みなさん、お酒を楽しんでしますか?

女利き酒師ともりんです♪

 

お花見酒が待ち遠しい今日このごろで、

気分が少しわくわくしてきています。

 

今日は、日本酒の原料の中で、

一番たくさん必要とされている、お水について

お話します。

 

水は、日本酒の80%を占める成分で、

品質を左右する大きな要因となります。

 

お酒を造るときに使われるお水には、

どんな種類があるのでしょうか?

 

酒造用水には、お酒を造るときに使われる 『醸造用水』 と、

製品化するために使われる 『瓶詰用水』 に、分けられます。

 

それぞれを、用途別に分けますと・・・

A.醸造用水

     1.洗米・浸漬用水:残留した白米の表層の糠などの汚れを洗い、

          白米を水に浸すための水。
     2.仕込用水:酒そのものになる酒造原料水。

         仕込配合にしたがって、蒸米、麹と共に使用する

     3.雑用用水:洗浄用水、ボイラー用水など。

 

B.瓶詰用水

     1.洗瓶用水:瓶を洗うための用水。

         予洗水、洗剤溶液、洗浄水などに区別される。

     2.割水用水:一般の日本酒は瓶詰めの際、原酒に加水して

         アルコール濃度などを市販酒の規格にあわせるが、

         このときに使用する水。

     3.雑用用水:洗浄用水、ボイラー用水など。

 

そしてその使用量は、白米重量のおよそ50倍の水が

必要と言われています。

とてもたくさんのお水が必要であることがわかります。

 

ほとんどの蔵元の水源は、伏流水や地下水などの

井戸水が多いのですが、近年、環境問題などから、

水の品質についても関心が集まっています。

日本酒に使われる水も、自然環境に大きく依存しているため、

良質な水を得ることが大きな課題となっています。

 

醸造用水と水道水の基準の違いが下記のようになっています。

醸造用水は、水道水より、基準が厳しくなっています。

水質を維持することも、蔵元の大切な仕事のひとつです。

 

次回は、お酒造りにおける、水の有効成分・有害成分について

お話しますね!

 

 

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次回は2017年510()です。

 

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