gekiumagohan 宮廷料理や豪華焼肉などではなく、庶民が楽しむ韓国の一般的な料理アレコレのレシピを紹介する本。


ソウルの人気店のオモニ達が教えてくれたレシピをおいしそうな料理写真とレシピでまとめている。
材料の中に出てくる韓国ならではの調味料の作り方や内容、こんなところで変える、代替品などの説明もあり、実際に作ることが可能なレシピばかりだ。
作るヒント、美味しく食べるヒントなども参考になる。


昨今の韓国ブームで韓国料理を楽しむシーンも増えたが、家庭でとなるとまだまだ一般的ではない。
私は昔から自宅でチゲやユッケジャン、ビビンパなどを作っていたがやっぱり真似事で全く韓国料理ではないものになっていたと思う。
この本を参考にユッケジャンを作ってみたところ、今まで作っていたものとは違う本格的なものが出来上がった。
スープ等で苦労しなければ、本物の味など出ない。
面倒もあったが、食べた時の美味しさと喜びを思うとまたチャレンジしたくなる。
そんな楽しみを与えてくれた。


レシピの合間にあるコラム、レシピを取材した人気店の詳細、調味料図鑑などこの1冊でかなりの情報量だ。
薄い本だが、中身は濃い。
おすすめの1冊だ。


<シンコーミュージック・エンタテイメント 2005年>


中山 茂大, 朱 シュンヨウ
路地裏の激ウマごはん (韓国編)

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ajiauramesi 産経新聞ソウル支局長を勤める父と、雑誌のコーディネートなどを生業とする台湾在住の娘が綴る、韓国と台湾の「実は美味しい」地元密着型の料理とその料理を出してくれるお店を紹介する。


韓国には行ったことがあるが、台湾には行ったことがない。
しかし、日本とこの2つの国はほぼ均等な三角形を描く位置に存在し、互いが行き来しやすい国なのだ。
日本にもこの2つの国の観光客は多い。
そんな身近な外国、韓国と台湾だけれど、旅先で「こんなに美味しいものがあるよ!」と聞くのはいつでも同じようなものばかりだったりする。
私自信も、韓国への滞在は大概2泊3日でエステや買い物などといったことをメインにしてしまうので、焼肉やプルコギを食べたり韓国茶やスウィーツを楽しめば満足して帰国してしまう。
しかし、もっと美味しくて楽しい場所はあるはずだといつも思っていた。
その気持ちを満たしてくれるかもしれないのが本書である。


韓国、台湾で地元の人々に指示されている家庭料理と言えるような定食や1品料理を紹介してくれる。
おおよその価格、その料理の中でもおすすめの店、その地図、営業時間などのデータもきちんと掲載している。
また、テーマとなる料理の写真が本当に美味しそうなのだ。
見開き2ページでカラー写真と料理にまつわるエピソードが程よいバランスでまとまっている。
読みやすいし、食欲を刺激しまくるグルメエッセイなのだ。
題名にある「裏メシ」という言葉のとおり、その国ではポピュラーながら観光客ではなかなか気付けないメニューを知ることができる。

近日この2つの国に行く予定のある方にはかなりおすすめである。
また、具体的に予定は無いが韓国と台湾に興味がある方にもおすすめの1冊だ。


<阪急コミュニケーションズ 2005年>


黒田 勝弘, 黒田 節
アジア裏メシ街道―韓国・台湾 父と娘のおすすめ料理

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somuriewine 人気レストランの名ソムリエ62人がプライベートで愛飲しているワインを紹介する。
家庭料理と楽しんだり、毎晩晩酌として飲むの手ごろな価格のワインばかりだ。

AERAで連載されている「逸品逸杯」をまとめてある。
フルカラーでワインのラベル、ソムリエ、そのワインに合う料理のイメージフォトが心を躍らせてくれる。


500円玉でおつりがくるワインもあれば、札束を支払わなければ飲めないような価格のワインもある。
ワインというのは実に様々な種類があり、価格にも幅があるものだ。
自宅で気軽に飲む際には、そうそう高いワインばかり飲めない。
しかし、廉価版のワインといのも少し寂しいものだ。
そんな時この本が役立つと思われる。
家庭料理に合うワイン、スナック菓子と一緒に楽しめるワイン、普段使いのワインなど700円くらい~12000円くらいのワインが紹介されている。
友人宅への手土産の参考にもなるし、もちろん自宅で楽しむワインに幅を持たせてくれるとも思う。
巻末には「こんなときには、どのワイン?」という逆引き銘柄索引もあるし、登場するソムリエが勤めるレストランリストもついてくる。
更に季節ごとにワインを分類し、四季に分かれているあたりもワインに関する本だなぁという感じがする。
また、各季節の章の最後にあるコラムも面白い。

私の好きなスパークリングワインの類も手頃な価格のものを紹介してくれており、さっそくメモした次第である。
ワイン専門店でソムリエの方に質問するのは非常に勇気がいるが、ここは勇気を出して本を見たのだがと言ってメモしてきたワインを買ってみようと思う。
本書を読み、専門知識を持った方にアドバイス頂き、紹介してもらうのが一番だと思った。
安くても美味しいワインというのは、山のように存在するようだ。


気軽に楽しみたい方、ワインマニアの方にも違う楽しみ方を提案してくれる1冊。


<朝日新聞社 2005年>


柳 忠之, 外山 俊樹
名ソムリエの、ふだんワイン

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umamazudou サブタイトルのとおり、寿司屋のおかみさんが美味しいお寿司や隠れメニュー、至福の味や箸休めにぴったりなお寿司のねたを教えてくれる。


著者はこれまでに様々な著者区を出しているそうだ。
全く知らず、装丁と軽くページをめくった感じで面白そうだと思い手にした作品だったので著者のことは全く知らなかった。
「寿司屋のかみさん」シリーズや児童文学賞を受賞した作品まであるらしい。
確かに、面白おかしく同じテーマを書き続けており技を感じた。

帯にあるとおり、生唾ゴクリな寿司エッセイばかりなのだ。
寿司屋のカウンターで寿司を堪能するのは大人の楽しみだと思っている。
私もイイ年の女である。

そろそろそんな技も手にしたい。
そんな人にも役立つこと間違いないし、気後れせずにカウンターで寿司を頼めるようになるための初級レクチャー本的な部分もある。


寿司屋が嫌がる寿司の食べ方というのが印象的だった。
やっぱりそういうものが存在し、知らず知らずのうちに板前に嫌悪感を与えてしまっていることもあるのだ。

そんな粗相をしない為にも、是非寿司マナーを知らない私のような人や寿司への知識が欲しい方におすすめしたい。
もちろん、寿司好きでも楽しめる。


<幻冬舎 2005年>


佐川 芳枝
おいしいもの、まずいもの、どうでもいいもの―寿司屋のかみさんが教える

toriyosefuyukirei 最近多く出回っているおとりよせに関する本。
本書は、その中でも美味しいものを取り寄せて楽しむというコンセプトは同じながら、掲載している商品が他の本とは違う気がしたので紹介したい。


紹介されているおとりよせアイテムは、生鮮食品・調味料・加工品・デザート・酒/茶・調理器具と分かれている。
そして、各アイテムを使って楽しめるレシピが掲載されているのだ。
要は、おいしいものを取り寄せてそのまま楽しめるタイプの商品というよりは、自分でそれらを使っておいしいものを作って楽しもうという提案に近いと感じた。
生鮮食品は、猪肉の塊や紋別産の鮮魚といった全く加工されていない食材が紹介されている。
そのままではどうしようもないので、鍋なり刺身なり焼くなり自分で調理して楽しむしかないのだ。
各商品の取り寄せ方法はもちろん、その商品の特徴やそれにまつわるエピソードがエッセイ風に添えられていて読み物としても十分楽しめるし、カタログとしてもオールカラーの写真入りで文句なしである。


都会に住み、デパートへ行けば各地の名産が手に入るのはわかっているものの、自宅に直接とりよせて美味しいモノを味わいたいと思ってしまう。
加工品を取り寄せることが多かったが、この本を参考に食材として取り寄せて料理して楽しむのもいいかなと思った。
食べ物でちょっと贅沢したい、自宅でグルメを楽しむのが好きな方には参考にして頂ける気がする1冊。


<法研 2005年>


著者: 冬木 れい


 普通のグルメおとりよせとは違うおとりよせを提案している、おとりよせ本。
タイトル: つくって楽しい、食べておいしい お取り寄せ

4jioyatu 江戸風俗を題材とした作品を描き有名になった著者の有名な「オヤツ」をテーマにしたショートストーリー集。



『チョウシ屋のコロッケ』は姉妹の他愛ない会話がショートストーリーとしてまとまっている。
帰宅した姉と、自宅で年賀状を書く妹。
ガサツな姉と、神経質そうな妹。
正反対の二人の会話に、チョウシ屋のコロッケが小気味よく絡む。
コロッケのあたため方1つ取っても二人の手法は全く違う。
短い物語の中で、姉妹の仲の良さと日常が伝わってくる。



4時という中途半端な時間は、ハンパだからこそ口寂しくなると著者は説く。
その口寂しさとはなんだろうというのを読み、なるほどと思った。

カラー写真で各テーマになっている「オヤツ」の写真があり、お腹がすいてしまう本だ。
食べたいなと思わせる演出が散りばめられている。
超短い物語なので手軽に楽しめる1冊となっている。


新潮社 2004年>


著者: 杉浦 日向子
タイトル: 4時のオヤツ

外食産業コンサルタントとして活躍する著者が飲食店との上手な付き合い方を伝授する。

愛される客となる心得はいくつもあるだろう。
しかし、普通に食事に行くだけでは愛される客とまではいかないだろう。
予約の入れ方、料理をシェアする方法、スマートな会計まで教えてくれる。
レストランでイケてる常連になる秘訣がわかりやすく楽しく書かれている。
知らなくても問題ないけど、知っていたら得しちゃう知恵を得ることが出来る。
著者おすすめのレストラン情報もあり、読み終えた後にレストラン講座を受けたような満足感を得ることが出来る。

大人の外食に自信が無い方、テーブルマナー以外のノウハウを知りたい方におすすめ。

<角川書店 2005年>

著者: サカキ シンイチロウ
タイトル: おいしい店とのつきあい方―サカキシンイチロウの秘密のノート
600万アクセスを記録する人気サイトおとりよせネットは「おいしいご飯でしあわせ生活を」をコンセプトにおいしいお取り寄せを探求している。
そのおとりよせネットが出版した流行の「お取り寄せ」に関する本。

お料理研究家やスウィーツコーディネイター等、おとりよせネットで活躍する「お取り寄せの達人」が厳選した72品のリスト、ユーザーからの絶賛くちコミを分析し厳選46品が掲載されており、TPOに合わせたお取り寄せを楽しむことができる。
また、送料無料のお試しセットを他の送料がかかる商品と一緒に購入すればすべて無料で配送してもらえる等の技も披露してくれている。
通販をいまいち使いこなせていないと思う方にもおすすめだ。

和洋のスイーツ、パン、調味料、絶品おかずなどあれもこれも手にしたくなる1冊。

<WAVE出版 2005年>

著者: おとりよせネット
タイトル: おとりよせ日和
2年程前からだろうか?女性起業家が話題になり、東京では「起業塾」なるものが頻繁に開かれ、OL等が独立を目指してノウハウを学ぶというのが流行ってきたのは。
実際には参加していないが、どんなものかと興味を抱き説明会やそれらに伴うセミナーへ参加したことがあるが、参加者の意欲と熱気は凄まじく軽い気持ちの私は中てられて帰宅したのを思い出す。
そんな女性企業家の憧れだったのが、テレビ番組【マネーの虎】にも出演していたオリエンタルの社長・尾崎友俐氏だ。
確か一度社長職を退き全てを整理したという話を聞いていたが、知らぬ間に復帰しライブドアでBLOGを書いたり本作を出版していたようだ。
一緒にセミナーへ参加した某君より借りたのがこの本である。

普通のグルメ本とはちょっと違う1冊になっている。
店の紹介や案内だけではなく、その店に対して著者が感想やエピソード、オーナーの生き様が織り交ぜられており読み応えがある。
飲食のプロである著者の目が選び抜いたレストランということで、なかなかユニークなラインナップである。
グルメに興味のある方だけでなく、女社長に興味がある方にもおすすめの1冊だ。

<しののめ出版 2004年>

著者: 尾崎 友俐
タイトル: 通いたくなるレストラン
以前も紹介した『東京 五つ星の手みやげ』の続編。
東京でおすすめできる和洋菓子等をフルカラーできっちり紹介している。
有名店から穴場のお店まで、幅広く網羅していた前作同様、今回も色々な店が満載だ。
帯にもあるように、〝知る人ぞ知る〟という感じだ。

東京に住む人へのお土産は、前作だと「あ、●●のだ!」とわかってしまいそうだけれど、今回紹介されている店のものならば、「知らないなぁ」となるかも。
そんな期待を抱いて読み進め、さっそく週末の外出に役立てようと思っている。

東京に住む人のお土産用だけではなく、地方から上京した時のお土産にも活躍間違いない。
大人の女には欲しいお土産知識が詰まってる1冊なので、たしなみとして読むことをおすすめしたい。もちろん前作と併せて。

<東京書籍 2004年>

著者: 岸 朝子
タイトル: 【続】 東京 五つ星の手みやげ