日本と世界の鍼灸事情。

2010-10-09 11:09:50 テーマ:保険と鍼灸。

女性の病気・アトピー性皮膚炎の治療は  



大阪市東住吉区 

 沙羅鍼灸院  

http://www.sala-acu.com/index.htm


Talk Body !!-101007_1256~01.jpg



少し前にアメリカに住む友人から

「鍼灸の勉強をしてみようかと考えているのだけど・・・」

とメールを受け取りました。



鍼灸に対しては並々ならぬ熱い思いがある私は

「エステやマッサージのように軽い気持ちでやるもんじゃないよ~」

と鍼灸に興味を示してくれた彼女の気持ちを喜びながらも

苦言を呈す内容の長文のメールを何度も彼女に送りました。ラブレター



ご存知の通り、ここ日本でも「鍼灸」は世間一般では多くの誤解と

悪いイメージが先行して、あまり良い印象はありません。涙

沙羅鍼灸院の患者さまですら、

「どんなに家族にすすめても拒絶反応を示される汗」と悩まれたり、

「この病気で鍼灸治療を受けていることを家族や主治医には隠している」

という方がおられるのです。

「鍼灸治療を受けている」と誰かに言うと、

「そんな非科学的な民間療法ブタなんて受けてはいけないビックリマークビックリマーク

とまるで新興宗教に入信しようとする人を阻止しようパンチ!とばかりに

大反対されてしまうのがオチだからです。ガクリ



ご存知のない方のために申し上げると、

鍼灸という治療法は本場中国では4千年以上の歴史のある治療ですし、

中国では西洋医学の医師と同等の、もしくはそれ以上の評価を受け、

鍼灸師の社会的地位も高く、さまざまなところで優遇されています。いぇ~い!



メールをくれた友人の住むアメリカでは

保険は民間の保険会社の医療保険を利用するのが一般的ですが、

多くの保険会社がさまざまな疾患に対して

鍼灸治療を受けることができる保険プランを用意しています。

そのせいか鍼灸治療の単価は日本の平均単価の倍程度の

80~100ドル(8千円~1万円)ブタのところが多いようです。



日本では6世紀頃に仏教の伝来と共に伝わり、

江戸時代に日本独自の発展を遂げました。

日本独自の鍼灸の技術には

鍼を刺すときの痛みを最小限に抑える管鍼法という技術の他、

腹部の診断を重要視する診断法や打鍼術

「小児はり」などがあります。



鍼灸施術に使用される道具類の種類の豊富さや、

日本産の鍼の質の高さ、安全性の高さは世界一とも言われ、

日本産のディスポーザブル鍼は世界で最も高いのにも関わらず、

その愛用者は世界中におられます。



世界では欧米を中心に「鍼を使用する」という観点から

「医師の免許がないと鍼灸治療は許されない」とする国々が多くありますが

一方で高額な医療機器を必要とせず、エコな自然療法ということが

発展途上国を中心に受け入れられているケースも多くあります。電球



世界保健機構「WHO」の認める

鍼灸の適応疾患は多岐にわたっており、

(コチラをご覧ください。右矢印http://www.sala-acu.com/faq.html  )

それは一般的な鍼灸の適応疾患よりはるかに多いのはもちろん、

日本が保険の適応疾患として認めている6疾患、

「神経痛、関節リウマチ、頚肩腕症候群、

頚椎捻挫後遺症、五十肩、腰痛」などは

そのごく一部にすぎないということを雄弁に物語っています。



日本では保険の適応疾患として認められている疾患が上記のような、

整形外科へ行くような痛みを伴う疾患に限局されていることから、

日本の医師の方々には「鍼灸」というものに対して

「局所の血流を良くして痛みを和らげる」

という程度の認識しか持っておられない方が多くおられるようです。もうだめぽ



「気の通り道」というような簡単な説明をされることが多い「経絡」

神経の走行と類する点は多々あるものの、

実際には目に見えず、その形は不確かで、

科学的なエビデンスを立証することは非常に困難を極めます。



同じ経穴(ツボ)を使用しても

鍼の刺し方、深さ、刺激の与え方によって効果の現れ方が異なりますし、

もちろん鍼をうける個体の差によっても異なります。



そんな訳で鍼灸治療を受けるにあたっては

個人の判断と希望

というものが重要になっているのが日本の現状です。

もちろん、それは海外においても同じことです。

ですが、「国民皆保険」などという便利なシステムがない国々では

自己責任において保険に加入するか否かを決め、

自分の財布の中身と相談しながら治療法を選択する、

ということが当たり前となっているケースが多いので

治療を受ける側の治療に対する意識が日本人のそれとは全く異なります。




どうぞ皆さまも、さまざまな情報が溢れ惑わされ、

ご丁寧な助言をしてくださる方の好意を無下にすることはできない

なんてこともあるかと思いますが、

ご自身で考え、判断して、必要な治療法を選択していかれることを

心から願っております。好



そして、一度ご自身で決められたことは

どうぞ自信を持って実行していかれてくださいね。



これは、なにも治療に関することだけではなく、

どんなことにも当てはまることだと思います。



私も自分の行っている治療を患者さまのご判断で中断されたときなどは

鍼灸に対する思いが強いだけに

全人格を否定されたような気持ちになることがありますが、

人生においてなにを選びとっていくかは全くもって個人の自由なのです。

たとえどんなに私が正しいと思うときでも

私がその判断をとやかく言うことは間違っています。



ただ、私の思いや考えを1人でも多くの方に伝えて行く努力は

これからもずっとやっていきたいと思っています。

もちろん、臨床において、その思いを証明していく努力も必要です。



いばらの道のようですが、

私の鍼灸に関する思いと信念は強く堅いので

私の施術を選択して

沙羅鍼灸院にお越しくださる方が1人でもおられる限り、

続けさせていただきたいと思います。ミドリガメ



今日は少し長くなってしまいました。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。ごあいさつ



連休の初日は雨傘ですが、

皆さまのお心は穏やかに澄んでおられることを心から願っております。祈る





葉っぱ  葉っぱ    葉っぱ    葉っぱ    葉っぱ    葉っぱ    葉っぱ






沙羅鍼灸院では、


1人でも多くの方に本来の東洋医学


伝統的な鍼灸治療を体験していただきたいビックリマークという思いから


インターネット限定


初めて



沙羅鍼灸院をご利用いただく患者さまに限り、


1回¥5000-の 鍼灸施術 


 無料キラキラ にさせていただきますWハート



今回初めて沙羅鍼灸院をご利用いただく方は

初診料¥1000-だけ、

握りしめてお越しいただければ結構です。



ぜひぜひ一度鍼灸治療をお試しくださいませごあいさつ




ご予約際は、

必ず 「ブログを見ましたビックリマークとお申し出くださいね。

そうでないとキャンペーンの割引はございませんよ。ウィンクるん


そしてそして

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いつもありがとうございますハート




保険で訪問鍼灸リハビリ。

2008-10-11 15:23:59 テーマ:保険と鍼灸。

沙羅鍼灸院では、訪問鍼灸リハビリを医療保険でご利用できるようにしておりますチョキ





前々回、保険を適用して鍼灸治療を受けるのは難しい、というお話をいたしました。(詳しくはコチラ



適用される疾患が限られていること、
お医者さまが同意書を書くことに積極的でないこと、
などがその理由でした。



しかしながら、実はお医者さまが比較的鍼灸治療に同意していただきやすいケースがあるのですビックリマーク
それは「在宅介護を受けておられる方」
お医者さまも往診されているケースが多く、往診まではいかなくても、病院の通院に介護タクシーを利用されたり、送迎サービスを利用されておられる方が多いのが、在宅介護を受けられている方の特徴です。
こうした方々は、たとえリハビリを受けたくてもなかなか頻繁に病院に通うこともできません。しょぼん
理学療法士や作業療法士による訪問リハビリを受けたくても、こうした専門家を派遣できる医療機関も少なく、またリハビリに関する保険の規定も厳しいため、利用することが困難なのです。
寝たきりの方も多く、浮腫や褥創・様々な疼痛に悩まされ、ADL(日常生活動作)の低下が著しい方も多いため、医師もリハビリの必要性を感じておられたりしますが、現行の保険制度では理学療法士や作業療法士を派遣するのは難しい。
こうしたときに患者さまや医師の希望に沿ったリハビリテーションを提供できるのが、実は私たち鍼灸師だったりするのです!!





鍼灸師が理学療法士や作業療法士が行うようなリハビリテーションをできるのかはてなマーク、という問題ですが、確かに医療保険制度の診療報酬の算定では、理学療法士、作業療法士が担当した場合に算定できるとあります。
しかし私たちは、訪問リハビリテーションの診療報酬を請求するわけではありません。
資格としては鍼灸師ですから、あくまでも、鍼灸治療として医療保険へ請求しますOK
リハビリテーションの内容も、主になるのは鍼灸治療です。
まずは浮腫や褥創、様々な疼痛に対して鍼灸治療を行い、動作を行う上で制限となっているものを鍼灸治療によって除いていきます。
その上で、関節可動域の確保、日常生活動作の訓練、歩行訓練などのリハビリテーションを患者さまと一緒になって行っていくのです。
鍼灸師がリハビリテーションを行えるかどうか、という問題ですが、資格を取るための厚生労働省指定養成学校のカリキュラムの中で、リハビリテーションに関する知識を習得しております
また、私個人に関して言えば、鍼灸学校の学生時代から通して
5年以上を医療機関のリハビリテーション科で勤務しておりますので、経験も十分にある、と思っています。

因みに私が受け取ることができる診療報酬は、自費でお支払いいただいている方から頂く料金よりも少ないです。ショック!
往診料を足しても自費でお支払いただく方が私にとっては断然お得です。
保険を適用されない方の往鍼は、自費(5000円)+往診料(市内で1000円)をいただいておりますので、尚更私にとっては損です。
お金のことだけを考えれば。

でもわずかな年金と貯金で生活されている方から、それも確実に治療回数が必要な方から、毎回自費で治療代をお支払いただくのは患者さまにとってとても負担が大きいように思います。
お金があって、「1回5千円安い安い、週2回来てくれ」なんて方でしたら、遠慮なく頂戴します。
でもそうでない方が多い、ということを考えて、保険を適用できる料金体系を作ることの必要性を強く感じたのです。





そういう訳ですので、沙羅鍼灸院では訪問鍼灸リハビリに限り、医療保険を利用して鍼灸治療を受けることができます。
沙羅鍼灸院内での鍼灸治療も、どうしてもお支払いが難しい、という方には、ご相談に応じております。
どうしても自費で鍼灸治療を受けられない、という方は、どうぞ遠慮なくご相談くださいね。





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なぜ自費(実費)なのか?

2008-10-09 17:14:08 テーマ:保険と鍼灸。

今日は、なぜ沙羅鍼灸院内の施術は自費(実費)なのか、ご説明いたしますニコニコ





前回、保険を適用できる疾患が限られている、ということをご説明いたしました。
でも、ちょっと待って!
鍼灸の適応症、って、たったの六疾患だけでしたか?
世界保健機構(WHO)でさえ49疾患を鍼灸治療が有効である、と認めていますし、
本当のことを言うと、鍼の効かない病気はない、と言ってもいいくらいなのです。
もちろん、現代医学の治療を優先させた方が良い場合も多々ありますし、
正直、私の技術の問題もあります。
「ガンを治してくれ!」ってお越しいただいてもどこまで対応できるかどうか・・・・汗
もちろん最善は尽くしますが、私より経験の豊富な先生をご紹介させていただくこともあります。





少し話がそれましたね。
つまり、何が言いたいのかというと、保険が適用される疾患が限られていること、
そして大真面目に鍼灸治療をやっていると、それに見合った診療報酬を受け取ることができない
、ということなのです。





というのは、鍼灸治療にはどうしてもある程度の時間が一回一回の施術に必要です。
腰痛症だから、というだけで、腰しか診ない、ということはありえません。
その人自身としっかり向き合い、身体全体を診て、治療にあたります。
身体の状態によっては15分で終わる方もいれば、90分かかる方もおられます。
この治療時間、というのは、簡単にこの病気だから何分で治療できる、と言えるものではありません。同じ病気でも一人ひとりお身体が違うからです。





また保険が適応される疾患は主に運動器疾患ですが、実際に鍼灸院に来られる患者さまのご病気は肩こりや腰痛だけではなく、胃酸過多症や胃下垂などの消化器疾患で来られたり、生理痛や更年期障害、不妊症などの女性特有の病気や、冷え性やドライアイ、頭痛など病気というには大袈裟だけど辛い症状を抱えて来られたりします。

こうした症状を緩和させるためには、きちんとその方を向き合い、その方の身体の状態を見極め、治療にあたることが必要になってまいります。





保険診療にしますと、「一人ひとりを治したかどうか」よりも「どれだけ沢山の人を治療したか」という基準で診療報酬が決まってしまいます。
数をこなせばこなすほど、儲かる仕組みになってしまっているのです。
ですから、必要のない施術が繰り返されたり、適用できる疾患が限られてくるために医師と連携して病名をでっちあげたり、不正な請求をすることがまかり通ってきます。叫び
かつて私も勤めていた鍼灸院で不正請求を手伝わされていたので、その実態はよく知っていますし、その頃からずっと疑問に思っていました。
なぜ一人ひとりの患者さまと向き合えないのだろうはてなマークと。

私はお一人お一人ときちんと向き合いたいのです。
「安いから」という理由ではなく、「ここへ来ると楽になるから」「治るから」という理由で沙羅鍼灸院へお越しになって欲しいのです。
来る必要のない患者さまに治療の継続を促すことはありません。
1回1回の施術で鍼灸が効く、ということを実感していただくことに全力を注いでおります。
実際に沙羅鍼灸院にお越しになる患者さまは、「良くなるから」という理由で再度来院される方が多いのです。
私自身もそのための責任を負い、日々技術を磨き、努力しております。





ですから、沙羅鍼灸院では保険診療ではなく、自費(実費)で治療費を頂戴しております。
どうぞご理解くださいますようお願いいたします。



次回は、「ほんじゃあ、なんで訪問鍼灸リハビリは保険適応なんはてなマーク」ということをご説明いたしますべーっだ!







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なんて良い人なんだ~あせるラブラブ!

保険と鍼灸。

2008-10-08 14:53:41 テーマ:保険と鍼灸。

「鍼灸治療に保険はきくのはてなマーク







という質問をよく受けることがあります。



正解は、「はい、受けることができます」



でも、ちょっと待って!



実は少し、問題があるのです。



問題があるので沙羅鍼灸院では、



沙羅鍼灸院内での鍼灸施術に関しては、自費、







訪問鍼灸リハビリで往鍼する場合は、保険適用、



という風に分けさせていただいております。







ややこしい感じがするし、保険を沙羅鍼灸院内で使えない理由を説明しておかないと、損をしているような感じを患者さまに与えかねないので、この問題、というのをご説明しておかないといけませんね。







通常皆様が、保険が使えるかどうかお聞きになるときの保険とは、国民健康保険・社会保険・組合保険・共済保険等の健康保険です。



鍼灸治療院での健康保険取り扱いは、病院・診療所での取り扱いと違い、いくつかの条件があるのです。



その条件のひとつは、保険を適用できる取り扱い疾患が下記の6疾患に限られている、ということ。







頚腕症候群
五十肩
腰痛症
リウマチ
神経痛
外傷性頸部捻挫後遺症(むちうちの後遺症)





そして、鍼灸治療院で治療を受ける前に、医療機関で検査や治療を受ける必要があります。(医療先行)



最終的に医師が「この人には鍼灸治療が必要だ」と診断した場合にのみ、鍼灸治療の同意書を作成し、やっと鍼灸治療を受けることができるのです。



また鍼灸治療を継続する場合は、3カ月おきに医師に鍼灸治療を継続してよいかどうかお伺いをたて、再同意をもらわなければなりません。







健康保険証を持って行ったら、勝手に保険が適用され、自己負担額を支払うだけで鍼灸治療が受けられると思っていたら大間違い、実はとってもめんどくさいステップを踏む必要があるのです。しょぼん





そして、医師はなかなか鍼灸治療の同意書を書こうとしない傾向があります。ダウン



本当は、患者が希望すれば医師は断わってはいけないのですが。。。。。汗



実際は残念なことに断わられる傾向が強いのです。









次回は、なぜ沙羅鍼灸院内の施術は自費なのか、ご説明いたします。



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ありがとうございますビックリマーク

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