あれから、まだ2年しかたっていない事に驚いています。
被災地の家族・友人知人誰とも連絡が取れず、
友人の職場のすぐ近くのコンビニが水に埋まっていく様子、
幼い頃社会科見学に行った工場が崩れていく。
2日前まで帰省で居た場所がとてもとても遠く感じられました。
何もかも失うとはどういう事なのか。
命を落とした方とその親族友人の方々。
今も、家に帰れるかどうかわからない方々。
2年間、遺品・手がかりを捜索をしている自衛隊の方々。
・・・まだ、大切な人の帰還を信じていらっしゃる方々。
癒えない傷、
今日位は残された命ある者達が
心を一つできたら良いな。
命ある者として、できること。
それは祈る事であったり、現地へ赴き手を動かす事であったり・・・
「生き続ける事」そのものであったり。
どうか安らかに。
心からの祈りを。
砂倉加奈子