サロンを居抜きで出店するにあたって、居抜き物件選びで苦労されている方は多いようです。


弊社にはよくお客様から、「掘り出し物の居抜き店舗物件はないですか?」というお問い合わせがあります。


その意味が、「相場より安い物件」や「とにかく立地だけは抜群の物件」ということであれば、ご案内させていただく事は可能です。

しかしその意味が、「立地も良く賃料も相場より安い、尚且つ物件自体欠点が全く無く周辺環境も整っている」という物件を示すのであれば、まずそうはないと思います。

貸主様も不動産相場を調査しておりますし、その賃料設定のアドバイスする不動産業者もプロでありますから、それなりの条件設定になるのが当然です。


しかし、稀に貸主に入居して頂きたい希望業種の申込みや、借主が申込書提出時に添付した事業計画の熱意が伝わったりして、驚くような条件交渉に応じてくれたりすることがあります。


また、テナントの形状などに欠点があって相場より安い物件も、業種によっては内装で欠点を埋められたり、活かすことによって、「掘り出し物の店舗物件」になったりします。


それでは今回は実際の例を挙げお話しさせて頂きます。


■1年も空室だった「残置物の物件」を利用した例


残置物とは、前借主が何らかの理由により原状回復せずに内外装や什器備品などが残っている物を示します。


この「残置した理由」にポイントが隠されています。


このケースで多いのは

1.前のテナントが破たんした

2.貸主が同業種のテナントに入って欲しい

この様な理由で原状回復しないことを認めるケースが多く見られます。


貸主様が自費で原状回復しないのは、なるべく同業種の方や現状の造作を利用してくれる業種に入居してもらいたい場合も多くあります。

そして貸主の望む業種であれば、交渉も大幅に認めてくれるケースもあるのです。


以前にご契約頂いたお客様の例を挙げると


・50坪弱の美容室の居抜き店舗(内装使用期間は1年)その後1年空室
・保証金が約半額
・賃料、共益費の合計が3割ほど減額
・フリーレント1ヶ月半付き
・そして当初500万の造作譲渡代金は無償譲渡。


と、先方の不動産業者のご協力もあってサロン運営がしやすい賃貸条件に変わり、掘り出し物の物件になりました。

最初からこの条件であれば1年の空室期間無く、あっと言う間に決まったでしょう。


ここまで、交渉を認めて頂けるのは珍しいのですが、今までも他に無かった訳ではありません。

他の業種が入居しにくい残置物物件だからこそ、そこには大きなチャンスがあるのです。

残置物を使える、使えないだけで判断せずに違う観点から見る発想も物件選びには必要です!


例を挙げてみましたが「掘り出し物の居抜き店舗物件」は、それぞれの商売の真剣な熱意や、創意工夫によって生まれる場合もあるのです。


居抜き物件探しにおいては、「掘り出し物の物件に変える発想」が大切です。


という訳で、今度の10月1日のサロンアプリケーションズセミナーでは、私のパートで

「店舗経営で最低限知っておく不動産知識と居抜きの知識」をお話し致します!


居抜き物件を借りるには最低限必要な知識をお話しします!

第28回サロンアプリケーションズセミナー~出店、開業、経営編~のご案内


ブログでは書けない、居抜き物件のトラブル実例もお話しします。

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