http://www.youtube.com/watch?v=QmRz77q6tXY
2009.12.3up

※読みやすさに合わせて言い直しなどの細かい箇所は修正してあります。


水島
「はい、ゲストコーナーです」

女子アナ
「はい、ご紹介します。先日の討論でも大変ポイントをついたお話が印象的でした、経済評論家の三橋貴明さんにお越し頂きました。よろしくお願いします」

$桜日和
三橋
「よろしくお願いします」

水島
「えーこの間も討論出ていただいたんですけども、最近ね、この本を出しました。

$桜日和
『民主党政権で日本経済が危ない本当の理由』。本当に危ないっていう感じがね、私も討論なんかでしてるんですけども、これにすっかり丸ごと書かれておりますんでね。これを読んでいただきたいと思うんですけども。
ま、とにかくですね、今日、三橋さんにお出で頂いたのも、ま、本ですね、これは会社がアスコムさんですね、アスコムさんてとこから出てますので、本体が1500円+税という事になってますので、お買い求めになっていただきたいと思います。
えーこの事なんですけど、日本経済が本当に危ないと、言われてます。
世界経済もまた二番底が来るだろうと言われている中でですね、特に民主党政権がね、経済政策ってこの人たちはあるのか、あるいはイメージ持っているのか、どういう国にしてどういう経済にしていきたいのか、っていうね、とにかく削れ削れっていう事はよく連呼して、パフォーマンスしてやっているんですけども。まず三橋さん、この間もお話していただいたんですけども、とりあえずある種の現状とですね、お話を頂きたいと思うんですけどね」

三橋
「はい、分かりました。あの日本経済の問題というのは実は、最大の問題というのは一つしかないんですね。これがフリップです。


$桜日和
今のデフレとかが問題視されました。ようやくデフレ宣言されましたけど、あれはどういう事かというと、日本が持っている本来の供給能力、例えば製造業にしても、サービス業とかも含みます。それと、現実の需要、これは現実のGDPなんですけども、その差がありすぎるって事ですね。デフレギャップって言ってます。という事は現実の需要に対して供給能力が多すぎるというわけで、ここの部分、(デフレギャップの部分)差がある。結果、物が余って物が売れなくなって、かつ値段が下がってデフレになっているって事なんですよ。これ問題はですね、ようするにここ(デフレギャップ)埋めればいいじゃないかって話になるんですが、民主党が何やっているのかというと、赤い部分、現実のGDPを削っていってるんですよ」

水島
「どんどんね、作ってるんですよ」

三橋
「はい。無駄を削るとかですね、事業仕分けっていうのは全部、ここのGDPを下げる事なので、デフレギャップ当然広がっちゃいます」

水島
「デフレギャップ促進策」

三橋
「促進策なんですね。で、次のフリップ見ていただいて。
$桜日和
今の赤い部分っていうのが、日本のGDPで、これが2008年の全体のGDPなんですけども。日本のGDPっていうのは、要は個人消費と、民間の投資と、政府支出、この3つに大体分けられるんですね。この3つだけで99.4%ぐらい占めてますので。で、民主党が何やっているか、この政府支出を削っていってるわけです

水島
「そうですね」

三橋
「これはGDPが削られていってるわけでして、不況が拡大して、かつデフレが加速して当たり前なんです」

水島
「ちょっと素人っぽく聞きたいんですけども、今のことを解説してもらうと、例えばじゃ子供手当てを出しているじゃないかと、それもね、懐入るからね、みんなちょっとやろうよって気になるんじゃないのかってそういう言い方してますよね」

三橋
「子供手当てというのは、あれは”所得移転”なんですよ。だから減税と同じなんですね。それを、私たちが受けました、もらいましたと。それを使うか使わないかによって、経済的な差が出てきゃうんですよ」

水島
「そうですね」

三橋
「もしみんながですよ、使ってくれればさっきの個人消費の部分、ここの部分の拡大になりますよという事でいいんですけども、あの現状見てると、最大の使い道は借金の返済と貯金ですよ。これは、ここのGDPとは全く無関係なんですね」

水島
「という事は逆にたくさんの支出を出しても、経済効果は無いという事ですね」

三橋
「子供手当てについては賭けになっていますね」

水島
「そうですね、はい。では続いてよろしくお願いします」

三橋
「それで、なんで民主党が削れと言っているかというとですね、あの経済のGDPを削りますっていう事は、実は3回目なんですよ。バブル崩壊の。何回もやってるんですよ。毎回失敗してるんですよ。
一回目は橋本政権、1993年、消費税を上げて、政府の支出を削り上げてどーんとマイナス成長に落ち込んだんですね。で次が小泉政権の時。あの時覚えてますよね、国債発行高30兆円枠というのをやっていて、公共投資を政府の政策として減らしていったんです、結果やっぱりマイナス成長、2001年2002年マイナス成長、小泉政権の後期っていうのは、輸出の拡大っていうか、アメリカの不動産バブルに救われたんですけども、今度が3回目なんですね」

水島
「あの時はですね、いみじくも鳩山さんがね、民主党の時、小泉さん、やぶさかではないと。私たちもこういう事やってくれるなら協力もやぶさかじゃ無いと言ってたんで非常に共通項がね、あるなあと思いますね」

三橋
「あの小泉さんのやった財政規律をかける緊縮財政政策っていうのは、元祖が民主党なんですね」

水島
「そうですね。非常に近いですね」

三橋
「だから今回も、麻生さんは逆の事をやりましたけど、更にその真逆って事で同じ事をやるだろうなぁと思っていたらやっぱりやってますね」

水島
「やってますね、はい。という事でそのまた続きをお願いします」

三橋
「それで、なんで民主党が削れと言っているかというとですね、あの経済のGDPを削りますっていう事は、実は3回目なんですよ。バブル崩壊の。何回もやってるんですよ。毎回失敗してるんですよ。
で一回目は橋本政権、1993年、消費税を上げて、政府の支出を削り上げてどーんとマイナス成長に落ち込んだんですね。で次が小泉政権の時。あの時覚えてますよね、国債発行高30兆円枠というのをやっていて、公共投資を政府の政策として減らしていったんです、結果やっぱりマイナス成長、2001年2002年マイナス成長、小泉政権の後期っていうのは、輸出の拡大っていうか、アメリカの不動産バブルに救われたんですけども、今度が3回目なんですね」

水島
「あの時はですね、いみじくも鳩山さんがね、民主党の時、小泉さん、やぶさかではないと。私たちもこういう事やってくれるなら協力もやぶさかじゃ無いと言ってたんで非常に共通項がね、あるなあと思いますね」

三橋
「あの小泉さんのやった財政規律をかける緊縮財政政策っていうのは、元祖が民主党なんですね」

水島
「そうですね。非常に近いですね」

三橋
「だから今回も、麻生さんは逆の事をやりましたけど、更にその真逆って事で同じ事をやるだろうなぁと思っていたらやっぱりやってますね」

水島
「やってますね、はい。という事でそのまた続きをお願いします」

三橋
「はい、なんでみんな緊縮財政とか財政健全とか言うかというと、財務省式に言うと、国の借金というのが多いからだというが一応、財務省の言い分ですね。マスメディアなんかそのまま流しているんですけども。それなんだっていうのを説明した人、あまりいないんですけども。ちょっとこちらのグラフ見ていただいて。

$桜日和
これ日本国家の、全ての金融資産、政府だけじゃなくて、家庭とか企業とか全ての金融資産の、左側が資産で右側が負債、負債っていうの分かりやすくいえば借金ですね。
財務省が問題にしているのはここの一番右上の997兆円の政府の負債、これが多いって事を言っているわけですよね。これはまぁ確かに多いんですけども、これは地方自治体分含んでますから、財務省の発表よりちょっと多いと思いますけども、この時に考えていただきたいのは、997兆円の借金、まぁ大きいですけど、誰が貸しているのか、これ誰も考えないんですね」

水島
「はい、それ大事なんですよね」

三橋
「ものすごく大事ですよ。何故かというと、誰かの借金というのは誰かが貸しているんですよ、必ず。これがですよ、外国から借りてる、これは大変です。私だって日本破産すると思いますよ。現実派どうか、貸してるのはここですね、左側の金融機関に該当しているわけですよ。
$桜日和
貸してるのはこの方々なんで、銀行ですとかですね、ここに国債分があるわけですよ。でもその銀行とか、あるいは生命保険が貸してるお金って元々どこから出てるの?って言ったら」

女子アナ
「私たち」

三橋
「私たち国民なんです。国民の預金を、銀行がどんどん溜まっていくわけですよ。それの運用先が無いんで、国債買っているんですね。それで、これを財務省なんて言ってるか。国民一人当たり六百何十万の借金って言ってるわけですよ」

水島
「なるほど。実際は貸しているわけですね」

三橋
「貸しているわけです。なんで借金なのと」

水島
「これがアメリカとかそこんとこと違うとこですよね」

三橋
「アメリカとか、マスメディアは絶対言いませんよ。あの政治家たまに言うんですよ。政治家たまに言うんですけども、メディアとか評論家は絶対言いませんね。それは嘘だからですよ。国民一人当たりの借金というのは。だって貸しているんですよ、私たちは」

水島
「そこんとこは非常に財政の健全化とか、あの聞き心地の良い事を言うけども、実際違うっていう事ですよね。はい」

三橋
「これ恐ろしい事にですね、今に始まった話じゃなくて、ちょっとこれ一番最後のやつ見せて下さい」

女子アナ
「はい、これ一番最後の」

$桜日和
三橋
「実はこれ、財政健全化とか財政危機だとか言う事は、実はずーっと日本ですね、日本の財務省とかメディアとか言い続けてます。これは1995年にその時の大蔵大臣の武村正義さんが、『財政危機宣言』というのをやって、その時の政府の負債残高っていうのが458兆円だったんです

水島
「はい」

三橋
「で、今、ですよ。大蔵大臣が財政危機宣言してから、政府の負債倍になったのにも関わらず、この赤いのが国債金利なんですね。国債金利がどんどん下がって政府はお金を借りやすくなっているっていう、わけの分からない状況になっているわけです。
これもっとすごい事に、これは15年ぐらい前ですね(財政危機宣言)ですけどなんと、27年前とかからですね、財務省、大蔵省とメディアは同じことやってるんです。財政危機だーと」

水島
「よく私も聞いてましたね。よく覚えてますよ、それ。という事はね、現実的には内容をちゃんと精査しないといけない。どっから金が出ているのか、どの借金だというね。
という事は、これで皆さんよくよくお分かりになったと思いますね。ただこの認識を持っていると、今、民主党がやっているように、ただ削りましょうじゃなくて、えー支出を減らそうみたい事になってくるんですよね」

三橋
「そうなんです」

水島
「はい、ではつづきを」

(2)につづく
AD