー・チャンは実に美しい。クールな無表情が最高である。
◆レンタルDVDにて視聴。
◆次々に巻き起こる謎解きとアクションに退屈させられない,ジェットコースタームービー。俳優陣も,ジョン・(アンジェリーナ・ジョリーの父)ボイトらがしっかりと脇を固め,主役の3人を盛り上げる。特にヒロインのダイアン・クルーガー(「トロイ」のヘレン王女)は知的で美しく,グラマラスという申し分なさ。
◆ジェリー・ブラッカイマー風味全開で,ワシントンDCの地下にトレジャーがあるなんてまあ,リアリティは薄いけれど,楽しませてくれる。特に,独立宣言書強奪に2つのチームが同時進行で進むスリルは,デパルマばり。スプリットスクリーンとか使ってほしかったなあ。
◆ニコラス・ケイジは「ザ・ロック」にしろ本作にしろ,知性的な役だが,そうは感じられず,庶民的でそこが少し残念。
◇レンタルDVDにて鑑賞。
◇待ちに待ったディスク。長澤まさみめあてのチョイスであり,内容的には期待していなかったのだが,何の何の,すばらしい青春&スリリングなファイト映画であった。満足できる映画に出会ううれしさよ。
◇冒頭の第1ロボット部の顧問のセリフ「自分が何か自分で考えられない落ちこぼれ」。これはほとんどの若者に共通することだ。誰もが自分に何ら自信が無く,流れのままに漂う。その自分に悩みながらどうしようもない。「みんな足らないねじを探している」のである。
◇主人公の4人の男女も,そんな足らないねじを探している。ロボコンを通じて,そのねじの一つをそれぞれに見いだしていく。そこには「スチームボーイ」と正反対の,主人公たちの成長が描かれる。これが共感を呼ぶ。長澤まさみは映画初主演作だったわけだが,自然であり,映画俳優としての存在感やオーラを感じる。
徳山の工場を背景に疾走する自転車での笑顔。航一をびんたする顔,けりをいれる顔。旋盤を真剣に見る目など,ひいき目もあるが,違和感がないのである。
◇もうひとつのおもしろさが,ロボット対戦。優勝するまでの一つ一つの勝ち方,途中の巻き起こるトラブルなど,実によく練られたシナリオであると感心する。まるで,アリーナに同席しているかの興奮と感動をもたらしてくれる。
◇残念あのは,映像がボケぎみであること。ステレオ音声であること。特典は充実。ちょっと恥ずかしがりの才能ある監督像が浮き彫りにされる。
◇レンタルDVDにて視聴。
◇子供と一緒に鑑賞したが,子供たちには不評。確かに,書き込みはすごい。後半のスチーム城の巨大な表現は「アキラ」に通じるところもある。しかしながら人物の描き込みが足らないのである。いくら豪華俳優陣を声に当てたとしてもシナリオの貧弱さはいかんともしがたい。まず,主人公の男の子も女の子も全く成長が見られないのであ。したがってカタルシスを感じることがない。見るものを感動させる人物の絡み合いがないのである。主人公の男の子はあまりに優等生すぎるし,女の子は最後まで鼻につく高慢ちきである。残念。
◇BS-hにて放送分をD-VHSに録画して視聴。
◇新しく導入したD-VHSビデオデッキにてI-link接続して録画。今やD-VHSやS-VHSテープは普通の家電店には売っていない。すなわち,D-VHSはその役割を終えたと言うことだろう。しかし,現在HDDからハイビジョンのままのクオリティで移動できるのは,ブルレイとこのD-VHSだけなのである。
◇さて,本編。ハリソン・フォードの押さえた演技は美しい。でも,やっぱり悪役はできないのだなあ。ハリウッド映画のお決まりの意外な人物が犯人として明かされて終わる。今回は権力側の犯人では無かったけれど,やっぱりねえと思ってしまう。こうやって,汚れ役ができないハリソンができていったんだんだなあ。
◇映像は美しく,法廷でのいすの背もたれの革張りの質感など感心させられた。暗いシーンが多く,黒の沈みのチェックにもなるだろう。でも,たぶんすぐ消してしまうだろう。テープが高いんで。
◇BS2にて放送されたものをHDDにためていたが,やっと観ることができた。
◇これは,子供の頃月曜ロードショーで故荻昌広氏の解説で観た記憶がある。特に第2話の「影を殺した男」はよく覚えていた。いかさまされる女はBB(ブリジット・バルドー)だったんだなあ。第1話にはフォンダ姉弟で出ていたんだなあ。
◇記憶との相違が一番大きかったのは第3話「悪魔の首飾り」。不気味な少女の記憶しか無いのだ。冒頭の飛行場の夕焼け,映画祭会場の色彩と,異常な出演者,そしてフェラーリをぶっとばすテレンス・スタンプ。このものすごい展開が全く記憶に無いのである。たぶん,当時あまりに理解ができなかったために,記憶から消去されたいたのだろう。今日は9歳の娘と一緒に観たのだが,たぶんこの子の記憶からも消去されるのだろう。「意味不明ー」と言っていたから。フェリー二のすごさを思い知らされた感じがする。音楽もモダンだが居心地悪く不気味である(ほめてます)。
◇民放BS放送をHDDに録画して視聴。
◇オールスター映画である。寺尾聡の表情がすばらしい。台詞や動きが少なく,それは表情での演技を要求するわけで,それを見事に演じる。柴田恭兵は冒頭で見せ,途中から舞台を去り,代わりに鶴田真由,伊原剛,原田美枝子,きききりんが中心となる。それぞれに自然体の演技は見事である。さらに奥貫 薫の苦しみを胸に秘めた愛らしさが存在感を感じる。
◇2チャンネルの音であったが,音質がよく,盛り上がるストリングスに泣かされる。映画における音楽の重要さを感じさせてくれる。
◇骨髄移植で命をつなぐ少年役の役者はどこかで観たことあるとおもったら,「スイングガールズ」の吹奏楽部の部長さんだった。あーすっとした。原作者横山秀夫氏も裁判の傍聴席にいて,前にいる鶴田真由より目立っていたぞ。
◇民放BSにてハイビジョン,5.1ch放送をHDD録画で視聴。
◇知性と本能の絡み合い。まぐあう相手を求め合う男と女。いくつになってもその欲望は衰えない。それは,主人公の母親が象徴する。まるで,人生はそれがすべてかとでも言うように。
◇一方,海洋学者への夢を追い続ける男。セクシーであり女性は言い寄ってくるが,こちらはとんとその気がない。人生まことにうまくいかない。主人公の男と女は,巧みにすれ違いながら,最後にワンダーランド駅で出会うという。見事な脚本である。すれ違いを演出する編集も見事で,観る者を「この二人はいつ出会うのか」と画面に引きつけて放さない。
◇男と女の欲望を描きながら知性的であるという,実にスタイリッシュな映画と思う。
◇BS朝日ハイビジョン放映をHDD録画で視聴。
◇美しい金髪の5人姉妹が自殺してしまうまでを描く。この少女たちの心の中は男性の自分には解りがたい。しかし,以前にこの映画とにた空気の映画を観たことがある。ピーター・ウイアー監督のピクニックアットハンギングロックである。美しい金髪の少女たちの,甘美な死への憧れ,ふわふわとしたその雰囲気は,ヴァージン・スーサイズの祖となるものだろう。
◇大好きなキルスチン・ダンスト主演。その他は無名の役者ばかりだが,若々しくセクシーなジョシュ・ハートネットやまだ少年のヘイゼン・ダースベイダー・クリスチャンセン(台詞はなし)が興味深い。父親をジェームズ・ウッズ(ビデオ・ドロームの時は若かったなあ)が,女たちの家族の中で,何もできず,だんだんに壊れていく数学教師を見事に演じている。母親をキャスリン・ターナー(ロマンシング・ストーンのときの彼女ったら・・・ああ)が演じ,多くの原因を生み出しながらもそれに気付かない愚かな母親像を現出させている。ダニー・デビートは友情出演。
◇この地に着かないようなふわふわ感と少女の匂い,もどかしい感情など十分には理解できないけれど,一気に見せてしまう,ソフィア・コッポラの手腕はただの親の七光りではない才能を感じさせる。
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