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さきはのblog「Siesta(シエスタ)」にようこそ。

シエスタはスペイン語で「お昼寝」という意味です。
その名のようにのんびりと、主に好きな音楽や趣味について、
私なりの楽しみ方を書いていきます。
皆さん、ゆっくりしていってね~。


テーマ:

開演のブザーが鳴った瞬間、私は手が震えた。



何度も何度も参加してきた、まさよし君のライブ。

各地のライブに行く事は、毎回ハゲそうな位苦労の連続なんだけど、

自分がそれさえ乗り越えれば、そこで楽しそうに歌うまさよし君に

会えるって現実は、私にとって当たり前の事だった。


広島公演直前のライブに参加して、ほぼ一ヶ月ぶり。

ライブへ行く間隔としてはいつものペースなのに、

この一ヶ月はなんて長かったんだろう。

早く自分の目と耳で確かめたくて仕方なかった。

喉の調子は大丈夫かって事を確かめるだけじゃない。

自分がまさよし君が歌ってる姿を見て、心から楽しめるかって事。


実は私、「あの件の後にもまだ同じように飲んで、声の調子悪い日が
ある」って聞いて、怒っていた(笑)

いや、あれだけ好きなら、多分止められないだろうなあとは思ってたけど。

そのまま何も言わず今までどおり飲んでたら、その方がこの人らしくて

納得したと思うんだけど。

本人が「あんな事はもう絶対したくない」って言ったんだもん。

じゃあそうならない為に、少しは節制しなよって。

自分も苦しいし、皆も心配で心から楽しめないじゃん。

・・・などど、私はオカンか!状態で、ずっとグルグルしてました。この一ヶ月。

あ~だから暫く「お仕事モード」に逃げていたのか・・・←今気づいた


レポを見に来られたのに、気分を害された方いらっしゃったらごめんなさい。

でも、このライブに行く前の心境をちゃんと書いとかないと、今回のレポは

私的に書けないんです。すみません。


そんな長い一ヶ月を終え、迎えた鳥栖ライブ。

とっても小さな会場で、しこちゅーみたいな感じ。

小さな会場で楽しそうに歌うまさよし君が好きで、今回の九州遠征は

鳥栖に決めた。今回は6列めキタローさん寄りの席。

ザワザワした開演前の独特の空気。

私は段々息苦しくなる。

そして開演のブザーが鳴った。


アジアンチックなSEが流れて、大きな歓声があがった。

小さなキャパからは想像出来ないくらい、大きな歓声。

皆どんどん立ち上がっていく。

そんな中登場したシルエットの3人が、それぞれの位置に着いた。

表情が見えないまさよし君を、私は見ていた。

ギターを構えて爪弾く。

そしてあのコーラスを歌い始めた。



「オープニング」

・・・これ、マイ初日の時に、連れとウケてました(笑)

顔を見合わせてくすくす笑ってしまった。

え?なぜかって?

だってカレー作りがまさよし君のマイブームだった頃から、

「カレーの歌作って!」って毎回ライブアンケートに書き続けてたから(笑)

まあそのせいではないだろうけど、こういう偶然は嬉しいものです♪


そしてね、このコーラスが終わった時、ウワーッ!!て歓声が

上がったんです。ブンブンの時みたいに。

あれ嬉しかったな~。良いなあ、鳥栖のお客さん。



「マイシューズ」(新曲)

そしてアップテンポなこの曲へ。

なんかノリが「NAVEL」みたい。楽しいオープニング。

ハンドクラップも好きなリズムです。

まさよし君、テンション高い!最初から足ガンガン上げてる。

でも、私は手拍子を打ちながら笑顔でも、まだ気持ちがついていけてない。

やっぱりいつもより声がかすれてるなあ、という事ばかりが気になって。



「バビロンの住人」(新曲)

・・・「ブログ炎上」の歌だそうで(笑)

マイブームだったのか、ちょっと前のラジオでも何回か言ってたよね。

使い方間違ってたけど(笑)

しかしそういう些細なネタで、こういうカッコいいレゲェをよく作れるよなあ。

サウンド的には「transition」に近い感じがする。


えーと、この曲の私のイメージは・・・「螺旋」。

「spiral( 2次元曲線)」じゃなくて、「helix(3次元曲線)」の方ね。

単に「回転しながら回転面に垂直成分のある方向へ上昇する」と

いうんじゃなくて、グルグル色んな方向に複雑に絡み合って、

うごめいてる感じ。正にDNAの立体構造みたいな。

確かにネット社会ってそんな感じだものね。

さすが音楽での表現が上手いです。

聴いてて、音が絡み合っていく様が面白いです。

特にアウトロ辺りのエレキとゲンちゃんのボイス。まさに音の螺旋。


そういえば、以前ネットを始めた頃は、キリが無くて底が見えない

この世界に、何処までも果てなく何時間も入ってしまってたけど、

自分の許容範囲が分かってからは、もう殆ど見なくなってしまった。

ネットと上手く付き合うのって、結局自分次第だと思ったな。

だから最後の「全ては君次第だ!」に、毎回共感してしまう。


そしてあの声のリバーブ良いね!頭の奥に響いていく感じで。

最後にスネアをダンダンダン・・・って「硬質の音」を響かせて

残像を残す終わり方もカッコいい。


MC

まさよし君が話し出す前に、声援が飛び交う。

「まさやん~!」

「カッコいい~!」

「結婚して!」 ははは!!いきなりかい!(笑)

「私も~!」 おお!

「私も!」・・・って、あなたは男でしょ!(笑)


「・・・断る!!」(会場爆笑)

・・・苦悩の一ヶ月を終えた、最初の言葉がそれかい・・・(笑)

「無謀な望みは抱かないように」(会場また爆笑)


その後なんか話してて(←忘れた)、最後に

「あの、そんな眼で見ないで。見つめないで。」

って言ってた(笑)どんな眼よ?

・・・ってそりゃあやっぱり、恋する眼なのではないでしょうか。

皆の視線、しっかり受け止めてね。



「Me&MyMind」

これ、マイ初日に初聴きした時・・・泣きました。嬉しくて(笑)

・・・だって大好きなんだよお!!

歌詞は忙しくて自分を見失いそうで大変なんだけど、それを

明るいメロディで歌うのがこの人らしいんだけど、これを歌ってる

この人を見ると、何ともいえない気持ちになって、泣きそうになる。

そういえば、「根無し」も同じ感覚になるな。

あ、今回は泣かなかったけど(笑)



「窮鼠猫を噛め」

珍しく、ギターの音数がとっても多い曲。

ちょっとゴチャゴチャしてて、ハチャメチャ感満載。

で、走りすぎてトラックからはみ出してるよ~!と焦ったら、

最後にピタッ!とはまって終わるという・・・(笑)なんとも不思議な曲です。

初期の勢いが出まくり。こういうのも好き。



「Heart of Winter」

さて、問題の曲。

高音が・・・やはり出てませんな。

広島や仙台はこんなもんじゃなかったと思うけど・・・

これでも聞くのは辛かったです。

丸ビルで、伸びやかにこの歌を歌ってる様を見てるから余計なのかな。

手をギュッと握りすぎて痛かった。



MC

「季節外れな曲ですよね。汗ばんだり、ラジばんだりとか」

まさよし君が話してると、会場の一人の女性が一言。

女性「のーどーと?」

まさ「のーどーとー?どっかの政党ですか?(笑)」(会場笑)


そしたらもう一回。 

女性「のんどーと?」

まさ「のーどーとー?は?ははは(笑)」(会場笑)

ん~。私にも良く聞き取れない。

私の後ろの人が小声で「ガンバレー」って言ってた。


そしたら更にもう一回。

「飲・ん・ど・る・と?」(会場爆笑)

あっはっは!!(笑)これは私にも聞こえた。

「Heart of Winter」の声聞いて、心配したんだね。

それまでとぼけてたまさよし君も、そこまで言われたら

もう降参するしかないので、白状しました(笑)

「・・・飲んどるとよ(笑)」(会場爆笑+拍手)


あとは・・・この時だっけ?もっと後のMCかな?ダメだ。忘れた~(笑)

客席に小さな可愛い女の子を見つけたらしく、

「ろうにゃくにゃんにょ(←噛み噛み)で嬉しいですね。お嬢ちゃんまで。

良いですね。こうやってお母さんと一緒にライブに来れるのって。

・・・って、俺は歌のお兄さんか!」(会場爆笑)

会場「まさよしお兄さ~ん!!」

まさ「何だい!?じゃあそろそろ行ってみようか!!」

←歌のお兄さん・さわやか風(会場爆笑)

って、そのまま歌にいってた(笑)



「未完成」

このバンドバージョン、好きです。

かなりゆっくりめで、なんか音に身を任せてしまう。

だから余計に歌詞がじんわり染みます。



曲が終わり、キタローさんのベースソロ。渋いっす。

赤レンガの「コイン」みたいな場面展開。

ちょっと不安感を伴う、何ともいえないサウンド。

こういう空気、かなり好き。



「振り向かない」

そして静かに始まるハープの音。

ピアニシモからフォルテシモへの単音。ただ一音だけです。

なのに、段々そのハープの音に会場中が侵食されていき、

一気にこの歌の世界へ。

凄い。体が硬直して眼が離せない、腰砕けになるような、一音。

一度同じタイミングで息を吸ってみたけど、全然続かない。


このイントロのハープ、武道館で聴いたのがマジで凄かった。

アリーナ10列目どセンターで、音響的にベストだったし、

しかも天井が高くて音が抜ける。響き渡るんです。

あの日、あの天井に突き刺さるかのように響き渡った

ハープの音が、今だに忘れられないなあ。

あとでライブアルバムで聴いたけど、全然その音の凄さが

伝わってこなくて悲しかった・・・。

やっぱり生音だなと、痛切に感じました。

だからまたあの音が聴けるなんて、しかもツアーで何回も

聴けるなんて、嬉しくて嬉しくて。

もちろん会場が小さくても、あの音の凄さは健在でした。


この曲ってね、はっきり言って未練の曲なんですよね。

「振り向かない」って何度も自分に言い聞かせてるというか。

で、ちゃんと「確かに歩き出す」為に、最後は自分で未練を

振り切ってるんです。

それがね、「音」で表現されてるのが、やっぱこの人上手いよなあと。


最初のイントロの、長い長い切れないあのハープ音が、

「断ち切れない未練」なんです。


そして最後のアウトロの、ジャジャ!!って下から上に弾き上げてる、

余韻を残さないギターのラストの音が、「未練を断ち切ってる」音なんです。


私はそう解釈してます。

聞き込む程、深いなあと思ってます。

最初に聴いたOKSTライブ盤のアンコールのテイクも、イントロとアウトロ

が印象的でしたね。あれから更に進化していく様を、リアルタイムで

感じられて嬉しいです。




「Greeting Melody」

・・・などど、前曲を誉め倒した直後になんですが・・・(笑)

楽しみにしていたこの曲・・・


速い!速い!速すぎるわーーーーーー!!!


何でよりによってこの曲が、そんなに速いテンポなの~?

しかもギターより声が先走ってるじゃん。ベースもドラムもついて

いくのが大変そう。私も毎回テンポについていけない。

この曲は、「Long yesterday」みたいに、降ってくるような穏やかな

アレンジが良いと思うんだけど・・・。

えーい。毎回アンケートに書いてやる~!(笑)

まあ長い人生、いつかはそういう穏やかなアレンジで

聞けると信じます・・・(ノ_-。)



お二人がハケて、まさよし君弾き語りのコーナー。

この時、ロバートジョンソンの話とスライドギターの話をしました。

ボトルネックは戦前位から存在してて、非常に邪道な弾き方らしいです(笑)

でも良い音だよ、ほんと。まさよし君ならではの艶っぽさ満載で。


ロバジョンの話で、「悪魔に魂を売って、27歳で毒殺された」という話になり、

「27歳ってミュージシャンにとって、鬼門なんですよね。

僕は・・・さんじゅうななっ!!(←ナベアツ風)になって

しまいましたけども・・・。もうどうでもよくなってますね。」(会場笑)

「僕、27歳って何をしてたかというと・・・(考え中)・・・

お休み貰ってましたわ!ふはは!!(笑)」

でもミシシッピ行ったよね。ロバジョンの軌跡をたどって。

でもロバジョンみたいにならなくて良いから、これからずっと

長生きして、おじいちゃんになってもずっと音楽を続けて欲しい。

・・・だからあんまり飲まないように!(笑)←ふりだしに戻る


あ。なんかね、この曲前のMCからえらくボトルネックでギターを触ってた。

話しながら話の間も絶えずスライドさせて、色んな音を楽しんでる。

なんか得した気分でした(*⌒⌒*)



「ただ、ただ・・・」

さっきからの流れでスライド率高し。

元々まさよし君の演奏って隙間が多いというか、特にこの曲は

間合いを感じるんだけど、今回はその隙間隙間にことごとく

ボトルネックの音が入り込んでたな。いつもの1.5倍位?(笑)

まあ隙間がある方が私好みなんだけど・・・(笑)

今回珍しいテイクという事で。


などと思ってる内に、いつのまにかまさよし君がセンターへ。

ずっとまさよし君を見てる筈なのに、近くにきた事に気づかない私。

なんか色々考えちゃってた。


そしてまさよし君も無言のまま、いつの間にかピアノであの曲を

奏で始めました。

いつも聞かせてくれる、大好きな曲。


でも今回が一番効いた。というか、こたえた。



「ツバメ」


どっかで僕の唄 聞けますか

風に乗せるつもりで必死でつむいだけど

幸せずっと祈ってる  この街のどこからでも


そっちには僕の声届いてますか

擦れ違う季節に思いをよせている

多分ね きっと変わらない この先もどこにいても



いつの間にか、私は泣いていた。

一筋、二筋。私の意志とは関係なく、どんどん涙が頬を伝っていく。

泣く時って、いつもは最初にぐっときて、じわーっと溢れるんだけど、

今回は自分が泣いてる事に後から気づいた位、静かな涙だった。


「本当に、ずっと変わらず歌ってくれるんだろうなあ!?(怒)」

って気持ちも混じってたけど(笑)


でもこの涙が、今までのごちゃごちゃした不安を流してくれたかも。

それからは、まさよし君がそこで歌ってくれてるのが嬉しくて

たまらなくなったから。


あ~ここまでが長かった。

やっと自分の目と耳で確認できたって思いました。

そしてそれは、やっと気持ちが素直になれた瞬間でもありました。







・・・まだ3分の1しか終わってない事に恐怖を抱きつつ、次回へ続く(笑)






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