蓮見へ。 | ちわわ日和

蓮見へ。

昨日から3日お休みを頂いております。

今日は朝早く起きて、上野の不忍池へ蓮の花見へと行ってまいりました。

蓮の花見をしたいと思ったのは、とても好きな漫画がありまして。

「猫絵十兵衛御伽草紙」という猫の漫画なんですが、その中で猫又達が蓮見へと出かけるお話がありまして、時期的に今が見ごろの蓮の花、私も蓮見をしたいと思ったからなのであります。

ちなみに、猫又というのは、猫が長生きしたあと変化したもので 猫のあやかしと言った感じです。私はいつもあんちゃんに、「あんちゃんも猫又になるんだよね。ずっと一緒にいてね」と日々言っています。

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前日、寝たのが遅かったので睡眠時間は4時間程でしたが、なんとか目覚ましで起きて早い時間の電車に乗れました。

上野の不忍池に着いたのは6時過ぎ頃。

早朝でも、カメラを持って散策されている人や、ランニングをしている人、割とたくさん人がいるんだなぁと 私もカメラを片手にゆっくりと公園内を散策。



蓮の華は綺麗な薄い桃色で美しく咲いていました。



開きかけの花も。

蓮の花は、早朝から咲き 昼には閉じてしまい、それを4日ほど繰り返し散っていくそうで
また蓮は泥水から茎、葉を伸ばし 泥の水が濃いほど 美しい花を咲かせるそうです。

その花の様子を人生に置き換え、泥水は辛いことや 苦しい事 その中で美しい花を咲かせる事を「悟り」としている事から お釈迦様の台座にも 蓮の花が使われているそうな。





蓮の根元、不忍池の中を覗いてみました。

確かにきれいとは言えない水。なるほど… と思いつつ、一周池を回りました。



たくさんの蓮の葉で覆われた不忍池、江戸時代でも不忍池の蓮見は行われていたそうで、当時はもう少し池の位置が違かったようですが、浮世絵の中でも不忍池の蓮の花は描かれています。


その時期に、旬を迎えるものを観たり、味わうのは とても良いなぁと改めて思います。
今は食べ物でもなんでも、季節のもので無くとも食べれたりするので、私ももっと「季節」を大事に過ごしたいなぁと強く感じました。

たくさん綺麗なものを観て過ごしたいな。

四季のある日本に生れて良かったと心底思います。

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しばらく公園を散歩しておなかが空いたので、Subwayでサンドイッチの朝食を採り、せっかく上野にいるので「国立科学博物館」へ行ってみる事にしました。

時間を調べたら朝9時から開館との事で、時間もちょうど良く 開館5分前に入場を並びました。
もう夏休みなんですね。 子供たちが数人並んでました。

国立科学博物館は初めて入りましたが、とても見ごたえがあって、すごく楽しかったです

館内は「日本館」と「地球館」にわかれていて 中でも「日本館」はおすすめです

たくさんの標本やはく製、また日本列島の自然を目で見て学ぶことが出来ます。
とても見ごたえがあります。

また360度映し出されるシアターもあり(今回は恐竜の映像でした)このシアターは360度映像が観れるので、まるで自分が浮いているような感覚で観る事が出来ます。

あまりにも博物館が楽しく 割と早目に展示を見て回りましたが気が付いたら2時間経過してました。

今度は人の全然いない 夏休み明けの平日朝イチから来ようと、次回また来るお楽しみが増えました。

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朝からこれだけ遊んでいても、時計はまだお昼前。

朝早く起きると時間がたくさんあるんですね。

普段のお休みの日なんて10時近くまで寝ている事もあるので、なんだか普段もったいない事をしているんだなぁと 少し思いましたが・・・・ でも早起きは苦手なので、また何かないと 早起きはしないんだろうな。


その後はお買い物をしたりして、帰宅して 涼しくなってから走りに出かけたりして
今日は一日アクティブに過ごしました。

たくさん動いたので今日はぐっすり眠れそう。

そんな蓮見の一日でした。

おしまい