さ、まずは裁断。
目打ちでけがいていきます。
革包丁でけがいた線を裁断していきます。
裁断終了。
芭蕉布をインレイするための枠に目打ちの印を付けます。
エッジを落としていきます。
ヤスリで綺麗にしてトコノールで磨いていきます。
芭蕉布にゴム糊を塗ります。
枠側にもゴム糊を塗ります。
ゴム糊が乾いたら、圧着していきます。
裏からローラーで圧着していきます。
表はこんな感じ。
インレイ部分に立体感を出すのと、財布自体の強度UPを兼ねて、床革を心材に入れます。
さらにスライサーを貼って強度UPします。
菱目打ちを打っていきます。
縫製していきます。
こんな感じ。
裏張りに1.2mmのヌメ革を貼ります。
折り曲げ部分ができるように、曲げながら貼ります。
裏張りをしない部品の床を磨きます。
銀面の貼り付け部分は、ゴム糊が定着しやすいよう先にカッターで荒らしておきます。
縫わない部分のコバは、強度UPの為、焼きを入れます。フチ捻をアルコールランプで熱します。
フチ捻を入れていきます。
こんな感じで捻が入りました。
これで各部品の下準備が出来上がりです。
紙幣入れの部分をドッキングさせていきます。
縫製します。
予備カード入れにもなります。
各部品をゴム糊で接着します。
縫製していきます。
縫い終わったら角を落とします。
サンドバーの荒面で磨きます。
細面で磨きます。
#400のペーパーで磨きます。
#1000で磨きます。
#1500で磨きます。
最後に綿棒で水を含ませて磨くとピカピカになります。
もう一つの部品も菱目を入れていきます。
縫製します。
ダブルのお札入れ部分が完成。
内部部品は完成。
外側部品に接着していきます。
全ての部品をドッキングします。
縫製していきます。
縫い終わりました。
角を落として磨いていきます。
まずは水で磨きます。
水分が完全に乾燥したら、#3000のサンドスポンジでさらに磨いていきます。
トコノールを縫って磨きます。
最後にワックスを塗りこみ、柔らかい布で磨きます。
こんな感じでコバがピカッとしました。
完成です。
今回のオーダーは、コインケースを別に持つので、小銭入れは無し。そのかわりカードや紙幣を多目に入れられる仕様です。
変形馬蹄型コインケースとのセットです。
最後まで見ていただきありがとうございます!