引っ越します!

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このブログもオープンしてからはや10年!(かな?)
私自身が物理的に引っ越したのを機に、このブログも引っ越すことにしました。

こっちは、家族の話が中心になりそうではありますが、
ご興味あれば、是非こっちにもいらしてくださいませ。

「4人家族のミラノ通信」
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裸族の集団

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うちの長女(3)は夏が大好き。
というより水遊びが大好きというべきか。
3度のメシより噴水に頭を浸していたいタイプ。

水場の近くを通りかかると

娘:「いい?」(訳:水場に行っても良いか)
私:「いいよ」

娘:「いい?」(訳:靴を脱いでも良いか)
私:「いいよ」

娘:「いい?」(訳:服を脱いでも良いか)
私:「・・・まあ今日は暑いからいっか」

娘:「いい?」(訳:オムツを脱いでも良いか)
私:「・・・」

という会話が交わされ、あっという間に裸になってしまう。
で、うちの近くの公園は足下にちょろちょろといくつもの小さい噴水が
吹き出ているのだが、彼女は体をくの字に曲げて頭から突っ込む、と。

その何が楽しいのか!と百回くらい聞きたくなったが、まあ楽しいんでしょう。
分からなくはない。

で、今日。東京は暑かった。もうほぼ夏。
熱いねーっていいながら、一応着替えも持参して公園に行ってみると・・・
なんといつもの水場に裸族がいるわいるわ、10人くらい噴水に群がっておりました。

もちろん娘も負けてはならじと、親に許可を取る間もなく
色々脱ぎ捨ててダイブしとりました。

ああ、裸族よ。
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ちょっとした必要に迫られ、イタリア語を習うことにした。

ちょっとした必要って・・・?というのはおいといて、
誰もいなさそうな平日昼間の時間帯を選んで通うことにする。

はいはい、入門コースは半年なんですね。
え?そのうち前半分は先生が日本人?何か複雑だわ・・
半年終わるとどのくらい喋れるんですか?
やっと買い物できる程度。え~イタリア語、ノリで喋れば
何とかなりそうと思いきや、意外と難しいんですねえ。

などと説明を聞き、罰当たりな感想を述べつつ、昨日が初日だった。

クラスが始まってみれば生徒は9人。全員会社員風。
みんなイタリアに転勤するわけじゃなさそうだし、会社さぼって来てるのかしら。

先生登場。キューピーちゃんにひげを生やして更に少し太らせたような
日本人のおじさま。口を開けばジローラモさん風。ああ、良かったこういう先生で。

今回は読み書きはすっぱり諦めて、とりあえず喋れるようになろうと
心に決めて来たのだけれど、先生(というかこの学校)の方針も
入門コースはそんな感じらしく、分厚いテキストもなく、
「手元を見ないで僕の方を見てねー」という明るい先生とともに楽しくクラスは進む。
唯一の誤算は学生時代にやったスペイン語が思った以上に邪魔をすること。
問われて返そうとすると、単語の似ているスペイン語がのど元まで出てくる。
まあ通じないことはないんだろうけどさ。

初回はとりあえず挨拶、自己紹介、といった典型的フレーズを
死ぬほど繰り返させられたが、他の言語を習うよりずっと楽しそう。今後が楽しみ。
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子供が生まれてから床に近いところで生活するようになって
ちゃぶ台があると便利だよね、ということになった。

で、探し始めてみるとちゃぶ台ってピンからキリまであるんですなー。
丸いもの、四角いもの、驚くほど安いもの、驚くほど高いもの
大きさも色々。

ううーん、迷う。子供が小さいから、あんまりハイスペックなものは買えないね。
でもどうせなら、サザエさんに出てくるようなオーソドックスな形の
丸ちゃぶ台が欲しいわね。

日本っぽいって言ったら浅草になんかありそうだね。
じゃあとりあえず浅草に行くか。ってことで浅草へ。

確か浅草って和家具屋さんもあったよねー、とうろ覚えながら商店街を進む。
あった、あった、ここだ。と入ったのが「はやし屋」というお店。
(ちなみにHPはない)

店内は、なんだか倉庫みたいな、愛想のない陳列。
・・・が、あったのです。サザエさんちゃぶ台が。
本当に、想像するそのままの形のものが。
釘を使わない、いわゆる江戸指物の作りで、飴色のいい色。


もー!!それまでに目星を付けていた候補たちは吹っ飛びましたよ。
完全なる一目惚れ。

というわけでそれをうちに連れて帰って来たのが2年前。
チビたちに傷は付けられているものの、使うほど愛着が湧く。

和家具っていいなー。

最強のふたり

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最強のふたりコレクターズ・エディション(2枚組)(初回限定仕様) [DVD]/フランソワ・クリュゼ,オマール・シー,オドレイ・フルーロ

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久しぶりに、素晴らしい映画を見た。

ロードショーの時から噂には聞いていたのだけれど
最近DVDにて鑑賞。本当に素晴らしかった。

あらすじは、事故で首から下が全身麻痺になったおじさん富豪と
ふとしたきっかけで彼を介護することになったスラムの黒人兄ちゃんの話。

兄ちゃんは失業手当をあてにして、「絶対採用されそうもない仕事」である
おじさんの個人介護人の面接を受けに行く。

おじさんは、同情されたり特別扱いされることに嫌気がさしていて、
障がい者に対して全く無知なこの兄ちゃんをほとんど衝動的に採用してしまう。

無知であるが故に、障がい者の介護の「常道」を逸脱する兄ちゃん。
でもそれは、障がい者を病人ではなく普通の人として接することでもあるわけで。
それに素直に感謝し、生きる楽しみを取り戻すおじさん。生まれる友情。

そんな話。

と、書いて行くとハンカチ必須の感動物語と思うでしょうけど
いやいや、それがフランス映画の面白いところ。ユーモアたっぷりなんですよ。
特に兄ちゃんの障がい者&知識階級に対する無知っぷりがいい!
最初は足にお湯をかけちゃったりして「ほんとに?ほんとに何も感じないの?」
って聞いてみたり(いや、介護の基本はちゃんと看護師さんに研修受けてるけどね)。
まじめなオペラを見て「こんなのが4時間も続くわけ!?」と大笑いしてみたり。

おじさんも、そんな彼を見ながら、教養や世間体のような色々な装飾を
はぎ取ったところに、人が、人間らしく生きる道があることを発見したりする。
とはいえ、「装飾」も生きる術として時には必要なエッセンスであることを
兄ちゃんに伝えてみたりもする。

けれどふたりの関係は、お互いが無防備なところから始まっているだけに
対等で、何の偏見もなく、かつ押し付けがましさもない。

少しオーバーに描き気味ではあるだろうけど、
人間同士の関係は、それが障がい者やスラム出身といった
偏見を持たれてしまいがちな人とであっても、
こうあるべきなんだと思わせる。

兄ちゃんの俳優がまたカッコいいんだこれが。
デンゼル・ワシントンを超えるセクシーさよ。

おじさんもいい。兄ちゃんの優しさに触れて、
泣き笑いの顔をする場面があるのだけれど、ここだけは泣けました。


観賞後、「本当に見て良かった!!」と、心から思える1本。
ここ数年で見た映画の、ナンバー1間違いなし。