思い入れ★ホームシアター★日記

わ~い。ついに我が家にホームシアターが・・
6.1ch 80インチスクリーン。
その驚きの臨場感!!近所の皆さんごめんなさい。m(_ _)m


テーマ:
ナッシング

「CUBE」の、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の最新作。
ついでに、新作DVDの紹介を読んだら、ミステリー好き
には、ちょっとそそられるコピーだったんで早速飛び
ついたけど、だまされたかな。(笑)

いかにも単館シネマで上映っていう感じのカルトな匂いの
する映画なんだけど、サスペンスというよりは、コメディー
言った方が良いです。

でも、そうやって見てみれば、なかなかおもしろいんですよね。
これが。


【内容】

9才からの親友同士のデイブとアンドリュー。
超~自己チューのデイブと臆病者で家から一歩も出られない
アンドリューは、それなりに、助け合って暮らしていたが
ある日、思いもかけない事件に巻き込まれ、家は立ち退きを迫られ
二人を逮捕しようと迫る警察には取り囲まれる。
すべてがイヤになった二人は、「みんな消えてしまえ」と
願う。その途端・・。

誰にだって消してしまいたいものはある。

嫌な隣人。衝動買いしてしまった全く使わない高価な物。
自分の失敗。恥ずかしい過去の行動、人に言えない妄想(笑)
etc,etc・・。

それを、意のままに消すことができたら、どんなにいいだろう。
おそらくストレスはたまらなくなるだろうし、自己嫌悪に
陥ることもなくなるだろう。

それを実現しちゃったのがこの映画。

「エターナル・サンシャイン」という映画も、似たような設定だったけど、
あの映画は、過去の苦い恋愛経験を消していた。
それに対して、この映画は消してしまうものは、物から、感情まで。
何でもアリで消しまくる。

かといって、これと言ってちゃんとしたストーリーがあるわけではない。
89分の映画のほとんどは、”無”の世界での二人のやりとり。
そして、舞台は、二人の家と、まっ白い画面で象徴される”無”の世界が
ほとんど。
(←この白い画面は、「CUBE」のラストにキューブの外に広がって
いた世界と同じ感じ)

密室劇ともいうべき映画であるけど、ハラハラドキドキというよりは、
のんびりという言葉が良く似合う展開。
わけもなく明るく軽快なBGMに乗って繰り広げられる二人の会話も
大変な目にあっている割には、せっぱ詰まったものがあまり
感じられない。

そして、衝撃のラスト・・。
・・と言いたいとこだけど、これも「へ?」ってな感じで脱力状態で
終わってしまいます。
(タイトルバックの後がほんとのラストなんで注意!)

で、結局、この映画は何が言いたいのかと聞かれたら
これまた、”Nothing”
でも、対人関係なるものを描きたかったのかな・・とも思った。
大体が、この二人は、幼い頃からの『親友』と言ってもうわべだけの
関係で薄っぺらな友情しかなく、”お互いを利用するだけ”の関係で
あった。
そんな二人が、非常事態に遭遇すると、当然の事ながら、本音を
出してのケンカになってしまう。
そして、相手が傷つくことなどおかまいなしに、相手の大事なものを
次々消し去ってしまう。
でも、消して消して、最後消すものがなくなった時の二人。
余計なものすべてをそぎ落として、完全に”無”の状態になって
向きあった二人は、皮肉なことに、はじめてお互いの自分に
とっての『存在』ってものを認めることができるのだった。
そして、以前とは、姿形も状況も変わってしまったけれど、
冒頭と同じように、二人寄り添って生きていくことになる。
もう失うものも煩わされるもの何もないから、今度こそ本音で。
・・とまあ、こんな風に、結局、人間というものはすべてのしがらみやら
思惑、こういったものをすべて消し去らない限りは本音で他人と向き合え
ないってことなんだろうか。
「体が一番いらなかったんだ」
・・みたいな事を主人公が言ってたけど、体があって、生活がある
以上、自分が一番かわいいのは、仕方ない事だもんね・・。
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テーマ:
東宝
ラヂオの時間

二夜連続ということで、昨夜、TVで見ました。
公開当時に見たので、これが2回目。
でも、10年近く前の作品とは思えないほど、
テンポもいいし、ギャグもおもしろい。
話しは、判っているのにまたまた大受けしてしまった。
【内容】
主婦・鈴木みやこが書いた純愛ストーリー「運命の女」の脚本が
ラジオのシナリオ・コンクールで優勝。ドラマ化されて放映される
事になった。
みやこを交えての生本番となったが、主演女優のわがまま、
スポンサーの思惑などがからんで、普通の主婦の恋愛話しは、
とんでもない展開に。
三谷ドラマには欠かせない芸達者の役者が勢揃いなんで、
とにかくおもしろくて、全く飽きない。
舞台はほとんど、ラジオスタジオという、密室ドラマ
と言ってもおかしくない作品なんだけど、それを全く感じさせない
とこがさすが。
やっぱり、ほんとにおもしろい作品っていうのは、派手なセットと
ロケなんかに頼らなくても十分楽しめるのだなと改めて実感。
ストーリーは、三谷さんの実体験でもあるのかなあ。
今でこそ、自由に書けるかもしれないけど、デビューしたて
の頃は、きっとああいう風に、自分のドラマをいじくりまわされて
メチャクチャにされてしまったんだろうね。
やたら途中で入る、ニュースとか、CMなんかも実に
ありえそう。
今でも、ラジオ聞いてる時、「なんで、ここで・・」っていう位、CMとか
曲とか入る事があるもんね。
現場では多分修羅場なんでしょうね。きっと。
最後、”いい話”でホロッとさせて終わるのも三谷ドラマの定番かな。
”職人芸の良さ””人情話し”みたいなのも「みんなのいえ」同様に
しっかり描かれていたし。
日本の喜劇っていうのは、やっぱりこういうのでなくてはダメだよね。
個人的には、ディレクターの唐沢寿明のファッションがツボだった。
ボタンダウンのシャツの上に、セーターをひっかけて前で
結ぶ(袖の先を丸めて・・)
これって、20年位前は、み~んなやってたよね。
今、このカッコして、表参道あたり歩いたらどういう反応受けるのか
ちょっと興味あります。


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テーマ:

東宝
みんなのいえ

昨夜、TVでやってたのを観ました。

公開された2001年当時に観た時は、
我が家も賃貸マンション暮らしだったので、
今ひとつ実感がわかなかったんだけど、
今回は、実際に家を建てた後に観たものだから、
いやいや、いちいちうなずいちゃうとこ多かったです。

ほんと、家建てるのって大変ですよね。

【内容】

飯島直介は、脚本家。妻民子と二人暮らしであるが、
今度家を建てる事になる。
そこで、センスの良い家を建てようと民子の大学の
後輩である新進気鋭のインテリア・デザイナー柳沢に
設計を頼む。
しかし、施行を依頼したのは、民子の父である大工の
棟梁である長一郎。
超モダンと伝統の和。
二人の意見が合うはずもなく・・。

この映画は、監督の三谷幸喜が実際に家を建てるときに
ほんとに苦労したという事から生まれた作品であるという。
それだけに、ひとつひとつのエピソードがいちいち
ありそうな話しでおもしろい。

そして、本来なら、いがみあいにもなりそうな、三者(施主、
設計、施工)のやりとりが、のんびりとほのぼのと綴られていくのが
この映画の一番の良さであると思う。

特に本来なら家づくりの主役である施工主夫婦の意見が
余り通らぬままに建築が進んでいっているのでありながら、
特に、彼らが、異論を唱えるでもなく、逆に両者を立てようと、
気を使う所が実に微笑ましい。

結局、和であれ、洋であれ、伝統であれ、超モダニズムであれ、
見かけは違っても、行き着いた先の”本物”は、一つのもの
であるということが、この映画のテーマなんだろうね。
デザイナーがこだわったタイルのエピソードとか、壊れた家具を
作り直すところは、特に良かったです。
職人気質って和洋を問わずいいですね。
おしゃれな外観で、中身はボロボロの建て売りを売りまくってる
業者は、是非みならって欲しいものです。


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ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディション
ドイツでは、長い間タブー視されていたヒトラーの最期を
ドイツ人監督が描いたということで、話題になった作品。

ヒトラーの最期の姿が、全編重厚な雰囲気で、ある時は淡々と
ある時はドラマチックに描かれていく。
2時間半という長い映画であったが、それを全く感じさせなかった。

やはり
真のドラマというのは、『事実』にこそあるのではないだろうか。


【内容】

連合軍の猛攻によって陥落寸前のベルリン。数名の部下や愛人と
地下要塞に立てこもったヒトラーは、逃亡や降伏を拒絶して徹底抗戦を
主張している。
そんなヒトラーが愛人と自殺するまでの12日間を女性秘書の目を
通して描かれる。

狂人か悪魔か。

600万人ものユダヤ人を殺害したヒトラー。稀代の悪党とも言える
彼は、その言動の激しさとは打って変わって、愛人やまわりの女性に
対してはとても紳士的に穏やかに接する人間であった。

何度か出てくる食事のシーン、そして、秘書や愛人エヴア・ブラウンに
接するやさしい姿を見ていると、一瞬

「この人もほんとは、いい人だったのでは?」

・・という錯覚に陥る。

この辺の描き方がほんとうまい。

地下での穏やかで感動的なシーンの数々。
自殺を決意したヒトラーと愛人との結婚式。
そして、側近一人一人に別れを告げるヒトラーの姿。
時々、鳴り響く爆音が無ければ、地上で戦いが行われていることなど
忘れてしまいそうである。
だが、地上での激しい銃撃戦で罪もない人々が虫けらのように死んでいく。

これもすべて、この『優しい』男の狂気が招いたことであるというのも事実。

宣伝相ゲッペルス夫婦の最期も余りにも悲惨。

ネタバレになるが、6人の無邪気な子供を母親自らので手で、一人一人
毒殺していくその姿。
本来なら涙なくしては見られないような衝撃的なシーンになってしまいそうで
あるが、そんなシーンすら、この監督は、淡々と描いている。
全く取り乱すことのない母親。
感情的に描いてないだけに、逆に戦争の狂気、悲劇というものが胸に迫ってくる。
この映画をもしアメリカ人が取ったら、すべてにおいて、”うそくさい”娯楽映画
なってしまったのではないだろうか。
自国のドイツ人が撮ったからこそ、派手さはないが、真実をありのままに
見つめ、見る人の胸にうったえかける作品になったのではと思う。
ところで、この作品の監督のオリヴァー・ヒルシュビーゲルというのは、
「es」の監督なんだそうだ。
ヒトラーの監督と知らずに、たまたま、先月観たんだよね。
この映画って・・。(-_-;)
「es」の感想は、また。




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テーマ:
東宝
笑の大学 スペシャル・エディション

三谷幸喜の舞台劇をそのまま、映画化したもの。
That's 三谷ワールドかと思ったら
That’s役所ワールドでした。
ほんと、役所広司。うますぎ・・。
そして、おもしろすぎ・・。
【内容】
戦争への兆しが見え始めていた、昭和15年の日本。
「演劇」は、国の規制に縛られ、台本も細かな検閲を受けていた。
そんな中、劇団”笑い大学”の作家である椿一の持ち込んだ喜劇の台本を
堅物の向坂が検閲する。
椿の台本にことごとくケチをつけ書き直しを命じる向坂であったが、
いつしかその笑いの魅力にとりつかれ、気づかぬ内に、その喜劇台本の
作成に手を貸すことに。
舞台をそのまま映画に持ってきたので、派手なセットも無ければ
脇の役者もほとんどなし。
そして、2時間の映画のほとんどのシーンが、机とイスしかない殺風景な
検閲官の部屋。
そこで、二人が、延々と丁々発止のやりとりをする。
ともすれば、単調になりがちなこの映像を、ほとんど飽きさせず、
要所要所で笑わせながら、最後には、ホロッとさせるところは、さすが
三谷さんの脚本の力。
そして、それ以上に、主役二人の演技力。
椿役の吾郎ちゃんもなかなかの熱演ぶりで、テンポもあって、うまいと
思うのだけど、どうも、まじめな顔で喜劇を語る彼を見てるとスマスマの
コントがかぶってしまって、
それにやっぱり役所さんと組んでしまうと役所さんのうまさが目立ってしまう。
考えてみればただのくだらないおやじギャグの数々に、真顔で反応して
怒ったり吹き出したりする、役所さんのその演技力には、ほんと脱帽です。
ネタバレになっちゃうけど、
最後、向坂の
「死んでいいのは、お国の為ではなく・・」
のセリフには、不覚にも涙が・・。
大笑いとまではいかないけど、所々、プッと吹き出させて、最後、
さりげなく反戦というテーマで泣かせるなんて、やり方が憎いです。
ラストのタイトルバックも良かった。
「Always~三丁目の夕日」の昭和の風景も良かったけど、この映画の
昭和初期のレトロな感じもステキだな。


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