もうひとつの受賞作

NIKE LIVE STRONG FUNDATION 「CHALKBOT」 アメリカ(W+K)

「ガン患者に強く生きて欲しい!」という想い・メッセージをネットで募集し、
ツールドフランス上の道路にペイントするキャンペーン。
ランス・アームストロングを応援してきたナイキがサポート。

補足:ランス・アームストロング(38歳)は、ガンを克服したロードレーサー。
ツール・ド・フランスで7年連続総合優勝(1999~2005年)を達成。
近年ではLivestrong財団の財団長としてガン撲滅研究を進める。

ツールドフランスでは道路にチョークでメッセージする行為は有名で、
それをガン撲滅のキャンペーンに変換したのが素晴らしい。
単なる選手への応援メッセージを募集したのとは訳が違います。

「癌と戦う人たちへ」の応援メッセージであったり、
「癌で亡くなった人」に対するメッセージであったり、
そういった背景を知っていると、ますますこのキャンペーンが深く感じられます。

「LIVESTRONG APPAREL: (movie) CHALKBOT 」



「CHALKBOT banner」も秀逸です。
http://www.nosharpstuff.com/nike/chalkbot/bannerA/index.html
http://www.nosharpstuff.com/nike/chalkbot/bannerB/index.html

実は、さらにメッセージを送った人に対するフォローも素晴らしく、
GPSでどこに書かれたかというのをURLで送ってくれる機能があります。
メッセージを送る人の思いが強いからこそ、ここまでフォローを考えることが
メッセージを受け止める側の制作者として大切な想いなのでしょうね。

結果、40000弱のメッセージが集まり、数千のメッセージがペイントされました。

社会性や時代背景を利用し、PR的視点やソーシャルで拡散し、
集約したものを技術で定着していること。
それを考えるとダブル受賞はうなづけるのではないでしょうか。










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