kurashipakejikeji 私と同年代の方、もっと年上の方なら一度は目にしている懐かしいパッケージたち。
昭和に多く出回っていた様々な商品のラベル、レッテル、タグや、平成の今も目にするアイテムのパッケージの歴史を辿れる素晴らしいのコレクションを集めたグラフィックカタログ。


全パッケージがフルカラーで同じカテゴリーに属する商品ごとにまとめられており、眺めているだけで楽しめる。
ラーメンやお菓子のパッケージを見て昔の思い出がわいてきた。
見たことのないマッチなどのパッケージを見てカッコいいなぁとドキドキした。
夫と二人でページをめくりながら盛り上がったのは言うまでもない。


少し値が張る本だが、面白い。
図書館で借りることも出来ると思うので、是非一度見て欲しい。


<エムディエヌコーポレーション 2004年>


町田 忍
暮らしのパッケージデザイン―お菓子・食料品・日用品


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bungukainikaini 70年代~80年代に若者から圧倒的な支持を受けた作家で、>文房具フリークとしても有名な著者文房具について著者ならではの文章とカラー写真で綴る。


手帖・ノートといった紙類から鉛筆、・消しゴム・万年筆等の筆記具、その他の文房具全般について著者の深いこだわりと思いが綴られている。
よくある、文具についてのエッセイだ。
ただ、男性向けかなぁと思ったのが新しかった。

文房具をテーマにしながら、カッコイイ使い方について語っていたりする。
女性は文具をカッコよく使うなど、考えないと思う。少なくとも私は考えない。
使い心地、価格、デザイン、色、ブランドなどは意識するが、文房具をどうカッコよく使うかなど考えたこともない。
しかし、著者はそれについてこだわりがあるようだ。
また、本書に収まっている文房具の写真の数々にもこだわりがあり、撮影についての細かいエピソードも詰まっている。
男性ならではの感覚とでもいのうだろうか。
これは驚いた。
少し風変わりだが、著者のセンスと拘りとファッショナブルさについての美意識が感じられる1冊だ。

モールスキンの手帖、カナリア色の鉛筆、ステッドラーの消しゴム、リーガル・パッド、ロディアの方眼紙パッドなどおなじみの品々や、自分が好きで使っている文具についてのくだりは面白く読めた。

文具に関してエッセイをまとめる作家は思いのほか多い。
このブログでもいくつか紹介している。
書き手が違えば内容も違うが新鮮味が欠ける。
本作は、その中でも先に述べたとおり「男性向け」だと感じる部分や「男の美徳」や「カッコよく使う」といった主軸があり新鮮だった。

新しい文具をテーマにしたエッセイを出してくれる作家を今後も待とうと思う。


<東京書籍 2003年>


片岡 義男
文房具を買いに

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sawamobungu イラストレーターであり、作家である著者が好む万年筆への想いや旅先で出会った文具とのエピソードなどをまとめた1冊。


筆記具といっても様々な種類がある。
万年筆、ボールペン、シャープペンシル、鉛筆・・・
それぞれにまつわる小さな物語がある。
そして、小さな想いも存在する。
本作はそういった小さな文具にまつわるエッセイ集である。
筆記具だけじゃなく、原稿用紙やハサミ、ペーパーナイフや輪ゴム・ゼムクリップなど文具全般がテーマとなっている。
また、著者は海外へ行く度に目新しい文具や限定品を収集しているようでそれらについても描かれている。
ニューヨーク、パリ、ハワイと各地で文具店やスーパーの文具売り場に足を運んでいるのだ。
その想いの強さに驚く。
1つのアイテムに3ページ程度のエッセイ+イラストでまとまっていて読みやすい。


私も文房具が好きである。
伊東屋へも足を運ぶし、ロフトや東急ハンズといった店舗でも文具売り場で楽しめるタイプである。
著者とは凝り方も違うし、方向性も違う。
しかし、同じ文具好きとして年配の文具好きのあれこれを知るというのはかなり楽しい経験だった。
なんの期待もなく手にした1冊だったが、思いのほか楽しめてしまった。
文具好きの方におすすめの1冊。


<小学館 2002年>


沢野 ひとし
さわの文具店

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mitamesindan コスメ雑誌『beau'sUP』での連載等でお馴染みのイラストレーター・おおたうにが、人って見た目だけでここまでわかるんだと、イラストを駆使して職業やファッションの傾向を分析し性格診断をしていく。


スタイル別、職業別、カラー別、年代別にファッション志向や共通項などを挙げていき傾向を分析していく。
ありがちな行動パターンなども教えてくれて、どんなジャンルの人間と関わることになっても直ぐに対応できるというのがうたい文句である。
《キャリア系》と括られるのは社会的に自立をしていたり、自立を目指す人々の総称とし、仕事もプライベートも男女平等を謳うタイプだそうだ。
彼氏や夫をパートナーと呼ぶとか、ボーナスで自分にご褒美を買うとかあれこれ書かれている。
まぁ、そういうところはあるなと、自分の周りの《キャリア系》に当てはまる女性を思い浮かべたりも出来る。
ヘアスタイル、バッグ、ファッション、趣味、カラーセンスや小物使いについても逐一コメントがある。
全部に納得する訳ではないが、確かにこういうタイプが多いかもしれないと思わされるのは事実。
また、各カテゴリーの人々と著者の交遊録などもかかれていて、どんな会話があったとか印象はどうだった等のレポ的ページがある。
オールカラーのイラスト+コメントのエッセイなので気軽に読める。


著者が冒頭で書いているとおり、本書はストリートファッションの歴史を追っていると思う。
ギャル、ロリ、ヲタなど現代に多数存在するファッションを的確に分類していて「そういえばそうかも」と思える点が多数ある。
時代背景など様々な視点から捕らえていてなかなか面白い。
著者らしいイラストと毒舌でファッションだけじゃなく色別でも診断していく。
ところどころ、興味深い。
が、この本を読んだからといって特に何を得るというものは無い気がした。
正直なところ、読まなくても知ってるよ!という部分が多い。
イラストも好き嫌いがあるだろうし、著者が実は同い年くらいというのにもちょっと引いてしまった。
内容がキャピキャピしているので、書いている人も若いだろうなんておもいがちだが、そうでもないのでちょっとビックリしてしまう。

内容は兎も角、見た目で様々なことがわかってしまうという警鐘を鳴らされた気分だ。
「人を見かけで判断するな」というのは、過去の話なんだろうか?


<産業編集センター  2004年>


著者: おおた うに
タイトル: 見た目診断

realinte 東京近郊に住む働く女性の部屋を一挙紹介するオールカラーのカタログ風な本。

ワーキングウーマンの皆さんは、仕事が終わって家に帰った時にホッとひと息つくのが幸せだったりするんじゃないだろうか。
窓から見えるお気に入りの景色、大好きな本や小物に囲まれ、好きな色で統一し、気に入ったブランドで揃えた食器やひと目惚れしたソファーなど、誰の部屋にも自慢の品はあるものだ。
お気に入りのものばかりで満たされた部屋は、実家と並んでリラックス出来る場所なのではないだろうか。
衣食住それぞれ大切だが、年齢と収入がアップするほど「住」に重きを置くようになる気がする。
本書は都心に住むワーキングウーマンは様々な価値観のもとで生きていて、十人十色の素敵な部屋を所持している。
都心に拘る人もいるだろう。
静かで広い部屋に拘る人もいるだろう。
新築がいい、いや築年数にはこだわらないから好きに出来る部屋がいい、お風呂は重視する、玄関が広い方がいい、日当りだけは確保したい、緑が豊富なところがいい等、こだわりはたくさんあるだろう。
そして、部屋にも様々な思い入れがあり、自分流にアレンジして生活を楽しんでいる。
その様子をこっそり覗き見ることが出来るのが本書だ。


他人の部屋は自分の知らない何かがいっぱい散りばめられていて楽しい。
昔からインテリア雑誌を読むのが好きなのは、他人は部屋をどう飾っているのか、何を大切にしているのか、どんな生活をそこで営むのかを知りたいと思うからだった。
その欲を満たしてくれる1冊だった。
20代~40代の働く女性で独身・既婚含めて様々な間取りや立地の部屋が紹介されている。
疲れた頭でボーッとページをめくっていくのが心地よく、季節も変わるし部屋をリニューアルしようかなという気持ちを呼び出してくれた。

実例集ともいえる内容になっているので、これから引越しや新しい生活を模索している人にも参考になると思う。


<トーソー株式会社トーソー出版 2005年>


著者:なし
タイトル: オンナのリアルインテリア

furarifurari ミニコミ誌の制作、雑誌への執筆、コピーライティング、インテリアコーディネートなど様々な事柄を手がける著者の3冊目の本である。


webで連載中の日記 に、初秋から晩秋にかけての鎌倉散歩、切手の楽しさ、装丁で本を選ぶ等の乙女なテーマのエッセイを追加した1冊。

著者の素敵な写真と日常の記録がぎっしり。
表紙もレースの女の子ちっくな装丁になっているが、内容も女の子である。
乙女である。
著者が買った本、訪れた場所や食べたもの、お気に入りの音楽など、読んでいると心がほわ~んとしてくるのが不思議。
小さな楽しみを提案してくれるので、自分の日常を見直そうかなと思えるのがいい。

読みながら、紹介されているいろいろな場所に行きたくなってくる。


乙女的発想が頭に広がり、
女性として生まれてきたことを嬉しく思わせてくれる1冊。

とにかくページをめくってみなければ魅力はわからないだろう。

ただ、鎌倉散歩の部分は秋の撮影なので、読む季節を間違えたかもしれない。


<新泉社 2005年>


著者: 柳沢 小実

タイトル: ふらりふらり帖

各界で活躍する著名人が語る〝エレガンス〟の定義。
エレガントな女性になる為十か条を掲げ語り、そのノウハウを教えてくれる1冊。

伊藤緋紗子、市川染五郎、両氏が「寛容な態度がエレガンス」と説いている。
異性の二人の共通見解。
これは真実味がある気がした。
女性から見ても男性から見てもエレガンス溢れるというのは魅力的だ。
また、フランソワーズ・モレシャンの章は先日紹介したフランス人の本と繋がるものがあった。
フランス人気質というのは、参考になるなと思った。
しかし、その他心に残った部分は無いに等しい。

〝エレガンス〟とは縁遠い私。
興味本位に手に取って読んでみたが、実用的とは言い難い内容。
得るものがあったとも言い難い。
だが、読んでみなければ意見もできないし、読まなかったら知らなかった事は存在する訳で、読んで無駄ということは無いと言い聞かせて読み続けた。

ステキな女性、エレガンスな女性に憧れる方にはその定義がどんなものかぼんやり見えてくるのでおすすめ。

<ソニーマガジンズ 2004年>

著者: 中村 江里子, フランソワーズ モレシャン, 山咲 千里, 草刈 民代, 市川 染五郎, 朝吹 登水子, 池田 理代子, 伊藤 緋紗子, たかの 友梨
タイトル: エレガンスの条件
フードスタイリスト高橋みどりの新刊である。
1957年生まれ。女子美術短大卒業後、大橋歩事務所・ケータリングを経てフリーのスタイリストに。
前作の『うちの器』もよかったが、新刊もなかなかステキである。

「クウネル」や「住む」などで活躍中の著者。センスがいいのは当然かもしれないが、いつも著者の本の装丁はセンスがいい。
本書も印象的なストライプの装丁で飾っても楽しい。

暮らし方の提案本というのが一番近いのだろうか。
コート、革の鞄、高知での一日、朝の過ごし方とか、そういったことが綴られている。
自分の好きの基準を見極めて、気持ちのいい暮らしをしたくなる。

印象的だったのは来客があったときに洗面所がないので手ぬぐいのお絞りを出しているというエピソード。
今はおしゃれな手ぬぐいが沢山あるのだから、そうやって活用するのも手だな、と思った。
こんな風に生活を潤すヒントをくれる1冊。

<メディアファクトリー 2005年>

著者: 高橋 みどり
タイトル: 好きな理由
私、今年前厄である。
となると頭に浮かぶのは“御祓い”の3文字。
そんな事を考えながら書店を歩いていた時に見つけたのがこの1冊。

江原啓之氏は、昨今TV等のメディアで頻繁に活躍している人気者である。
世界ヒーリング連盟会員の会員でもある著者は、英国で学んだスピリチュアリズムを取り入れ、カウンセリングを行っている。恋愛や結婚、仕事、人間関係などについてアドバイスもするなど多岐に渡って才能を発揮している方だそうだ。
あまり著者を知らないまま、本を読み進めた。

仕事がうまくいかない、イヤなことが続く、体調がすぐれない等の悩みを振り払う、オリジナルお祓い術がたっぷり掲載されていた。
全て実践することは不可能だと思う。
私にはそこまでのまめさと気力は無い。
が、これくらいならやってもいいかな?と思う小さなお祓い方法50種類以上が載っていて面白かった。
お祓いというより、おまじないに近い感じを受けた。

私が願っていた厄年に関するお祓いは、やはり神社ですべきで、この本で片付くことではなかった。
日々の小さな出来事を楽しくしていく為に役立ちそうな1冊である。

最後までスピリチュアルとはなんぞやということが理解できないままだった。

<マガジンハウス 2003年>

著者: 江原 啓之
タイトル: スピリチュアルプチお祓いブック
女性は占いが好きだろうと思う。
女性誌はある季節になるとこぞって占い特集を組むものだ。
その時期以外で、突然占いをしたくなる瞬間というのがある。恋愛・仕事・人生に迷った瞬間だ。
男性には無いのだろうが、女性は占いで救ってもらえるかもしれないと思ってしまうところがあるようだ。例に漏れず私もその1人である。

本書は、占いというよりはエッセイに近い。
ダメな恋愛パターンを語り、お説教をするというような内容だ。
雑誌やTVで大活躍の人気占星術家・鏡リュウジがKANSAIという新しい仮面を被り新境地を開いた。

12星座の恋愛落とし穴を指摘しているのだが、これがまた当たっていたのだ。
私はふたご座なのだが、「マリッジブルーに陥りがちな双子座」について綴られているのであるが、これがまた・・・もう参った!という感じなのだ。

恋に悩む女性に対し、親身に答える姿勢はさすが鏡リュウジ!と思える。
本書のほぼ半分を使い恋愛相談に答えているのだが、それがまた役立つというか・・・人の振り見て我が振りなおせ、というヤツなのだ。

自分一人で己を分析していくのもよし、友人と一緒に沸くのもよし、恋愛について悩む人の様々なシーンで活躍しそうな1冊。

<講談社 2004年>

著者: 鏡 リュウジKANSAI
タイトル: 「恋の泥沼」脱出法―12星座別ダメ恋愛ランキング