覚悟はしていたけど、入場するまで30分待ち。

しかし、待った甲斐ありましたね。
前期に一度見ていたので、会場の配置は覚えていたため
「今回は「武者絵」はいいかなー。見るのは飛ばそうかしら」と思っていたんだけれど、
武者絵が前期に出ていた固定サイズ(半紙1枚分ていうのか?)以外にも、
屏風のように何枚も組み合わせてザイズが大きくなっていた作品が増えていた。

国芳の武者絵といえば、でっかい骸骨が登場する「相馬の古内裏」が後期展示はなし。でも、武者絵で扱っている題材が、忠臣蔵、八犬伝、、、といった私でもわかるものが多かったです。

でも、やっぱり国芳といえば動物絵。ネコですよー。
ネコを片手で抱きながらお弟子さんに絵を教え、死んだ猫に戒名をつけさせるくらいの猫好き。
「金魚づくし」は、イタリアで見つかったという幻の8枚目「ぼんぼん」が出ていたし、美人画のカテゴリで、ネコと戯れるお姉さんの絵が、見ていて和むのでした。

人が多かったのもあって、1時間もかけずに見たんだけれど
美術展て、2回見るのがいいかもしれないです。

次はいつ会えるのかしらー。
でも、これをきっかけに他の浮世絵展も見てみたいですね。