2009年10月25日(日)
あんしん-りつめい【安心立命】|
テーマ:四字熟語
安心立命 意味
心を安らかにして身を天命にまかせ、どんなときにも動揺しないこと。人力のすべてを尽くして身を天命にまかせ、いかなるときも他のものに心を動かさないこと。▽初め儒学の語であった。仏教語では「あんじんりゅうめい」「あんじんりゅうみょう」と読む。「心」は「身」とも書く。また「立命安心りつめいあんしん」ともいう。
安心立命 出典
『景徳伝灯録けいとくでんとうろく』一〇
安心立命 句例
◎安心立命の境地
安心立命 用例
結局、安心立命するものを捉とらえさえしたらいいのだろう。<岡本かの子・食魔>
2009年10月17日(土)
きょしん-たんかい【虚心坦懐】
テーマ:四字熟語
虚心坦懐 意味
心になんのわだかまりもなく、気持ちがさっぱりしていること。心にわだかまりがなく、平静に事に望むこと。また、そうしたさま。▽「虚心」は心に先入観やわだかまりがなく、ありのままを素直に受け入れることのできる心の状態。「坦懐」はわだかまりがなく、さっぱりとした心。平静な心境。
虚心坦懐 句例
◎虚心坦懐に意見を聞く
虚心坦懐 用例
私は虚心坦懐に、出来れば兵頭のために有利なように願おうとした。<小島信夫・憂い顔の騎士たち>
虚心坦懐 類義語
光風霽月こうふうせいげつ 明鏡止水めいきょうしすい
2009年10月17日(土)
こうふう-せいげつ【光風霽月】
テーマ:四字熟語
光風霽月 意味
心がさっぱりと澄み切ってわだかまりがなく、さわやかなことの形容。日の光の中を吹き渡るさわやかな風と、雨上がりの澄み切った空の月の意から。また、世の中がよく治まっていることの形容に用いられることもある。▽「霽」は晴れる意。
光風霽月 出典
『宋史そうし』周敦頤伝しゅうとんいでん
光風霽月 句例
◎光風霽月の人柄
光風霽月 用例
昔の仇かたきを夢と見て、今の現うつつに報いんともせず、恨みず、乱れず、光風霽月の雅量は、さすが世を観じたる滝口入道なり。<高山樗牛・滝口入道>
光風霽月 類義語
虚心坦懐きょしんたんかい 明鏡止水めいきょうしすい
2009年10月17日(土)
めいきょう-しすい【明鏡止水】
テーマ:四字熟語
明鏡止水 意味
邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容。▽「明鏡」は一点の曇りもない鏡のこと。「止水」は止まって、静かにたたえている水のこと。「鏡」は「けい」とも読む。
明鏡止水 出典
『荘子そうじ』徳充符とくじゅうふ
明鏡止水 句例
◎明鏡止水の心境
明鏡止水 用例
ただただ一切の思慮を捨ててしまって妄想や邪念が、霊智をくもらすことのないようにしておくばかりだ。すなわちいわゆる明鏡止水のように、心を磨き澄ましておくばかりだ。<勝海舟・氷川清話>
明鏡止水 類義語
虚心坦懐きょしんたんかい
2009年10月17日(土)
けいこう-ぎゅうご【鶏口牛後】
テーマ:四字熟語
鶏口牛後 意味
大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。▽「寧むしろ鶏口と為なるも、牛後と為なる無なかれ」の略。「鶏口」は鶏の口(くちばし)。弱小なものの首長のたとえ。「牛後」は牛の尻。強大なものに隷属する者のたとえ。
鶏口牛後 出典
『史記しき』蘇秦伝そしんでん
鶏口牛後 故事
中国戦国時代、遊説家の蘇秦そしんが韓王かんおうに、小国とはいえ一国の王として権威を保つのがよく、強大国の秦しんに屈して臣下に成り下がってはならないと説いて、韓・魏ぎ趙ちょう燕えん斉せい楚その六国が合従がっしょうするのを勧めた故事から。
