思い入れ★ホームシアター★日記

わ~い。ついに我が家にホームシアターが・・
6.1ch 80インチスクリーン。
その驚きの臨場感!!近所の皆さんごめんなさい。m(_ _)m


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『国宝 阿修羅展』も最終週を迎えて、ものすごい混雑の
ようである。


今も、携帯で”待ち時間”見たら、夕方5時近くなのにも
かかわらず、『50分待ち』だと・・(*_*)
入るまでに50分かかる・・ってこと

入ってからがまたすごいんだな。これが・・。

私も、やっと行くことができた。


5月27日。雨の日の夕方5時過ぎを狙っていったら、その日は、
6時閉館だった事もあって意外とすんなり入れて
”奇跡の待ち時間0分”で会場に入ることができた。


会場の入り口はこんな感じ



思い入れ★ホームシアター★日記-ahura1


さて、チケットを切り、エスカレーターで2階にある会場に入ると、
初めの展示は、


『第一章 興福寺創建と中金堂鎮壇具』


明治7年と17年に中金堂基壇の須弥壇から出土されたという
鏡や装飾品が展示されている

さすがにここは、ガラガラで余裕の鑑賞
かくいう私もすら~っとみただけですが。

そして、その会場を抜けると、いよいよ


『第2章 国宝阿修羅展とその世界』


会場に入ると、八部衆の内の5躯、十大弟子の内5躯が
展示されていた。

何体かは、4月にお帰りになってしまったようで写真だけで
あったが、これだけの仏像が一堂に会するその有様は
なかなかの圧巻であった。


特に八部衆の像は、その愁いを秘めたまなざしに
くぎづけにされ立ち止まって、思わず見入ってしまう。


ここもまあ空いていて余裕の鑑賞である。
会場内をうろうろと歩き回ることもでき、間近でじっくりと
鑑賞することができた。

しかし、先に進んで行くと、隣りの会場からは、


『押さないでください。立ち止まないでください。』


の声が・・。


嫌な予感で進んで行くと、そこにはお待ちかねの阿修羅像が!

さすが、天平の大スター

阿修羅像は、八部衆の一員ながら、何故か超~特別扱い
単独で展示されているのである。

しかし、これが、なかなかアイディアのある展示方法で、
会場に入り、スロープを降りたところに展示されて
いる。
・・・なので近くに寄ってみることもできれば、混むのが嫌なら
スロープ上から遠巻きにじっくりと鑑賞する事もできるのである。
ちょうど水族館のように、遠くからも近くからも楽しめるような
作りとなっている。

最もとても近くでは楽しめる・・という感じではなかったけど・・(^_^;)

これが、うわさの時計回り!?(@_@)


今回は、ガラスケースに入らない露出展示で、しかも360度鑑賞可能と
いうことで、故に、鑑賞する人は、阿修羅像を囲んで立ち止まらずに
時計回りに押し合いへし合いしながら、ぐるぐる回るのである。

さながら、センターステージで歌うミュージシャンを囲むファンのよう?


ただ、ぐるぐると言っても皆ちゃんと歩いてくれないので、じりじりと歩を
進めていくという感じ。

それでも、この日は、3重くらいの円ですんだかな。
GWなんか、ものすごい取り巻き方だったそうなんだけど・・。


この日も、比較的空いていたとはいっても、最前列の人は、何周
回ってもほとんどどかないし、立ち止まってしまう人も多いので、
私も2周くらいぐるぐるに参加したけど、結局、間近に寄ることは
できなかった。

しかし、お目当ての阿修羅像

実に、高校の修学旅行以来なんで、ン十年ぶりの再会なんだけど
いやいや、とにかく雷で打たれたような衝撃を覚えた。


美しい!!


カタログ、雑誌、TV
今までにも阿修羅像を目にする機会は常にあったような気がするけれど、
でも、本物ってこんなにすごかったっけ?
ためいきのでるような美しさと神々しさだった。

バランスのとれたスリムな肢体は、驚く程にしなやかなで
まるでいまにも動きだしそう

『ミロのヴィーナスは、両腕を失ったが故に、無限の可能性を
秘め、普遍の美を得ることができた』

という清岡卓行の有名な文章があるが、阿修羅像は、
その6本の腕を失うことなく、無限の広がりを手に入れ、普遍の美を
得ることができた気がする。
その腕は、森羅万象、この世の全ての世界に向けてどこまでも
どこまでも伸びている

そして、きりりと引き締まったご尊顔

そのまっすぐな瞳ときっちり結ばれた口もとは、まわりの喧噪を
無に変えるかのような威厳が感じられた。

まわりにどれだけ人がいて、押し合いへし合いしていても
そのまわりだけは、何故か静寂がただよっている。
ライトアップの効果ももちろんあるが、そこだけ別の世界のように
浮きたっていた。

一体、1300年以上もの間、この仏像は、その愁いをひめた
まっすぐな瞳で何を見つめてきたのであろう。
その気の遠くなるような長い時を思うと、感動してなんだか目頭が熱く
なってしまった。

もっとその場にいたかったが、閉館時間も間近なので、後ろ髪を
ひかれる思いで退室し、最後の会場


『第3章 中金堂再建と仏像』


へと向かう。


そこには、享保2年に火災で焼失して以来、仮の金堂で現在に至って
いるという金堂が、来年再建されるという事で、そこに安置されるという
仏像が何体か展示されていた。

運慶が作った仏頭やら、全長3mにも及ぶ薬王菩薩、薬上菩薩など
なかなかの見ごたえであったが、その時点で、会場は蛍の光が流れ退場。
じっくり見られなかったのが残念である。

『秋の日に はじめて出会いし阿修羅の瞳 我をとらえて二度と離さず』

赤面ですが、高校の修学旅行に行った時に作って、学習雑誌に投稿
したら銀賞もらえた句である。

数十年ぶりに再会した阿修羅像は、この時と変わらず私の心をとらえて
離さなかった。
いつかまたきっと、興福寺で再会したいものである。

「阿修羅ファンクラブ」の前売り券買ったらもらえたピンバッジ


思い入れ★ホームシアター★日記-ahura2

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春まだ浅い27日、世田谷美術館に行ってきました

 目指すは、特別展 『平泉 みちのく浄土』

 目的は、もちろん寺外では初めて公開されるという
『国宝 中尊寺金色堂西北壇上諸仏』


 世田谷美術館は、東急田園都市線用賀駅から
徒歩16分
 駅から砧公園が面している環八通りまでは、遊歩道が
整備されていてお散歩に最適な道となっている
 遊歩道には、百人一首が一句一句刻まれていたり
なんかもして、それを見ながら行くのもちょっと楽しい。

 環八を渡り、砧公園内に入るとすぐ世田谷美術館が。
 砧公園の桜はまだまだ、2~3分咲きといったところ。
 満開の桜を見られなかったのは残念だけど、逆に
空いていて良かった。



思い入れ★ホームシアター★日記-chu3

 
 美術館に入ると、まずは、金色堂のミニチュア模型
展示してあり(これは、撮影可)その奥が会場である。


思い入れ★ホームシアター★日記-chu2



 ・・で、今回の展示


 いやいや、はるばる出かけて行った甲斐ありました。
 予想以上に良かったです。


 実際に中尊寺を訪れたのは、もう25年以上も前。
 その金ピカに度肝を抜かれたこと位しか覚えていないけれど、
改めて解説を読みながらひとつひとつ鑑賞をしてみると
それが、単なる成金趣味の金ピカではなかったということ。
そして、藤原氏の願った鳥獣までにも救いを願う”平和・平等思想”
という思いがひしひしと感じられて、なんだか感動してしまった。


 今回の一番の目玉は、『国宝 中尊寺金色堂西北壇上諸仏』


 会場に入ってすぐにガラスケースに入って展示されていた 
 仏像11体は、想像していたよりも小ぶりであった
 どれ一つとして同じ表情でないその一体一体にひきつけられて
しまう。


 お寺でみる仏像ももちろん良いけれど、こういった展示会場で
見る仏像は、あっちゃこっちゃ四方八方から見られるのが
魅力。特に今回は、金色堂の中でも右奥に置かれている
”西北壇”が展示されている。
 通常は、奥の方で、あまり目が届かない仏像をじっくり
おがませていただけてよかった。


 そこを抜け、次のエリアに進むとそこは、みちのくの仏像大集合


 西北壇の仏像と違って一体一体が大きい
 存在感ある仏像たちが一列に並んでいる姿は圧巻である。
 そして、展示されている仏像のほとんどが、一木から掘り出された
ものであるというのだからすごい。
 
 展示してあった持国天、増長天の圧倒的な力強さと躍動感。
そして、聖観音菩薩像の慈愛に満ちた優しさ。
 一体一体、じっくり鑑賞して、改めて仏教美術というのは
いいな~と思った。

 西洋絵画とかを鑑賞するのも結構好きであるが、仏像は
技巧の素晴らしさだけではなく、そこに魂がこめられて
いるからこうまで感動するんだろな。きっと。
  
 さて、今回のもう一つの目玉は、『紺紙金銀字一切教』
 
 これもほんと素晴らしかった。


 中尊寺経と言われるこの経本は、藤原清衡の発願によって
書写させたものであるというが、なんと、紺色の紙に金と銀で
一行おきに書いてあるのである。

 砂金などの資源に恵まれ、マルコポーロの「東方見聞録」
で紹介された”黄金の国”というのは、実はここの事ではなかった
のかとも言われているみちのく

 でも、利権争いに発展しないよう、その豊富な金銀を使って
三代に渡って経本を書いたというのは、さすがである。

  金を使って、茶釜を作らせた”あの人”とは、ちょっと違うかな。
 そうそう、その金の茶釜の秀吉は、戦乱のどさくさで、この
中尊寺経のほとんどを和歌山の金剛峰寺に持ってちゃったそう
です。(今回の展示も金剛峰寺所有のもの)
なんと、言いましょうか・・・(^^;)


 さて、その後のゾーンは、中尊寺の御神事やらお祭り、
中国との独自の交易をとりあげた展示があったけれど
これは、ちょっとおまけという印象もしないではない。
 でも、そこにいたるまでの展示物で十分満足させて
いただきました。

 今回は、音声ガイドが山根基世さんだということで
おもわず借りてしまったけれど、これも実に良かった。
 会場を出た時には、2時間も経過。どっと疲れてしまった。

 でも、ほんといいもの見せてもらったという感じである。

 できれば、いつか、かの地を訪れて、金鶏山に浮かぶ
落日を眺めながら芭蕉のように藤原三代の栄華に思いを
馳せたいものです。


 さて、次なるターゲットは、3月31日より公開の
『国宝 阿修羅展』
 かなりの混雑が予想されるけど、楽しみです♪ 
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最近は、古寺、名所旧跡なんかを回るのが好きです。
巷のマニアの間で言われている”見仏(けんぶつ)”って奴ですね。
老後は、芭蕉みたいにスパイ(忍者)しながら、
全国を巡礼して歩いてみたいな~なんていう野望(?)もあります。

さて、理由あって、もう10年も毎月お参りしている、浅草 浅草寺

今年は、本堂落慶50周年記念ということで、記念大開帳が
10月15日から行われています。

大開帳と言っても、浅草寺のご本尊『聖観世音菩薩像』は628年
以来の秘仏で、未だかつて開帳された事がなし。何でも今の
ご住職も拝んだ事がないとか・・。
その為、今回ご開帳されているのは、およそ1200年前に
慈覚大師円仁(じかくだいし えんにん)が謹刻された、
お前立ご本尊。

もちろん写真は撮れませんが、思ったより小さいご本尊様でした。

時間がなくて、本堂に入れなかったので、次は、本堂内に入って
拝見したいものです。

そして、本堂前には、3本の開帳塔婆が立って、
そこに『お手綱(てづな)』が渡されています。
このお手綱は、本堂の逗子内にあるのお前立ご本尊さま
の手に繋がっていて、直接ご本尊さまとご縁を結べるということ。



asa1



浅草寺のHPによれば、

赤・黄・白・緑・紫の5本のどの色であっても
同じようにご本尊様とご縁を結ぶことができるそうであり

『 お一人様一本お手綱を手にとり 』

とあり、皆がそれぞれのお手綱を手にとり合掌していた
のですが、帰る時には、何故か、一人の人が5本まとめて
手にとっていたので、大行列となっていました。
どこで、法則が崩れたのだろう・・

お一人様一個限り・・ お一人様一回限り・・

どこの世界にも守れない人間というのは、いるもんで・・


さて、今回のご開帳で特別公開となっているのが、

「大絵馬 寺宝展と庭園拝観」

寺宝もさることながら、普段非公開の伝法院庭園は、一見の価値
有り。かの小堀遠州による回遊式庭園が散策できます。
これが、あの都会のど真ん中かと思うような静寂な空間です。
五十塔をこういう位置から見る機会はまずないので、ちょっと感動
しました。もうちょっと秋も深まれば、紅葉も楽しめそう。
まるで、京都の庭園のようです。



asa2



そうそう、寺宝展の受付の脇では、スタンプラリーが開催されています。

参加すると、『特別記念品』がもらえるというので、「特別」「限定」に
弱い私は、境内をかけずりまわって集めたけれど、もらった記念品は
なんと、

「大絵馬 寺宝展と庭園拝観」の拝観券。

今、見てきたばかりじゃん
まあ、確かに”特別”ではあるが・・しかひ、意味なかったな。

11月16日まで公開されています。

公式HPは、ココ

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rasho1


東寺の南大門を出て、大通りを5分程歩くと、
『羅城門址』という碑がある。
ここは、芥川龍之介の有名な小説「羅生門」の舞台と
なった場所である。
かねてから興味のあったこの場所を訪れることが
できた。
 『或る日の暮方の事である。一人の下人が
  羅生門の下で雨やみを待っていた。』
平安後期、国内の荒廃に連れて平安京南部の
治安は悪化の一途をたどり、洛南の羅城門周辺は
夜ともなれば誰も近付かぬ荒れた一画となっていた
そうだ。

しかし、その羅城門もかつては、平安京の正門で、
朱雀大路の南端に北端の朱雀門と相対して建って
いた楼門であった。
石碑の隣りの立て札には、
『嘉承三年(1107)正月、山陰地方に源義親を討伐した
平正盛は、京中男女の盛大な歓迎の中からこの門を
威風堂々と帰還している・・』
との記述がある。
羅城門は、平安京の正門であると同時に、戦いを終えた
勇者を迎えるいわば凱旋門でもあったようである。
だが、現在の羅城門は、礎石一つ残らず、大通りに面した
小さな公園に一本の石碑と立て札が残るのみ。
そこからは、夜な夜な出没しては、死人の髪の毛を抜く
老婆の姿も、勇者を迎える群衆の歓喜の声も全く想像する
事ができない。
立て札によれば、羅城門は、正面十丈六尺(約32m)、
奥行き二丈六尺(約8m)、門は二層からなり、屋上の棟
には、金色の鴟尾が輝いていたということである。
その場に立ち、32mという壮大な朱塗りの楼門を思い
浮かべる。
同時に、あたり一体死体の山となっている荒れ果てた門を
もイメージしてみる。
そして、現在の姿・・。
まさに盛者必衰。
その時代に思いを馳せれば馳せるほど、何だか、背筋が
寒くなってくる。
京都という街の歴史の深さは、今も姿を残す神社仏閣よりも、
こういう場所でこそ、思い入ることが多い。
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toji


新幹線が京都駅に近づいてまず目につくのが
ろうそくをかたどった京都タワー、そして、
東寺の五重塔
東寺
京都駅からおそらく一番近い寺でありながら
ある意味、一番遠い寺なんではないだろうか。
有名な神社仏閣や、繁華街といえば、ほとんどが
京都駅の西口に集中していて、数多くの観光客が
訪れる中、どうしても忘れ去られているのが東口。
東寺も京都駅と目と鼻の先にありながら、線路を
超えるのが面倒であり、わざわざ訪れる観光客も
少ないようである。
私もそんなひとり。
なかなか行く機会に恵まれなかったのだけど、
今回、車で案内してくれる友人がいて(←ありがとね~♪)
初めて参観することができた。
行ってみて、とにかく驚いた
京都駅が間近にあり、広い自動車道に面し、まわりには
ビルも立ち並んでいるというのに、そこだけは、異次元の
空間のような静寂。
山門をくぐり、広い境内に入ると、やはり一番に目につくのは、
国宝である木造の五重塔。
これは、日本で最高、最大の五重塔であるそうだ。
新幹線のホームでしか見たことがなかったけれど、近くで見ると、
荘厳かつ雄大。その大きさと木の重々しい色調に圧倒されて
しまう。
伽藍の中にある講堂にも驚かされた。
ただの古びた木造のお堂だと思ったが、堂内に足を踏み入れると、
そこには、大日如来を中心として、二十体以上の仏像が
所狭しと安置されていた。
この仏像群というのがまた非常に見応えがある。
空海の密教浄土の世界を再現しているということであるが
薄暗い講堂の中に並ぶ仏像たち。
この仏像達は、どれだけの長い年月、ここに立ち、そして、
京の都の盛衰のどれだけを見て来たのだろうか。
そう考え、ひとつひとつの仏像に対峙していると非常に感慨
深いものがある。
東寺は794年。桓武天皇の平安京遷都の折り、国家鎮護の
ために、羅城門の左右に築かれた東西両寺の一つであり、
世界遺産にも認定されている。
これだけの歴史ある建造物が、観光の手に汚されることなく
昔のたたずまいそのままに、その姿を残しているのは、
ある意味奇跡に近いと思った。
時間の関係で、わずかの時間しか参観できなかったが、
しばし、現実を忘れ、平安の昔に思いをはせることの
できる貴重な時間を持つことができた。
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katura2


桂離宮の拝観は、その時間帯に許可された人たちが
集まって係の人の案内の元に行われる。
私が予約した時間帯は、大体、15人位いたかなあ。
所要時間は一時間程。
見学コースの詳しい説明は、宮内庁のHPを見ると
出ている。
ドイツの建築家ブルーノ・タウトは、ナチスの手から
逃れて日本に亡命したとき、この桂離宮を訪れ
深い感銘を受けた。という有名な話しがある。
何故、数多い日本庭園の中で、この庭園が外人である
タウトを引きつけたのだろうか?
また、加藤周一はその随筆「日本の庭」において
『単に見られるものではなく、その中で動き、生き、
考えることのできる庭・・(中略)・・唯一の宇宙である庭』
・・と桂離宮を絶賛している。
そんなことをかねてより、見聞きしていた私としては、
なんとしてもその場所に立って、先人の思いにほんの
少しでも近づければと思ったわけである。
・・で、実際に参観をしてみての感想。
とにかく美しい。
それも華美ではなく、質素で清廉とした美しさ。
あたりに我々以外の人間がいないと言うことも幸いして
いるけど、非常に落ち着いて気品のある庭であると思った。
そして、すべてに無駄のない配置。
桂離宮は、池のまわりにいくつかの茶室を配しているが、
そのどの位置に立っても完璧なまでに計算された景色が
広がる。
茶室の為の庭なのか。
庭の為の茶室なのか。
驚いた事に、その場にいない時は、他の茶室は、茶室と
してではなく、庭の中の一つの景色となってしまっている。
これもきっと計算された事なのだろう。
特に庭の中で一番高い位置にある賞花亭から見る茶室と
池の景色は素晴らしいものであり、時の流れを忘れさせる
場所であった。
ただ、やはり案内つきの参観というのは、どうしても時間に
追われてしまってつまらない。
しかも、茶室の屋外に立って景色を見たとしても屋内から
見たのとでは目線が違いすぎる。
同じ景色を見たとしてもその建築の真の主旨にはおよそ
及ばないものであると思う。
桂離宮は特に『月』を重要視した庭である。
茶席とまでは言わないが、座敷に座り、水面に映る月を
見ながらの鑑賞・・。
叶わぬ事ではあるが、是非見てみたいものである。
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katura1



桂離宮を参観するのは、大変である。
行きたい時に、ぶらっと訪れるわけには行かない。
用意周到な準備と計画。
宮内庁管轄の施設で事前申し込みが必要なのは、
皇居や京都御所含め、5カ所あるが、その中でも
特に、桂離宮の参観は、競争率が高いという話しを
聞いたことがある。
受付は、3ヶ月前の月の1日から。
方法としては、インターネットとハガキによるものが
あり、それぞれ枠がある。
どちらも当日集まったものの中での抽選であるが
どうやらインターネットの方が、枠が少ない。
私の場合、小田さんのライブに併せていたので、(^^;)
12月12日(月)と半年以上も前に日程が決まって
いたのは、ラッキーであったが、通常の人は、
3ヶ月前に旅行の予定なんて、そうは立てないだろう。
「そうだ、京都へ行こう」
JR東海の言うとおりにしてたら絶対に見られないじゃん。
桂離宮は思いつきで行くところではないのだ。
そして、私は、3ヶ月前の9月1日。
厳寒の今となっては懐かしい熱帯夜明けの、早朝
5時ジャスト。
ネットに向かって予約を取った。
予約の時間帯は、6つ程用意されているが、やはり
人気は、10:00,11:00台のようである。
私も、その後の行程を考えて11:00台を予約。
しかし、この予約というのが、とんでもなく面倒。
画面から、代表者、同行者の情報を入力するのだけど、
単に名前と住所を入れるだけではないので、かなり
時間がかかってしまった。
おまけに、当日は、身分証明書持参だって。
やっぱり、宮内庁の施設だから、チェック厳しいのね。
でも、『タダ』だから、我慢?
さて、苦労して申し込んでみたら、な~んと、受付番号2番だった。
5時5分位には、入力し終わったはずなのに、上には、上が
いるのね。
おまけに、良く読んでみたら、同日付で集まったものに対しての
抽選だったので、早くに申し込んだからって行けるものでは
なかったみたい。
”早起きは、3文の損”・・いや、『大損』・・であった。
まあ、そういうことで、結局、その場では結果がわからず、
翌日の抽選結果のメールを待つことに。
そして、翌日。
『参観許可』のメールが・・
後は、記載してあるHPを開いてそこに記載されている
許可証を印刷して当日、持参すれば良いのである。
ちなみに、その日に(9月2日)HPを開いてみたら、
もう12月分のネット枠の予約は、すべて埋まっていた。
シーズンオフの12月でもこれである。
いわんや・・をや。
である。
う~ん。桂離宮を参観するのって、ある意味、有名アーティストの
ライブチケット取るより大変なのかも。
                          つづく
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