立ち往生の救急車

テーマ:

記事LINK 10病院に受け入れ断られ、救急搬送の妊婦流産




今まで私も救急車に同乗した経験があるので、呼んだのに受け入れ先の病院が決まらず

何十分も急病人の容態を気にしながら、車内で出発を待たされたという事が度々ありました。

6つの病院に断られ、出発までに1時間近く掛かった事もありました。


急患者のかかりつけの病院に行けた例は、まずありませんでした。

そしてその近隣の救急指定の病院でも、すんなり受け入れてもらえた事はなかったです。

だから余程の運がいい時でなければ、希望する病院へ運んでもらえる確率は

極めて少ないと思います。

これは都心だろうが地方だろうが、どこでも同じだと思います。

病院が多い少ないが問題ではありません。



救急隊の方々は、受け入れてもらえる病院探しを必死にやってくれますが

満床、担当出来る医師がいない、いても他の患者で手が回らない、手術中というのが理由で

こちらがどんなに急を要していたとしても、あっさり断られてしまう事が多いのです。


病院一軒への問い合わせに対して、その返答が帰ってくるまでに時間を要します。

返事待ちで断られてしまって、次の病院、又その次の病院とやっているうちに

どんどん時間ばかりが経ってしまいます。


痛い、苦しいと意識が朦朧とする患者を目の前に、家族も救急隊もそれこそ

切羽詰った状態に追い込まれていきます。

何故受け入れてもらえないのか、自分もその度にいらいらさせられました。

そして病院側の事情はあったとしても、受け入れ拒否が当然の事のように行われ

あまりに事務的で冷たい薄情な対応がまかり通ってしまっている現状に

腹立たしさを感じました。


救急病院指定とは、いったい何の為にあるのでしょうか。

いつでも何時でも急病人を受け入れる体制を作っておいて、初めて指定が

成り立つのではないのでしょうか。

出来もしないのに、指定なんて看板を下げるなと思えてなりません。


そして行き先決まらずで立ち往生する救急車が、日常茶飯事あちこちで

起きている事実に、何の解決策も見出さず繰り返し続けていく事に意味があるのでしょうか。

システム自体の見直しを根本からやり直さない限り、119番の役目は果たされないし

あっても無駄な救命処置だと思うのですが。



たらい回しがなければ助かった命は数知れず。

残された家族は、やりきれない思いがずっと残るだけ。

何とかなりませんかね。この体制。

AD

コメント(7)