しばらく間を抜かずに頑張ったんですが、

間が開いてしまいました。すいません><


先々週、右手小指を骨折しまして、5日後

整形で骨折を確認後、悶絶ものの徒手整復を

したのですが・・・。


1週間後再診したら、またもや折れてるところが

ずれてました 。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ

そりゃ、利き腕の小指じゃ短いシーネで固定しても

力は入っちゃうから可動するよね・・。

なんか頑固にずれてたようで、今度は透視下で

再整復。

受傷後13日目。

悶絶する整復をしても離すと元の位置にずれます。

しかも痛いって( TДT)

私の小指はセンセの親の敵か!?(←八つ当たり


とりあえず土曜までがっちり固定して、駄目なら

変形したまま治癒を待つか、外科的治療をするか

決まるので、また少し間が開いちゃうと思います;;


どーでもいいけど、ちょっと思ったこと。

受傷した翌日、本当は私休日だったんですよね。

それが同僚の子供が熱出したとかで、休日を変った

んです。

そして骨折治療のゴールデンタイムは8時間以内。

怪我した事も師長に報告はしたけど、勤務変更は

続行。(普通怪我した時点で再編成してくれるべきと

思うのは甘いのだろうか・・?)

8時間以内に治療を受けれなくとも、翌日患部を

安静固定できてたら・・・。

しかもその日シーツ交換だの祭日にわざわざ力仕事

しなかったら・・・。

後から考えても仕方ないんですが、とりあえずこうなったんで

土曜まで休むことに。


一応、こういう事情なので休みますね、と話すと

私が勤務交代した子供が熱で休んだナースの一言。

「みんな どこかいためてもテーピングや痛み止めで

仕事してる人もいますけどね。」



・・・・・・・・・はい?

あなたのお子さんが何度か知らんが熱出したってんで、

手袋も入らない腫れた指で仕事した人間に、「お大事に」

も「大丈夫?」もなく、テーピングと痛み止めで続行しろと?


しかも治療費2回で約1万と、不自由な日常生活を

余儀なくなってるんですが・・・。

しかも治療費も自己負担、休業補償もないんですけど。

骨折にテーピングが治療になるのか?

痛み止めはあくまで対症療法で治療じゃないんだけど?


子供の熱と同僚の骨折では子供の熱が優先なんですか。

変形治癒するといわれて、責任取ってくれるんですか。

自分の立場でもそういえるんですか。

(それより先につき指と骨折の違い知ってますか?)


すごいねー。ボランティアの塊だね。

私は庶民だから、職場のために殉死なんてできないけど、

あなたにはできるのね。

尊敬しちゃう。ナースの鏡ですよ。


私は絶対真似したくないけどね。


と、立腹ものだったんですが、きっと他科の知識や処置なんて

わからないんだろうな。。

血圧測るだけの聴診器なら職場にあるのに、ファッションで

1万以上の聴診器買おうとしてる人だし。

あのね。1980円の聴診器でもイレウス位は聴取できるよ。

肺雑音もシン雑音も聞き取れるよ。

大事なのは高価な物品じゃなくて、いろんな人の音を聞かせて

もらって覚える事。

血圧に高価な聴診器はまさに猫に小判なの。


まぁ、ファッションだから仕方ないんでしょうけどね・・。


ショッキングピンクの聴診器やキティちゃんのついた

ペンライトを、まさに死亡時刻確認する時に使って、

見てる家族はどう思うかな?

私なら、自分の親が死ぬ時にキティちゃんライトで

瞳孔見て欲しくないですね。

死に化粧もパール・ラメ入りルージュなんて使うなよ・・。

なめとんのか(゚Д゚#)ゴルァ!!って怒りそう・・。


ナースは清潔ではあるべきだけど、奇抜なファッションは

いらないと思う。逆にシリアスな場面で場違いすぎる。

そゆ事もわからない人が、今後も増えてくるとしたら、

怖くて怪我も病気もできないね・・・。


怪我して思う、なーすな日々でした。

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ただいま&またまた出勤間近です。

色んな患者さんを見てきましたが、今日のは

桜桃な~す日記の歴史に残るかもしれません。


ああ~~><画像に保存すればよかった!!

お見せできなかったのが残念です。


病院では、「蓄尿」という1日のおしっこを

貯めて、量や比重を見たり検査に出す処置があります。


今日は日曜だったのですが、棟負荷の検査で尿一部

を定時に採取して月曜の朝検査室に提出する処置が

ありました。


患者さんは97歳のおばぁちゃんなのですが、糖尿以外は

意識もしっかり。ADL(日常生活動作)も自立している、

お元気な方です。

若い頃は華道や茶道の先生だったらしく、物腰も上品で

たまにベッドで手芸などしている奥様です。


さて、その方の一部尿を取りに行くぞ~~!!22

と、張り切って片手に手袋(なぜ片手?(汗)

これにはまた事情があるんですが後日。

して、スピッツ(犬ではありません)を持ってトイレにGObikkuri01


今は蓄尿患者が多すぎて、その方は瓶に貯めて貰って

いるのですが・・・


・・・・・・え!?なんか赤いものが混じってる横汗

まさか血腫!??と、慌てて瓶を目線まで持ち上げました。


血腫ではありませんでした・・・。


蓄尿瓶に可憐に咲く一輪の水中華じゃあ~りませんかbikkuri01


お、おば~ちゃん・・・・なんで・・・?hiku


「いえねぇ、なんとなく作ったんだけど飾るところもなかったから

丁度いいかと思ってe-gao



・・・・・・・・・(´□`;) びっくりするですやん・・・・15


ま、まぁ、混濁もないし疾患のせいで量も多いから、

確かに水中華は蓄尿がめに可憐に咲いていましたが(;´Д`)


まさか排泄物にアートを飾られるとは、さすがに初体験でした。


蓄尿瓶を抱きしめて話を聞いていたら、他の患者さん、

「あ、いいなぁ~。俺も欲しいなぁ。それ~136

「やっぱり華やぎも必要だよね~」


お願い・・・・やめて。心臓に悪いからhiku


まさか検尿で驚く羽目になるとは思いませんでしたが、

患者さんたちの個性や感性もさまざまだなぁ・・。


・・・・・でも、色が抜けてデータが変ると困るから、

今後は違うものに飾ってくださいね(;つД`)


これもひとつの前衛的アートなのか・・?

そのうち流行るかもしれないなぁ・・。

入院生活って味気ないし。


ちょっとした出来事でした。


ちなみにその間ずっと蓄尿瓶を抱きしめてた奴←

(あ、一応トイレ要エプロン着用でしたよ(;´Д`)


驚いたけどちょっと心の和んだ出来事でした。

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ちゅーガキ生の話しで ついでに。。


今度は大人の話しです。

椎間板ヘルニアの術後(よーするにぎっくり腰の重症なもの)

退院時指導では、家庭に戻ってからの腰痛体操 や、

夜の営みの指導のするんですよ・・。


夜の営みは使用上の注意を守り、安全に行いましょう。


これです。

で、結構これが難しいので図をプリントして、やっていい体位と

やったら腰痛が再発する体位を話すのですが。

(何が悲しくて未婚女性がこんな話を真面目にするんだか;;)

この場合のバイブルは(そこ!バイ○とか言わないように!)

48手です。インドの宗教 は108もあるから><


この48手をプリントして○×で渡すわけですが・・。

大体これを持ち出すと「ほ~これはこう呼ぶのか」と

話しはずれていく事が多いです。

(ちゃんと聞いてよ;;)


48手ってな~に?と突っ込まれると答えにくいので

先手必勝です。

48手の簡単な説明は ここ  にあります。

良い子は怪我しない程度にお勉強してくださいd(^-^)ネ!


また、変形性股関節証(子供の頃のが悪化した大人の方)で

人工股関節手術を受けた方にも、営み指導はします。

(なんだか、看護師ってどういう仕事なんでしょうね・・・)

この手術を受ける患者さんは女性の比率が圧倒的に多いんですが

営み指導はご夫婦に聞いてもらうんですよね。


そして、無事退院してゆくわけですが、この指導がうまく

理解してもらえないと、とっても危険になります。


夜間救急で、「足を痛がる患者さんを搬送します」とコール。


運ばれてきた患者さんは、先日退院した女性でした。

フランス人形を座らせたような格好で担架にのせられてきました。

ネグリジェは来ていましたが、下着はつけていません。


そう、営み中に 熱中しすぎて体位指導を忘れたんですね。。。

人工股関節脱臼でした。

恥ずかしい思いで真剣に説明したのになぁ・・(´・ω・`)ショボーン


一応、退院指導は意味もなくやるわけではないので、

きちんと聞いてくださいね(;つД`)


安全で、明るい性生活を送りましょう!!


ちなみに、素人さんはローソクプレイでやけどしたりします。


最低限50cmは離してたらしましょう・・・(これは関係ない


え??私???

や、やった事ありませんよ!も、もちろん!!

ってか、そのうちSMプレイの指導マニュアルも作る必要は

ありそうです><


興味本位で真似しちゃいけませんよぅ><


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ども、つけっぱなしでVDSLのご機嫌を損ねてしまった

桜桃です。

帰宅して、メール見たまま うとうとしてたら急に回線ダウンで

焦りました(;つД`)

夏はPCも危険が一杯。。


さて夕べの事です。

小児科は15歳までの方が対象となるんですが、

ある可愛い中学生の女の子が夏風邪で高熱を出して

来院しました。

半分脱水を起こしかけていたので、ビタミン点滴をいれ、

小児科用診察ベッドで休んでもらうことに。


いや、今の制服って可愛いというか・・コスプレみたいというか

・・・これは関係ないか(汗)


もちろんお母様が連れてきた赤ちゃんや幼稚園児も

風邪が大流行です。

お子様は脱水を起こしやすいのに血管はでにくくて

とっても苦労します;;


神経集中して点滴していると、気の抜けるような着メロが。

おいおい、今じゃ中学生も携帯常備なのかい!!


「ごめんねー。院内は携帯禁止なのよ。」

と注意したら可愛く?ぺろっと舌を出し

「あ、ごめぇ~ん!じゃメールにするねぇ。」

いや・・・・携帯そのものが禁止なんだって!!!

言葉が通じんのか・・と軽く脱力。

「横に他のお子さんも寝てるからやめてね。」

と言い残し、またも仕事に戻る。


しばらくして、ラインはもれていないか、アイスノンは

溶けてないかまたもベッドを訪問していると、

かの中学生の寝てる隣のおかあさんが苦笑している。

??

カーテンを閉め切っているのだ。

暑いだろうに・・・。

「○ちゃん、アイスノン溶けてない?」とカーテンから

顔を出すと




診察ベッドに見知らぬ男の子が添い寝していた。

しかもアイスノンをどけて腕枕をし、いちゃいちゃモード。

某宿泊施設か!?外来は!!






アンタら、ここは

小児用ベッドだっちゅ~~の!!





隣の乳児のお母さん

「うちの子も将来こうなるのかしらねぇ」と苦笑。

「す、すいませんね お母さん。」

「あのね、ここは病院なんだから添い寝は

小さなこの親御さんしか出来ないのよ!はい、降りて」


何が悲しくて仕切りばばぁにならなくてはいけないのか

_| ̄|○  ・・・・・


すると中学生二人

「だってさ~。お硬いのぉ~っ」と文句を言いながら

彼氏がベッドから降りる。


親、呼んじゃろか・・・(内心の怒り


ベッドから降りたものの手を握り合いいちゃつく二人。


もう勝手にして・・・・orz


しばらくすると

「ねぇ、かんごふさ~んジュース飲んでい~い~?」

といってきた。

「いいよ~。外に販売機はあるけど 炭酸は喉にしみるからね」

「うんっ!わかったぁ~」


またも心の中のばばぁな私が叫ぶ。

うんじゃなくて「はい」だろ~~~~!!

敬語も使えないのか今の子は・・・。

語尾延ばすのもやめろ!!

私はきみの彼氏じゃない!!


ジェネレーションギャップだなぁ・・・。

私もすっかりおばさんだぁ>< となんとなく欝になった・・・。

既に私の中でのこの二人は中学生ではない。

ちゅーガキ生になった。


ちゅ~ガキ生たちは点滴代を転がしながら

外の喫煙所にむかう。

(おいおい・・まさか院内で喫煙しないだろうな>中学生)

でもまぁ、私は風紀委員ではない。

見なかったことにしよう。(# ゚Д゚) ムッカー


と、大人の気持ちになったつもりで?またも仕事に戻る。

すると今度は内科に入院してる患者さんがやってきた。


「ね~、看護婦さん、あれどうにかしてよ~。」

「はい?」

「うちの子供たちの教育に悪いんだよね」


・・・・・・・・・。


ジュースを飲みにいったちゅーガキ生ども、

大人の喫煙所で口移しでジュース飲んでるし!!!


こ、これもジェネレーションギャップ・・・・?(大汗

心の中で叫んでたけど、

(* ̄3 ̄)チュウガキ生ども、実施までするか!


「あ、あのねぇ・・。○さん風邪引いてきてるんでしょ?

風邪がうつるよ。」(何いってるんだ!>私)


「えへっ。*ちゃんは私と同じ苦しみ味わいたいから

いいんだも~ん。ねっ?」

うなずく男の ちゅーガキ生。


スリッパではたきたくなる気持ちを押さえた。


「そ、そうじゃなくてね、ここはみんなが見てるでしょ。

他の方が困るからここでそういう事はやめてね。」


魂を必死に押さえて冷静を保って?話す。



「ちぇっ。○、これ終わったらネット喫茶行こうぜ」


まだやるんかい!!!

ってか、手ごろなネット喫茶で制服のままいちゃつくのかい!!!

第一、本来うちに来た目的の風邪はど~したんだ!!


もう口に出して突っ込む気力はうせてしまった。



夏風邪や、ああ夏服や わきまえろ



と、一句できた。季語しか入ってないけどね・・。


私がオバサンなのか、この子たちは特殊なのか

よくわからなくなった一夜の小さな出来事でした。。


何か書こうかな~と思っていたら、 こんな  ニュースを

教えてもらった。

キリストの教えには姦淫や同性愛・獣姦は禁止されてるけど、

禁止されてるって事は、実際あったって事ですね。


なんでこのニュースに反応したのか?それは私が

肛門科のアルバイトをしていた時にあった話しを

思い出したから。


普通、肛門科っていうと「痔」の患者さんってイメージが

多いですよね。

実際そうです。

ただ、痔じゃなくて大腸や直腸癌の疑いもあるので、

肛門からの内視鏡(CSって呼ばれてたりします)を

したりもするんですが。


夜勤をしてるとこんなこともあります。

真夜中にかかってくる電話。


男「もしもし。あの、便秘で困ってるんですが」

私「あ、はい。何日くらいお困りなんですか?」

男「かれこれ5日くらいなんですが・・・」

私「あら、それはおなかも辛いですね。

  当院におかかりになった事はございますか?」

男「いえ、やはり恥ずかしいので」

私「そうですね、ちょっと気軽には来辛いですね。

  でも、かなりお辛いのではありませんか?」

男「はい。とても辛くて爆発しそうです。」


    ・・・ん?・・・・・


私「えと、ご自宅はお近くでしょうか。

  当院は上に先生が住んでらっしゃるので、

  なんでしたら今からいらしても構いませんよ。」


男「・・・・・。」


私の内心(やっぱり恥ずかしいから来づらいのかな?)

 「どうなさいますか?いらっしゃるようでしたら、先生に

  どのくらいでこられるかお伝えしておきますが。」

男「ハァハァハァ・・・・・」

私(なんかやな予感・・・)


男「か、看護婦さん 今はいてる下着何色ですか



ガチャン!!!(ノToT)ノ┫:・'.::・┻┻:・'.::・





くっそ~~~!!(失礼)肛門科だけに騙された~~><




と、こういうこともよくあることなんです。


でも、本当に急患も来るんですよね・・・。


肛門に異物を詰めて抜けなくなった」患者さんとか。

しかもそれが男同士のカップルだったりとか。

私だってそんな経験がなければ薔薇の世界にも憧れたかも

( TДT)


男同士(しかも中年)が抱きあいつつ来院。

プレイ中に試験管が蓋の取れたまま抜けなくなったとの事。

しかも先端から入れてるので、肛門鏡で広げたくらいでは

抜けないのだ。


もうこうなるとお腹の手術をするとき使う鉤で広げるしかない。

一応腰椎麻酔をして、ドクターがまず肛門に鉤を入れる。

そしてそれを広げたところを、私が維持して引っ張っておくのだ。


真夜中に、何が悲しくて成人男子の肛門を広げてるんだ・・・。

漂う香りと共に、物悲しい気持ちになりつつ処置介助。

起こされたドクターも同じ気持ちだろうなぁ・・。


やっとの事で試験管は無事摘出完了。

カップル男性役?「どうだ?痛かったか?つらくないか?」

カップル女??役「ううん、平気。。**ちゃん、帰ろう。」


そしてまた抱きあった二人は夜の闇に消えていった・・。





処置室に汚物と血液と試験管を残し・・。




いやはや、個人病院のバイトと言っても色々な経験が

出来るものだ。


ドクターと2人、脱力感と任務達成感で苦笑を交わせ、

その夜は掃除と換気を行った。


でもきっと、彼らは彼らなりに真剣に愛し合っているんだろう。

そう信じないとむなしいだけだもん;;

次からは危険なプレイはしないでね・・心の中でそう思った。

私には理解できない世界ですけどねT-T


と、このニュースを見て思い出したのだ。


世の中には色々な性的嗜好を持つ人がいる。

男色などは、織田信長の時代では一種のステータスだった

ともいうし、あの時代は男色が流行したんだなぁ。


きっと痔を患う人も多かったろう。。


梅毒だって、元はといえば牛とHした人から発症したというし

エイズだってアカゲザル?とのHからと言われていたし。


男色も獣姦も、昔からあったんだなぁ・・。

でも、やっぱりHで怪我や病気してたら世話ないよね。



明るい性生活を過ごすため、皆さんも注意しましょう!



(ってあんまりいないか・・・。)


対する女性はどうだったのか?というと、平安時代から

「夜這い」など、性に対してはかなりおおらかだったらしい。


ただ、身分の高い女性はやはり貞操が義務付けられて

いたそうで、糸の束を巻いたものや 木を掘ったもの

(いわゆる今の大人のおもちゃの原型?)が、広く

使われていたそうだ。


使用後ちゃんと洗っていたのかなぁ・・・?

確かその頃のお風呂ってサウナみたいな蒸し風呂だったはず。

などと関係ないことまで想像は広がっていく。

(広げなくていいって^^;;;;)


秘法館に行くと、結構そういうものが保管されてますね。

(行かない人にはわからんだろ!!バキッ!!☆/(x_x)


と、1個のニュースから物思う蒸し暑い夏の日でした。


★今日も光化学スモッグ注意報は発令★


                  ちゃんちゃん。

丁度、TBにもありますが、もうすぐ七夕です。

当院でも患者さんがたに短冊をお渡しし、書いてくださった方は

外来玄関にある笹に結んでいただいています。


入院患者さんがたにもこれは行っています。

字のかけない方は 絵でもいいから書いていただき、

出来るだけご自分で笹に結べるように、玄関まで護送します。

そのほうがご利益がありそうな気がしたので・・。


もうだいぶにぎやかになってきました。


どれどれ、皆さんどんな事をお願いしているのかな?



「せきがでないであそべるようになりたいです」

(これはお子さんの文字かと思われます。)


「孫が遊びに来てくれた。こんな幸せが続きますように」


「早く意識が戻ってくれますように」

(これはご家族の方でしょう)


「もう充分生きた。早く余を終わらせたい。自分を忘れないうちに」


・・・・・。


気軽な気分で見るべきじゃなかったと後悔しました。

普段皆さんこんな事を思っていたのか。。

気がつかない事も多かったな・・と胸が痛くなりました。


楽しいはずのイベントですが、患者さんの気持ちを吐き出す

メッセージがたくさんこめられていたのです。

悲しいけれど、目をそむけてはいけないと思いました。

そして七夕が終わっても、このメッセージは心に刻んでおこう

、そう思いました。


読み進めているうちに・・・

!!!!(´д`ノ)ノ 

「桜桃さん、毎晩といわずもっと昼間も来てね」


あぅっ><


すいません・・・体は一個しかないんです_| ̄|○  

出来るだけ頑張りますが、このお願いには完璧には

応えられません;;

隣の笹に結びました。


「ごめんね。頑張るね!!」


夜勤の帰り道にもたくさんの短冊が飾られています。

失礼ながら読ませていただきました。


心温まる願いや、お子さんの明るい将来の夢も

書かれていました。

とても和めました。


ああ、日本に生まれてよかったな。

こんなイベントがあってよかったな。

素直に今日はそう思えました。


私の願いってなんだろう・・?

今日1日ゆっくり考えてみよう。


明日は晴れて星がみんなに見えますように。

病院から電話が来た。

夜勤の電話友達が話したい事がある、と何度も

電話をよこしたそうだ。

連続夜勤の後なので、しばらく夜勤はない。


ただ、先日談話室で会話をしたときにぽつりと

話してくれたことかな?と推測はつく。

どうやら彼女は恋をしているらしいのだ。


パチンコ屋で、よく出会う男性らしい。

彼女には2人の子供がいる。

ネグレストや暴力こそ行っていないが、

出産してすぐ育児能力なしと判断され、

乳児院に委託した子供たちだ。


彼女は成長している彼らを恐れている。

しかし、またこの恋が成就すれば

子供ができる可能性は高い。

夜勤のときに詳しく話を聞かせてもらおう。。

彼女は「母」という自覚の前に「女の性」が

優先されるのかもしれない。

杞憂に終わってくれればよいのだが・・。




数年前だが、やはり失恋で自殺を図った

20代の女性がいた。

彼女の場合は投身自殺。

命には別状がなかったが、脊椎損傷で

車椅子か松葉杖と一生付き合う事になった

女性だ。


意識が戻って数ヶ月はかなり不安定だった。

昼夜逆転し、夜間はナースコールを握り締めて

少しでも行くのが遅いと怒りをあらわにしていた。

親御さんは中流家庭で、彼女は女優を夢見て

劇団に所属していた。

家族の元で金銭的苦労を知らずに成長した

お嬢様だったのだ。そしてその彼女は

劇団内の男性に恋愛感情を持ち、拒絶という

人生で最初の挫折を味わった。

そして、その失恋したショックでビルから飛び降りたのだ。


顔には傷は残らなかったが、心の傷と

不自由な生活は、死ねなかった代償として

一生付きまとう事になった。


心が荒んでしまうのも仕方なかった事なのだろう。

スタッフに当り散らすのも、自分を許容してくれるか

私たちを試していたようにも思えた。

虐待を受けた子供たちがよく示す反応に似ている。


そんな彼女が同じ病棟の男性と恋に落ちてしまった。


その男性は遠洋漁業をしていたが、事故でやはり

落下打撲をし、頚椎捻挫の診断名を受けていた。

本来頚椎捻挫では、入院対象になるのは稀である。


その男性は首を打ったショックから、下肢がしびれて

動けないと訴えていたのだ。

日焼けしたやや甘いマスクの30代前半の男性。

人付き合いはよく、患者の中では人気があった。


就業中の事故なので、労災の適応にもなるし、

下肢に麻痺が残っているという訴えから、

今後の就業も困難であろうと福祉が介入されていた。


もちろん痛みや麻痺の度合いは本人にしかわからない。

その辛さも私たちには想像しかできない。

だが、スタッフの中には彼の症状に疑いを持つ人もいた。

保護を受けるための「詐病なのではないか」と。


医療者としては、患者さんを疑う事は禁忌である。

本人が痛い、動かないと訴えるものを否定すべきでは

ない。精神的なストレスからの症状かもしれないのだ。


しかし私も見てしまった・・。

麻痺していつも足を引きずっている彼が、病棟から

離れた公衆電話を切った後 スキップしている姿を・・。

そして、CT・MRI・筋電図はいつも正常なデータだった。


そして彼は「要観察人物リスト」に載っていた。


その彼と、やっと車椅子で廊下に連れ出してもらえるまで

回復した彼女が 彼の優しさに心打たれ恋愛感情を

抱くようになってしまったのは、仕方なかったのかもしれない。


彼のほうも若く美しい彼女に心奪われた。


そして退院のめどが立つ頃には、結婚したいと

互いに言うようになった。

彼のほうは、親兄弟とも疎遠であり やはり離婚歴が

あるため、彼女の親は猛反対をした。


しかし、一度は失恋で自殺を図った彼女である。

両親も最後まで反対派できなかった。


退院後は互いに福祉の援助を受けながら入籍し、

しばらくは彼が彼女の車椅子を押して外来に来る

姿が見られるようになった。


「早くあかちゃんを生みたい。」と話す彼女は

入院中と比べ、かなり穏やかな表情だった。


スタッフも、「はじめは心配したけど幸せそうで

よかったね。」と、彼らを祝福していた。


しかし、その幸せも長くは続かなかった。

用意された住居、彼女の親が届ける食事、

そして身障認定をされて支給されるお金。


だんだん彼氏は外に1人で出るようになった。

彼女の通院も親が付き添うようになってきた。

退院したての頃、和やかだった彼女の目は

会うたびに生気が失われていた。



そして、ある日訃報が届いた。


夫が数日帰らなくなった彼女は、バスルームで

自らガソリンをかぶり、焼身自殺を図ったのだ。

親が訪問したときに、焦げたにおいで気がつき、

すぐさま病院に運ばれたが、気管内まで

損傷していた彼女は 運ばれて数時間で

この世を去ってしまった。

享年26歳だった。

(報道もされたので覚えている方も

 いるかもしれない。。)


もちろん彼女の親は夫である彼を責めた。

そして、彼は無言のまま姿を消した。

今はどうしているか、福祉にも連絡はなくなり

彼の消息はわからなくなってしまった。


互いによく似た症状を持ち、共感から

恋愛に、そして夫婦生活まで発展した恋は

一番望まない形で幕をとしてしまった。。


電話友達の彼女の話を聞いたとき、なぜか

このケースが頭に浮かんだ。


入院中は、普段自分でも気がつかない弱さを

露呈する事が多い。

ましてや電話友達の彼女は、今も後遺障害で

精神面も身体面も治療を必要とする身だ。


治療が必要だから、恋をしてはいけないと

思っているのではない。

過去の男性関係や子供たちのことを考えると、

パチンコ屋で出会った男性との恋は未来の

あるものなのだろうか・・と不安になるのだ。


彼女も多分、それを話したいのだろう。

そして、私が喜び祝う事を希望するだろう。


もしその話題が出たら、どう反応すべきだろうか。

彼女の期待を裏切りたくはない。


しかし、平日昼間に 毎日のように娯楽場に

通う男性は、彼女を認め包容できる人なのだろうか。。

もちろん、私が口出しできる権利などありはしないのだが・・。


まだ実際に話を具体的に聞いているわけではないので

取り越し苦労であってほしいものである。。


夜勤の中明けですヽ(´ー`)ノ今夜は出勤がないから

明日の夜まではゆっくり♪


昨夜は電話友達の彼女さんが、今日は内科受診で

来るので、その時話せるね~と早寝したようです。

6:30・・・早速来てました^^;


夜勤は9:00で終わりなのですが、なんだかんだ

してたら10時過ぎ。

タイムカードを押そうとしたら


いい天気じゃ あ~りませんか!!

梅雨の中晴れって奴ですね~。


丁度その彼女も診察がまだだったので、病棟に

顔出しに行きました。


おお、やはり忙しそうだ・・・・。

自分が勤務終わりなので、ちょっと得した気分。

(´‐` ○)\(○`ε´○) コラ!コラ!


せっかくなので、自分が入院受けした患者さんを

訪問。


寝たきりで動けない人、何とか車椅子に乗れる人が

「おはよう~」と迎えてくれます。


そだ!せっかくいい天気だから少しお日様に

あたろうか?

いきなり思いつく奴です。


勤務室に戻り、これからケア予定のない人をチェック。

車椅子3台とストレッチャー2台の計5人が

スケジュールなし。


「久しぶりにお天気だから、少し外の空気吸いませんか?」

と、集団デートにお誘いしました。

みんな退屈なので、結局8人で病院玄関前の

駐車スペースへ、ささやかなお散歩。


小さな植え込みがあるので、一応花見もできるんです。

「お~。何日ぶりかなぁ。」

私らにすればささやかな外出でも、普段廊下と天井しか

見れない人たちには、近距離でも気分が変るんですね。


でも、やはり徹夜明けで太陽が黄色い・・。

(きっと吸血鬼の気分ってこんな感じかな?)

「さすがに初夏だから暑くてまぶしいね~。

帽子持って来ればよかったねぇ。」


松葉杖の患者さんがアイデアを・・。

「玄関の置き傘させばいいよ!」

ちょっと恥ずかしいけど いいかも・・。


しかし置き傘は4本しかありません。

守衛さんが、「これ使いなさいよ」

と貸してくれたのは・・・・



古新聞っすか!!!!!(´д`ノ)ノ 






かくして、黒い雨傘と古新聞をかぶった

怪しい集団が玄関にたむろしました・・。

(みんな、恥ずかしくないのね・・・;;)

わいわいと歓談。

悪乗りした松葉杖の患者さんが写メールまで・・。

(´ロ`ノ)ノ ヒイィィィ!!!!


絶対公開はしないと言う約束をしてもらいました><


車椅子のおばぁちゃんが なにやらガサガサ・・


「ほら、看護婦さん。アンタも暑いでしょ。」

と、プレゼントしてくれたのは









古新聞を、 折って 畳んだ やっこさん(兜か)!!

こ、これをかぶれとおっしゃる・・・?(大汗





もう、こうなったら勢いだ 。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ






かぶりましたよ。やっこさん。。。






「写メ撮ったら、携帯壊すからねっ!!(汗)」と

必死に脅しをかけました。。。





思いつきも、時には生き恥になるんだなぁ・・><


まぁ、喜んでもらえたから いっか~。(いいのか?(汗)


患者さんも疲れるので15分ほどのお散歩でした。


部屋に戻ると受け持ちナースがお出迎え。


「あら~、みんなで何してきたのぉ?」


「天気がいいから、虫干ししてもらってきたのよ。」




虫干しだったんですか!!!!!!(´д`ノ)ノ 





「じ、じゃぁ、また行こうね~。」と手を振って




病室を出ると、丁度外科の回診が・・。


「・・・・・おまえ、そろそろ年考えろよ・・。」

いきなり外科のドクターの第一声。







なんだとぉぉぉぉ!!どーゆー意味じゃ!

(誕生日で敏感になってたからね^^;)

と、不機嫌な顔になってしまったわけですが、


後ろから顔を出した婦長にも一言いわれました。



「もう6月なんだから、かぶとは脱ぎなさい・・。」











・・・・・・・・・・・・・・・・・?

!!!あ~~~~~~!!!






さっき古新聞でもらって、かぶったまま忘れてたよ!

Σ(゚д゚lll)ガーン








戻ったとき一声かけてよ・・受け持ちの子( TДT)


(ってか、私も気づけよ・・・;;)

そして、婦長さん・・。

・・そ~ゆ~問題でご注意なんですか;;

(お節句ならよかったの?(・・・自爆)







とどめが外科ドクターの一言。

「わざと受け狙いかと思ったのに。」

んな訳ないですって!!( TДT)


面会のご家族、笑いをこらえてるし・・・。




穴があったら埋まりたかったです><


半分寝ぼけてるときは、思考回路も飛ぶんですねぇ・・;;


その後約束してた電話友達と談話室でお番茶しながら

少し会話して帰宅しました。。。


帰路にさいていた黄色い花(名前なんだろう・・?)が

綺麗でした・・・。


これも、今日あった ちょっといいこと・・・?


ちょっと看護ネタではないのだけれど、

最近TVで霊園の特集や葬儀屋さんについて

の番組を見た。


葬儀屋さんと病院も、結構深いつながりがある。

最近は葬儀屋さんも増えて顧客?争いが

過激化してます。


大体、病院はきまった葬儀屋さんと契約していて

患者さんのご家族が他を希望しなければ、その

契約した葬儀屋さんを紹介するよう「お達し」が

ある。

嫌な話だろうが、多分「マージン」でセレクトを

しているのだろう。


時々、指定の葬儀屋さんが変るんだもん・・。

お国でよくやってる「道路工事」の建設会社

が仕事を落札するのと同じなのかも。


葬儀屋さんだって確かに必要だけど、

お値段がね・・・・。

お墓もそうだけど、葬儀や供養って結婚式と

同じくらい値段が高い。


例えば足を切断した方が「足の供養」を頼む。

おいくらだと思います?

私が聞いたのは「8万円。」


ちなみにかなり前に他界したうちの父の葬儀代は

300万。(実は一応お墓は仏教だが、何の流派か

知らなかったりする・・。)今はもっと高いのでは・・。


うちの母はまだ今後お金のかかる扶養家族の私らを抱え

お坊さんの前でポツリと言いましたさ。


「私が死んだら、川にでも投げ込んでもらおうかねぇ。」

(おぃおぃ^^; さすがにお坊さんの前で言う言葉か?)


そしたらお坊さん。


「奥さん、川ざらいするともっとお金がかかりますよ」


       がーん…llllll(-_-;)llllll


その後も年何回か「おセガキ」と称したはがきが来て

お心づけ数万とお米を奉納が今も続いている。


これを途切らせると、お墓に入っている

祖父・祖母・父・叔父達は「無縁仏」という合同の墓に

退去させられてしまうのだ。


お墓って、土地ごと買ってると思ってたけど、

実は「借地」なんですねぇ・・。


と、話がそれたのでいったん戻す。


遺族の方に契約してる葬儀屋さんを紹介するのは、

あまりいい気分ではない。

悲しんでる人たちに現実を突きつけてる感じだから。

しかし、ずっと霊安室にいてもらうわけにもいかないし

ここは諦めて悲しむ家族に

「ご葬儀やお体のご移送はご家族でご利用している

所はございますか?」と聞く事になる。

ご近所同士で協力して葬儀をなさる方々もいるが、

ほとんどは葬儀屋さんに知り合いなどいない。


かくして、契約している葬儀屋さんをご紹介するのだ。

葬儀屋さんに電話をする。

これも皆敬遠する仕事なので、私が電話する事が多い。

「すみません、○病院ですが何号室の何々様が

お亡くなりになりましたので、とりあえずご自宅までの

搬送をお願いします。」


あくまで名目は「搬送」だ。

その後そこの葬儀屋さんを使ってもらうかどうかは

葬儀屋さんとご家族で話し合ってもらう事にしている。


「はい、わかりました。桜桃さんいつもお世話になりますね」


いや・・・できれば連絡したくはないんですけど;;


仮にも亡くなった方を紹介するわけだし、私たちとしても

亡くなって欲しくはないのに、亡くなられてしまわれたから

連絡するが できればしないで済むに越した事はない。


しかし、葬儀屋さんから見れば桜桃=いつも電話をくれる

お得意様と見てるらしい。。。。

なんか(´・д・`) ヤダ・・・

たまにお歳暮など贈りたいので住所を教えてくれと

言われる。


もちろん、丁重にお断りするが。


「業界同士での顧客争い」にも少し触れたが、

どこでわかるやら、看護師の元には時たま

ダイレクトメールが届く。


「お亡くなりになった方をご紹介いただければ○万円、

当店で葬儀を行ってくださった場合は更にお礼を

差し上げます。」という内容だ。


葬儀屋さんも必死なのだろうが、こういうハガキを

もらって嬉しいナースがいるだろうか・・?

契約している葬儀屋さんや病院に内緒で、ご遺族を

紹介してくれって事でしょう?


私たちナ~スだって人の子なのだ。

いつ、自分の親兄弟や自分も死ぬかわからない。

そんな時、こういう争いに巻き込まれたくなんかない!

他人の不幸でお金を儲けたいなんて思わないよ!!


もっと考えて欲しいと思う。


そして、話は霊園に戻る。

TVでみて驚いたのは、女性専用霊園やら、ペットと

一緒の墓に入れる、という特集だったが

看板などのレイアウトを見ると、とてもじゃないが

「厳かな死」を扱ってるとは思えなかった。

まるでペンションみたいだ、とちょっと憤慨。


値段は安いがドーム型で納骨するときに

他人の納骨されてる天井を踏んで登るという、

火葬はするが「カタコンベ」みたいな霊園。

(亡くなった方のお墓を踏んでるって意識はないのかな)


それと、朝夕の位牌にお線香を上げる代わりに、と

アクセスすればお経が流れる「ネット霊園」

・・・・・・。

お経ってMP3で自動的に流れるプログラムでしょ・・?

位牌だって考えてみれば他人が作ったものを

購入してるわけだけどさ・・。

それって、本当の意味での供養なの?


満足している人がいるのだから、それはそれで

いいのかもしれない。

私がここに書いてるのは営業妨害なのかもしれない。


でも、本当にそれで皆さん満足なんですか?

死後の世界も信じないし、霊も見えない私だけど、

死者を悼む気持ちはもっと厳かなものだと思う。


お金をかければいいってものでもない。

その人の、亡くなった方を思う気持ちこそが

大事なんだと思う。


どんどん色々な商売が増えてきているが、

気持ちがこもってないと思われる業者や、

心無い宣伝をする業者には、もっと考えて欲しいものだ。。


糖尿病はどこの病院にも入院しているくらい、

メジャー?な慢性疾患だ。

よく健康診断で「血糖値が高い」と言われて

気にする人もいるだろう。


ここであえて「糖尿病とはなにか?」について

語るのも釈迦に念仏なのでやめておくが、

治療法としては

1.食事療法(カロリーコントロール)

2.運動療法(血糖値を下げるため)

初期的にはこれらの生活の改善で安定するが、

継続するのはファーストフードや外食の

氾濫する今ではかなり難しいだろう。

ある程度上記方法でも血糖値のコントロールが

できなくなってくると、「経口的薬物療法」

それでもダメなら「インスリン療法」が始まる。


入院してくる患者さんには

教育入院(糖尿病とお付き合いしていく方法を

学ぶための入院)と、

対症療法(コントロールできないで血糖値が

変動してしまう方)

の二通りがある。


教育入院では、普段の食生活のリサーチから

始まって、栄養士を交えた食事指導や、

糖尿病で起こる合併症・低血糖についてなどを

ビデオやパンフレットを使いながら行う。


食生活をリサーチしてみると、やはり男性は仕事で

お昼や同僚の付き合いなどで外食が多い。

今では外食用のカロリーブックも書店でよく見かけるだろう。

そのくらい、もう外食やファーストフードは

私たちの生活と切り離せない関係になっている。


こう書くと、糖尿病は男性の病気なのか?と

思われるかもしれないが、そうではない。

むしろ女性にも多い慢性疾患だ。


今回はアルコール依存と糖尿病を併発している

ある女性の患者さんについて書いてみる。

アルコール依存で運ばれてきたのは病歴を

たどると11年前。その時糖尿病も発見されている。

つまり、彼女はこの病院とは11年の付き合いで

婦長さんよりも先輩なのだ・・。


アルコールは吸収が早いので、絶対ダメ と言う

わけではないが、糖尿病になるとかなり飲んでもいい

量が減らされ、限られる。


そのアルコール依存と糖尿病の併発。

これはかなり厄介で、患者さんにとっては

人生の楽しみをすべて奪われた気持ちになるだろう。


実際コントロールができないで何度も入退院を

繰り返し、ついに足の指に壊死ができてしまったし、

視力もかなり落ちて牛乳の瓶の底のように

分厚いめがねをかけても よく見えないことがある

まで低下してしまった。


最初の頃はまだアルコール依存も糖尿も

生活に支障を繰り返すほどではなく、夫婦生活を

送っていたが、何度か入退院しているうちに

ついにご主人とも離婚してしまった方だ。


さぞかしショックだろうな、アルコール依存が

悪化しなければいいんだけど・・と思ったが

やはり女性の方が精神的にたくましいのかもしれない。

(患者さんの気持ちを理解したいといいながら

 こう表現するのは不謹慎だと言われるだろうが、

 あえてしばらく読んで欲しい。)


重度の慢性期疾患と離婚で、彼女は福祉から

生活保護を受けれるようになったのだが、

その支給されるお金は、残念ながらアルコールと

スナック菓子などに消えていたようだ。


救急隊が彼女を収容しに部屋にはいったとき、

ワンルームの部屋の中には

アルコール各種の空き缶とスナック菓子や

レトルト食品の残骸で足の踏み場もないほどだったと

なじみの救急隊員が話してくれた。

そして、製薬会社の違う 山ほどの湿布類が

詰まれていたそうだ。


それがなにか問題あるの?と思うかもしれない。

病院では製薬会社と(一定期間のこともあるが)

契約している。


だから違う会社の湿布が山ほどあると言う事は、

あちこちの病院に受診していると言うことなのだ。

それが悪いと言うわけではない。


問題は、生活保護を受けると治療費がただになり

湿布なども無料で入手できるようになる。

(処方できる1回の数は決まっているが)

彼女はそれを溜め込んで、ご近所の人に

安く売っておこずかいにしていたのだ。


無料でもらったものを病院より安く売る。

買うほうは良心的な値段だし、中年以降になると

あちこちが痛くなるから湿布は重宝する。

同じく近所に住む患者さんの話では、

かなり手広く商売していたそうだ。


すごいナイスアイデア!ビル・ゲイツも真っ青・・


そんなわけはない!!><


これが福祉にばれて続くようなら、最悪

生活保護も打ち切られてしまうのだ。

お国だってそんなに甘くはない。

(ってか、税金納める側から見れば

 もっと負けてよ!と叫びたいほど厳しい;;)


そんな彼女は病気さえなかったら、

その発想力で企業家になっていたかもしれないが、

今はかなり重度のアルコール依存と

かなりの量のインスリン投与に頼らなければならない

境遇だ。

売った湿布のお金もお菓子やアルコール・

パチンコで消えてしまって運ばれてきたときの財布には

1000円もはいっていなかった。


まぁ、着替えさえあれば売店で買い食いもできないし

よかったかもね、と詰め所では話していたが、

私たちは彼女のバイタリティーを侮っていた。


彼女は朝・昼・有・寝る前と1日4回のインスリンを

使用している。

もうかなり長い付き合いなのでインスリンも既に

自己投与(自分でインスリンを打つ事)に切り替わっている。


そして、入院するとその血糖値の変動がどうかを見て

また投与量を医師が再検討するのだ。

私たちの仕事は毎食前に血糖値を測定して記録する事

になる。


入院当初は自分の病院食では足りずに、配膳車から

他の方が残したフルーツや牛乳を立ち食いしてたり、

患者さん共有の冷蔵庫に入っている「他人の名前つき」

ゼリーやプリンが彼女のベッドサイドのゴミ箱から

発見された・・・。(無断拝借だ・・)


こうなるとナースも姑みたいにその患者さんをチェック

するようになるが、彼女の方もあの手この手を駆使して

ミネラルウォーターのペットボトルに焼酎入れてたり

共有冷蔵庫からいただいたおやつは外来やトイレに

容器を捨てるなど、いたちごっこになる。

(いただいたおやつ=これまた無断。

 取られた方が気付いて苦情が来るので

 保護金が下りるまで病棟費から一時立替)


隠れて食べたり飲んだりするのは、私たちが彼女を

束縛しすぎるせいなのかもしれない。

しかし、病状的には足の壊死も進行しており

本来ベッド上生活でもおかしくないのだ。

よくあの足で配膳車をあさったり外来までいって

隠れ食いができるものだと驚いてしまうほどなのだ。


そんな彼女に、ついにまたつらい宣告が下された。

改善どころか壊死が進み、もうほとんどミイラの

ようになってしまった足指2本を切断しなくては

ならなくなったのだ。


これにはさすがの彼女もショックを受けたのだろう。

ベッド上で布団をかぶっている事が多くなったし

計測すると血糖値も下がってきていたのだ。


「切断はお気の毒だけど、まだ足の指だから

生活には支障がないし、これで病状を改善して

くれるといいね。」


カンファレンスでもそんな話題が出ていた。

(もちろん切断を喜んでるわけではない)

間食もやめて定時の血糖値も安定しているのに

どうも血液データが改善されないのは気になったが

元々アルコール依存で内臓疾患も併発しているので

もう少し経過を見ようと言うことになった。


しかし!

そんな私たちはまだまだ扱いやすい甘ちゃんだと

ギャフンと言わされることになる。


ある当直の日彼女のいる部屋を担当するナースが

青ざめて戻ってきた。


「○さんがベッドにいないんです!そして

ベッドにこれがおきっぱなしに・・。」


それはペン型タイプで彼女が使っているインスリンだった。


まさか、切断を苦にしてインスリンを打っての自殺・・?

慌てて1人は各病棟に問い合わせ、患者さんが

いってないか確かめ、残った私の方は各階のトイレやら

出入り口をチェックに走った。


もちろん救急外来の入り口以外は事務の人が消灯時に

施錠し点検しているし、救急外来入り口には

救急担当の夜間ナースと事務員がいるので、そこからの

脱走は不可能だ。


いったいどこにいるんだろう・・?

1日4回打つだけあって、彼女のインスリンは速攻型なのだ。

もし脱走して途中で低血糖を起こしたら危ない。

1時間だけ探して見つからなかったら警察を呼ぼうか、と

相談していた矢先、外来から電話が来た。


病院から少し離れたコンビニの前で(他人の)自転車で

転んだ彼女を、会社帰りに酔っ払ったサラリーマンの人

2人が、担いで連れてきてくれたのだ・・・・・・・・・・。


「いやぁ~。急に目の前で転んで痛くて動けないって

いうんで、聞いたらこの病院だって言うから。」

ネクタイは緩み赤い顔をしたサラリーマンの人たちに

後光がさして見えた・・。


しかし、彼女はいったいどこから脱走したのだ??

なんと、通院生活11年の彼女は、私たちが知らなかった

病院の厨房の奥に内側から手動でかけるドアが

ある事を知っていたのだ!


         さすが先輩 _| ̄|○  ・・・・・


安定しているように見えた血糖値も、日中は寝て過ごし

夜中の脱走前にインスリンを投与してから買い食いを

していたので、インスリンの効果で下がっていただけだった。

そしてシーツ交換で毛布カバーをはぐとお菓子のクズが

ボロボロとでてきた・・。

・・・布団の中で隠れて食べてたのかぁぁ・・・

こりゃまたやられた・・・_| ̄|○  


お金を所持していないので安心していたが、敵?ながら

あっぱれ。

外来に降りたとき、顔見知りの外来患者数人から

こっそり借金をしていたのだ。


人間の三大欲望には食欲があるが、そこまでしても

食べたかったのか・・・と考えさせられた。

サラリーマンの人が持ってきてくれたビニールの中には

やはり焼酎もしっかり入っていた。


やめられない・とまらない  食べることとアルコール。


普通ならば強制退院だが、長年のお得意様である。

すぐにまた再入院してくるだろうから退院はできない。


手術が終わったら、ケースワーカーと相談して

自宅からは遠い病院への転院が検討され始めた。

そこなら外来で借金はできないだろうというのだが、


私には、彼女のバイタリティーならすぐ友達ができ

借金すらもたやすい技だろうとおもう・・。


彼女は今 病院の困ったちゃんのベスト1である。