アニメやマンガやゲームは日本で数少ない強みを発揮できる分野。
この分野を日本はもっと強化すべきだと思う。


アニメやマンガは日本が誇ることができる数少ない文化である。

アニメ市場は海外だけで2兆円
国内でも2~3兆円にのぼると言われている。
キャラクターグッツなどを含めるとその10倍は市場はあるだろう。


フランスではアニメが大人気。マンガ「ワンピース」は1億8千万部の売り上げを記録。
アニメも吹き替えを行い放送されている。
「ドラゴンボール」の最高視聴率は85.7%だそうだ。
スペインにおいてもアニメの人気は高い。映画版「クレヨンしんちゃん」は視聴率60%を記録しているらしい。

他にも欧米、ロシア、東アジアでも急速な発展をみせている。
実際に僕もインドや南米で「クレヨンしんちゃん」や「ドラえもん」が放送されているのを見たことがある。

輸出できるものは必ずしも”モノ”だけではない。

鉄鋼のような古い時代遅れの産物やテレビのようなローテクで中国でも作れるものを作って輸出しても、価格競争に巻き込まれるだけで日本の強みを発揮できない。

文化を輸出するという思考も持つべきである。


例えば、イギリスは何世紀にも渡り、「英語」を世界中に輸出している。
アジアやアフリカなどイギリスの旧植民地では英語が公用語となっている国が多い。
英語は輸出する”モノ”ではないと考える人がいるかも知れない。
しかし、事実上、英語はグローバルな言語であり、アメリカやカナダ、オーストラリアなど、英語を母国語とする国はたくさんある。
英語が話されていない国でもお互いに英語を話せればコミニュケーションが取れるので英語を学びたいと思う人は増える一方である。
それは大英帝国の一番の産物が地球の隅々までに”輸出”された証拠と言えるでしょう。
大西洋の端に浮かぶ小さなブリテン島から世界の5分の1を支配した国の言語は、世界共通語となっている。

これは一つの文化の輸出と言い換えてもいいだろう。
今でもイギリスは出版物はもちろん、英会話学校の先生などを世界中に”輸出”しているし、本場の英語を勉強するために世界中から人がイギリスに来る。
・・・・ダメリカでも英語は話されているが、ダメリカは米語であって英語ではない。
(もちろんダメリカでも英語がきできない人も大勢いるが。。。)

日本は工業品などの”モノ”の輸出だけにこだわるべきではない。
日本が持っているアニメやマンガなどの魅力にもっと世界にアピールしてもよいのではないか。


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