今回は、発疹(かゆみ)について東洋医学的に診てみたいと思います。
発疹は、多くの急性・慢性疾患に現われます。
東洋医学ではこの発疹は、「肺」や「衛気」と密接な関係があると
考えています。
「肺」は皮毛に合しており、「衛気」は体表をめぐる「気」である
からです。
発疹は、主として風・寒・湿・熱の邪が肌膚を害することにより
おこると考えられています。
さらにこれは、体質や異物との接触にも関係があります。
発疹は原因別に、次の5つに分類することができます。
1)風熱による発疹
2)風寒による発疹
3)飲食不節による発疹
4)接触による発疹
5)気血虚損による発疹
次回は、各タイプについて勉強したいと思います。
ではまた。。。