10月9日(土) 北海道の千歳サケのふるさと館で行われたワークショップ、
「世界でひとつだけのサケ缶をデザインしよう!」
のお手伝いをしてきたYAMAです。
(かじさやかさんが缶詰を展示するためのタイトルバックを即興で描いてくだいました)
同じワークショップを、7月24日に北海道札幌市にある豊平川さけ科学館でも実施し
(詳細は↓をご覧ください)
http://ameblo.jp/salmonmuseum/entry-10605183626.html
大変好評だったのですが、
今回もまた、
漫画家のかじさやかさんに登場いただきました!
前回同様、缶詰のラベルとして絵を描くときのコツを教わったのですが、
(缶にまいたとき、三分の一しか正面からは見えないので3分割して描くとよい、など)
千歳ではそのレクチャーがバージョンアップし、
生物としてのサケの上手な描きかた
を教わりましたので皆さんにも紹介します!
北海道大学ご出身のかじさやかさん、
描かれる絵のバックグラウンドがしっかりしていらっしゃるのですね。
とっても勉強になります。
1.体は紡錘形
サケの体のカタチをまず描いてみましょう。
すこし細長い紡錘形(ぼうすいけい)をしています。
2.口のシワがポイント
サケの口のまわりには、こんな感じでシワがあります。
これも特徴のひとつです。
なるほど~
3.ヒレの形と位置
魚のヒレはその種類によってついている場所が違います。
また反対側にもありますので、気をつけて描きましょう。
これは胸鰭(むなびれ)と腹鰭(はらびれ)です。
4.サケであるしるしの「あぶらびれ」
サケ科の魚類の特徴がこの「あぶらびれ」の存在です。
そしてこの「あぶらびれ」、他のヒレと違う特徴があります。
「線を描いてはいけません!」
通常のヒレには「軟条」と呼ばれるスジがありますが
「アブラビレ」は厚い皮のようなもので、スジがないヒレなのです。
間違って線を書き込まないように・・・。
5.オスとメスの模様の違い
尾びれ背びれを描いて形は完成です。
オスとメス違いを描きわけてみましょう。
まずオスは少し口の先を曲げて「鼻曲がり」にします。
体の模様はこんな感じで模様が入ります。
メスはスーッと線のような模様です。
6.大人と子供の模様の違い
子供のサケにも模様があります。
縦長の楕円形が並んでいて「パーマーク」と呼ばれています。
千歳サケのふるさと館 の マスコット
「サモンくん」は
パーマークをもっているので、子供のサケですね。
おまけ.補色を意識して美しい絵を描こう
色の使い方のアドバイスです。
色には「補色」という関係があり、
お互いをひきたたせてくれる組み合わせがあります。
赤→緑
青→オレンジ
黄→紫
この組み合わせを使うとよりインパクトのある絵がになります。
なるほど~
まじめに勉強になりました!
絵を描くということは、
モデルのことをしっかり理解していないとできませんね!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今回の、ワークショップのプログラムも、
最初に水辺の教育メディア研究会の三上さんに、
缶詰のことについて教えてもらいました。
「ラベルをつくる」ワークショップだけれど、
「中身のこと」もちゃんとお勉強してもらいます。
お母さんといっしょに。
どんなサケの絵を描こう?
途中、サケ缶をあけて、実際に中身を観察&試食
マルハニチロ食品 北海道支社の嬉内(うれしない)さんが、
あけぼのさけ復刻版という限定缶詰を
「缶切り」でOPEN!
最近の缶詰はイージーオープン缶が主流なので
缶きりで缶をあけること自体がエンターテイメントです(笑)
缶の中から出てきたサケはどの部分なんだろう?
水辺の教育メディア研究会の三上さんが
サケの模型を使って解説します
お子様がお絵かき中は、お母様方に「サケ缶3分クッキング!」
マルハニチロのマリ先生が、簡単レシピをご紹介。
試食タイムには「缶詰って普段食べないんだけど、おいしい!」
と嬉しいコメントをいただきました。
新鮮な鮭が手に入る北海道の方々が、
缶詰を利用する機会が少ないのは当然ですね。
でも
缶詰のよいところが
少しでもご理解いただければいいなあと思います。
描けた絵を本物の缶詰に巻いて
「世界にひとつだけのサケ缶」の完成です。
このサケ缶、このワークショップのために準備した特別な缶詰。
缶切りがないとあけられないタイプですが、
皆さんにおいしく召し上がっていただけたらうれしいです。
できあがった缶詰を持って、
サケ缶帽子をかぶって記念撮影!
こんな小さいお友達も上手にラベルの絵を描いてくれました。
ありがとう!
千歳サケのふるさと館での楽しいワークショップの報告でした。
(おまけ) 館内、いたるところに巨大なものから、ちっちゃいものまで
たくさんのオレンジのかぼちゃがおいてありました。
ハロウィンにはこのかぼちゃを使ったイベントもあるそうです。
すぐに行けるところなら、
私も参加したい!