1000円商法??

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夕方駅前のスーパーで買い物を終えて、バイクの椅子の中に荷物を

詰め込んでいる時でした。

横の歩道を歩いてきたサラリーマン風の男性が、私の傍に近づいてきて

急に声を掛けてきました。


スーツ姿で割ときちんとした身なりの、30代くらいの人でしょうか。

ニコニコと親しげな顔つきで、私にこう言って来ました。


「すみません。ちょっとこれを見てもらえませんか?」


私が返事を返す間も無く、肩からぶら下げていたショルダーバッグの中から

その男性は何やら取り出して、私の前に差し出しました。


それを見るとシルバー色をした四角い箱型の物に、文字盤がついていて

その文字や文字盤の周囲が、黄緑の蛍光色にカチカチと光っていました。

手のひらに乗る程度の、電子計算機のような形の物です。


今思い出しても、それが時計だったのか温度計だったのか、何の為に使う物なのか

はっきりしないのですが、100円均一で売っているチャチな玩具にしか見えない

かなりお粗末なシロモノだった事は確かです。





「ねっねっ!これ綺麗だと思いませんか?!

これ訳あってちょっと残ってしまった商品なんですけど

今なら千円でお分けしますよ。

きっとお子さんは喜ぶと思いますけど、どうですか~~」



もちろん速攻で断りました。

無表情のまま首を横に振って「欲しくないですから」と、不機嫌な顔つきで

突っぱねる様に、はっきり言いました。

だって欲しい気持ちなんてとても思えない、それこそ子供騙しの商品だったんで。


するとその男性は、意外とあっさり「あ、そう」って感じで、スタスタと早足で

去っていってしまいました。

しばらくあっけに取られて、その男性の後姿を眺めていましたが

あれはいったい何者??



家のチャイムを鳴らして、寄付の名の下にハンカチやら靴下を数千円で売りつける

訪問販売は何度か遭遇した事がありますが、いきなりお粗末な品物を見せ付けて

「千円で買ってくれ」ってのは初めてです。


外国の街角で、貧困の為に旅行者に花を売る、幼い少女がいますよね。

それは可哀想にと同情的な意味で、買ってあげようって気になると思いますが

いくらなんでも、この日本でいい大人の男が、マッチ売りの少女はないでしょうに。

かなり抵抗感ありますよ。



余程お金に困っていたのでしょうかね。

バッタ屋で買って来たタダ同然の品物を売って歩いて、生活費でも稼いでいるのでしょうか。

千円でも10人に売れば1万円になる訳ですから、下手なバイトするより手っ取り早いですし。




それにしてもあんな物買う人がいるのか、その販売方法の成功率には

かなり疑問はありますが、知らない人に突然声を掛けて、何かを売れるほどの

ど根性と勇気があるなら、その能力、セールスの仕事とかで十分活かされるのに。

隠された能力発揮出来ない人って、本当にもったいないよネ。(^_^;)
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