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美容関連の本が続くが、これもまた大変参考になった1冊である。

昨年の12月半ばに著者の新刊発売トークショウがあり参加した。
著者の直接顔筋マッサージやメイク方法は年を重ねるにつれ必須となりそうな内容で以前から興味があり、足を運んだ次第である。
著者は50代で美肌である。たるみも無くシャープな顔立ちをしていて本当に驚いた。これが直接顔筋マッサージの効果!と思うと、本を手にせずにはいられない。

著者はヘアメイクの仕事に就き映画を中心とした映像の世界で活躍していた。多くの監督、女優・俳優から信頼を得ている実力派のヘアメイクである。
2003年9月デビューのブランド『SUQQU』をクリエイト。独自の美容理論を「田中メソッド」として発表し、美容業界に衝撃を与え、女性誌でも続々と取り上げられ話題になっている。

本書はDVDもセットになっており、顔筋マッサージをマスターするにはもってこいだった。
毎日3分で「たるみが消える」「顔やせする」!と話題なのだ。
『SUQQU』という著者のメイクブランドの商品も、三十路以上の女性に向いていると思う。
このマッサージ、実際に自分に施術すると痛みもあるし、効果あるのか?と疑いたくなるのだが、確かにリフトアップ等、少し効果が出る気がするのだ。
かづきれいこの血流マッサージ同様、続けると顔が変わりそうだ。
年齢とともに自分の顔に悩みを持つ女性は増えると思うが、何もせずに悩み続けても変わらないので、自分にあった方法をマスターし手入れするしかないのだ。

<講談社 2004年>

著者: 田中 宥久子
タイトル: 田中宥久子の「肌整形」メイク―7年前の顔になる
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bikuremichiko ヘア・メイクアップアーティストとして各方面で活躍中の著者の最新刊。
大切な私物・こだわりのアイテム・藤原美智子流のメイク術・生き方や日々の暮らしなど、藤原美智子を形成する世界を教えてくれる。


「美をくれるものたち」と「美をくれるメイク術」、「美をくれる暮らし」の3つに分かれている。
各章ごとに藤原美智子のセンスやテクニックが散りばめられている。
「美をくれるものたち」では、こだわりのアクセサリーや芸術品、日用品や素敵な時間などをカラー写真とエッセイの見開き構成で紹介している。
フランクミュラーの時計やティファニーの1粒ダイヤピアス、アンティークの指輪など手軽に手に出来ない物も含まれているので身近に感じたり真似をするのは難しいものも多いが、それらに対する思いや女性として、ひとりの人間として生活の中で美を得て心を潤したり活力とするという生き方は共鳴できたりなるほどと思ったりできる点もある。
「美をくれるメイク術」ではNHKでの番組や各美容雑誌等で披露しているテクニックのまとめが紹介されている。
メイク専門の本ではないので眉・アイメイク・チーク・ファンデの基本技術についてさっくりと写真入りでまとめられていて役立つ。
メイク専門の本だと、あれやこれやとテクニックやメイク商品の薀蓄などが詰め込まれていて敷居が高く感じられて諦めてしまうのだが、この程度の軽さならば「できるかも」と思えてよかった。
「美をくれる暮らし」では毎日習慣として著者が行っている数々のこと、休日の至福の時とは何か、撮影の1日などを読みやすい文章と憧れられるような雰囲気で作り上げてある。


藤原美智子のメイクが好きだったり、彼女に対して興味のある人ならば楽しめると思う。
編物や料理関連の本のように、ちょっと大きめでフルカラー構成となっているので読みやすいが電車等で読むには向かない。
自宅で休日にのんびりとページを開くのが向いているだろう。
大人の女として凛とし、いきいきと若々しく暮らすことは大切だなぁと感じた1冊。


<集英社 2005年>


藤原 美智子
藤原美智子美をくれるものたち


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漢方美人講座 / 幸井俊高

テーマ:

kanpokofuku VOCEの連載でもお馴染みの「幸福薬局」代表、幸井俊高の美容、ダイエットなどの女性が抱える様々な身体の悩みを漢方で解決していこうという本。

女性向の漢方本。


体質を調べたり、食欲不振や食べ過ぎに向いている漢方、頭痛や不眠症などの現代病に効く漢方などが各章に分かれておりわかりやすい。
漢方初心者にもわかりやすく、また読みやすい内容となっている。
漢方には、からだの中から悩みを解決する力があるとのことで、読めば読む程興味が湧き、漢方を用いた生活をしたくなる。
体質別対処法やカンタン薬膳料理レシピを用いることで、漢方ライフを身近に感じることが出来そうだ。 東洋医学と西洋医学での違いなども書かれており、自分にはどちらが向いているのかなども検討出来る。


漢方が見直されている。
ダイエット、花粉症、皮膚病、女性疾患など様々な病で長年悩む人が辿り付くのが漢方だという話を良く聞くようになった。
私もある病で処方されたことがある。
特効薬にはならないが、じわじわと効き目が表れるという感じだった。
根気がいるが、漢方薬は当然だか薬草等を用いているのでなんとなく安心だ。
様々な悩みに効果があることが更にわかり、この先も漢方と付き合っていきたいと思った。
漢方に興味のある方の入門書として最適だと思う。


文芸春秋 2003年>


著者: 幸井 俊高
タイトル: 漢方美人講座―すっきりきれいになる中国の知恵

kazkimeiku フェイシャルセラピスト・博士(歯学)で医療機関と連携しながら、顔の傷や火傷痕のカバー、それにともなう精神のケアをおこなう“リハビリメイク”の第一人者であるかづきれいこ氏の若返りメイク本。


たった30秒、著者が提唱する「血流マッサージ」で驚くほど顔が変わるというのを紹介しているのが本書。
目の周り等を美容液を含ませたスポンジで決められたやり方でマッサージする。
そのマッサージが「血流マッサージ」で、最近ではテレビでも頻繁に紹介されその効果も実証済みである。
私も数年前からケーブルテレビ局で放送されていた著者の番組を見て「血流マッサージ」を実践していたのだが、確かに効果はあった。
しかし、テレビではどうもやり方を覚えるに至らず、1冊購入してきっちりマスターしようと思ったのだ。
ツヤツヤ肌や小顔を作る秘訣はかづき流のファンデーションの「塗り方」にあるという。
確かに、このとおりにやると顔が立体的になり、変化が生じる気がする。
きれいになることで前向きになれる、元気になれるというのも、わかる。
奇跡の若返りメイク!とまではいかないかもしれないが、「変化が生じた」と感じることが大切で、そうやってメイクをすると楽しいしなんとなく自信が出てくる。

常に女性の視点でのオリジナリティ溢れるメイク理論は、多くの女性に支持されている。
著者自信、流行だけを追ったメイクを全く用いない、年齢に沿ったすてきなメイクをしていて違和感もないので支持したくなるメイクをしている。
VOCEや美的といったメイク雑誌に違和感を感じる方におすすめの1冊。
ただ、かづきれいこが使っているメイク道具はすべてかずきれいこオリジナルのアイテムなのでそれを揃えないと全くおなじになるのは無理というのが難点。


<主婦と生活社 2004年>


著者: かづき れいこ
タイトル: かづきれいこのミラクル・メイク―心と顔を若返らせる

ダカーポ 559号

テーマ:

dacapoコンビニに入って直ぐの棚に、常にぽつんと存在するダカーポ。
普段は買おうと思うことも無いのだか、今回は表紙を見るなり手に取って即レジへ行っていた。

表紙を見ればわかるとおりの特集内容だ。
『「恋愛小説」の書き方と読み方』である。
書き方編と読み方編に分かれていて読みやすく、わかりやすかった。
当然、恋愛小説の書き方の章もあった。
マガジンハウス編集部の方のインタビューがあり、江國香織と唯川恵の恋愛小説の組み立て方や作風について述べているところはなかなか面白かった。
編集者ならではの視点での語りは、読み応えありだと思う。
また、江國香織・角田光代・渡辺淳一・高樹のぶ子・川上弘美・よしもとばななという人気作家の6作品を解剖・分析するくだりも面白い。
各作家の作品を1つ選び、作品データ・構造・主人公のキャラクター・あらすじなどをまとめ、作品の時間の流れを追うというなかなか面白い解剖記事だった。
作品の分量、物語の時間、セックス描写の回数などを全てカウントしているのだ。
他にも井上荒野、島本理生の恋愛小説の作り方やポイントなどのインタビューもある。
ページ数は少ないが、濃密な記事でさっくり読める割には読み応えがある。
読み方編では藤田香織氏が21世紀の名作恋愛小説を国内・海外作品から各5作品選び、語っている。
自分が読んだ作品が含まれていたので、なるほどと思ったりそうかなぁと思ったりしながら読めた。


25~6ページの特集で、深みはそんなにないかもしれないがページ数の割には満たされた感じで読み終えることができた。
恋愛小説が好きな私なので楽しめたんだと思う。
290円でこの内容なら悪くないのではないかと思う。
最近の恋愛小説の傾向がわからない、読みたいけれど何が面白いのかわからない、色々読んだのでその作品について興味がある、好きな恋愛小説家がいるからどう評価されているか知りたいなど、これらに該当する方にはおすすめ。

 

<マガジンハウス 2005年>

Lingkaran Vol.11[5月号]

テーマ:

lingkaran心と体に優しい生活を謳った雑誌、リンカラン。
結婚生活を送る夫婦の様々な日々を特集しているということで気になり購入した。

特集記事は『結婚。ふたりして自立した、毎日のストーリー』。
イラストレーターで女性向けwebサイトでの連載も有名なこぐれひでこ夫妻のお宅へ昔から交流があるという内田也哉子が伺い、結婚生活あれこれをベテラン夫妻から引き出している。
独特の雰囲気のこぐれ夫妻。それに負けないくらい個性的な内田也哉子。
自分の結婚生活とは全く違う価値観だが、大学時代から続くこぐれ夫妻の絆の秘密が少し垣間見えた気がした。
他にも、住まいと仕事のバランスをとる夫婦や「おかみさん」という立場で夫を支える妻の図、共働きで子育てをする妻とそれを認め支えてくれる企業について等、興味深い記事が続いた。

特集以外にもオーガニックなおとりよせやフィトテラピー、面白い連載などがありそんなに分厚くない雑誌なのに中は濃かった。
ゆったりした気分になれる雑誌で、ファッション誌とは違ってきらびやかなページもグラビアもないけれど癒されるし穏やかな空気が自分の周りにも流れる気分になりリフレッシュできる。
情報収集や購買意欲を掻き立てるようなカタログ系雑誌だけではなく、たまにはこういった雑誌もいいなと思った。

<ソニー・マガジンズ 2005年>

faith 一時期テレビや雑誌などで取り上げられたことのある美容法だそうで、友人に薦められ読んでみた。
「簡単で、テレビを見ている時とか、湯船に浸かっている時などに少しやるだけで効果があるとんだよ」なんて言われたので気合を入れて読んでみた。

表情筋を動かす美容法を『フェイスニング』といい、本書ではその『フェイスニング』を推奨している。
本書に従って表情筋を動かしていくだけで、リフティングしたようにピンはりのある顔になるという。
小顔、目元のぱっちり感、頬のたるみなどにも効果があるらしく、帯にあるように「プチ整形なんてしなくていい」から『フェイスニング』しよう!という本だ。

各悩みに応じてイラスト入りで『フェイスニング』のやり方が書いてありわかりやすい。
ただ、鏡を見ながらやっていると恐ろしい形相になるのがちょっと難点。
顔の筋肉を意識して動かすというのはなかなか難しく、聞いていたより大変だった。
慣れるまで、違和感たっぷりだ。
でも、動かしたあと各部分に刺激された感じが残り、顔の筋トレのような感じで続けると効果はありそう。
たるみについては、10日程続けてみたら少し効果を感じた。
続けることに意義がありそうなので、根気のある方でお金をかけずに出来る美容法をお求めの方にはおすすめ。


ぺんぎん書房 2003年


著者: 犬童 文子, 野田 節美
タイトル: 美人練習帳―素顔をつくりかえる『フェイスニング』!


肌のお手入れは女性なら永遠の課題である。
25歳がお肌の曲がり角と言われるが、そこまでも、そこからも永遠にしなければならない行為である。
朝晩と洗顔から化粧水、美容液・・・何を使えばいいのか、年とともに増えるシミやシワには何をすればよいのか、本当に悩む。
コスメ雑誌だけは欠かさず購入する私は、本当に肌のことは気にしている。

友人から「お金かけないでキレイになるってのを推奨してる人がいるよ」と教わったのが著者である。
昼のワイドショーでも扱われるほど実は有名な著者は、60代のマダムである。
24歳から美容関係の仕事に就き、クリスチャン・ディオールとゲランの美容アドバイザー歴35年という、美の精通者だ。
今現在は天王洲等でハンドマッサージをメインとしたサロンを営んでおり、「日本で一番予約が取れない伝説のエステティシャン」と言われているそうだ。
【どんなに高級な化粧品を塗っても、やる気がない人はきれいになれないわけで、スキンケア論とは精神論なのです。だから私は、「肌を変えたいなら、意識改革をしなさい!」】
というのが著者の信条だそうだ。

化粧品、プチ整形、エステ等でお金をかけ、手入れしているつもりになる。が、それで肌を汚くしている!と、著者は訴える。
肌の手入れに言い訳は禁物で「時間がない」「お金がない」「何をやってもダメ」というのは最悪だそうだ。が、女性は口にしがちである。
心1つで生まれ変われる、そう言い切る著者のお肌の手入れテクニックが満載だ。

確かに、なるほどと思うことがたくさん詰まっている。これを実践したら、肌に変化が訪れるであろう。
しかし、実生活でこれらを全て実践することは不可能だと思った。
これこそ言い訳だ!と著者に厳しく制されそうであるが、やっぱり無理である。
本書から、自分に合ったものだけをセレクトして実践するというのならありだ。週末等時間のある時にスペシャルケアをしていくというのは必須の行為。
そこへ著者の方法を混ぜていくというのなら、可能である。
そういったことをしたいのに、方法がわからないなどの悩みを持つ女性にはおすすめの1冊である。

<講談社 2004年>

著者: 佐伯チズ
タイトル: 美肌革命 ―お金をかけずにきれいになる―

ダ・ヴィンチ1月号

テーマ:
毎年1月号は欠かしていないように思う。

「BOOK OF THE YEAR 2004」は大変楽しかった!
読みたいなと思っていた1冊、世間が評価している1冊、読んでおくべき1冊などをカタログのように本誌を見ながらセレクトすることが出来て便利。
これを参考に数冊購入した。

女流作家の活躍が目立つこの1年に、様々な本が出版された。沢山出るからこそ全てに手が届かず、どれを購入したらいいのかもわからなくなる。
自分がなんとなく避けていた作家の本のあらすじを見たりして、購入してみたら当たり!なんてこともある。(もちろんはずれもあるが)
そんな新しい作家との出会いの方法は様々だが、私はこういった記事から誘われ繋がることが多い。

新しい作家を開拓したい、今年売れた本を改めて読みたい方にはおすすめの雑誌だ。

<メディアファクトリー 2004年>