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ジオターゲティング
2009年10月28日(水)

強迫性障害(強迫神経症)  福岡

テーマ:強迫性障害(強迫神経症)
 家を出てしばらくしてから、ドアの鍵を掛け忘れたのではないか、ガスの元栓を締め忘れたのではないか、などと心配になったり、聞き違えたら困ると思って念のため聞きなおして確認したりというような経験は、多かれ少なかれ誰にでもあろう。しかし確認癖が行き過ぎて、何度も確認して先に進めなくなってしまうと日常生活に支障をきたし、強迫神経症・強迫性障害(OCD)となってしまう。


 神経質な人は、失敗を恐れるため、えてして確認癖に陥りやすい。しかし、確認も実生活でトラブルを未然に防ぐ意味で有用ではある。バスやタクシーの運転手さんが「右よし、左よし」と指差し確認するのも、事故防止に効果があるし、飲食店でお客さんのオーダーを復唱するのも、注文ミス防止に役立つ。


 交通関係もそうだが、医療関係でもちょっとしたミスが人の命にダメージを与えかねないので、多少の確認癖はあった方が安全である。特に薬は量を間違えたり適応を間違えたら毒物になってしまうので、それに関わる人間は、大いに神経質であった方がよい。





2009年10月24日(土)

強迫性障害(強迫神経症)  福岡

テーマ:強迫性障害(強迫神経症)

 強迫神経症(強迫性障害)で縁起恐怖というものがある。縁起が悪いことを過度に恐れ、無理にそれを避けるような行動をしてしまうものだ。そうなると、日常生活にも支障をきたしてしまう。不吉に思われる数字も他の数字と何ら違いがあるわけでなく、勝手に意味づけしてしまうだけのことである。気味が悪いという気分はそのままに、それを避けずに必要な行動を続けていくことが大切である。縁起を良くするような儀式をしては強迫行為のワナにはまってしまう。





2009年10月19日(月)

強迫性障害(強迫神経症)  福岡

テーマ:強迫性障害(強迫神経症)
強迫性障害(OCD)ってどんな病気?

この病気の主な症状は、不要な考えやイメージが頭の中で繰り返し起こる「強迫観念」と、それを打ち消すために行われるさまざまな行為、(強迫儀式ともいう)「強迫行為」です。

患者さん本人も、それが不合理なことだとわかってはいるのですが、繰り返し生じる不安な考えやイメージを打ち消すために、さまざまな行為を行わなければいけません。その為に多くの時間やエネルギーを費やし、時には日常生活を行うにも支障が出てしまいます。

本人もおかしなことだと自覚しているのに強迫観念から逃れられず、強迫行為をやめることができません。また、どんなに強迫行為を行っても、不安や不快感を消し去ることができないところに、この病気のつらさがあります。代表的な症状には、手がバイ菌などに汚染されていると感じて、何度も手を洗わずにはいられない「洗浄強迫」などがあります。

よく見られる強迫観念と強迫行為
汚染 ⇒ 洗浄
汚染されたと感じると、徹底的に、手洗い、掃除などをしなければいけなくなったり、外に出られなくなったりする。
懐疑 ⇒ 確認
ドアのカギや、火の消し忘れなど、一度確認してもまた不安になり、何度も確認行為をしてしまうこと。
順序と左右対称
順序や行動パターンがいつも同じにするために、時間を費やしたり、ものの配置が左右対称でならなければいけなっかたりして、日常の生活に支障をきたします。
症状が進行すると・・
OCDの患者さんは、自分の症状を知られないように隠していることが多いのですが、症状が隠せないようになると、人間関係に悪影響が出たり、回りを巻き込んだりして、引きこもりのような状態になる場合もあります。こうした生活全般の影響から、患者さんの3分の2にうつ状態がみられ
ます。
どうすれば治る?

以前はなかなか治りにくい病気と思われていましたが、近年、こうした症状を抑えるのに有効な薬が開発され、治療法が進歩して、多くの患者さんが辛い症状から、解放されるようになってきました・日頃から、強いこだわりに悩まされている方や、家族の症状が心配な方は、ぜひ一度、専門医に相談してみることをおすすめします。







2009年02月02日(月)

強迫性障害(強迫神経症)  福岡

テーマ:強迫性障害(強迫神経症)

強迫性障害(強迫神経症)は、自分でもばかばかしい、変だ、うんざりする、ぞっとするなどと思いながらも、意思に反して繰り返し頭の中に何らかの考え、イメージ、あるいは衝動が割りこんでくること(強迫観念)を特徴とし、その強迫観念によって引き起こされる不快感を取り除こうとする行動(強迫行為)を伴います。


強迫性障害は男女ともに同程度に発生し、任意の6カ月の間に人口の約1.5%に生じます。


強迫観念は通常、危害や危険に対する感覚と結びついています。よくある強迫観念には、感染への恐れ(たとえば、ドアノブに触れると病気がうつる)、心配(たとえば、玄関の鍵を閉めただろうかと心配する)、何かがないことに対する恐れ、他者に危害を加えてしまうのではないかという恐れなどがあります。


強迫性障害の人の95%以上が、強迫的に行わずにはいられない1種の「儀式」として、目的をもって繰り返し意図的に行う行為をもっています。強迫観念を振り払うために行う儀式には、感染しないように徹底的な手洗いや掃除をする、心配や不安を鎮めるために確認する、物がなくならないようにためこむ、攻撃の対象にしてしまいそうな人を避けるといったものがあります。過剰な手洗いやドアの施錠を何度も確認するなど、儀式の多くは外部から観察することができます。一方、数を繰り返し数える、危険を軽減するための呪文を唱えるといった、はた目にはわからない内面的な儀式もあります。また強迫観念は存在しても、強迫行為を伴わない場合もあります。


強迫性障害の人の大半は、自分の強迫観念が実際の危険を反映しているわけではないことを認識していて、強迫感にとらわれた自分の行為に意味がないこともわかっています。強迫性障害はその点で、現実との接点を失う精神病性障害とは異なります。強迫性障害は、特定の性格特性(たとえば、完全主義など)を伴う強迫性人格障害とも異なります。本人は自分の強迫行為が異常で奇妙であることがわかっていて、人に気づかれると恥ずかしくみっともないと思っているので、たとえ毎日数時間かかる行為だとしても、たいていはこっそりと自分の儀式を行います。


強迫性障害のある人の約3分の1に、強迫性障害と診断された時点で抑うつがみられます。全体では3分の2の人に、いずれかの時点で抑うつが生じます。



治療

強迫性障害の治療には、暴露療法が有効です。暴露療法では、強迫観念、儀式的行為、不快感を引き起こす状況や人物に直面させます。挑発的な刺激に繰り返し直面する中で、儀式的な行為をしないように努力することで、不快感や不安は次第に薄れていきます。そしてこのことによって、不快感をなくすために儀式的行為は必要ではないということを、本人自身が認識するようになります。この方法はいったん習得すれば、治療の終了後もそれほど努力せずに日常的に自分で継続して実施していくことができるため、改善効果は長期にわたって持続します。

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)や三環系抗うつ薬のクロミプラミンが有効です。他の抗うつ薬が使用される場合もありますが、あまり一般的ではありません。強迫性障害の治療には、行動療法と薬物療法を組み合わせて行うのが最も有効であると多くの専門家は考えています。






2009年01月28日(水)

強迫性障害(強迫神経症)  福岡

テーマ:強迫性障害(強迫神経症)
Q1 . 私が本当にOCDにかかっているかどうかはどうすれば分かりますか?
A1. あなたがOCD症状かも知れないと疑っている行為、あるいは自分があまりやらなければよいのにと願っている行為-手洗い、確認、整理整頓を過剰に行っていたり、攻撃的、身体的あるいは性的思考へのこだわり、あるいは強迫観念や強迫行為によって活動が妨げられているなら、あなたはOCDに罹患しています。あなたがOCDに罹患しているかどうかを判断する方法は、合計1日1時間以上の時間を強迫観念および強迫行為に費やしているかどうかです。もしOCDに罹患しているかいないかについて十分な確信が持てないなら、最良のアドバイスはあなたの不安を専門家に打ち明けることです。
Q2 . OCD患者は気が狂っていますか?
A2. OCDの定義の一部に、患者が儀式や強迫観念の過剰さや非合理的な性質を十分に認識していることがあります。その他のあらゆる生活の領域において、患者は完全に良好に機能しています。OCD患者は精神病になることはないし、現実の出来事に対する適切な解釈力を失うこともありませんが、ただ特定の限定された問題に苦しんでいるのです。まるで危険を評価する力が冒されているかのごとく、まったく起こりそうもないことを、非常に心配しなくてはならないこととみなします。この障害は現在理解が進み、治療方法もありますし、患者は気が狂っているわけではありません。
Q3 . OCDに関連した特別な人格の型がありますか?
A3. OCDに関連した特別な人格の型はないというのが一致した意見です。非常に小心で、知ったかぶりで、良心的すぎる人、あるいは物事を決定するのが難しいと思う人がOCDになりやすいと思われるかもしれません。しかし、正式な研究はこのことを事実とは認めていません。
Q4 . OCDはストレスによって悪化しますか?
A4. すべてのものが、ストレスのある時期に悪化します。OCD症状も悪くなると思われます。OCDは直接にはストレスと関連していませんが、高血圧症や喘息がストレスのある時に悪化するのと全く同じに、ストレスのある時期にOCDも悪化することがあります。女性の中には月経前や月経中に悪化すると訴える人もいます。新しい仕事を開始するときや、試験の時に悪化する人もいます。ストレスそのものを治療することはできませんし、生きているかぎり逃れられないものです。しかし、OCDは治療できます。
Q5 . OCDの人の脳には何か悪いところがありますか?
A5. 最近の10年における精神医学の進歩により、脳の活動を評価するのに画像技術を使用できるようになりました。その結果、OCD患者の脳にはOCDに罹患していない人あるいはうつ病患者と比較して、特別な変化があることがわかってきました。この変化は、脳の基底核および前頭葉前部の活動亢進に結びついており、薬物療法であるのか行動療法であるのかにかかわらず、介入によって患者が治療に反応すると正常化します。
Q6 . OCDの原因は何ですか?
A6. OCDの原因に関してはいくつかの仮説があります。有力な研究者は、セロトニン系の亜型における異常ではないかと説明しています。その異常の原因に遺伝的、炎症過程や外傷的なできごとによる二次的なもの、あるいはその他の未知の物が考えられています。ドパミン系がOCDも同様に関連していると考える研究者もいます。妊娠中にOCDの有病率が高まることは、ホルモンの役割を示唆しています。自己免疫機構の関与の可能性を指摘するデータもいくつかあります。行動療法家は、OCDは学習された適応不良な行為であると考え、認知心理学者は物事の解釈にあたり「誤った」脳のスクリプトを取り入れた人にOCDが生じるのだと主張しています。おそらく、OCDには種々の亜型があり、いくつかの原因がこの複雑な疾患を生じるのでしょう。
Q7 . 最良の治療法はどれですか?
A7. 治療には2種のアプローチがあり、それぞれ異なった原理で作用しますがいずれも有効です。認知療法の要素を伴ったものと伴わないものがありますが、行動療法には、患者側からのかなりのモチベーションと努力が必要です。抗OCD薬は強迫観念と儀式の両者に作用し、また付随するうつ病に対処できることが分っています。ほとんどの専門家の経験によると、行動療法と薬物療法を併用する場合に最良の治療結果が得られます。
Q8 . 薬はどのように作用しますか?
A8. OCD患者のセロトニン受容体の感受性が低下させることによって薬物が効果を示すものと思われます。これらの変化によって臨床的には、患者が強迫観念と強迫行為に抵抗する力が増え、強迫観念や強迫行為の程度が軽くなります。
Q9 . 抗OCD薬はずっと服用しなければならないのですか?
A9. OCDに対する薬物の有用性についての現在の知識は、1980年以来集められてきたものです。抗OCD薬をどのくらいの期間続けなければならないのかはまだわかっていませんが、薬を中止すると症状の再燃が多いことは分っています。1年後に、医師がごく少しずつ服用量を減らそうと提案する可能性があります。数年間の治療後に抗OCD薬を中止できる患者もいれば、もっと長期間の服薬が必要な患者もいます。
Q10 . 一日でよくなる人もいると聞いたことがあります。本当ですか?
A10. OCDは一般的にいって慢性の病気です。エピソード的な経過をとる患者もいて、症状には憎悪・軽快がみられます。強迫観念あるいは強迫行為が再び現われても罪責を感じる必要はなく、また多くの例において、劇的な変化は短期間しか続かないので、たとえよくなっても経過観察を続けるべきです。




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