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did you hear about the Morgans? 噂のモーガン夫妻

テーマ:art work etc 作品紹介 2010-03-18 13:08:50
did you hear about the Morgans? 噂のモーガン夫妻(2009)

噂のモーガン夫妻、面白かったです。
小さな笑いがいたるところにちりばめられている感じ。

あらすじなんかは、私がここで言及しなくてもいくらでもネット上に溢れていると思われるので割愛します。


私が笑ったのは、ワイオミングに護送(?)されてからのサラ・ジェシカ・パーカーとメアリー・スティーンバージェン(Mary Steenburgen)の会話。

慣れないところで、良く眠れないで朝を迎えたサラ・ジェシカ・パーカーに、ブレックファストを勧める、メアリー・スティーンバージェン。勿論ワイオミングのブレックファストといえば、”fry up"で、ぎとぎとベーコン、スクランブルエッグ、etc、その類いでベーグルとかスムージーじゃないわけ。

なんだかジーンズって民族衣装だったんだな~なんて思えてきてしまう。
L.L Beanグッズでキャンプでもしたくなる景色(ぷっ)


こてこてのニューヨーカーが、そんなアニマルファットてんこもりの皿の上の心臓発作を眼の前に、こう言います。







「私、ベジタリアンだし、PETAのメンバーでもあるの」






PETAとはPeople for the Ethical Treatment of Animals の略。ニホンゴでは動物の倫理的扱いを求める人々の会(どうぶつのりんりてきあつかいをもとめるひとびとのかい)。
http://www.peta.org/
毛皮反対のデモで、ヒトビトが裸になってアピールするっていうので結構有名。
もちろんメリルは、ガンを持つのにも反対派。

<PETA関連写真を拝借しました~>

$BANANA SPIRIT


動物が一肌はがされないために一肌脱ぐとはまさにこのこと。

$BANANA SPIRIT

ジェニファーロペスとかもかなり辛辣にたたかれたとか?!そうさね~、私もどうせ自らをエクスポーズするのであれば、何かのためになれたらいいわ♪ わたくしめのヌードが何かのためになれるか、シャカイの公害になるかは、脱いでいみないとわからない(と思いたし)(笑)

$BANANA SPIRIT

とにもかくにも、同性愛主義者の権利獲得がしたければ、パレードする。動物を救いたければそのように行動を起こして世間にアピールする。飲み屋で、「だからだめなんだよね~」と愚痴って終わりにしないところは見習いたいところです。”どうせやっても無駄だ”じゃなくてとりあえずやってみる。自分の頭の中にある考えをヒトに知らせようとする合法的行動を起こすこと、大事です

$BANANA SPIRIT

そんなニューヨーカーの彼女に負けていないのが、カントリーガール(?)役のメアリー・スティーンバージェン扮するエマ。


「私もPETAのメンバーよ。-美味しい動物を食べるヒトビト」
っていうわけ(爆笑)
PETAをもじって、people for eating tasty animalsとやり返す。あっぱれ!
もちろん壁にはありとあらゆる(エマが撃った)動物の剥製、冷蔵庫の中は動物のお肉のオンパレード。

サラジェシカパーカーは、sex and the cityの映画の時よりも何故かぐっと若返った感じです。
sex and the cityの映画でのサラの”印象”だと、コドモが産めるか産めないかのがけっぷちの年齢という役どころはちょっと、もう遅いんじゃないかって心配でしたが、全然いけてました。

蛇足ですが、多分どこの国でも、

アーバン派はよりベジタリアンが多く、動物愛護心(ときどき偏りすぎてたりするという見方もある)が強い。動物を殺すこと=いけないことという認識がより強いよう。ハンティング、シューティングにもより否定的。

一方カントリー派は、ベジタリアンを疑問視するヒトが多く、動物をとても可愛がりはするものの、動物の肉を食べること、時には動物を屠殺して生活の糧や食料にすることにより肯定的。ハンティング、シューティングにもより肯定的。

っていう図式があるようです。まあ市民レベルでは、

「この都会暮らしのなまっちょろい頭でっかちが!」
とカントリー派。
「まあなんて野蛮!」
とアーバン派。


こういう観点/文化で、日本のテレビを見ると、結構おぞましいことが毎晩放映されていますね。
なんせ食べ物番組の多い日本。新鮮です、プリプリですと、gourmetレポーターが鼻の下を伸ばして美味しそうに”殺したて”を食べていて、それをお茶の間でヒトビトがうっとりと見ているというのはちょっと寒いかも。また日本の保健所の動物の取り扱い方なんかもちょっとやばそうですね。

鯨論議、いるか論議、いろいろありますが、
何度も、西洋人とそういうテーマで議論してみて、気づくのが、
彼等の中の観念として(是非は別とします)、

動物と”家畜”は一緒じゃない


っていうことです。
家畜は食べるためにそこにいる、食べるために育てている生き物っていう観念が根本にある。
そして多分西洋人にとっては、それは牛だったり豚だったり羊だったりするのでしょう。

牛、豚、羊などの”家畜”はlivestockなどと呼ばれているのをみても分かりますね。また、gameという言葉もあって(don't kill animalsは聞いたことがあっても、don't kill livestockは聞いたことないものね)。それにしても実のところ、livestockはdeadstockじゃろっ汗

Oxford American Dictionaryのgameの語義3には、このように言及されています。

game:3 wild animals or birds hunted for sport or food.
• the flesh of these mammals or birds, used as food.


猟の獲物や(食べる目的での)獲物の肉といったところでしょうか。雉とか、かもとか,
がちょうとか、そんなところかな。ん~、食用ではないにせよ、鹿、きつねや、うさぎ、北欧ではmooseなんかとかも含まれるのでしょう。また違った地域では虎やライオンがgameとして捕獲されたなんて例もあったにちがいありません。

また、Poultry家禽類なんて言葉もありますね。
家禽類とは、鶏、アヒル、七面鳥等の総称。一般的にはチキンか、ターキーかってところだと思います。スーパーマーケットでも鶏などの売り場は、豚肉、牛肉とは分けて、Poultryというプレートがあったりします。

動物のお肉を食べてしまうことを辞められないまでも、動物のお肉をいまだに食べている自分にちょっと罪悪感というか、ばつの悪さを感じている西洋人というのはとても多く(気分は複雑です)、
そんな人達とは裏腹に、動物肉食べまくりのヒトを、meat eaterと呼び、とりあえず自分がmeat eaterと呼ばれないようなexcuseを良く聞きます。

で、最も多いのが、



well but i only eat chicken.
(え、まあだけどチキンしか食べないし)



かな。つまり四つ足動物の赤いお肉よりも、低カロリー高たんぱくなチキンは罪悪感度が少々少なめなのでしょう。ヘルシーだしってことで。

それから面白いのが、


yeah, I'm a vegetarian. I don't take animal meat but I do take bacon occasionally.
(そうなの、ベジタリアンなの。だから動物の肉は食べないわ。けどベーコンは別)


特筆すべくは、皆さんお肉の味がほんとは大好きなのです。
好きなのに、動物を殺しちゃ可哀想だからということで頑張って我慢してるのです。

また、meat eaterというと、普通にお肉を食べるヒトという意味よりも、イメージとしては、
ステーキや、ソーセージ、ステーキアンドキドニーパイなどがっつりとお肉をジャガイモや付け合わせの野菜と一緒に食べるヒトっていうイメージで、例えば、ピザにイタリアンサラミをトッピングしたからとか、パスタにすこしベーコンを入れたとかそういう食生活をしているヒトのことを指す言葉ではありません。パブでがっつりとステーキなんぞをパイントグラスに入ったビールかなんかと一緒に食べちゃう胸毛もじょもじょのイメージです(笑)←胸毛はちょっと独断すぎるかしら??

そんなミートイーター文化圏に送られてしまった噂のモーガン夫妻は、なので、ワイオミングのたった一軒しかないこてこてダイナーで、2人そろってサラダを注文しています。そして彼等のテーブルは、販売用のマヨネーズが陳列してある棚の真ん前(爆笑)でもポールは頑張ってテーブルをリザーブしてたりしてるのも可愛い。

そこで、ヒューグラント扮するポールは、(英国人ってことで)"tea drinker"と罵られちゃいます(汗)

字幕もとっても良かったっす。



<おまけ>
sex and the city 2が観られるって!!
楽しみですね~。

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