今行なわれている区議会で、2018年度予算の質疑をしています。

議会事務局から未定稿の議事録が届き始めましたので、語尾などちょっと読みやすくしたものを載せていきます。

予算委員会は、会派の大きさに応じて質問時間が決まっていて、私は今一人会派なので、毎日委員会の最後の方で6分ずつ質問します。短いじかんですが、必要なことをしっかり言えるよう頑張って準備しています。

毎日テーマとする範囲が決まっているのですが、今回は、2月15日に「都区財政調整、財政計画、公債費、諸支出金、予備費」について質問した日のものです。


財政のしくみは、なかなか分かりづらいですが…今、地方が疲弊していることから、「都心部はお金持ちでしょ」と国が言って、主に東京都に入ってきていた法人住民税や地方消費税を取って地方に回すということをしています。ふるさと納税もまた、住んでいる自治体の住民税が減るしくみでもあります。

本来自治体運営の財源になっている税金を、国の考えひとつで国税化するなどの形で安易に取るのはおかしい、という話をしました。赤字のところは各内容をより詳しく書いている資料のリンクになっていますので、そちらもぜひご覧ください。


また、練馬区の財政を分かりやすく書いたパンフレットができたのですが、行政は発行物を作ったら施設に置いて持っていきたい人はどうぞ、とやって終わりになりがちなので、作った後にどう活用するのかを質問しました。


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〈かとうぎ桜子〉

予算特別委員会資料の中から質問したいと思います。

まず、地方消費税交付金が、前年度比マイナス18億円弱ということで、大きなものですけれども、先ほど来、(他の会派の質疑で)もありますが、法人住民税の国税化や、地方消費税の精算基準の見直し等による影響について、区としてどのように動いてこられたのか、改めて最近の状況をお聞きします。

 

財政課長

特に、地方消費税公金については、今年度の改正ということでありましたので、昨年の秋ごろに示された方針に対して、至急、対応する必要があることから、区長会の中で至急に対応について協議いたしまして、11月と12月にかけて、総務大臣、あるいは都選出の国会議員に対して、こういった見直しを行われないような要請活動を行ってまいりました。


そこに、都知事、都内の市区町村長も合同で参加して、そういった取り組みを行ってきたところです。

 

〈かとうぎ桜子〉

一般的な話として「地方が財政的に疲弊しているから、その地域を安定した地域が支える、支え合い」というのは、「そうだな」と思うところもあるのかと思います。

ただ、国として地方交付税の仕組みを見直すなど、自治体の財政の安定化を目指した設計をしていく、見直しをしていくということではなく、都心部から法人住民税や地方消費税をとっていくことは、安易な対応であると思います。


しかし、これは、なかなか一般的な感覚としてわかりづらい部分でもあるかと思います。どのように区民との情報共有を進めていくのかというところも課題かと思うのですけれども、区民の皆さんとの問題意識の共有という点は、区としては、どのようにお考えになっているかお聞きします。

 

財政課長

そういったさまざまな形で、区民の方々に現状を正しくお伝えしまして、課題を知っていただくことが必要と考えておりまして、財政パンフレットー新たな取り組みですが、こういった中でわかりやすくお示しする取り組みも始めておりますし、1111日号の区報でも、大きな紙面を使いまして、ふるさと納税の現状、課題、問題点等についても、広くお知らせしたところです。

財政パンフレットについては、ホームページにも掲載しておりますし、当然、区報の内容もホームページにも掲載しております。

そういったことで、区民の方々にも、そういった状況についてお知らせする取り組みは現在も行っておりますし、今後も取り組んでいきたいと考えております。

 

〈かとうぎ桜子〉

財政がどのような状況にあるのか、その中で課題もある中でどうやって区政運営をしていくのかということは、とても大事なことで、区民の皆さんと、特に課題について共有していくことは大事だと思うので、折に触れて取り組みをしていっていただければと思います。


それから、基金残高の増加を理由に、地方交付税を削減するという議論があって、今回それは行われなかったということですが、昨年12月18日の総務大臣の記者会見で、不交付団体の基金の増加が全体の3分の1を占めていると言われていました。

それで総務大臣は、「与党の税制改正大綱においては、地方法人課税における税源の偏在を是正する新たな措置について検討し、平成31年度税制改正において結論を得るとしており、これに向けてしっかり検討してまいります」と言っています。


法人住民税や消費税に次いで、地方交付税不交付団体である特別区にも、財政に悪影響のある仕組みが、また新たにできる可能性も考えられるのかと思うのですけれども、この点について、現在、東京都や特別区でどのように捉えているか、また、それについて、先々に向けて、どんなアクションを起こしているのかをお聞きします。

 

財政課長

基金の残高等のみをもちまして、そういった地方交付税等の、今年度は行われませんでしたが、将来的にはそういった縮減のようなものも視野に見据えて、国では動いているところは承知しているところです。

都知事も、緊急のそういった声明も出したりしましたし、一方で、東京都の財務局では、かなり、今までなかった、わかりやすいパンフレットをお示しして、都民の方々に、そういった状況を理解していただくことの取り組みも始めております。

特別区も、臨時にそういった協働の行動を行っていこうということを、今、議論しておりまして、協働のリンクに飛ぶようなホームページに掲載したり、そういったことを取り組んでおりますので、そういった改正につきましては、今後も、さまざまな取り組みの中で是正を求めていきたいと考えております。

 

〈かとうぎ桜子〉

財政の問題で、自治体同士の争いのような形になるのは好ましくないとも思いますので、そうした点、今の課題について、区民の皆さんにも、ぜひこれからも発信していっていただければと思います。

それから、「練馬区のおさいふ」を12月に発行されたということで、6,000部作成して、区立施設に4,000部設置しているということでしたけれども、せっかく作ったものなので、今後、どのように活用していくかという点についてお考えになっていることがあればお聞かせください。

 

財政課長

まずは広く、まずは手にとっていただいて読んでいただくというところを、今は始めているところですので、各区立施設に置いておりますし、ホームページにも掲載しております。今後につきましては、さまざまなご意見をいただく中で、有効な活用方法について検討していきたいと考えております。

 

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今日の議会は、予算特別委員会で予算説明が行なわれています。このブログを書いている今は休憩時間中です。

 

今日、今後の私の質問時間も明確になりましたので、以下にご報告します。

1回あたりの質問時間は、私はとても短く、6分間です。短い時間の中で効率的に必要な提案ができるよう、準備を進めています。
 

予算特別委員会そのものは午後1時からスタートします。私の質問時間がほとんどその日の会議の最後のほうになります。短い質問時間で恐縮ですが、お時間がありましたらぜひ傍聴にいらしてください。傍聴をご希望の方は当日、練馬区役所西庁舎5階の議会事務局で手続きをお取りください。

2月15日(木)都区財調、財政計画等について 16:43~
2月16日(金)議会費、総務費 16:33~
2月19日(月)区民費、地域文化費、国民健康保険事業会計、後期高齢者医療会計 16:27~
2月20日(火)産業経済費、環境費 16:21~
2月22日(木)保健福祉費、介護保険会計 16:49~
2月23日(金)都市整備費、土木費、公共駐車場会計 16:43~
2月26日(月)教育費 16::33~
2月27日(火)こども家庭費 16:27~
3月1日(木)今年度補正予算質疑 16:07~
3月2日(金)全款補充質疑 16:21~
3月5日(月)全款補充質疑 16:49~

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今年9月2日に行なった「老後の生活設計について考える」勉強会。(ご案内詳細はこちらをご覧ください。)

 

その際の講演のダイジェスト版動画をまとめました。字幕もついています。ぜひご覧ください。