薬害 C型肝炎ウイルス

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今朝の朝刊の折り込みによる政府広報を、誰もが緊張感と恐怖感を持ちながら

目を通したのでは無いでしょうか。

そしてそこには、自分が家族が、過去も現在も利用している身近な医療機関名が

予想通り掲載されていました。


47都道府県、8面に渡って並べられた信じがたい数の病院名。



大手の製薬会社だろうが、インチキな毒薬や劇薬を効果ありと偽って売りさばく

街の悪徳業者とどこに違いがあるのでしょうか。

国の認可を利用して、汚染薬剤を売りさばいた罪は、無差別大量殺人に匹敵する大罪です。



この問題を認知しながら放置し、職務も責任も果さずに被害者を拡大させた役人達。

その当事者が明らかにいます。いるからこうなったのです。

机に座って時間だけ潰し、もらうモノだけしっかりもらっていたのは誰ですか。

関与していたその人達は、この広報をどんな気持ちで見ましたか。


国の行政事務とは、その責任の重大性はただのデスクワークとは異なります。

その文に、その印に、国民一人一人の命と健康を左右する重さと責任が課されているのです。

薬害問題だけに限らず、職責に対しての意識の欠如や軽さが甘さから全てが始まっている。

そんな気がしてなりません。



そして病院や医師達も、どんな気持ちでこの広報を見たのでしょうか。

ウィルスに汚染された製剤とは知らずに使用したとは言え、この薬剤の使用を指示し

実際に自分の考えや手を使って、治療に用いた多くの医師達がいます。

そしてその医師の誰もが、自分が投与した患者の顔を、誰一人思い出せる人は

いないのではないでしょうか。

「医は仁術の心」その精神を学んだなら、病や傷つく人を救う事が任務なら

こんな製剤を納入され、知らずに使用させられて、医師自らが患者を作る事態に

なった事に、もっと大きな怒りの声が、病院や医師側から聞こえて来てもいいと思います。

責任を云々を問う事よりも、その発覚後の姿勢自体に疑問を感じます。


今日の政府広報を読み、自分は検査に行くべきだと感じた方や、可能性が無いとは

言い切れず、不安で眠れぬ夜を迎えている人がいるかもしれません。

実際に肝炎を患っている方でも、その原因があの時の手術では、あの時の輸血ではと

過去の通院記録や手術の記憶を辿って、まさかと怒りに震えているかもしれません。

腎臓を患い長期に渡って透析を受けてきた方には、あまりに辛い検査の勧めです。

そう考えれば考えるほど、この薬害問題の被害と今後の対策の困難さが

どれだけ大きいものか、強く感ずるものがありました。


感染の可能性が有る無しに関わらず、誰もが自分自身に降りかかっている事だと

そう認識しなくてはいけませんね。

そして何の非も無く感染してしまった方々を、国民が一丸となって救うべきだと思います。




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