Sallyの想うトコロ。 -2ページ目
未だに、あたしの中には
虎と馬が居て、
眠っていてくれたらいいのだけれど、
たまに目を覚まして走り出す。
光って後ろ向きに走り出す。
その度に、
その日のその情景が見えてきて
目をつむっても、
後に残るのは、不信感だけ。
グルグル回るから、
素直に出してみたけど、
少しは楽になるだろうか。
本当は、
ただ猫が飼いたいだけなのに、
なぜ虎と馬なんだろうか。
丸くなったり、温かくて
フワフワがいい。
そんなのいい。
誰かに会いたい寂しがり。
優しくて寂しくてキレイやった。
きれいやなぁ、と同じ気持ちで
話せる瞬間って幸せな気分になる。
「きれいやなぁ。」
「うん、きれいやなぁ。」
それだけで充分。
悩ましげな心には、空。
晴れも雨もあって、植物が育つように、
人も、嬉しいも悲しいもあって、
心が育つのかな。
うん、知ってる。育つこと。
でも、やっぱり悲しいは悲しいし
ポキって折れたら、枯れてしまう。
また新しい種を蒔いて、咲く花も
大事なのは、土や水や光で
思いやりがあるからこそ、
楽しく優しく豊かに笑う。
曇った景色を、
澄んだ目で見たっていいじゃないか。
真っ直ぐな眼差しで歩こう。