その届けを出した事を女の親に話をした。
話を鵜呑みにした女の親は、激怒して結婚は取り止めになり女は実家に連れ戻された。
結婚式当日私は誰にも知られずに死のうとした…でもそれを助けたのは旦那でした。
女の家に詫びに向かう途中で胸騒ぎがしてアパートに戻った時に虫の息の私を見つけ、そのまま女の家には行かずに私を病院へ運んだそうです。
その後、旦那が区役所へ行き正式に婚姻届は受理された。相手の女がその後、どうしたか私は知らない。
私はこの自殺騒動で2度目の妊娠もダメになった。その2度の堕胎、流産によって子供が出来にくい身体になってしまいます。
その事を知ったのは結婚して5年目、生理不順で病院へ行った時。
その時はさすがに旦那が『悪い事をした』と心から頭を下げました。
結婚してからは少しは幸せだった思った時もあった。
でも長くは続くわけもなく、旦那は同棲中から暴力を振るっていたのがエスカレートします。力の暴力と言葉の暴力…両方で私を責めたてました。
その言葉の暴力の部分が私に対人関係に影響をおよぼすようなトラウマを作ってします。
そんな関係では結婚しても上手くいくはずがなかった。
旦那は女遊びをくり返し、私もそんな生活から逃げたくて年下の男に走った。
旦那は自分の事は棚にあげて年下の男と遊ぶ私を殴る蹴るで責めた。
1年が過ぎてこのままではいけないとお互いに話し合ってもう一度やり直す事を決め、お互いに歩み寄る事で少しずつ夫婦らしくなっていった…はずなのに
旦那はこともあろうに私が妊娠中にまた女を作った。
もう私には許せなかった。許そうと思ったけれど…出来なかった。
必死でお腹も子供を守ろうとしている私に優しい言葉をかけながら…影では遊んでいた。
私は旦那に心を閉ざして男遊びをはじめた。幼子がいるというのに…

どうしてそんな男と結婚したの?よくそう聞かれる。
どうしてだろう?自分に聞いてみると答えは簡単に出た。
『女の意地』ただそれだけだろう。不倫の末に堕胎をし、略奪までして。親も兄弟も仕事も捨てたのに…
旦那の元奥さんと同じように捨てられるのが嫌だっただけ、ここまで尽くして捨てられるみじめな女になりたくなかっただけだと思う。自分がしたことが自分に跳ね返って来ただけなのにね…
執着して意地になって結婚したんだと思う。
そこに愛情があったと思いたいけれど…今、思えばなかったように思う。
あったのは馬鹿な女の意地だけ…
ここには健一との関係をクローズアップして書いているけれど、旦那との事もくわしく書こうと思えばもうひとつ不倫blogが書ける。でもこれ以上詳しく書こうとは思わない。
だってもう旦那との生活は2年前に終ってしまったのだから、それは思いもよらない結末で…
この過去の事も書こうか書くまいか迷いましたが、健一との事を書く上で、旦那との過去は避けては通れないような気がしました。だから簡単だけど書かせて貰いました。

ここに書いていない部分で水商売をしていた時に既婚者を好きになった事もあります。でもその人とは一線をこえる事もなく今でもいい友人として会う事が出来ます。
こうやって自分を振り返るともしかすると私は普通の恋愛が出来ないのかもしれません。
不倫という歪んだ恋愛しか出来ない女なのかもと…だから今も健一とはっきりをした形が作れないのかもしれない。

いまblogにUPしてあるのは出会ってまだ半年分です。この先の7年半を書き切るまでかなり長くお付き合いいただく様になると思いますがよろしくお願いいたします。