師匠の『四代目春団治』襲名についての思い | 桂咲之輔オフィシャルブログ「咲之輔手帖」Powered by Ameba

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既に報道等でご存知の方も多いと思われますが、私の師匠、桂 春之輔が来春『四代目桂春団治』を襲名することが決まりました。そのことに関しましては、検索エンジンなどで『春団治 襲名』などのキーワードで調べて頂けらばすぐにでてきますのでそちらをご覧ください。師匠の襲名にかける思いなど、記者会見の模様がご覧頂けるかと思います。

 

恥ずかしながら僕は11年前の繁昌亭のこけら落とし公演で初めて落語を観るまで”春団治のは”も知らない若者でした。その日トリで高座に上がった師匠が掛けていたのは「死ぬなら今」というネタでした。すごく珍しい噺で上方では師匠しか演る方がいません。僕はその話が本当に好きなので、四代目の「死ぬなら今」といわれるようになったら嬉しいなと思ったりしています。しかしその前に僕自身が先輩方から「咲之輔が四代目の弟子になるん?そらえらいこっちゃ、”辞めるなら今”やでー。」と言われないように褌を締めてかからなければなりません。

 

皆様、今後とも三代目春団治一門を、師匠の四代目襲名の応援をよろしくお願い申し上げます。一緒に上方落語を盛り上げましょう!!!

 

追伸:四代目春団治襲名披露興行は2018年春を予定しております。詳細は決まり松竹芸能から追って発表されるかと思います。

 

2017年2月吉日 桂咲之輔